************************************************************************* * FS-M1266 ファームウェア リリースノート * * * * Ver.4.05 (2020/03/11 現在) * * Copyright(C) 2019 Buffalo Inc. * ************************************************************************* このリリースノートは、FS-M1266のファームウェアについての使用方法や注意事項 などをまとめたものです。本ファームウェアをご利用いただく前に必ずお読み ください。 ------------------------------------------------------------------------ 1. リリースバージョン このリリースノートで案内するファームウェアバージョンは、Ver.4.05 です。 現在のファームウェアバージョンは、次の2通りの方法で確認できます。 ・Web設定画面のトップページで、[システム情報]を選択する ・WLS-ADTで、該当機器をクリックし、「ステータス」ウィンドウを確認する ------------------------------------------------------------------------ 2. 本ファームウェアを適用可能な製品 このファームウェアは、以下の製品に対してのみ適用することができます。 ・FS-M1266 ------------------------------------------------------------------------ 3. 本ファームウェアの適用方法 このファームウェアを製品に適用するには、次の2通りの方法があります。 複数台の製品に同一ファームウェアを適用する場合は、WLS-ADTを使用することを お勧めします。 ・Web設定画面のファームウェア更新画面を使用する i) Web設定画面のトップページで、 [エアステーションのファームウェアを更新する]をクリックします。 ii) [ファームウェアファイル名]項目の[参照...]ボタンをクリックし、 ファームウェアファイルを指定します。 iii) [更新実行]ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新が開始 されます。 ・WLS-ADT(別売)を使用する i) WLS-ADTのメイン画面で、ファームウェアを更新する製品を選択し、 右クリックします。 ii) [AirStation/BusinessSwitchの機能]-[ファームウェアの更新]を 選択します。 iii) ダイアログボックスが表示されますので、[参照(R)]ボタンをクリック し、ファームウェアファイルを指定します。 iv) [実行]ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新が開始され ます。 ------------------------------------------------------------------------ 4. 本バージョンのリリースに対応したドキュメント このファームウェアリリースに関する詳細な機能については、以下のドキュメント を参照してください。 ・FS-M1266 マニュアル https://www.buffalo.jp/product/detail/manual/fs-m1266.html ------------------------------------------------------------------------ 5. 本バージョンのリリースによって新たに追加された機能 Ver4.03からVer4.05の間に追加された機能は以下の通りです。 (Wireless) - WPA3、Enhanced Openに対応しました。それに伴い、Web設定画面の "無線の認証"の表記を下記のように変更しました。 WPA2-PSK --> WPA2 Personal WPA/WPA2 mixed mode-PSK --> WPA/WPA2 Personal WPA2-EAP --> WPA2 Enterprise WPA/WPA2 mixed mode-EAP --> WPA/WPA2 Enterprise また、下記を追加しました。 Enhanced Open 暗号なし(Open)/Enhanced Open WPA3 Personal WPA2/WPA3 Personal WPA3 Enterprise WPA2/WPA3 Enterprise WPA3 Enterprise 192-bit Security (WAN/LANポート) - WAN/LANポート入替機能に対応しました。本機能により、PoE給電機器がLAN側に 設置されている場合でも、PoE受電できるようになります。 それに伴い、Web設定画面の「有線ポート設定」の設定項目を変更しました。 詳細はユーザーマニュアルを参照してください。 https://www.buffalo.jp/product/detail/manual/fs-m1266.html ------------------------------------------------------------------------ 6. 本バージョンのリリースによって変更された仕様 Ver4.03からVer4.05の間に変更された仕様は以下の通りです。 (ログ) - 有線ポートlink up/down時に出力されるログのフォーマットを以下のように 変更しました。 変更前:etX: link down/up 変更後:ethX(WAN/LAN): link down/up ※Xには0(RESETボタンの右隣のポート)あるいは1(SERVICE端子の左隣のポート)が 入ります。