[QA番号: BUF16014] 
(更新日:2007/12/26)

 オンデマンドTVを無線LANで視聴すると、動画が停止したりブロックノイズで正常に視聴できません

【詳細】
オンデマンドTVを視聴する際、動画が停止したりブロックノイズで正常に
視聴できないことがあります。


 
【説明】
有線では問題なく視聴できるが、無線接続を行うと動画が停止したりブロックノイズが
発生する場合、以下の【設定】を行ってください。

【設定1】無線親機のIPv6パススルー機能を確認します
【設定2】Multicast Rateの値を24Mbpsに設定します

【設定】を行っても症状が改善されない場合、【対策】を順番に行ってください。

【対策1】チャンネル変更を行います
【対策2】電源の入れなおしを行います
【対策3】ご利用の環境で他にルーターがないか確認します
【対策4】設置位置を変更します
【対策5】Multicast Rateの値を変更します
【対策6】専用受信機をIEEE802.11aで接続します

※有線LAN接続で正常に視聴できない場合は、オンデマンドTVの
 マニュアルなどを参照しセットアップを行った後、無線接続を
 お試しください。


【設定1】無線親機のIPv6パススルー機能を確認します
オンデマンドTVを視聴する場合、IPv6パススルー機能が有効に設定されている必要が あります。 ご利用の無線親機にIPv6パススルー機能が搭載されているか確認します。 IPv6パススルー機能に対応している製品はこちら IPv6パススルー機能は、初期値で「使用しない」に設定されています。以下の手順で IPv6パススルー機能を「使用する」に変更してください。 IPv6パススルー機能を設定する方法はこちら ※オンデマンドTVから無線LAN機器をレンタルされている場合はすでに「使用する」に  設定されているため、変更の必要はありません。レンタル品を初期化した場合は  上記手順で「使用する」に設定してください。 ※以下のLAN端子用 無線子機をご購入してご利用の場合、ファームウェアのバージョンを  ご確認いただき、Ver.2.53未満の場合はファームウェアを更新するか、  マルチクライアント機能を無効にしてください。  ・WLI-TX4-G54HP  ・WLI2-TX1-AG54  ・WLI2-TX1-AMG54  ・WLI3-TX1-G54  ・WLI3-TX1-AMG54  ファームウェアのバージョンを確認する方法はこちら  ファームウェアの更新方法はこちら  マルチクライアント機能を無効にする方法はこちら  TOPへ戻る
【設定2】Multicast Rateの値を24Mbpsに設定します
Multicast Rate(マルチキャストレート)の値を24Mbpsに設定します。 以下の手順で設定を行ってください。 1.無線親機の設定画面を開きます。   設定画面の表示方法はこちら 2.[ブロードバンド放送を使う]をクリックします。 3.「Multicast Rate」で「24Mbps」を選択し(802.11a、802.11gとも)[設定]を   クリックします。   (IEE802.11gのみ対応の無線親機をご利用の場合は「802.11g」のみ) 以上で設定は完了です。  TOPへ戻る
【対策1】チャンネル変更を行います
電波状態が悪い場合、動画が停止したりノイズが発生する場合があります。 無線チャンネルを変更することで症状が改善する場合があります。 以下の手順で変更を行ってください。 無線チャンネルを変更する方法はこちら 症状が改善されたら、対策は完了です。改善されない場合は【対策2】を 行ってください。  TOPへ戻る
【対策2】電源の入れなおしを行います
以下の手順で電源の入れなおしを行うことで症状が改善する可能性があります。 1.モデムと無線親機の電源を切ります。 2.モデムの電源のみ入れます。 3.モデムが完全に起動し、ランプが正常点灯した後に   無線親機の電源を入れます。 症状が改善されたら、次の対策を行う必要はありません。 症状が改善されたら、対策は完了です。改善されない場合は【対策3】を行って ください。  TOPへ戻る
【対策3】ご利用の環境で他にルーターがないか確認します
ご利用の環境で無線親機以外にルーターがある場合、無線親機の ルーター機能を停止してご利用ください。 同じ環境にルーターが複数設置されている場合、ネットワークの接続が不安定に なることがあります。 ルーターを1台にしていただくことで症状が改善される場合があります。 ルーター機能を停止する方法はこちら 症状が改善されたら、対策は完了です。改善されない場合は【対策4】を行って ください。  TOPへ戻る
【対策4】設置位置を変更します
無線親機を以下のように設置することで症状が改善される 場合があります。 ・無線親機は障害物のない、なるべく高い位置に設定していただく  ことで見通しがよくなり症状が改善されることがあります。 ・無線親機と専用受信機の距離はなるべく近づけて設置してください。  距離が離れると電波状態が悪くなり、正常に通信できないことがあります。 症状が改善されたら、対策は完了です。改善されない場合は【対策5】を 行ってください。  TOPへ戻る
【対策5】Multicast Rateの値を変更します
Multicast Rateの値を「18Mbps」または「36Mbps」に変更し、症状が改善されるか ご確認ください。 ※Multicast Rateの値は、24Mbpsに設定することを推奨しますが、  24Mbpsに設定しても映像が途切れる、ノイズが入るなどの場合は  設定値の変更をお試しください。 ※Multicast Rateの値を下げると、通信速度は遅くなりますが、通信距離は改善  されます。電波状態が悪く、設置位置を変更したくない場合に一度お試しください。  (例.18Mbps)逆に、Multicast Rateの値を上げると、通信距離は短くなりますが、  通信速度は速くなります。電波状態がよいにも関わらず、映像にノイズが入る場合に  お試しください。(例.36Mbps)  ただし、Multicast Rateの値を変更したことで、電波状態が悪くなる、または  映像が途切れる、ノイズが入るなどの場合はMulticast Rateの値を「24Mbps」に  設定し、無線親機の近くに設置することをお勧めします。 症状が改善されたら、対策は完了です。改善されない場合は【対策6】を 行ってください。  TOPへ戻る
【対策6】専用受信機をIEEE802.11aで接続します
映像サービスを視聴する場合、高速な通信速度が求められるため、電波干渉が少なく 高速通信が可能なIEEE802.11a(以下11a)で接続を行います。 ・USBタイプの無線子機を専用受信機に取り付ける場合、対応機種はWLI-U2-AMG54HP、  WLI-U2-KAMG54です。取り付けると自動的に11aで接続されるため、特に設定変更は  必要ありません。 ・LAN端子用 無線子機を使用する場合、11aのみを使用する設定に変更します。  設定方法はこちら ※オンデマンドTVからレンタルされている場合、すでに11aに設定されているため、  変更の必要はありません。レンタル品を初期化した場合は上記手順で「自動(11a優先)」に  設定してください。 ※参考 専用受信機との接続の際、11a、IEEE802.11g(以下11g)の同時使用が可能な 無線親機・子機をご利用いただくことをお勧めします。また、無線通信の品質を 安定させるため、ハイパワーモデル同士の組み合わせでのご利用をお勧めします。 推奨機種:WHR-HP-AMPG/UHP 11gのみ対応の無線親機・LAN端子用 無線子機でもご利用いただくことは 可能ですが、以下の症状が発生する場合があります。(専用受信機には11gのみ 対応のUSB無線子機はご利用いただけません) ・パソコンも専用受信機も同じ11gを使用して通信を行うため、パソコン通信か、  オンデマンドTVの視聴のどちらかが正常にできない症状が発生する可能性があります。  TOPへ戻る