************************************************************************* * WAPM-1166D ファームウェア リリースノート * * * * Ver.1.2.6 (2015/03/16 現在) * * Copyright(C) 2014 Buffalo Inc. * ************************************************************************* このドキュメントは、WAPM-1166Dのファームウェアについての使用方法や注意 事項などをまとめたものです。本ファームウェアをご利用いただく前に必ずお読み いただきますようお願いいたします。 ------------------------------------------------------------------------ 1. リリースバージョン このリリースノートで案内するファームウェアバージョンは、Ver1.2.6 です。 現在WAPM-1166Dで動作しているファームウェアバージョンは、次のいずれか の方法で確認することができます。 ・Web設定インターフェースのTOP画面で、[システム情報]を選択する ・WLS-ADTで、該当機器をクリックし、「ステータス」ウィンドウを確認する ------------------------------------------------------------------------ 2. 本ファームウェアを適用可能な製品 このファームウェアは、以下の製品に対してのみ適用することができます。 ・WAPM-1166D ------------------------------------------------------------------------ 3. 本ファームウェアを製品に適用する方法 このファームウェアを製品に書き込む為には、次の2通りの手法があります。 複数台の製品に同一ファームウェアを書き込む場合は、WLS-ADTを使用することを お勧めします。 ・Web設定インターフェースのファームウェア更新画面からファイルを書き込む i) Web設定インターフェースのTOP画面で、 [エアステーションのファームウェアを更新する]をクリックします ii) [ファームウェアファイル名]項目の[参照...]ボタンをクリックし、 ファームウェアファイルを指定します iii) [更新実行]ボタンをクリックします ・WLS-ADT(別売)を使用する i) WLS-ADTのメイン画面で、ファームウェアを更新する製品を選択し、 右クリックします ii) [AirStation/BusinessSwitchの機能]-[ファームウェアの更新]を 選択します iii) ダイアログボックスが表示されますので、[参照(R)]ボタンをクリック し、ファームウェアファイルを指定します。 iv) [実行]ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新が開始され ます。 ------------------------------------------------------------------------ 4. 本バージョンのリリースに対応したドキュメント このファームウェアリリースに関する詳細な機能については、以下の文書を参照 ください。 ・WAPM-1166D マニュアル http://buffalo.jp/download/manual/w/wapm-1166d.html ------------------------------------------------------------------------ 5. 本バージョンのリリースによって新たに追加された機能 Ver1.0.3からVer1.2.6の間に追加された機能は以下の通りです。 (Wireless) - 屋外モードをサポートしました。 802.11aで屋外モードを有効にすると、屋外での使用が禁じられているW52、W53を 使用しなくなります。屋外にアンテナを設置して使用される場合は、Ver1.2.6以降 にアップデートを行い、[802.11a 無線基本]-[屋外モード] にて屋外モードを有効 にしてください。 - WDSにおけるオートチャンネルをサポートしました。 設定されているオートチャンネルの範囲内で、WDS接続先のアクセスポイントとチャ ンネルの同期を行います。DFS機能によりチャンネルが変更された場合でも、チャン ネルの同期が行われ通信が回復します。チャンネルの同期には数分かかります。 WDSオートチャンネルは、802.11g または 802.11a のオートチャンネル設定時、 802.11aのDFS帯である W53/W56 の固定チャンネル設定時に自動的に有効になります。 (MAC-RADIUS) - MAC-RADIUS認証をサポートしました。 無線機器が接続したときに、その機器のMACアドレスを利用した認証を行うことが できます。 (RADIUS) - 内蔵RADIUSサーバー機能をサポートしました。 本機能を使用することにより、RADIUSサーバー(Windows Server等)をお持ちでな い環境においてもEAP認証を使用した無線ネットワークを構築することができます。 また、ネットワーク上の他のRADIUSクライアント(アクセスポイント・スイッチなど) の認証を行うこともできます。 (ProxyARP) - Proxy ARP(プロキシ・アープ)機能を追加しました。 アクセスポイントを経由するARPパケットを監視し、必要なインターフェースのみに 転送したり、実際のホストの代わりに応答することができるようになります。これに よって、冗長なARPパケットがトラフィックに及ぼす影響を減少させることができ、 無線子機のパフォーマンスと省電力を向上させることができます。 (SNMP) - SNMPにおいて、SNMPv3とSNNP Trapをサポートしました。 ------------------------------------------------------------------------ 6. 