************************************************************************* * WAPM-1266R ファームウェア リリースノート * * * * Ver.1.36 (2024/09/03 現在) * * Copyright(C) 2017 Buffalo Inc. * ************************************************************************* このリリースノートは、WAPM-1266Rのファームウェアについての使用方法や注意 事項などをまとめたものです。本ファームウェアをご利用いただく前に必ずお読 みください。 ------------------------------------------------------------------------ 1. リリースバージョン このリリースノートでご案内するファームウェアバージョンは、Ver.1.36 です。 現在のファームウェアバージョンは、次の2通りの方法で確認できます。 ・本製品の設定画面トップページ(Home)で、[システム情報]を選択する ・WLS-ADTで、該当機器をクリックし、「ステータス」ウィンドウを確認する ------------------------------------------------------------------------ 2. 本ファームウェアを適用可能な製品 このファームウェアは、以下の製品に対してのみ適用することができます。 ・WAPM-1266R ------------------------------------------------------------------------ 3. 本ファームウェアの適用方法 このファームウェアを製品に適用するには、次の2通りの方法があります。 複数台の製品に同一ファームウェアを適用する場合は、WLS-ADTを使用することを おすすめします。 ・本製品の設定画面からファームウェアを更新する i) 本製品の設定画面トップページ(Home)で、 [エアステーションのファームウェアを更新する]をクリックします。 ii) [ファームウェアファイル名]項目の[参照...]ボタンをクリックし、 ファームウェアファイルを指定します。 iii) [設定]ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新を開始します。 ・WLS-ADT(別売)からファームウェアを更新する i) WLS-ADTの機器一覧画面で、ファームウェアを更新する製品を選択し、 右クリックします。 ii) [AirStation/BusinessSwitchなどの機能]-[ファームウェアの更新]を 選択します。 iii) ダイアログボックスが表示されますので、[参照(R)]ボタンをクリック し、ファームウェアファイルを指定します。 iv) [実行]ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新を開始します。 ------------------------------------------------------------------------ 4. 本バージョンのリリースに対応したドキュメント このファームウェアリリースに関する詳細な機能については、以下のドキュメント を参照してください。 ・WAPM-1266R マニュアル https://www.buffalo.jp/support/download/list/?item_code=WAPM-1266R ------------------------------------------------------------------------ 5. 本バージョンのリリースによって新たに追加された機能 Ver1.32からVer1.36の間に追加された機能は以下の通りです。 (CLI) - WDS接続設定を一括で削除するコマンド(airset [band] wds delete all)を追加しました。 ------------------------------------------------------------------------ 6. 本バージョンのリリースによって変更された仕様 Ver1.32からVer1.36の間に変更された仕様は以下の通りです。 (System) - 設定変更中の電源切断などで設定領域が破損した場合に、再起動する代わりに、DIAG LEDが2回点滅するように変更しました。 この場合の対処方法は取扱説明書を参照してください。 (CLI) - 本製品がSSH接続で使用しているモジュール(OpenSSH)をバージョンアップしました。 (Syslog) - Assocログへ接続先SSID名、RSSI情報を表示するように変更しました。 - 再起動/ファームウェア更新/設定復元時に再起動を示すログを転送するように変更しました。 ※停電や外部から強制的に電源を遮断された場合は転送されません。 ------------------------------------------------------------------------ 7. 本バージョンのリリースによって修正された問題 Ver1.32からVer1.36の間に修正された問題は以下の通りです。 (Web) - 無線環境モニターでセキュリティーの項目が正しく表示されないことがある問題を修正しました。 - クライアントモニター画面のWDS送受信パケットが正しく表示されない問題を修正しました。 (キキNavi) - 管理ユーザー名に"."記号を含む場合、キキNaviからプロファイルの適用ができない問題を修正しました。 (CLI) - 管理ユーザー名に"."記号を含む場合、CLIにログインできない問題を修正しました。 - edit modeにてRADIUSユーザー管理設定、MACアクセス制限の設定を大量に流し込む際にかかる時間を改善しました。 - show statusコマンドにてビームフォーミング設定の設定値が表示されない問題を修正しました。 - 表示を一部修正しました。 (WLS-ADT) - デフォルトゲートウェイが未設定の場合、Wi-Fi物理層設定・RADIUS設定・機種固有設定が機能しなくなる問題を修正しました。 - 以下の条件にすべて合致した場合、アクセスポイントの送信出力が低下していた問題を修正しました。 ・WLS-ADTのWi-Fi物理層設定を使用している ・アクセスポイントにWi-Fi機器が接続されていない (Wireless) - 複数のSSIDを使用している環境でRapid STPを有効にするとWi-Fi接続できなくなる問題を修正しました。 (Syslog) - 起動時のログ情報の表示を一部修正しました。 (System) - ごくまれに設定が初期化されてしまう問題を修正しました。 ------------------------------------------------------------------------ 8. 本バージョンのリリースにおける既知の注意事項・制限事項・補足事項 このファームウェアでは、以下のような運用上注意すべき項目・制限事項、補足 事項があります。取扱説明書と併せてご確認ください。 ★キキNaviに関する注意事項 本ファームウェアに更新をすると、お客様の機器が起動した直後に当社の キキNaviクラウドサーバーとの通信を実施し、機器のシリアル番号とMACアドレスを 送信するようになります。この通信は、キキNaviクラウドサーバーへの機器の 登録の有無を確認するために行われ、登録があることが確認された場合、事前に 登録いただいた設定値などの内容に基づいて対象機器の設定が行われます。 送信されたシリアル番号とMACアドレスは、機器の登録の確認のためにのみ 使用され、登録を確認した後はキキNaviクラウドサーバーに保存されることなく 直ちに削除されます。 ★WPA2/WPA3 Personal設定時の注意事項 WPA2/WPA3 Personal設定時にiPhoneなどのiOS端末が接続できない場合があります。 接続できない場合はiOSを最新のバージョンに更新してください。当社では iOS 12.1.4において接続を確認しております。 iOSを更新できない場合は、ほかの端末とSSIDを分けていただき、iOS端末用のSSID にはWPA2 Personalをご使用ください。 ★SSIDの最大数に関する注意事項 本製品では、2.4 GHzと5 GHzで、それぞれ最大16個のSSIDを設定できます。ただし、 リピーター機能使用時にはSSIDはそれぞれ最大15個となります。 ★電波環境見える化機能に関する注意事項 電波環境見える化機能の電波使用率の表示について、以下の制限・注意事項があります。 - WAPM-1750Dと比較して隣接チャンネル干渉の割合が高く見える場合があります。 - WAPM-1750Dと比較して5GHz側で非Wi-Fi信号が発生している場合、干渉波として 検出されるチャンネル範囲が広い場合があります。 - 5GHz側の160MHzのWi-Fi干渉波が非Wi-Fi干渉波として検出される場合があります。 ★Wi-Fi認証に関する情報 ・本製品は、Ver.1.14 においてWi-Fi認定を取得しております。認証されているStandard は以下の通りです。 Wi-Fi CERTIFIED a, b, g, n, ac WPA - Enterprise, Personal WPA2 - Enterprise, Personal WPA3 - Enterprise, Personal Extended EAP(TLS/TTLS/PEAPv0/PEAPv1-GTC/SIM/AKA/AKA Prime/FAST) Protected Management Frames 192-bit Security Enhanced Open WMM 最新の取得状況につきましては、Wi-Fi Allianceの製品検索ページをご覧ください。 WAPM-1266RのCID(Certification ID)はWFA72012です。 https://www.wi-fi.org/product-finder ★ライセンスについて - 本ソフトウェアの一部はGNU General Public Licenseに基づくオープンソース モジュールを採用しています。 本製品を購入されたお客様は、このLicenseに基づき、使用モジュールに関する ソースコードを有償で入手することができます。 詳しくは当社ホームページ(https://www.buffalo.jp/)を参照ください。 - This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSL Toolkit (http://www.openssl.org/) - Copyright (c) 1983-2000 The Regents of the University of California. All rights reserved. - Copyright 1989, 1991, 1992 by Carnegie Mellon University - Copyright 2017 Buffalo Inc. ------------------------------------------------------------------------ 本製品に含まれるソフトウェアの著作権は、オープンソースモジュールを除き、 すべて当社に帰属します。                          株式会社 バッファロー ------------------------------------------------------------------------