************************************************************************* * WAPM-1750D ファームウェア リリースノート * * * * Ver.1.02 (2016/06/27 現在) * * Copyright(C) 2016 Buffalo Inc. * ************************************************************************* このドキュメントは、WAPM-1750Dのファームウェアについての使用方法や注意 事項などをまとめたものです。本ファームウェアをご利用いただく前に必ずお読み いただきますようお願いいたします。 ------------------------------------------------------------------------ 1. リリースバージョン このリリースノートで案内するファームウェアバージョンは、Ver1.02 です。 現在WAPM-1750Dで動作しているファームウェアバージョンは、次のいずれか の方法で確認することができます。 ・Web設定インターフェースのTOP画面で、[システム情報]を選択する ・WLS-ADTで、該当機器をクリックし、「ステータス」ウィンドウを確認する ------------------------------------------------------------------------ 2. 本ファームウェアを適用可能な製品 このファームウェアは、以下の製品に対してのみ適用することができます。 ・WAPM-1750D ------------------------------------------------------------------------ 3. 本ファームウェアを製品に適用する方法 このファームウェアを製品に書き込む為には、次の2通りの手法があります。 複数台の製品に同一ファームウェアを書き込む場合は、WLS-ADTを使用することを お勧めします。 ・Web設定インターフェースのファームウェア更新画面からファイルを書き込む i) Web設定インターフェースのTOP画面で、 [エアステーションのファームウェアを更新する]をクリックします ii) [ファームウェアファイル名]項目の[参照...]ボタンをクリックし、 ファームウェアファイルを指定します iii) [更新実行]ボタンをクリックします ・WLS-ADT(別売)を使用する i) WLS-ADTのメイン画面で、ファームウェアを更新する製品を選択し、 右クリックします ii) [AirStation/BusinessSwitchの機能]-[ファームウェアの更新]を 選択します iii) ダイアログボックスが表示されますので、[参照(R)]ボタンをクリック し、ファームウェアファイルを指定します。 iv) [実行]ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新が開始され ます。 ------------------------------------------------------------------------ 4. 本バージョンのリリースに対応したドキュメント このファームウェアリリースに関する詳細な機能については、以下の文書を参照 ください。 ・WAPM-1750D マニュアル http://d.buffalo.jp/wapm-1750d/ ------------------------------------------------------------------------ 5. 本バージョンのリリースによって新たに追加された機能 Ver1.00からVer1.02の間に追加された機能は以下の通りです。 (WLS-ADT) - WLS-ADTによるリモート管理機能をサポートしました。 WLS-ADTと本製品を組み合わせることで、インターネットを使って離れた拠点のアク セスポイントを管理することができます。 この機能を使用するには、WLS-ADT Ver2.4.0以降が必要です。 - 電波環境見える化機能をサポートしました。 WLS-ADTと本製品を組み合わせることで、アクセスポイント周囲の電波環境を可視化 できます。 この機能を使用するには、WLS-ADT Ver2.4.0以降が必要です。 (Bridge) - Rapid Spanning Tree 機能を追加しました。 (SNMP) - 以下のMIBオブジェクトのサポートを追加しました。 LLDP-MIB (RADIUS) - RADIUS Accounting機能を追加しました。 - MAC-RADIUS認証機能を追加しました。 - 内蔵RADIUSサーバー機能を追加しました。 本機能を使用することにより、RADIUSサーバー(Windows Server等)をお持ちでな い環境においてもEAP認証を使用した無線ネットワークを構築することができます。 また、ネットワーク上の他のRADIUSクライアント(アクセスポイント・スイッチなど) の認証を行うこともできます。 本機能では、以下の内部認証方式を用いた認証が可能です。Accounting機能は サポートされません。 EAP-PEAP(MS-PEAP) EAP-TLS ※EAP-TLS認証を実行するためには、別途PKI証明書(サーバー・ユーザ双方)が必要となります。 ------------------------------------------------------------------------ 6. 本バージョンのリリースによって変更された仕様 Ver1.00からVer1.02の間に変更された仕様はありません。 ------------------------------------------------------------------------ 7. 本バージョンのリリースによって修正された不具合 Ver1.00からVer1.02の間に修正された不具合は以下の通りです。 (Wireless) - 多くの無線子機(およそ30台)が接続され、かつ電波状態が良くない環境において、 アクセスポイントがリブートする場合がある問題を修正しました。 - 多くの無線子機(およそ30台)に対して、同時にデーターを送信し続けていると、 アクセスポイントがリブートする場合がある問題を修正しました。 ------------------------------------------------------------------------ 8. 本バージョンのリリースにおける既知の注意事項・制限事項・マニュアル補足 事項 このファームウェアでは、以下のような運用上注意すべき項目・制限事項など、 マニュアル記述上補足すべき事項があります。マニュアルと併せてご確認ください。 ★無線環境モニターに関する制限事項 無線チャンネルにAutoチャンネルを使用している場合には、Autoチャンネルで設定 した動作範囲のチャンネルに存在するアクセスポイントのみ表示されます。 たとえば802.11aで無線チャンネルに「Auto(W52)」を指定している場合には、W53,W56 に存在するアクセスポイントは無線環境モニターに表示されません。 本制限は将来のファームウェア改版にて改善される予定です。 ★Wi-Fi認証に関する情報 ・本製品は、Ver1.00 においてWi-Fi認定を取得しております。認証されているStandard は以下の通りです。 Wi-Fi CERTIFIED a, b, g, n, ac WPA - Enterprise, Personal WPA2 - Enterprise, Personal Extended EAP(TLS/TTLS/PEAPv0/PEAPv1-GTC/SIM/AKA/AKA Prime/FAST) Protected Management Frames WMM 最新の取得状況につきましては、Wi-Fi Allianceの製品検索ページをご覧ください。 WAPM-1750DのCID(Certification ID)はWFA64716です。 http://www.wi-fi.org/product-finder ★ライセンスについて - 本ソフトウェアの一部はGNU General Public Licenseに基づくオープンソース モジュールを採用しています。 本製品を購入されたお客様は、このLicenseに基づき、使用モジュールに関する ソースコードを有償で入手することができます。 詳しくは弊社ホームページ(http://buffalo.jp/)を参照ください。 - This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSL Toolkit (http://www.openssl.org/) - Copyright (c) 1983-2000 The Regents of the University of California. All rights reserved. - Copyright 1989, 1991, 1992 by Carnegie Mellon University - Copyright 2016 Buffalo Inc. ------------------------------------------------------------------------ ・本製品に含まれるソフトウェアの著作権は、オープンソースモジュールを除き、 すべて弊社に帰属します。 ・Windows(95/98/ME/2000/XP/Vista/7/8/8.1/10)は米国Microsoft社の登録商標です。 ・Mac OS、Safariは米国Apple社の登録商標です。                          株式会社 バッファロー ------------------------------------------------------------------------