2つ以上のプロバイダに同時に接続する(PPPoEマルチセッション)


ここでは、PPPoEマルチセッション機能を使って、2つ以上のプロバイダに同時に接続する場合の設定例を説明します。


UPnP機能を使用するパソコンは、「デフォルトの接続先」を使用するように設定してください。AirStationのUPnP機能は、「デフォルトの接続先」にのみ有効です。

DNSアドレスの設定が必要な接続先を「デフォルトの接続先」にしてください。AirStationでは、「デフォルトの接続先」のみDNSアドレスを手動設定できます。

PPPoEマルチセッション機能を使用するには、PPP接続セッション数が2つ以上ある回線が必要です。詳しくは、ご契約のNTTまたはプロバイダにお問い合わせください。

NTTのフレッツサービスにおけるセッション数についての詳細は、以下のホームページを参照してください。(2005年9月現在)

NTT東日本:  http://www.ntt-east.co.jp/release/0209/020924a.html
NTT西日本:  http://www.ntt-west.co.jp/news/0209/020924.html



■ 
接続先の設定
現在の接続先とは別の接続先を新しく登録します。以下の手順で設定してください。


1.
AirStationの設定画面を表示します。

2.
アドバンスト画面を表示します。

[アドバンスト]をクリックします。


3.
WAN設定画面を表示します。

画面左の[WAN設定]をクリックします。


4.
「PPPoE接続先リスト」欄にある、[新規接続先を入力する]をクリックします。


5.
接続先を登録し、[設定]をクリックします。

「接続先名称」は、プロバイダの名称などの分かりやすい名称を半角英数字で入力してください。
「接続ユーザ名」、「接続パスワード」はプロバイダからの指示に従ってください。


6.
「設定を保存しています...完了」と表示されたら、[Back]をクリックします。
7.
登録した接続先が表示されていることを確認します。




以上で接続先の設定は完了です。



■ 
接続先経路の設定
接続先の設定が完了したら、接続時の経路を設定します。ここでは例として、
IPアドレスが「192.168.11.100」のパソコンでは、「接続先の設定」で登録した接続先(例:BUFFALO)を利用する
という経路を設定します。


1.
[接続先経路の追加/削除]をクリックします。


2.
接続先経路を登録し、[設定]をクリックします。

以下のように設定します。

  接続先       :「接続先の設定」で設定した接続先
  宛先アドレス    :(空欄)
  送信元アドレス   :192.168.11.100
  経路の追加位置  :新規追加


3.
「設定を保存しています...完了」と表示されたら、[Back]をクリックします。
4.
登録した経路が表示されていることを確認します。




以上で設定は完了です。