************************************************************************* * WAPM-HP-AM54G54 ファームウェア リリースノート * * * * Ver.2.00 ( 2006/03/08 発行) * * Copyright(C) 2000-2006 BUFFALO Inc. * ************************************************************************* このドキュメントは、WAPM-HP-AM54G54のファームウェアについての使用方法や注 意事項などをまとめたものです。本ファームウェアをご利用いただく前に必ずお読 みいただきますようお願いいたします。 ------------------------------------------------------------------------ 1. リリースバージョン このリリースノートで案内するファームウェアバージョンは、Ver2.00です。 現在WAPM-HP-AM54G54で動作しているファームウェアバージョンは、次のいずれか の方法で確認することができます。 ・Web設定インターフェースのTOP画面で、[システム情報]を選択する ・AirStation Admin Toolsで、[アクセスポイントの検索]を実行する ・SNMPマネージャで.iso.org.dod.internet.mgmt.mib-2.system.sysDescr.0を取 得する(SNMPエージェント機能が有効になっている必要があります) ------------------------------------------------------------------------ 2. 本ファームウェアを適用可能な製品 このファームウェアは、以下の製品に対してのみ適用することができます。 ・WAPM-HP-AM54G54 ※日本向けに設計された製品のみ適用可能です。 ------------------------------------------------------------------------ 3. 本ファームウェアを製品に適用する方法 このファームウェアを製品に書き込む為には、次の2通りの手法があります。複数 台の製品に同一ファームウェアを書き込む場合は、AirStation Admin Toolsを使用 することをお勧めします。 ・Web設定インターフェースのファームウェア更新画面からファイルを書き込む i) Web設定インターフェースのTOP画面で、[詳細設定]-[管理設定]-[ファー ムウェア更新]の順にクリックします ii) [ファームウェアファイル名]項目の[参照...]ボタンをクリックし、ファ ームウェアファイルを指定します iii) [更新実行]ボタンをクリックします ・AirStation Admin Tools(もしくは AirStation Admin Tools Lite)を使用する i) AirStation Admin Toolsのメイン画面で、ファームウェアを更新する製品 を選択します ii) [ファイル(F)]-[ファームウェア書き込み(F)]を選択します iii) ダイアログボックスが表示されますので、[参照(R)]ボタンをクリックし、 ファームウェアファイルを指定します。 iv) [実行]ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新が開始されます。 ------------------------------------------------------------------------ 4. 本バージョンのリリースに対応したドキュメント このファームウェアリリースに関する詳細な機能については、以下の文書を参照 ください。 ・WAPM-HP-AM54G54導入マニュアル 初版(製品添付) ------------------------------------------------------------------------ 5. 本バージョンのリリースによって新たに追加された機能 このファームウェアは初版ですので、新たに追加された機能はありません。 ------------------------------------------------------------------------ 6. 本バージョンのリリースによって変更された仕様 このファームウェアは初版ですので、新たに変更された仕様はありません。 ------------------------------------------------------------------------ 7. 本バージョンのリリースによって修正された不具合 このファームウェアは初版ですので、新たに追加された不具合はありません。 ------------------------------------------------------------------------ 8. 本バージョンのリリースにおける既知の注意事項・制限事項・マニュアル補足 事項 このファームウェアでは、以下のような運用上注意すべき項目・制限事項など、 マニュアル記述上補足すべき事項があります。マニュアルと併せてご確認ください。 ★マルチSSID機能 ・メインSSIDの暗号化などの諸条件によって、マルチSSIDに接続できない無線LAN 機器があります。 無線LAN機器のドライバやメインSSIDの設定などによって、定義したマルチ SSIDに対して接続できないことがあります。 (1)現バージョンのファームウェアでは接続することができません。 - WLI-CB-B11 - WLI2-CB-B11 - WLI2-USB2-G54 - WLI-CB-G108 (2)現バージョンのファームウェアではAES設定されたマルチSSIDへ接続すること ができません(WEPに関しては正常に通信を行うことができます)。 - Cisco Aironet AIR-CB21AG-J - Apple PowerBookG4(AirMac Extreme/MacOSX 10.3.9) (3)現バージョンのファームウェアでは、メインSSIDとの暗号化組み合わせによ っては接続できないことがあります。 - WLI2-CB-G54L - Cisco Aironet AIR-PCM350 (1)〜(3)については、該当デバイスの[無線セキュリティ設定]-[ANY接続]を[拒否] 設定にすることによって、接続可能になる場合があります。 ・現バージョンのファームウェアでは以下の条件に全て合致している場合、接続で きないことがあります。 - クライアントマネージャ3(Ver1.00)を使用している - メインSSIDでWPA/WPA2混在モードを使用している - PCにWindows2000/XPを使用している - WLI-CB-AMG54E, WLI-CB-AMG54を使用している ・[無線設定]-[MACアクセス制限]で登録されたMACアドレスについて、マルチSSID に対してMAC-RADIUS認証を設定しても参照されません。 MAC-RADIUS認証を設定したマルチSSIDに接続を行っても、アクセスポイント内の リストは参照せず、RAIDUSサーバに対して認証要求を発行してしまいます。 メインSSIDに設定されたMAC-RADIUS認証に対しては、正常に動作します。 ・マルチSSIDやWDSで暗号化を使用する場合、AESで接続できる無線LAN機器の数が 制限されます。 AES最大接続台数 = 48 - (マルチSSID使用数 x 2 + WEPまたはAESで接続している WDS接続先の数)となります。従って、全てのマルチSSID,WDS接続先を設定した場合 の最大接続台数は18台となります。 ★QoS機能 ・本ファームウェアはWi-Fi認定(11b/11a/11g,WPA2)を取得しておりますが、現時 点ではWMM(Wi-Fi MultiMedia)については未取得となっております。 現行のファームウェアについては、認証を取得し次第お知らせいたします。 ★Webインターフェース機能 ・Web設定インターフェースで使用できる言語は日本語のみとなっております。 将来のファームウェアでは、英語をサポートする予定です。 ・[機器診断]-[クライアントモニタ]において、WEP接続時でも「認証済み」と表示 されますが、これはWEPキーの合致などの情報を示すものではありません。 現バージョンのファームウェアでは「接続中」と読み替えて頂きますようお願いい たします。 ★AirStation Admin Tools連係機能 ・AirStation Admin Tools(以下、AdminTools)経由本製品を管理している場合、 設定保存・復元機能をAdminToolsを用いて行うことができません。 本ファームウェアでは、Admintoolsを経由しての設定保存・復元機能を利用する ことができません。 本製品の設定保存・復元機能を行う場合は、Webインターフェースから行うように してください。 ★管理機能 ・SpanningTree使用時など、設定によってはSNMP ColdTrapを送出することができな くなることがあります。 SNMP Trapを利用する場合は、SpanningTreeを無効にするなどの対処をお願いいた します。 ------------------------------------------------------------------------ ・本製品に含まれるソフトウェアの著作権は、オープンソースモジュールを除き、 すべて弊社に帰属します。 ・Windowsは米国Microsoft社の登録商標です。                          株式会社 バッファロー ------------------------------------------------------------------------