************************************************************************* * WAPM-APG600H ファームウェア リリース履歴 * * * * Ver.1.16.1 (2015/10/28 現在) * * Copyright(C) 2015 Buffalo Inc. * ************************************************************************* このドキュメントは、WAPM-APG600Hのファームウェアのこれまでの更新履歴をま とめたものです。最新ファームウェアに関する使用方法・注意事項などにつきまし ては、リリースノートを参照ください。 ------------------------------------------------------------------------ * Ver1.16.1 (リリース:2015/10/28) ------------------------------------------------------------------------ Ver.1.14.0からVer.1.16.1の間に追加された機能は以下の通りです。 (WLS-ADT) - ADTバージョン 3に対応しました。 既にグループモードでお使いの場合、ファームウェア更新後に WLS-ADTから「グループモードのアップグレード」を行ってください。 ・WLS-ADTでグループモードにした機器同士の自律制御を、 より効率的に行えるようになります。 ・ADTバージョン 3で追加された機能が使えるようになります。 詳細は以下をご参照ください。 http://buffalo.jp/taiou/kisyu/item/wls-adt/ ------------------------------------------------------------------------ Ver.1.14.0からVer.1.16.1の間に変更された仕様は以下の通りです。 (ファームウェア更新) - 無線が有効のときに、ファームウェアを正しく更新できないことがあるため、 ファームウェア更新時は、無線を停止するように変更しました。 そのため、無線で接続したパソコンからファームウェアを更新したときは、 画面上で進捗を確認できません。製品本体のDIAGランプが消灯してから ブラウザーで設定画面を表示し、ファームウェアバージョンを確認してください。 (Wireless) - 「ロードバランス」の最大接続台数に達したとき、syslogに "STA Exceed maximum STA number of SSID."というメッセージを残すように変更しました。 - クライアントモニター、無線環境モニターで表示する電波の強さを RSSI(dBm) で表示するように変更しました。 (RADIUS) - Session Timeoutに設定できない値(1〜59秒)を設定した場合、 本来の下限値である60秒が設定されるように仕様を変更しました。 ------------------------------------------------------------------------ Ver.1.14.0からVer.1.16.1の間に修正された不具合は以下の通りです。 (Wireless) - 11gのビーコンが停止することがある不具合を修正しました。 (VLAN) - マルチプルVLAN設定が正しく動作しない不具合を修正しました。 (RADIUS) - Termination Action属性がRADIUS-Requestである場合、Session Timeout後に 無線子機の無線を切断せず再認証を行うように修正しました。 - 一部の無線端末でEAP認証に失敗することがある不具合を修正しました。 (BN-ADT) - BN-ADTの自動チャンネル調整機能を使用する環境で、 設定範囲外のチャンネルが選択されることがある不具合を修正しました。 - BN-ADTの自動チャンネル調整機能を使用する環境で、11g、11aのチャンネルが アクセスポイント起動直後にそれぞれ11ch、36chとなる不具合を修正しました。 (WDS) - Web設定インターフェースの[無線設定] - [WDS]画面で、通信可能なアクセスポイントの リストからMACアドレスを削除すると、他に登録されている通信可能なアクセスポイントと 通信できなくなることがある不具合を修正しました。 - WDSを使用する際に、有線インターフェースやWDSインターフェースのVLAN設定を変更すると、 無線のスループットが10%〜20%程度低下することがある不具合を修正しました。 (USB ログ) - USBメモリーにログ情報を転送する環境において、 再起動後に前回起動時のログが上書き消去されてしまう不具合を修正しました。 (SNMP) - ifInUcastPktsオブジェクトからパケット数を正しく取得できない不具合を修正しました。 (system) - アクセスポイントがハングアップすることがある不具合を修正しました。 (syslog) - WDSを使用する際に、「ICV error」ログが多数出力されることがある不具合を修正しました。 ------------------------------------------------------------------------ * Ver1.14.0 (リリース:2014/11/19) ------------------------------------------------------------------------ Ver.1.12.5からVer.1.14.0の間に追加された機能はありません。 ------------------------------------------------------------------------ Ver.1.12.5からVer.1.14.0の間に変更された仕様は以下の通りです。 (Wireless) - 無線クライアントモニター、無線環境モニターで表示する電波の強さを RSSI(dBm) で表示するように変更しました。 - RADIUSパケットに"Don't Fragment"ビットを設定しないようにしました。 ------------------------------------------------------------------------ Ver.1.12.5からVer.1.14.0の間に修正された不具合は以下の通りです。 (Wireless) - 11aもしくは11gで11個以上のSSIDを有効にした場合にEAP認証が使用できなく なる場合がある不具合を修正しました。 - 一部のタブレットなどの無線子機が接続されていると、他機器も通信できなく なる場合がある不具合を修正しました。 - MAC-RADIUS認証でセッションタイムアウト後も不要な認証が行われる不具合 を修正しました。 - RADIUSサーバーをホスト名で指定している場合に、初回の名前解決に失敗 すると、RADIUSサーバーに接続できなくなる不具合を修正しました。 (BN-ADT) - BN-ADTからグループモードにしないで、基本設定を行うと無線が無効になる 不具合を修正しました。 (System) - 本製品が意図せず再起動する不具合を修正しました。 - NTPサーバーから時刻が取得できない場合がある不具合を修正しました。 (CLI) - コマンドの誤りを修正しました。 (Syslog) - 起動時のログがSyslogサーバーへ転送されるようにしました。 - 無線子機の接続・切断時に不要なログが出力される不具合を修正しました。 ------------------------------------------------------------------------ * Ver1.12.5 (リリース:2014/03/10) ------------------------------------------------------------------------ Ver.1.10.1からVer.1.12.5の間に追加された機能は以下の通りです。 (VLAN) - マルチプルVLAN機能を追加しました。 有線ポート及び無線SSIDのVLANモードでMultipleを選択することで、追加VLAN IDを 3つまで設定できます。マルチプルVLAN機能を選択した有線ポート及び無線SSIDでは、 VLAN IDに加えて追加VLAN IDで指定したIDのフレームが転送されます。 (Wireless) - スケジュール機能を追加しました。 それぞれの無線SSIDを設定したスケジュールに従ってOFFにすることができます。 スケジュールは曜日と時刻でOFFにする時間帯を指定できます。 本機能を使用する際はNTPもしくは手動で本製品の時刻設定をしてください。 ------------------------------------------------------------------------ Ver.1.10.1からVer.1.12.5の間に変更された仕様は以下の通りです。 (Wireless) - 無線モードを手動設定にした際RateSet(11n 1x), (11n 2x)でBasicRateを選択で きるように仕様を変更しました。 (RADIUS) - MAC-RADIUS認証でセッションタイムアウト時に切断ではなく再認証を行うように 仕様を変更しました。 (WebUI) - USBデバイスが過電流を消費した場合下記のメッセージを表示するように仕様を 変更しました。 「USB機器の消費電流が大きすぎるため、使用できません」 ------------------------------------------------------------------------ Ver.1.10.1からVer.1.12.5の間に修正された不具合は以下の通りです。 (Proxy ARP) - ProxyARPを有効にした場合に、同一の無線SSIDに接続された無線子機間でのARP リクエストに代理応答するように修正しました。 (Wireless) - 本製品の内部温度が起動時から大きく変化した際に、無線通信が行えなくなる場 合がある不具合を修正しました。 - 無線子機がローミングした直後に、他の無線子機と直ちに通信が行えるように修 正しました。 (VLAN) - 本製品2台をTagged設定したWDSで接続し、それぞれの2つの有線ポートをTagged, Untaggedにした際、Untaggedのポート同士が通信できない不具合を修正しました。 (BN-ADT, WL-ADT) - BN-ADT及びWL-ADTで設定値保存が行えない不具合を修正しました。 - 本製品の管理VLANと異なるVLANに属している無線子機がBN-ADT上の「無線接続ク ライアント数」に数えられない不具合を修正しました。 - Autoチャンネル時にWL-ADT上でチャンネルが正しく表示されない不具合を修正し ました。 (RADIUS) - 認証方式にIEEE802.1x/EAPを使用していている際に、RADIUSサーバーで設定された セッションタイムアウトが取得されない場合がある不具合を修正しました。 (LED) - 11a側のビーコン送信間隔を50ms以下にしたときのLED制御を修正しました。 ------------------------------------------------------------------------ * Ver1.10.1 (リリース:2013/10/31) ------------------------------------------------------------------------ Ver1.8.4からVer1.10.1の間に追加された機能は以下の通りです。 (RADIUS) - 内蔵RADIUSサーバー機能を追加しました。 本機能を使用することにより、RADIUSサーバー(Windows Server等)をお持ちでない 環境においてもEAP認証を使用した無線ネットワークを構築することができます。 また、ネットワーク上の他のRADIUSクライアント(アクセスポイント・スイッチなど) の認証を行うこともできます。 本機能では、以下の内部認証方式を用いた認証が可能です。また、Accounting機能は 本Versionではサポートされません。 - EAP-PEAP(MS-PEAP) - EAP-TLS ※EAP-TLS認証を実行するためには、別途PKI証明書(サーバー・ユーザ双方)が必要 となります。 (Link Integrity) - Link Integrity機能を追加しました。 