************************************************************************* * VR-U300W ファームウェア リリースノート * * * * Ver.1.01 (2022/08/30 現在) * * Copyright(C) 2022 Buffalo Inc. * ************************************************************************* このリリースノートは、VR-U300Wのファームウェアについての使用方法や注意 事項などをまとめたものです。本ファームウェアをご利用いただく前に必ずお読 みください。 ------------------------------------------------------------------------ 1. リリースバージョン このリリースノートでご案内するファームウェアバージョンは、Ver.1.01 です。 現在のファームウェアバージョンは、次の2通りの方法で確認できます。 ・本製品の設定画面トップページ(Home)で、[システム情報]を選択する ・WLS-ADTで、該当機器をクリックし、「ステータス」ウィンドウを確認する ------------------------------------------------------------------------ 2. 本ファームウェアを適用可能な製品 このファームウェアは、以下の製品に対してのみ適用することができます。 ・VR-U300W ------------------------------------------------------------------------ 3. 本ファームウェアの適用方法 このファームウェアを製品に適用するには、次の2通りの方法があります。 複数台の製品に同一ファームウェアを適用する場合は、WLS-ADTを使用することを おすすめします。 ・本製品の設定画面からファームウェアを更新する i) 本製品の設定画面トップページ(Home)で、 [エアステーションのファームウェアを更新する]をクリックします。 ii) [ファームウェアファイル名]項目の[参照...]ボタンをクリックし、 ファームウェアファイルを指定します。 iii) [設定]ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新を開始します。 ・WLS-ADT(別売)からファームウェアを更新する i) WLS-ADTの機器一覧画面で、ファームウェアを更新する製品を選択し、 右クリックします。 ii) [AirStation/BusinessSwitchなどの機能]-[ファームウェアの更新]を 選択します。 iii) ダイアログボックスが表示されますので、[参照(R)]ボタンをクリック し、ファームウェアファイルを指定します。 iv) [実行]ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新を開始します。 ------------------------------------------------------------------------ 4. 本バージョンのリリースに対応したドキュメント このファームウェアリリースに関する詳細な機能については、以下のドキュメント を参照してください。 ・VR-U300W マニュアル https://www.buffalo.jp/support/download/list/?item_code=VR-U300W ------------------------------------------------------------------------ 5. 本バージョンのリリースによって新たに追加された機能 Ver1.00からVer1.01の間に追加された機能は以下の通りです。 (VPN) - リモートアクセスVPNに対応しました。リモートアクセスVPNでは、事前共有キーを 使用したL2TP/IPsec通信ができます。 詳細は当社ホームページに掲載のユーザーマニュアルを参照してください。 ------------------------------------------------------------------------ 6. 本バージョンのリリースによって変更された仕様 Ver1.00からVer1.01の間に変更された仕様はありません。 ------------------------------------------------------------------------ 7. 本バージョンのリリースによって修正された不具合 Ver1.00からVer1.01の間に修正された不具合は以下の通りです。 (VPN) - MAP-Eを使用している環境で拠点間VPNを使用していると、本製品が再起動する 場合がある問題を修正しました。 - IPv6で拠点間VPN接続する場合に、リモートLAN情報のアドレス設定によっては 正しく通信できない問題を修正しました。 - インターネット側アドレスがIPv6のみの環境で拠点間VPN接続ができない問題 を修正しました。 (インターネット) - インターネットポートがDHCPでアドレス取得済みの場合、別のDHCP回線に差し 換えてもIPアドレスが更新されない問題を修正しました。 (DHCPv6クライアント) - インターネット側IPv6アドレスで、DHCPv6サーバーから取得したリース期間の 情報が正しく更新できない問題を修正しました。 (パケットフィルター) - 同一サブネット内の通信においてもパケットフィルターが適用される場合が ある問題を修正しました。 (Web) - 設定画面の問題を一部修正しました。 - 環境によってIPv6ルーティング画面が開けなくなる場合がある問題を修正 しました。 (STP) - 有線ポートのVLANモードをHybridに設定しているとBPDUを受信できずSTPが 正しく動作しない問題を修正しました。 (SNMP) - LLDP MIB を取得できるように修正しました。 (UPnP) - 複数のサブネットでUPnP IGDを有効にしているとポート変換が正しく動作し ない問題を修正しました。 (Wi-Fi) - WEPキーに記号を含む場合に接続できない場合がある問題を修正しました。 ------------------------------------------------------------------------ 8. 本バージョンのリリースにおける既知の注意事項・制限事項・補足事項 このファームウェアでは、以下のような運用上注意すべき項目・制限事項、補足 事項があります。取扱説明書と併せてご確認ください。 ★VPN接続台数に関する情報 拠点間VPN接続とリモートアクセスVPNの同時接続台数(対地数)は合計で16台です。 ただし拠点間VPNをMainモードで接続している場合には対地数を2消費します。 ★内蔵RADIUSサーバーに関する制限事項 内蔵RADIUSサーバーの設定で、登録ユーザーのパスワードに '\' を含む文字列を 登録した場合、内蔵RADIUSサーバーで認証できません。 パスワードに '\' を含む文字列が登録できなくするようにファームウェアを修正 予定です。 ★設定保存に関する制限事項 「DHCPサーバーのリース情報」や「Wi-Fi設定のMACアクセス制限」に合わせて 2000件以上の設定が登録されていると、設定保存領域が不足し保存でエラーと なる場合があります。この場合は、不要な設定を削減してください。 上記の現象が発生しないようにファームウェアを修正予定です。 ★WPA2/WPA3 Personal設定時の注意事項 WPA2/WPA3 Personal設定時にiPhoneなどのiOS端末が接続できない場合があります。 接続できない場合はiOSを最新のバージョンに更新してください。当社では iOS 12.1.4において接続を確認しております。 iOSを更新できない場合は、ほかの端末とSSIDを分けていただき、iOS端末用のSSID にはWPA2 Personalをご使用ください。 ★Fast Transition (802.11r)に関する注意事項 無線設定で Fast Transition を有効にすると、無線接続できなくなる Wi-Fiアダプターが存在します。 お使いのWi-Fiアダプターが Fast Transition を有効にすると接続できなくなる 場合には、Fast Transition を無効にしてください。 ★Wi-Fi認証に関する情報 ・本製品は、Ver.1.00 においてWi-Fi認定を取得しております。 認証されているStandardは以下のとおりです。 Wi-Fi CERTIFIED a, b, g, n, ac, 6 WPA - Enterprise, Personal WPA2 - Enterprise, Personal WPA3 - Enterprise, Personal EAP methods Protected Management Frames 192-bit Security Enhanced Open WMM 最新の取得状況につきましては、Wi-Fi Allianceの製品検索ページをご覧ください。 VR-U300WのCID(Certification ID)はWFA114362です。 https://www.wi-fi.org/product-finder ★ライセンスについて - 本ソフトウェアの一部はGNU General Public Licenseに基づくオープンソース モジュールを採用しています。 本製品を購入されたお客様は、このLicenseに基づき、使用モジュールに関する ソースコードを有償で入手することができます。 詳しくは当社ホームページ(https://www.buffalo.jp/)を参照ください。 - This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSL Toolkit (http://www.openssl.org/) - Copyright (c) 1983-2000 The Regents of the University of California. All rights reserved. - Copyright 1989, 1991, 1992 by Carnegie Mellon University - Copyright 2022 Buffalo Inc. ------------------------------------------------------------------------ 本製品に含まれるソフトウェアの著作権は、オープンソースモジュールを除き、 すべて当社に帰属します。                          株式会社 バッファロー ------------------------------------------------------------------------