NTTフレッツ・スクウェアに接続する(PPPoEマルチセッション)


AirStationは、PPPoEマルチセッション機能に対応しています。PPPoEマルチセッション機能を使用することで、1つの回線契約でプロバイダとフレッツ・スクウェアに同時に接続できます。また、2つ以上のプロバイダに同時に接続することも可能です。
ここでは例として、PPPoEマルチセッション機能を使ってプロバイダとフレッツ・スクウェアに同時に接続する設定を説明します。

・[ネットワーク設定]-[アタックブロック]で「IP Spoofing」を「ブロックする」に設定している場合、フレッツ・スクウェアに接続できません。「ブロックしない」に設定を変更してから、フレッツ・スクウェアに接続してください。

・PPPoEマルチセッション機能を使用するには、PPP接続セッション数が2つ以上ある回線が必要です。詳しくは、ご契約のNTTまたはプロバイダにお問い合わせください。

・NTTのフレッツサービスにおけるセッション数についての詳細は、以下のホームページを参照してください。(2003年5月現在)


NTT東日本:  http://www.ntt-east.co.jp/release/0209/020924a.html
NTT西日本:  http://www.ntt-west.co.jp/news/0209/020924.html


 
接続先の設定
フレッツ・スクウェアを利用するためには、インターネットの接続先とは別の接続先を設定する必要があります。以下の手順で設定してください。


1.
AirStationの設定画面を表示します。
設定画面の表示方法は添付のマニュアルもしくはCD-ROM内のオンラインマニュアルをご参照ください。
2.
WAN設定画面を表示します。

画面左の[WAN設定]をクリックします。

3.
PPPoE設定画面を表示します。

画面左の[PPPoE]をクリックします。

4.
「接続先名称」に「2:名称なし」を選択します。

選択すると、手順5の画面に変わります。

5.
接続先を登録し、[設定]ボタンをクリックします。
設定はNTT東日本NTT西日本で異なります。


NTT東日本の場合
接続先名称flets
接続ユーザ名guest@flets
接続パスワードguest
設定項目の有効有効

NTT西日本の場合
接続先名称flets
接続ユーザ名flets@flets
接続パスワードflets
設定項目の有効有効



以上で接続先の設定は完了です。



 
接続先経路の設定
接続先の設定が完了したら、接続時の経路を設定します。
フレッツ・スクウェアの場合、「www.flets」にアクセスするため、
「.flets」にアクセスする際は、「接続先設定」で作成した「2:flets」を利用する
という経路を設定します。


1.
以下のように接続先経路を登録し、[追加]をクリックします。

NTT東日本の場合
接続先名称2:flets
宛先アドレス※下記参照
送信元アドレス空欄
経路の追加位置「末尾に追加」を選択
※宛先アドレス 「 1 」 を登録する場合は「新規追加」を選択

宛先アドレスには、下記の数値を順番に入力し、全ての接続先経路情報を追加してください。
また、すでに「172.26.0.0/16」「172.25.0.0/16」「220.210.194.160/27」「220.210.194.224/27」「220.210.196.0/24」「220.210.197.0/26」「220.210.197.64/27」「220.210.197.96/27」の経路情報が追加されている場合、この経路情報を削除のうえ、以下の経路情報を追加してください。

宛先アドレス
1*.flets
2220.210.194.0/25
3220.210.195.0/26
4220.210.195.64/26
5220.210.198.0/26
6220.210.199.0/27
7220.210.198.128/26
8220.210.197.128/25
9220.210.199.128/28
10220.210.199.160/28

上記の経路情報は、2004/9/10 現在、NTT東日本様サイトにて確認した情報です。
経路情報は変更される場合がありますので最新情報はNTT東日本様サイトにて
確認ください。

NTT西日本の場合
接続先名称2:flets
宛先アドレス※下記参照
送信元アドレス空欄
経路の追加位置「末尾に追加」を選択
※宛先アドレス 「 1 」 を登録する場合は「新規追加」を選択

宛先アドレスには、下記の数値を順番に入力し、それぞれ登録してください。
宛先アドレス
1*.flets
210.0.0.0/8

2.
登録した経路が表示されていることを確認します。




以上で接続先の設定は完了です。



 
フレッツ・スクウェアへの接続
接続先経路の設定が完了したら、フレッツ・スクウェアに接続します。


1.
WEBブラウザを起動します。
2.
「アドレス」欄に「www.flets」と入力し、<Enter>キーを押します。

3.
“フレッツ・スクウェア”が表示されます。




以上でフレッツ・スクウェアへの接続は完了です。