本機能を使用することにより、ネットワーク障害を回避した運用が可能となります。 - Link Integrity機能で、サーバーなどネットワーク上のホストのアドレスを指定 しておくと、本製品は定期的に指定したホストへ接続確認をおこないます。接続確認 ができなくなるとネットワークが切断されたと判断し、インターフェースごとに設定 した動作をこないます。次のインターフェースに対し接続異常時の動作を指定するこ とができます。 ・SSID (SSIDの有効/無効) ・有線ポート (有線ポートの有効/無効) (System) - 通信パケット情報ページを追加しました。 本製品の通信の統計情報や、各ポートの状態を表示します。 - CPUモニターページを追加しました。 本製品の動作状態をモニターし、システム負荷率をヒストグラムと数値で表示します。 - pingテストページを追加しました。 本製品からネットワーク上の他の機器との接続確認をおこなうことができます。 - tracerouteテストページを追加しました。 本製品から宛先の機器にパケットを送信する際に、パケットが経由する経路を検出します。 ------------------------------------------------------------------------ Ver1.8.4からVer1.10.1の間に変更された仕様は以下の通りです。 (SNMP) - mib-2.ip.ipAddrTable(.1.3.6.1.2.1.4.20)の値を返すように仕様を変更しました。 ------------------------------------------------------------------------ Ver1.8.4からVer1.10.1の間に修正された不具合は以下の通りです。 (ProxyARP) - ProxyARPを有効にした場合に、有線側ポートの機器に対するARPリクエストに代理 応答していた不具合を修正しました。 (CLI) - CONSOLEポートとTelnetのログイン処理の誤りを修正しました。 (BN-ADT) - 有線ポートに管理VLANに所属するUntaggedポートが存在しないと、BN-ADTからの 設定でエラーとなる不具合を修正しました。有線ポートにTaggedポートが存在する 場合は、エラーとして扱われなくなります。 - BN-ADTから無線SSIDのVLAN設定が行えない不具合を修正しました。 - 再起動直後に、BN-ADTから設定復元を行った場合に、設定復元に失敗する場合が ある不具合を修正しました。 ------------------------------------------------------------------------ * Ver1.8.4 (リリース:2013/06/03) ------------------------------------------------------------------------ Ver1.6.1からVer1.8.4の間に追加された機能は以下の通りです。 (Wireless) - EZ Analyzerによるチャンネル自動選択機能をサポートしました。 別売のEZ Analyzer(WLE-AN24G)を利用することによって、従来は無線LANの有無のみを 基にチャンネルを決定していた自動選択機能が、様々な電波を検出した結果を考慮する ことができるようになるため、電波干渉の多い場所において快適な通信を行うことがで きるようになります。 ※EZ Analyzer(WLE-AN24G)によりチャンネル自動選択機能が強化できる規格は11gのみ となります。11aには対応しておりません。 - EZ Analyzerによる分析結果を表示する機能をサポートしました。 別売のEZ Analyzer(WLE-AN24G)を利用することによって、検出結果を用いた以下のよう な表示が可能となります。 * チャンネルごとの無線利用状況のグラフ表示 * チャンネルごとの無線利用について、発信源の種別の推定 これらの機能を利用することにより、チャンネルごとの利用状況の確認と、電波干渉 が発生している場合の干渉機器の推定が可能となります。 (BN-ADT) - BN-ADTによるグループ管理機能をサポートしました。BN-ADTと本製品を組み合わせ ることで、次のBN-ADTによるグループ管理機能の対象機器となることができます。 ・無線物理層設定 ・無線SSID設定 ・ブリッジ設定 ・RADIUS設定 ・ACL(MACアドレスリスト)設定 ・機種固有設定 (RADIUS) - RADIUS Accounting機能を追加しました。 ------------------------------------------------------------------------ Ver1.6.1からVer1.8.4の間に変更された仕様は以下の通りです。 (Wireless) - 50台以上の無線子機が接続できるように仕様を変更しました。 ただし、50台以上の無線子機による通信が安定して行えることを保証するものでは ありません。 - 無線におけるブロードキャスト・パケットの送信レートをMulticast Rateの設定 値で送信するように仕様を変更しました。 (SNMP) - SNMP Trap送信先をIPアドレスだけではなく、ホスト名でも指定できるように仕様 を変更しました。 ------------------------------------------------------------------------ Ver1.6.1からVer1.8.4の間に修正された不具合は以下の通りです。 (Wireless) - 無線ロードバランス機能においてSSID13〜SSID16でロードバランス機能が正しく 動作しない不具合を修正しました。 (LAN) - 有線LANポートの通信速度を「Auto」以外に設定した場合に正しく通信が行えない 不具合を修正しました。 ------------------------------------------------------------------------ Ver1.6.1は初版リリースとなります。 ------------------------------------------------------------------------