************************************************************************* * WAPS-APG600H ファームウェア リリースノート * * * * Ver.1.18.1 (2016/06/30) * * Copyright(C) 2016 Buffalo Inc. * ************************************************************************* このドキュメントは、WAPS-APG600Hのファームウェアについての使用方法や注意 事項などをまとめたものです。本ファームウェアをご利用いただく前に必ずお読み ください。 ------------------------------------------------------------------------ 1. リリースバージョン このリリースノートで案内するファームウェアバージョンは、Ver.1.18.1 です。 現在WAPS-APG600Hで動作しているファームウェアバージョンは、次のいずれか の方法で確認することができます。 ・Web設定インターフェースのTOP画面で、[システム情報]を選択する ・BUFFALO Network Admin Toolsで、[アクセスポイントの検索]を実行する ・WLS-ADTで、本製品をクリックし「ステータス」ウィンドウを確認する ------------------------------------------------------------------------ 2. 本ファームウェアを適用可能な製品 このファームウェアは、以下の製品に対してのみ適用することができます。 ・WAPS-APG600H ------------------------------------------------------------------------ 3. 本ファームウェアを製品に適用する方法 このファームウェアを製品に書き込む方法は、以下の3通りです。 複数台の製品に同一ファームウェアを書き込む場合は、WLS-ADTあるいは BUFFALO Network Admin Toolsを使用することをおすすめします。 ・Web設定インターフェースのファームウェア更新画面からファイルを書き込む i) Web設定インターフェースのTOP画面で、 [エアステーションのファームウェアを更新する]をクリックします。 ii) [ファームウェアファイル名]項目の[参照...]ボタンをクリックし、 ファームウェアファイルを指定します。 iii) [更新する]ボタンをクリックします。 ・BUFFALO Network Admin Tools(別売)を使用する i) BUFFALO Network Admin Toolsのメイン画面で、ファームウェアを更新する 製品を選択します。 ii) [ファイル(F)]-[ファームウェア書き込み(F)]を選択します。 iii) ダイアログボックスが表示されますので、[参照(R)]ボタンをクリック し、ファームウェアファイルを指定します。 iv) [実行]ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新が開始され ます。 ・WLS-ADT(別売)を使用する i) WLS-ADTのメイン画面で、ファームウェアを更新する製品を選択し、 右クリックします。 ii) [AirStation/BusinessSwitchの機能]-[ファームウェアの更新]を 選択します。 iii) ダイアログボックスが表示されますので、[参照(R)]ボタンをクリック し、ファームウェアファイルを指定します。 iv) [実行]ボタンをクリックすると、ファームウェアの更新が開始され ます。 ------------------------------------------------------------------------ 4. 本バージョンのファームウェアに対応したマニュアル このファームウェアに対応したマニュアルは、以下のホームページからダウンロードできます。 ・WAPS-APG600H マニュアル http://buffalo.jp/download/manual/w/wapsapg600h_ag300h.html ------------------------------------------------------------------------ 5. 本バージョンのリリースによって新たに追加された機能 Ver.1.16.1からVer.1.18.1の間に追加された機能はありません。 ------------------------------------------------------------------------ 6. 本バージョンのリリースによって変更された仕様 Ver.1.16.1からVer.1.18.1の間に変更された仕様はありません。 ------------------------------------------------------------------------ 7. 本バージョンのリリースによって修正された不具合 Ver.1.16.1からVer.1.18.1の間に修正された不具合は以下の通りです。 (Wireless) - iOS端末など一部の端末が無線接続できない場合がある問題を修正しました。 (WLS-ADT) - グループモード使用中にVer.1.12.5以前からファームウェアを更新すると、 グループモードが正常に使用できなくなる問題を修正しました。 ------------------------------------------------------------------------ 8. 本バージョンのリリースにおける既知の注意事項・制限事項・マニュアル補足事項 このファームウェアには、以下の運用上の注意事項・制限事項などがあります。 マニュアルと併せてお読みください。 ★EAP認証利用時における制限事項 外部RADIUSサーバーにRADIUS Accounting非対応のサーバーを利用する場合は、 Accountingを無効にしてください。設定変更後に認証できなくなる場合があります。 設定変更後に認証できなくなった場合は、本製品を再起動してください。 この制限は今後リリースするファームウェアで修正する予定です。 ★USBメモリーからのファームウェア起動について 本製品にはUSBメモリーから直接ファームウェアファイルを読み込んで起動する機能が あります。 - USBメモリーからファームウェアを起動する場合は、次の条件をすべて満たす必要が あります。 ・USBメモリーが本製品に対応していること ・USBメモリーが書き込み可能な状態で、かつ16MB以上の空き容量があること ・当社製フォーマットユーティリティを用いて、FAT12,FAT16,FAT32のいずれかの  形式でフォーマットしているもの(工場出荷時を含む) ・本製品のUSB端子にハブなどを使用せず直接接続していること - 起動可能なUSBメモリーを作成する方法は、以下の通りです。 1. USBメモリーのルートフォルダーに、「WAPS-APG600H」というフォルダーを作成する 2. 「WAPS-APG600H」フォルダーに、起動するファームウェアファイルをコピーする 3. 本製品に接続し、電源を入れる - 起動するファームウェアファイルは、提供時点のファイル名を変更せずにそのまま使用 してください。ファイル名を変更すると、起動できなくなる可能性があります。 - フォルダー内に複数の起動可能なファイルが存在する場合は、そのうちのどれかが起動し ます(起動順序などは指定できません)。 - USBメモリーに起動可能なファームウェアが存在しなかった場合は、内蔵メモリーに保存 されたファームウェアが起動します。ファームウェアがどちらから起動したものである かは、[システム情報]ページで確認することができます。 - USBメモリーからファームウェアを起動した場合でも、Web設定画面からファームウェア 更新を行った場合は、内蔵メモリーのファームウェアが更新されます。 ★AOSSとマルチSSID機能を併用した場合の制限事項 AOSSを有効にする場合、マルチSSID機能の運用において次のような制限事項があります。 - メインSSIDのほか、3つのマルチSSIDインターフェースがAOSSに占有されるため、 ユーザー定義のマルチSSIDインターフェース登録数は1つに制限されます。 ★AOSSのセキュリティー引き継ぎ動作に関する注意事項 AOSSではSSID1に設定されているセキュリティー情報を引き継いで動作します。ただし、以下 の場合はセキュリティー情報を引き継げないため、新しいセキュリティー情報を生成し、既存の セキュリティー情報を上書きします。 - PSKに空白を含む文字列が設定されている場合 - PSKに64文字16進数が設定されている場合 ★WPSで端末と接続する場合の制限事項 SSID1の暗号化にWEP(64/128-bit)、TKIPが設定されている場合、端末とWPSで接続できません。 SSID2〜5の暗号化にWEP(64/128bit)、TKIPが設定されている場合は、WPSで接続できます。 ★AOSSとWPS-PBCを同時に使用した場合の注意事項 WPS機能を「使用する」状態でAOSSボタンを押した場合、AOSSとWPS両方の接続を待機する 状態になります。この場合の待機時間は、WPSの待機時間に合わせるため2分となります。 以下の場合はAOSSのみの接続を待機する状態となるため、待機時間は3分となります。 - WPS機能を「使用しない」状態で本体のAOSSボタンを押した場合。 - [無線設定] - [AOSS]画面で、「AOSS接続を開始します」またはAOSSアイコンをクリックして AOSS接続を開始した場合。 - BN-ADTまたはWL-ADTから「AOSSボタン押下」を実行した場合。 ★ファームウェア更新に関する注意事項 - ファームウェア更新を開始すると無線が停止します。 無線で接続したパソコンからファームウェアを更新したときは、 画面上で進捗を確認できません。製品本体のDIAGランプが消灯してから ブラウザーで設定画面を表示し、ファームウェアバージョンを確認してください。 ★Wi-Fi認証に関する情報 ・本製品は、Ver.1.0.3 においてWi-Fi認定を取得しております。認証されているStandard  は以下の通りです。 WPA - Personal WPA - Enterprise WPA2 - Personal WPA2 - Enterprise Extended EAP (TLS/TTLS/PEAPv0/PEAPv1-GTC/SIM/AKA/FAST) WMM(Wi-Fi MultiMedia) WMM PowerSave 11N Wi-Fi Protected Setup - PIN,PBC,Internal Registrar,External Registrar 最新の取得状況については、Wi-Fi Allianceの製品検索ページをご覧ください。 WAPS-APG600HのCID(Certification ID)はWFA15442です。 http://certifications.wi-fi.org/wbcs_certified_products.php?lang=ja ★ライセンスについて - 本ソフトウェアの一部はGNU General Public Licenseに基づくオープンソース モジュールを採用しています。 本製品を購入されたお客様は、このLicenseに基づき、使用モジュールに関する ソースコードを有償で入手することができます。 詳しくは当社ホームページ(http://buffalo.jp/)を参照ください。 - This product includes software developed by the OpenSSL Project for use in the OpenSSL Toolkit (http://www.openssl.org/) - Copyright (c) 1983-2000 The Regents of the University of California. All rights reserved. - Copyright 1989, 1991, 1992 by Carnegie Mellon University - Copyright 2016 Buffalo Inc. ------------------------------------------------------------------------ ・本製品に含まれるソフトウェアの著作権は、オープンソースモジュールを除き、 すべて当社に帰属します。 株式会社バッファロー ------------------------------------------------------------------------