本バージョンのリリースによって変更された仕様 Ver1.0.3からVer1.2.6の間に変更された仕様は以下の通りです。 (ファームウェア更新) - ファームウェア更新を開始すると無線が停止します。このためFW更新を行なう機器 に対して無線経由でアクセスしている場合は、プログレスバーが更新されません。 機器のDIAGランプが消灯してから管理画面にアクセスし、ファームウェアバージョン が変更されていることをご確認ください。 (RADIUS) - Session Timeout に1〜59秒を設定した場合に、Session Timeoutが60秒となるよう に仕様を変更しました。 ------------------------------------------------------------------------ 7. 本バージョンのリリースによって修正された不具合 Ver1.0.3からVer1.2.6の間に修正された不具合は以下の通りです。 (Wireless) - 802.11aにおいて、WDSを使用している場合に通信できなくなる場合がある不具合 を修正しました。 - RADIUSサーバーをホスト名で指定している場合に、初回の名前解決に失敗すると、 RADIUSサーバーに接続できなくなる不具合を修正しました。 - 無線LAN子機によっては、端末キープアライブ間隔でキープアライブが正しく行わ れない不具合を修正しました。 (VLAN) - マルチプルVLAN使用時に通信障害が発生する場合がある不具合を修正しました。 (System) - NTPサーバーによっては、NTPによる時刻設定が行えない不具合を修正しました。 ------------------------------------------------------------------------ 8. 本バージョンのリリースにおける既知の注意事項・制限事項・マニュアル補足 事項 このファームウェアでは、以下のような運用上注意すべき項目・制限事項など、 マニュアル記述上補足すべき事項があります。マニュアルと併せてご確認ください。 ★屋外での使用に関する注意事項 - 屋外にアンテナを設置して使用される場合は、Ver1.2.6以降にアップデートを 行い、[802.11a 無線基本]-[屋外モード] にて屋外モードを有効にしてください。 802.11aで屋外モードを有効にすると、屋外での使用が禁じられているW52、W53を 使用しなくなります。 ★WDS設定に関する制限事項 - WDS設定において、通信が行えないアクセスポイントのMACアドレスを登録しない でください。登録したアクセスポイントと通信が行えない場合に、定期的にアクセス ポイントの検索を行うため、パフォーマンスが低下します。 - [無線設定] - [WDS] にて、通信可能なアクセスポイントのリストからMACアドレス を削除すると、他に登録されている通信可能なアクセスポイントと通信できなくなる 場合があります。その場合は「全て削除」を実行し、再度アクセスポイントを登録し なおすことで通信できるようになります。 本制限は将来のファームウェア改版にて改善される予定です。 ★ファームウェア更新に関する注意事項 - ファームウェア更新を開始すると無線が停止します。このためFW更新を行なう機器 に対して無線経由でアクセスしている場合は、プログレスバーが更新されません。 機器のDIAGランプが消灯してから管理画面にアクセスし、ファームウェアバージョン が変更されていることをご確認ください。 ★Wi-Fi認証に関する情報 ・本製品は、Ver1.0.3 においてWi-Fi認定を取得しております。認証されているStandard は以下の通りです。 Wi-Fi CERTIFIED a, b, g, n, ac WPA - Enterprise, Personal WPA2 - Enterprise, Personal Extended EAP (TLS/TTLS/PEAPv0/PEAPv1-GTC/SIM/AKA/FAST) Protected Management Frames WMM Wi-Fi Protected Setup - PIN,PBC 最新の取得状況につきましては、Wi-Fi Allianceの製品検索ページをご覧ください。 WAPM-1166DのCID(Certification ID)はWFA56129です。 http://certifications.wi-fi.org/wbcs_certified_products.php?lang=ja ★ライセンスについて - 本ソフトウェアの一部はGNU General Public Licenseに基づくオープンソース モジュールを採用しています。 本製品を購入されたお客様は、このLicenseに基づき、使用モジュールに関する ソースコードを有償で入手することができます。 詳しくは弊社ホームページ(http://buffalo.jp/)を参照ください。 - This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSL Toolkit (http://www.openssl.org/) - Copyright (c) 1983-2000 The Regents of the University of California. All rights reserved. - Copyright 1989, 1991, 1992 by Carnegie Mellon University - Copyright 2014 Buffalo Inc. ------------------------------------------------------------------------ ・本製品に含まれるソフトウェアの著作権は、オープンソースモジュールを除き、 すべて弊社に帰属します。 ・Windows(95/98/ME/2000/XP/Vista/7/8)は米国Microsoft社の登録商標です。 ・Mac OS、Safariは米国Apple社の登録商標です。                          株式会社 バッファロー ------------------------------------------------------------------------