●Ver.3.53 [2017.10.31] * 機能追加・改善 [フェイルオーバー] ・セキュリティーを改善しました。 [レプリケーション] ・バックアップアクセスキーに対応しました。アクセスキーはバックアップで使用するものと共通設定です。 ・レプリケーションタスク作成時にレプリケーション先/レプリケーション元フォルダーを選択する画面で、  レプリケーション先/レプリケーション元フォルダーのTeraStationが接続しているLANポートの番号 (LAN1/LAN2)を表示するように変更しました。 [Web設定] ・セキュリティーを改善しました。 [起動認証機能] ・起動認証機能を実装しました。 TeraStation起動時に認証サーバーと認証できた場合のみ起動完了するようにする機能です。 機能の詳細については本製品のユーザーマニュアルをご確認ください。 ※1 本機能を使用するには「起動認証ツール for TeraStation」をインストールした認証サーバーが別途必要です。 「起動認証ツール for TeraStation」は以下のページからダウンロードできます。 http://buffalo.jp/download/driver/hd/ts_auth.html ※2 認証サーバーの管理ファイルを紛失すると、本機能を有効化しているTeraStationが起動できなくなります。 認証サーバーの管理ファイルのバックアップは必ず行ってください。 [Webサービス連携] ・Dropbox社が提供するオンラインストレージサービス「Dropbox」との連携機能を追加しました。 ・クラウドストレージ連携のサービス選択時に、その他AmazonS3互換サービス/システムを選択した際に表示される 案内を変更しました。 ・クラウドサービス連携時に各サービスのクラウド側からファイルをダウンロードする回数を削減しました。 ・Webアクセス連携時に連携先からファイルをダウンロードする回数を削減しました。 ・AmazonS3連携機能をクラウドストレージ連携機能に変更し、連携先サービスを追加しました。 <連携先サービス> AmazonS3 Cloudn IDCフロンティア オブジェクトストレージ ニフティクラウドストレージ <AmazonS3連携機能をご利用しているお客様へ> ・FWアップデート前にAmazonS3連携機能をご利用している場合、AmazonS3連携対象共有フォルダーのパスが 以下のように変更されます。 旧PATH: \\192.168.xx.xx\share\wbfs\amazonS3 新PATH: \\192.168.xx.xx\amazonS3 (旧PATH は共有フォルダー名がshareである場合の一例です。) ・FWアップデート後は「amazonS3」と言う名称の共有フォルダーが自動で作成されます。 作成された共有フォルダーの設定はFWアップデート前にAmazonS3連携対象フォルダーに設定している 共有フォルダーの設定が引き継がれ、バックアップ、レプリケーション先に設定されていた場合は FWアップデート後もバックアップ、レプリケーション先に設定された状態となります。 FWアップデート後に旧連携先ディレクトリーは削除されます。 [Webアクセス連携、Amazon S3連携] ・連携先のフォルダーへ一度にコピーできるファイル数が1万から10万に増えました。 ・Amazon S3連携において、通信エラーを表示する機能を追加しました。 [SNMP] ・SNMPv3に対応しました。 ・SNMPプロトコルで取得できる情報に以下の項目を追加しました。 -製品モデル名 -ファームウェアバージョン -シリアル番号 -ファームウェアアップデートの有無 -各機能のON/OFF設定状態 SNMPクライアントのMIBファイルを更新してご利用ください。 最新のMIBファイルは下記URLからダウンロードできます。 http://buffalo.jp/download/driver/hd/ts5000_mib.html ・SNMPプロトコルで各ディスクのS.M.A.R.T.情報が取得できるようになりました。 SNMPクライアントのMIBファイルを更新してご利用ください。 [OpenSSL] ・OpenSSLのバージョンアップを行いました。 [メール通知] ・メール通知機能で、通知するレポートの種類と通知タイミングを細かく設定できるように改善しました。 ※設定項目が追加になっているため、FWアップデート完了後にメール通知機能の設定を確認してください。 ・メール通知機能でS.M.A.R.T.情報の送信に対応しました。 設定画面の[レポート詳細設定]から[ハードディスク]の通知設定を行うことで、S.M.A.R.T.による ディスクの情報をメールで受信することができます。 [バックアップ] ・通常バックアップ設定時に、世代数が指定可能となりました。 ・バックアップログの保存先を指定できるようになりました。 ・バックアップタスク作成時にバックアップ先/バックアップ元フォルダーを選択する画面で、 バックアップ先/バックアップ元フォルダーのTeraStationが接続しているLANポートの番号(LAN1/LAN2)を 表示するように変更しました。 ・バックアップ一覧の状態欄に、バックアップ失敗時にエラーコードを表示するように変更しました。 [アップデート] ・指定した時刻に自動でファームウェアをアップデートする機能を追加しました。 ・オンラインアップデートを設定中に新しいファームウェアが見つかったとき、自動でファームウェアを アップデートする機能を追加しました。 [システム情報] ・システム情報の表示にCPU使用率とメモリ使用率を追加しました。 [ディスク] ・挿入されている内蔵ハードディスクに関するS.M.A.R.T情報を表示する機能を追加しました。 [ネットワーク] ・IPアドレス/サブネットマスクと、デフォルトゲートウェイ/DNSサーバーアドレスを同じ画面で 編集できるように変更しました。 * 不具合修正 [SMB] ・設定初期化実行後、管理者ユーザーでアクセス制限しているフォルダーにSambaでアクセスできなくなる 場合がある問題を修正しました。 ・以下のSambaの脆弱性への対策を行いました。 -CVE-2013-4496 -CVE-2014-0178 -CVE-2014-0244 -CVE-2014-3493 -CVE-2015-0240 -CVE-2015-5252 -CVE-2015-5296 -CVE-2015-5299 -CVE-2015-5370 -CVE-2015-7560 -CVE-2016-2110 -CVE-2016-2111 -CVE-2016-2112 -CVE-2016-2113 -CVE-2016-2114 -CVE-2016-2115 -CVE-2016-2118 -CVE-2017-7494 [バックアップ] ・かんたん設定画面でバックアップの設定ができない問題を修正しました。 ・ネットワークに接続していないと、バックアップが開始しない問題を修正しました。 ・バックアップタスクの設定画面で設定時と設定後でオプション設定の表示に差異がある問題を修正しました。 [フェイルオーバー] ・フェイルオーバーのメイン機にUSBドライブを接続した状態でフェイルオーバーを構築すると、 USBドライブの設定情報がバックアップ機にコピーされてしまう問題を修正しました。 ・フェイルオーバー設定されたバックアップ機が昇格したときに、バックアップ機能の検索対象IPアドレス設定が 引き継ぎされていないため、うまくバックアップができなくなる問題を修正しました。 ・フェイルオーバーを、メイン機の故障時に手動でバックアップ機を昇格する設定で構築した場合、 メイン機が検出できない状態になってもバックアップ機が昇格しないことがある問題を修正しました。 ・フェイルオーバー構成中、メイン機に新規に作成したフォルダーおよびフォルダー内のファイルが バックアップ機にコピーされず、バックアップ機がメイン機に正しく昇格しない問題を修正しました。 ・フェイルオーバー中にオンラインアップデート通知があると、フェイルオーバーの一時解除ができない問題を 修正しました。 ・メイン機に外付けHDDを接続した状態でフェイルオーバー構成を行うとバックアップ機側のWeb設定画面が 開けなくなる問題を修正しました。 ・Webサービス連携が有効の時はフェイルオーバー設定時に警告が表示されるように修正しました。 [レプリケーション] ・設定されているLAN端子の通信が切断されると、設定と異なるLAN端子を使用してレプリケーションを 再同期してしまう問題を修正しました。 ・複数タスクを登録すると同期に失敗することがある問題を修正しました。 ・レプリケーション先に、レプリケーション元とは異なるホスト名のNASを指定すると、レプリケーションタスクを 設定できない問題を修正しました。 ・起動後のTeraStationからLANケーブルを取り外し、数分後にLANケーブルを接続してもネットワークに 接続できないことがある問題を修正しました。 ・ウイルススキャン機能とレプリケーション機能を併用している際にレプリケーションエラーが発生する場合がある 問題を修正しました。 ・レプリケーション元に大量のファイルをコピーした際に、動作が重くなる場合がある問題を修正しました。 ・レプリケーション元へのファイル操作を8時間以上実施しない状態でレプリケーションが実行されると 失敗することがある問題を修正しました。 ・半角スペースが含まれるフォルダー名をレプリケーション元に設定して保存すると、レプリケーションに  失敗する問題を修正しました。 ・全角スペースが含まれるフォルダー名をレプリケーション先に指定すると、レプリケーションタスクが  追加できない問題を修正しました。 ・レプリケーションエラー発生後にタスクを削除してもエラー通知が消えないことがある問題を修正しました。 ・NFSマウントした共有フォルダ-をレプリケーション元に設定してファイルを転送するとエラーになる可能性がある 問題を修正しました。 ※ただし、レプリケーション先のTeraStationのNFS設定もONになっている場合に限られます。 [ウイルススキャン] ・LVMを有効にしていると、ウイルススキャン設定画面でウイルスを検出したファイルのパスが正しく表示されない 問題を修正しました。 ・メール通知機能のウイルス検知メールに、無効な隔離対象のファイルパスが記載される問題を修正しました。 ・隔離フォルダーがウイルススキャン対象になる問題を修正しました。 ・ディスク構成によって、隔離フォルダーがウイルススキャン情報画面で正しく表示されない問題を修正しました。 ・共有フォルダーに対して、ウイルススキャンを無効にしても無効にならない問題を修正しました。 ・ウイルスに感染した複数のファイルを同時に検知すると、隔離に失敗する問題を修正しました。 [UPS] ・シリアル接続のUPS機器のシリアルケーブルを抜き差ししても「E10」エラー状態から復旧しない問題を 修正しました。 ・UPS接続時に本体の時刻設定を未来時刻から過去時刻に変更すると不定期に「E10」エラーが表示される 問題を修正しました。 ・UPSと正常に連動しない問題を修正しました。 ・UPSとの疎通を監視して通信が確認できないときはE10を通知するように修正しました。 ・UPSが接続されていない状態で特定のUPS設定を行うと、E10が発生する問題を修正しました。 ・シュナイダーエレクトリック(APC)製UPSのセルフテスト実施時に、停電を検知してしまう問題を修正しました。 [iSCSI] ・iSCSIボリュームの接続を無効にした後にボリュームを削除しようとしても、削除できない問題を修正しました。 ・RAID環境でLVM有効にすると、iSCSIボリュームが破損する恐れがある問題を修正しました。 [ディスク] ・ハードディスクをメディアカートリッジに設定したときに自動で作成される「mediacartridges」フォルダーが 削除できない問題を修正しました。 ・シャットダウン状態でディスク交換後、RAIDアレイのリビルドを行うと、リビルドが完了しても 交換したディスクに対してディスクエラー(E22)が通知されたままになる場合がある問題を修正しました。 ・RAIDアレイがデグレードした状態で破損したディスクを挿したまま再起動すると、ディスクエラー(E30)が 通知されない問題を修正しました。 ・電源OFF中に挿入されたフォーマット済みメディアカートリッジがディスク一覧画面で未フォーマットと 表示される問題を修正しました。 [Windowsネットワーク] ・デフォルトゲートウェイを本製品に設定した状態で、かんたん設定画面からActive Directoryドメインが  設定できない問題を修正しました。 ・かんたん設定画面で、代替DNSサーバーアドレスと異なるIPアドレスを 「Active Directoryドメイン名(DNS名)」欄に入力すると、Active Directoryドメインが設定できない問題を 修正しました。 ・ドメインに参加して共有フォルダーにドメイングループによるアクセス制限を設定すると、 登録したドメイングループに所属したユーザーが共有フォルダーにアクセスできない問題を修正しました。 [NFS] ・特定のNFSクライアントから接続できなくなる問題を修正しました。 [スリープ] ・UPS連動機能とスリープタイマー機能を同時に使用すると、正しくスリープタイマーが機能しないことがある 問題を修正しました。 [ネットワーク] ・ARPテーブルのキャッシュがクリアされない問題を修正しました。 ・ケーブルの挿抜時にデフォルトゲートウェイ/DNSの情報が消失する場合がある問題を修正しました。 ・UPnPの検索に不要な応答パケットを返す問題を修正しました。 ・ドメインユーザーを使って共有フォルダーのアクセス制限を設定した後に本製品を再起動すると、 アクセス制限の設定が消えてしまう問題を修正しました。 一度消えてしまったアクセス制限の設定は、ファームウェアをアップデートしても元に戻りません。 お手数ですが、もう一度アクセス制限の設定を行ってください。 ・イーサネットフレームサイズの値を9216バイトに設定したTeraStation 5000シリーズ間でバックアップ処理に 失敗する問題を修正しました。この修正により、設定できるイーサネットフレームサイズの値は、 1500、4084、7404、9216 バイトの4種類に変更になりました。 [メール通知] ・本文空白のメールが送信される場合がある問題を修正しました。 ・メールサーバーによって迷惑メールと判定されてしまう問題を修正しました。 本件の対策として、差出人メールアドレスを設定できるように変更しました。 ファームウェアを本バージョンにアップデートした後は、差出人メールアドレスが空欄となりますので、 メール通知機能を使用する場合は設定してください。 ・メール通知機能により送信されたメールのヘッダーに日付が入っていない問題を修正しました。 ・半角スペースが含まれるフォルダー名をバックアップ元に指定した際に、バックアップ完了時ログのファイル名が メールで通知されない問題を修正しました。 ・ディスクの定期報告メールで、スペアディスクを設定したハードディスクが「不明」と表示される問題を 修正しました。 [システム] ・設定復元USBドライブからの設定復元に失敗する問題を修正しました。 ・製品起動時にスペアディスクが破損する問題を修正しました。 ・稀に、故障していないHDDを故障と判定する問題を修正しました。 ・SMBログファイルがローテートされない問題を修正しました。 ・TeraStation内のファイルをWindows 8.1以降で参照する場合、「ディスク上のサイズ」が実際よりも大きく 表示される問題を修正しました。 ・RAIDアレイをリビルド中に再起動を行うと、I18の通知が消えない問題を修正しました。 ・TeraStationが高負荷のときでもより安定して動作するように改善しました。 ・TeraStationの負荷が高まった際にハングアップしてしまう問題に対しての修正を行いました。 ・外付けUSBディスクを抜き差しした場合にNASへの通信が途切れる問題を修正しました。 [Web設定] ・複数のレプリケーションタスクの編集時に、予期しないエラーダイアログが表示されてしまう問題を修正しました。 ・多数のユーザーを削除するときに、予期しないエラーダイアログが表示されてしまう問題を修正しました。 ・Web設定画面が開けなくなることがある問題を修正しました。 ・監視カメラ有効時にシステム言語を変更するとエラーメッセージが表示される問題を修正しました。 [FTP] ・一定人数以上のグループによるアクセス制限設定をすると、再起動後にFTP接続ができない問題を修正しました。 [サービス] ・iTunes公開フォルダーに半角スペースを含むサブフォルダーを指定すると、音楽ファイルを認識しない問題を 修正しました。 [Webアクセス] ・UPnPを使用する設定でWebアクセスの設定を行った場合、Webアクセスが使用できなくなることがある問題を 修正しました。 [OpenSSL] ・以下のOpenSSL脆弱性への対策を行いました。 -CVE-2014-3567 -CVE-2014-3568 -CVE-2016-2176 -CVE-2016-2109 -CVE-2016-2108 -CVE-2016-2107 -CVE-2016-2106 -CVE-2016-2105 [クラウドサービス連携] ・64MByte以上のファイルを複数クラウドへアップロードした場合に失敗する場合がある問題を修正しました。 [RAID] ・リシンク中にディスクを取り外したことによりデグレードモードになった場合、 リシンク、リビルドが完了した後もI17が通知され続ける問題を修正しました。 [ユーザー] ・グループ編集から所属ユーザーを解除した際、ユーザーのプライマリーグループが更新されないことがある問題を 修正しました。 [アップデート] ・ネットワーク通信不可状態で、オンラインアップデートを実行した場合に表示されるエラーメッセージが 誤っていた問題を修正しました。 [AmazonS3連携] ・ネットワーク通信不可状態から復帰した後、AmazonS3連携フォルダーにフォルダーをコピーできないことがある 問題を修正しました。 [ファイル共有] ・アクセスが制限されたフォルダーにアクセスできるユーザーを全員削除すると、アクセス制限が無効になる問題を 修正しました。 ・IE8において、共有フォルダーの作成ボタンを押下しても共有フォルダー設定ダイアログが表示されない問題を 修正しました。 ・共有フォルダーの説明欄に半角スペースが含まれる場合、設定復元用USBメモリーを使用して設定を復元すると、 不要なフォルダーが作成される問題を修正しました。 ・共有フォルダ-情報のオフラインファイルの設定の初期値を「ドキュメントの手動キャッシュ」から 「オフラインファイル無効」に変更しました。 ・Webアクセスの設定画面で「その他DNSサービスホスト名」が途中で見切れてしまう問題を修正しました。 [ダイレクトコピー] ・保存先フォルダーが存在しない状態でダイレクトコピー機能を有効に設定できてしまう問題を修正しました。 [管理] ・InternetExplorer8でSSLの設定画面が表示されない問題を修正しました。 [ImageMagick] ・以下のImageMagick脆弱性への対策を行いました。 -CVE-2016-3714 [Bash] ・以下のBash脆弱性への対策を行いました。 -CVE-2014-7186 -CVE-2014-7187 ●Ver.2.54 [2014.10.15] * 不具合修正 ・攻撃者から任意のコマンドを実行出来てしまう恐れがあるBashプログラムの脆弱性(CVE-2014-6271, CVE-2014-7169)を修正しました ●Ver.2.53 [2014.6.17] * 機能追加・改善 [監視カメラ] ・AXIS Camera Compnion One-Click NAS Configurationに対応しました。 [電源] ・電源が瞬時に切断されて強制終了された後、電源の供給が再開された場合に 本製品が起動してくるように変更しました。 ●Ver.2.51 初版