CATVモデムにパソコンを直接接続するとインターネットに接続できますが、
エアステーション(AirStation)/ブロードステーション(BroadStation)を
モデムに接続し、ルータ経由にするとインターネットができない場合、
以下をご確認ください。
CATV様で使われるモデムの多くはMACアドレスを記憶する機能を持っています。
この機能は以前に接続されたネットワーク機器(パソコンなど)のMACアドレスを
記憶し、それ以外のMACアドレスを持つネットワーク機器を接続させないための
ものです。
回避策として以下の2通りの方法があります。
【方法1】モデムの電源入れなおしを行い、記憶されたMACアドレスを消去する。
モデムに記録されたMACアドレスの消去方法は機種によって様々ですが、
多くはモデムの電源を長時間抜いた状態で放置すると初期化されます。
放置時間も様々で短いもので1分未満で初期化されるものもありますが、
半日放置する必要があるものもあります。
放置時間など、モデム初期化についての詳細はご契約のCATV会社様へ
お問い合わせください。
<接続手順>
1.エアステーション/ブロードステーション、CATVモデムの電源をすべて切ります。
2.エアステーション/ブロードステーション背面のWANポートとCATVモデムを
LANケーブルで接続します(LANケーブルで接続されていることを確認します)。
3.CATVモデムの電源を入れます。
4.数分待ち、CATVモデムが完全に起動し、ランプ状態が正常に点灯・点滅した後、
エアステーション/ブロードステーションの電源を入れます。
5.エアステーション/ブロードステーションが完全に起動するまで数分待ち、
正面もしくは背面のWANランプが点灯・点滅することを確認します。
【方法2】エアステーション/ブロードステーションのWAN側MACアドレスを変更する。
エアステーション/ブロードステーションのWAN側のMACアドレスを
以前接続していたネットワーク機器(パソコンなど)と同じ値に変更します。
これにより、モデムが以前接続していた機器に接続した錯覚し、
エアステーション/ブロードステーション経由での通信が可能になります。
エアステーション/ブロードステーションのWAN側MACアドレスを変更する方法は
以下のQ&Aページをご覧ください。
■参考Q&A:WAN側MACアドレスを変更する方法
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