************************************************************************* * WAPM-2133TR ファームウェア リリースノート * * * * Ver.1.12 (2018/11/28 現在) * * Copyright(C) 2017 Buffalo Inc. * ************************************************************************* このリリースノートは、WAPM-2133TRのファームウェアについての使用方法や注意 事項などをまとめたものです。本ファームウェアをご利用いただく前に必ずお読み ください。 ------------------------------------------------------------------------ 1. リリースバージョン このリリースノートで案内するファームウェアバージョンは、Ver.1.12 です。 現在のファームウェアバージョンは、次の2通りの方法で確認できます。 ・Web設定画面のトップページで、[システム情報]を選択する ・WLS-ADTで、該当機器をクリックし、「ステータス」ウィンドウを確認する ------------------------------------------------------------------------ 2. 本ファームウェアを適用可能な製品 このファームウェアは、以下の製品に対してのみ適用することができます。 ・WAPM-2133TR ------------------------------------------------------------------------ 3. 本ファームウェアの適用方法 このファームウェアを製品に適用するには、次の2通りの方法があります。 複数台の製品に同一ファームウェアを適用する場合は、WLS-ADTを使用することを お勧めします。 ・Web設定画面のファームウェア更新画面を使用する i) Web設定画面のトップページで、 [エアステーションのファームウェアを更新する]をクリックします。 ii) [ファームウェアファイル名]項目の[参照...]ボタンをクリックし、 ファームウェアファイルを指定します。 iii) [更新実行]ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新が開始 されます。 ・WLS-ADT(別売)を使用する i) WLS-ADTのメイン画面で、ファームウェアを更新する製品を選択し、 右クリックします。 ii) [AirStation/BusinessSwitchの機能]-[ファームウェアの更新]を 選択します。 iii) ダイアログボックスが表示されますので、[参照(R)]ボタンをクリック し、ファームウェアファイルを指定します。 iv) [実行]ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新が開始され ます。 ------------------------------------------------------------------------ 4. 本バージョンのリリースに対応したドキュメント このファームウェアリリースに関する詳細な機能については、以下のドキュメント を参照してください。 ・WAPM-2133TR マニュアル http://d.buffalo.jp/wapm-2133tr/ ------------------------------------------------------------------------ 5. 本バージョンのリリースによって新たに追加された機能 Ver1.10からVer1.12の間に追加された機能は以下の通りです。 (CLI) - コマンドラインインターフェース(CLI)をサポートしました。シリアルポート/ Telnet/SSHからコマンドを使って本製品を操作できます。 詳細は当社ホームページに掲載のコマンドリファレンスをご参照ください。 (WLS-ADT) - WLS-ADTの不正AP検知機能に対応しました。 この機能を使用するには、WLS-ADT Ver4.1.0以降が必要です。 ------------------------------------------------------------------------ 6. 本バージョンのリリースによって変更された仕様 Ver1.10からVer1.12の間に変更された仕様は以下の通りです。 (緊急時モード) - WLS-ADTによるグループ管理中でも本製品のWeb/CLIインターフェースから緊急 時モードの有効・無効を個別に切り替えられるように仕様を変更しました。 WLS-ADTからの緊急時モード変更も引き続きご使用いただけます。 (Wireless) - 接続中の無線子機から再接続を要求されたときに、切断することなく再接続さ れるように仕様を変更しました。 - RADIUSサーバーに送信するCalling-Station-Idのフォーマット(「""(区切り なし、小文字)」または「"_"(ハイフン区切り、大文字)」)を選択できるよう に仕様を変更しました。詳しくは最新のユーザーマニュアルをご参照ください。 (SNMP) - ifMIBのifXTable(.1.3.6.1.2.1.31.1.1)において64ビットカウンターを取得で きるように仕様を変更しました。 - BridgeMIBにおいてdot1dStp(1.3.6.1.2.1.17.2)の値を取得できるように仕様 を変更しました。 (syslog) - syslogに出力される無線ログにおいて、チャンネル・バンド・デバイス名の 出力が統一されるようにログフォーマットを変更しました。 (Web) - ステアリングポリシーの表示と設定を、SSID一覧を表示する画面から行えるよ うに設定画面の仕様を変更しました。 ------------------------------------------------------------------------ 7. 本バージョンのリリースによって修正された不具合 Ver1.10からVer1.12の間に修正された不具合は以下の通りです。 (Wireless) - リピーター機能(WDS)を5GHzのW52(36/40/44/48チャンネル)または2.4GHzの 固定チャンネルで使用している場合でも、通信相手のアクセスポイントが停止す ると同じチャンネルの無線パフォーマンスが低下する問題を修正しました。 オートチャンネルまたはDFSチャンネルを使用している場合は、通信相手のアク セスポイントが停止すると、従来どおり定期的に通信相手のアクセスポイントを 探すためパフォーマンスが低下します。 - 無線スケジューラーで日をまたぐスケジュールを登録している場合に 0:00 に無線が有効になる場合がある問題を修正しました。 (SNMP) - 最大数のSSIDを使用している場合にSNMPが正しく取得できない問題を修正し ました。 (WLS-ADT) - 本製品にSSIDを20個以上設定している状態でWLS-ADTから本製品を再起動した 場合に、「通信不可」と表示されることがある問題を修正しました。 - WLS-ADTから同じSSID値を複数持つ設定を登録できない問題を修正しました。 (Web) - 一部のブラウザーで正しく設定画面を表示できない問題を修正しました。 (System) - 本製品の有線ポートにおいて設定変更時に不要な Link Down/Up が発生する 場合がある問題を修正しました。 ------------------------------------------------------------------------ 8. 本バージョンのリリースにおける既知の注意事項・制限事項・補足事項 このファームウェアでは、以下のような運用上注意すべき項目・制限事項、補足 事項があります。取扱説明書と併せてご確認ください。 ★SSIDの最大数に関する注意事項 本製品では、2.4GHzと5GHzで、それぞれ最大16個のSSIDを設定できます。ただし、 リピーター機能使用時にはSSIDはそれぞれ最大15個となります。 本仕様により、リピーター機能使用時は、WLS-ADTから一つの周波数帯に16個の SSID設定を行うと「正常に完了しました」と表示されますが、16番目のSSIDは 反映されません。 ★電波環境見える化機能に関する注意事項 電波環境見える化機能の電波使用率の表示について、以下の制限・注意事項があります。 - WAPM-1750Dと比較して隣接チャンネル干渉の割合が高く見える場合があります。 - WAPM-1750Dと比較して5GHz側で非Wi-Fi信号が発生している場合、干渉波として 検出されるチャンネル範囲が広い場合があります。 ★Wi-Fi認証に関する情報 ・本製品は、Ver.1.00 においてWi-Fi認定を取得しております。認証されているStandard は以下の通りです。 Wi-Fi CERTIFIED a, b, g, n, ac WPA - Enterprise, Personal WPA2 - Enterprise, Personal Extended EAP(TLS/TTLS/PEAPv0/PEAPv1-GTC/SIM/AKA/AKA Prime/FAST) Protected Management Frames WMM 最新の取得状況につきましては、Wi-Fi Allianceの製品検索ページをご覧ください。 WAPM-2133TRのCID(Certification ID)はWFA69863です。 http://www.wi-fi.org/product-finder ★ライセンスについて - 本ソフトウェアの一部はGNU General Public Licenseに基づくオープンソース モジュールを採用しています。 本製品を購入されたお客様は、このLicenseに基づき、使用モジュールに関する ソースコードを有償で入手することができます。 詳しくは当社ホームページ(http://buffalo.jp/)を参照ください。 - This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSL Toolkit (http://www.openssl.org/) - Copyright (c) 1983-2000 The Regents of the University of California. All rights reserved. - Copyright 1989, 1991, 1992 by Carnegie Mellon University - Copyright 2017 Buffalo Inc. ------------------------------------------------------------------------ 本製品に含まれるソフトウェアの著作権は、オープンソースモジュールを除き、 すべて当社に帰属します。                          株式会社 バッファロー ------------------------------------------------------------------------