また、WAN/LAN表記はWAN/LAN入替状況に応じた表記となります。 (SNMP) - AirStationProMIBのaspClientMonitorTable(1.3.6.1.4.1.5227.18)において クライアントの接続状態を取得できるように仕様を追加しました。 - AirStationProMIBのaspClientMonitorTable(1.3.6.1.4.1.5227.18)において 通信に使用されている認証方式・暗号化方式を取得できるように仕様を変更しました。 - ifMIBのifDescr(1.3.6.1.2.1.2.2.1.1)において有線インターフェースに対して WAN/LANを併記するように仕様を変更しました。 ------------------------------------------------------------------------ 7. 本バージョンのリリースによって修正された不具合 Ver4.03からVer4.05の間に修正された不具合は以下の通りです。 (Web) - Web設定画面の表記上の問題を修正しました。 - WLS-ADTでグループ設定した一部の設定を、Web設定画面から上書きできる 問題を修正しました。 (Wireless) - FREESPOT用SSID(「FREESPOT」、「'freespot'=SecurityPassword(AES)」)が 無効のとき、SSIDが最大数まで登録できないことがある問題を修正しました。 (ポップアップテクノロジー) - ポップアップテクノロジーに設定したページが正しく表示されないことがある 問題を修正しました。 (syslog) - 起動時のログの一部が、syslogサーバーに送信されないことがある問題を 修正しました。 (SNMP) - ifMIBのifXTable(.1.3.6.1.2.1.31.1.1)において受信マルチキャストカウンターが 異常値となる問題を修正しました。 (参照ユーザー) - 参照ユーザーでWeb設定画面にログインしても、以下の操作を受け付ける問題を 修正しました。 ・保存した設定の復元 ・ファームウェア更新 ------------------------------------------------------------------------ 8. 本バージョンのリリースにおける既知の注意事項・制限事項・補足事項 このファームウェアでは、以下のような運用上注意すべき項目・制限事項、補足 事項があります。取扱説明書と併せてご確認ください。 ★WPA2/WPA3 Personal設定時の注意事項 WPA2/WPA3 Personal設定時にiPhoneなどのiOS端末が接続できない場合があります。 接続できない場合はiOSを最新のバージョンに更新してください。当社では iOS 12.1.4において接続を確認しております。 iOSを更新できない場合は、ほかの端末とSSIDを分けていただき、iOS端末用のSSID にはWPA2 Personalをご使用ください。 ★WLS-ADTに関する注意事項 WLS-ADTから本製品に対する設定を変更後、一時的に通信不可と表示されることが あります。しばらく時間をおいてから再度ステータス更新を行うことで、通信が 再開します。 ★Wi-Fi認証に関する情報 ・本製品は、Ver.4.05 においてWi-Fi認定を取得しております。認証されているStandard は以下の通りです。 Wi-Fi CERTIFIED a, b, g, n, ac WPA - Enterprise, Personal WPA2 - Enterprise, Personal WPA3 - Enterprise, Personal Extended EAP(TLS/TTLS/PEAPv0/PEAPv1-GTC/SIM/AKA/AKA Prime/FAST) Protected Management Frames 192-bit Security Enhanced Open WMM 最新の取得状況につきましては、Wi-Fi Allianceの製品検索ページをご覧ください。 FS-M1266のCID(Certification ID)はWFA78169です。 https://www.wi-fi.org/product-finder ★ライセンスについて - 本ソフトウェアの一部はGNU General Public Licenseに基づくオープンソース モジュールを採用しています。 本製品を購入されたお客様は、このLicenseに基づき、使用モジュールに関する ソースコードを有償で入手することができます。 詳しくは当社ホームページ(https://www.buffalo.jp/)を参照ください。 - This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSL Toolkit (https://www.openssl.org/) - Copyright (c) 1983-2000 The Regents of the University of California. All rights reserved. - Copyright 1989, 1991, 1992 by Carnegie Mellon University - Copyright 2019 Buffalo Inc. ------------------------------------------------------------------------ 本製品に含まれるソフトウェアの著作権は、オープンソースモジュールを除き、 すべて当社に帰属します。                          株式会社 バッファロー ------------------------------------------------------------------------