************************************************************************* * FS-M1266 ファームウェア リリースノート * * * * Ver.4.10 (2024/03/28 現在) * * Copyright(C) 2018 Buffalo Inc. * ************************************************************************* このリリースノートは、FS-M1266のファームウェアについての使用方法や注意事項 などをまとめたものです。本ファームウェアをご利用いただく前に必ずお読み ください。 ------------------------------------------------------------------------ 1. リリースバージョン このリリースノートで案内するファームウェアバージョンは、Ver.4.10 です。 現在のファームウェアバージョンは、次の2通りの方法で確認できます。 ・Web設定画面のトップページで、[システム情報]を選択する ・WLS-ADTで、該当機器をクリックし、「ステータス」ウィンドウを確認する ------------------------------------------------------------------------ 2. 本ファームウェアを適用可能な製品 このファームウェアは、以下の製品に対してのみ適用することができます。 ・FS-M1266 ------------------------------------------------------------------------ 3. 本ファームウェアの適用方法 このファームウェアを製品に適用するには、次の2通りの方法があります。 複数台の製品に同一ファームウェアを適用する場合は、WLS-ADTを使用することを お勧めします。 ・Web設定画面のファームウェア更新画面を使用する i) Web設定画面のトップページで、 [エアステーションのファームウェアを更新する]をクリックします。 ii) [ファームウェアファイル名]項目の[参照...]ボタンをクリックし、 ファームウェアファイルを指定します。 iii) [更新実行]ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新が開始 されます。 ・WLS-ADT(別売)を使用する i) WLS-ADTのメイン画面で、ファームウェアを更新する製品を選択し、 右クリックします。 ii) [AirStation/BusinessSwitchの機能]-[ファームウェアの更新]を 選択します。 iii) ダイアログボックスが表示されますので、[参照(R)]ボタンをクリック し、ファームウェアファイルを指定します。 iv) [実行]ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新が開始され ます。 ------------------------------------------------------------------------ 4. 本バージョンのリリースに対応したドキュメント このファームウェアリリースに関する詳細な機能については、以下のドキュメント を参照してください。 ・FS-M1266 マニュアル https://www.buffalo.jp/product/detail/manual/fs-m1266.html ------------------------------------------------------------------------ 5. 本バージョンのリリースによって新たに追加された機能 Ver4.09からVer4.10の間に追加された機能は以下の通りです。 (ポップアップテクノロジー) - Android端末向けに、キャプティブポータルのブラウザーでFREESPOTの 利用者認証を行った後、続けて広告を表示する機能を追加しました。 ------------------------------------------------------------------------ 6. 本バージョンのリリースによって変更された仕様 Ver4.09からVer4.10の間に変更された仕様は以下の通りです。 (Web) - 設定画面の「無線」または「無線LAN」の表記を「Wi-Fi」に変更しました。 - 本製品の設定画面にアクセスするときに、暗号強度の低い暗号スイートを使用 して接続できないように変更しました。 - 設定画面をTLS1.2に対応しました。 (Wireless) - MACアクセス制限(MACアドレス制限)や、 WLS-ADTのACL設定で、接続を許可 するMACアドレスのリストに本製品のMACアドレスが含まれていても、登録できる ように変更しました。 - 設定画面の「MACアクセス制限」での、登録時の内部処理を調整しました。 (System) - 設定変更中の電源切断などで設定領域が破損した場合に、再起動する代わりに、 DIAG LEDが2回点滅するように変更しました。この場合の対処方法は取扱説明書を 参照してください。 (Syslog) - DHCPサーバーに関するログの内容を改善しました。 - PPPoEに関するログの内容を改善しました。 - 時刻同期に関するログの内容を改善しました。 ------------------------------------------------------------------------ 7. 本バージョンのリリースによって修正された不具合 Ver4.09からVer4.10の間に修正された不具合は以下の通りです。 (Web) - 設定画面の「無線環境モニター」で、「セキュリティー」の項目が正しく表示 されないことがある問題を修正しました。 - 本製品にWi-Fi機器を多台数接続していると、設定画面の 「クライアントモニター」にWi-Fi機器の情報が表示されない問題を修正しました。 - 設定画面トップページの「Wi-FiのSSIDと暗号化を設定する」から WPA2 Enterprise認証のSSIDを設定した場合に、正しく動作しないことがある問題 を修正しました。 - 設定画面の表示を一部修正しました。 (Wireless) - 設定画面の「Wi-Fi基本」で、「端末キープアライブ間隔」を0秒に設定しても、 5GHzに接続された、通信がないWi-Fi機器を5分程度で切断してしまう問題を修正 しました。 - IEEE802.11規格のフレームアグリゲーションやフラグメンテーションに関する、 本製品の複数の脆弱性(FragAttacks)を修正しました。 - ロードバランスの上限に達し接続できなかったWi-Fi機器をほかのバンドに 接続したとき、はじめに接続できなかったバンドに接続している機器との通信が できない問題を修正しました。 (WLS-ADT) - WLS-ADTの設定画面「有線インターフェース設定」の「MDI」で、設定できない 項目を選択できてしまう問題を修正しました。 - WLS-ADTからグループ設定を変更すると、エラーが表示されることがある問題 を修正しました。 - WLS-ADTの使用時に、WLS-ADTでステータス更新を行うと、本製品のWi-Fi機能 が再起動する場合がある問題を修正しました。 (SNMP) - SNMPで一部のMIBを取得できない問題を修正しました。 ------------------------------------------------------------------------ 8. 本バージョンのリリースにおける既知の注意事項・制限事項・補足事項 このファームウェアでは、以下のような運用上注意すべき項目・制限事項、補足 事項があります。取扱説明書と併せてご確認ください。 ★WPA2/WPA3 Personal設定時の注意事項 WPA2/WPA3 Personal設定時にiPhoneなどのiOS端末が接続できない場合があります。 接続できない場合はiOSを最新のバージョンに更新してください。当社では iOS 12.1.4において接続を確認しております。 iOSを更新できない場合は、ほかの端末とSSIDを分けていただき、iOS端末用のSSID にはWPA2 Personalをご使用ください。 ★WLS-ADTに関する注意事項 WLS-ADTから本製品に対する設定を変更後、一時的に通信不可と表示されることが あります。しばらく時間をおいてから再度ステータス更新を行うことで、通信が 再開します。 ★ファームウェアを以前のバージョンに戻す場合の注意事項 ファームウェアを以前のバージョンに戻す場合は、本製品がインターネットに 接続していない状態で行ってください。 ファームウェアを以前のバージョンに戻した後は、 設定画面でファームウェア自動更新機能を「自動更新しない」に設定してから、 インターネットに接続してください。 「自動更新する」に設定したままインターネットに接続すると、ファームウェアが 最新のバージョンに更新されてしまいます。 ★Wi-Fi認証に関する情報 ・本製品は、Ver.4.05 においてWi-Fi認定を取得しております。認証されているStandard は以下の通りです。 Wi-Fi CERTIFIED a, b, g, n, ac WPA - Enterprise, Personal WPA2 - Enterprise, Personal WPA3 - Enterprise, Personal Extended EAP(TLS/TTLS/PEAPv0/PEAPv1-GTC/SIM/AKA/AKA Prime/FAST) Protected Management Frames 192-bit Security Enhanced Open WMM 最新の取得状況につきましては、Wi-Fi Allianceの製品検索ページをご覧ください。 FS-M1266のCID(Certification ID)はWFA78169です。 https://www.wi-fi.org/product-finder ★ライセンスについて - 本ソフトウェアの一部はGNU General Public Licenseに基づくオープンソース モジュールを採用しています。 本製品を購入されたお客様は、このLicenseに基づき、使用モジュールに関する ソースコードを有償で入手することができます。 詳しくは当社ホームページ(https://www.buffalo.jp/)を参照ください。 - This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSL Toolkit (https://www.openssl.org/) - Copyright (c) 1983-2000 The Regents of the University of California. All rights reserved. - Copyright 1989, 1991, 1992 by Carnegie Mellon University - Copyright 2018 Buffalo Inc. ------------------------------------------------------------------------ 本製品に含まれるソフトウェアの著作権は、オープンソースモジュールを除き、 すべて当社に帰属します。                          株式会社 バッファロー ------------------------------------------------------------------------