自動的にAirStation接続を切り替える（ローミング機能）

以下の設定をするとローミング機能が使えます。ローミング機能を使うと、部屋から部屋へパソコンを移動するときにAirStationの接続設定をし直さなくても、自動的に他のAirStationに接続が切り替わります。
(どのAirStationに切り替わるかは、指定できません)


ローミング機能を使用するには、［AirStationの設定］と［無線LANパソコンの設定］が必要です。


１台目のAirStation（WBR2-G54）の設定例

  1. １台目のAirStationのAOSS機能を無効にします。

  2. AirStationの設定画面を表示します。

  3. アドバンスト画面を表示します。

    ［アドバンスト］をクリックします。

  4. ESSID（SSID）を設定します。

    ESSID（SSID）で［値を入力］を選択して、任意のESSID（SSID）（半角英数字記号で32文字まで）を入力します。
    （ここでは例として、「1234567890ab」と入力します）
    入力したら、［設定］をクリックします。

  5. 以下を参照して暗号化の設定をします。

  6. 画面左の［LANポート］をクリックします。

  7. １台目のAirStationのLAN側IPアドレスとDHCPサーバの設定をします。


    ここでは例として、以下のように設定します。

    ・ IPアドレス・・・・・・・・・・・・「192.168.11.1」
    ・ サブネットマスク・・・・・・・・「255.255.255.0」
    ・ DHCPサーバ機能・・・・・・「使用する」
    ・ 割り当てIPアドレス・・・・・「192.168.11.2」から「64台」

    すべて設定したら、［設定］をクリックします。

    8. 以上で1台目のAirStationの設定は完了です。


２台目以降のAirStation（WHR-G54S）の設定例

  1. AirStationをブリッジモードに切り替えます。

  2. AirStation同士をLANケーブルで接続します

    AirStationのLANポート同士をLANケーブルで接続します。

  3. AirStationのAOSS機能を無効にします。

  4. AirStationの設定画面を表示します。

  5. 設定画面を表示します。

    ［詳細設定］をクリックします。

  6. 無線設定画面を表示します。

    画面左の［無線設定］をクリックします。

  7. 無線基本設定画面を表示します。

    ［無線基本］をクリックします。

  8. SSIDを設定します。

    ［値を入力］を選択して、「１台目のAirStationの設定例」の手順4で設定したSSIDを入力します。
    （ローミングをするAirStationまたは他社製アクセスポイントすべてに、同じSSIDを入力してください。）
    入力したら、［設定］をクリックします。
    次の画面で「設定を行う場合は「設定」ボタンを押してください」と表示されたら、
    ［設定］をクリックします。

  9. 以下を参照して暗号化の設定をします。

    暗号キーは、ローミングするAirStationまたは他社製アクセスポイントの暗号キーと同じ設定にします。
    10. 以上でローミングの設定は完了です。
    無線接続パソコンの設定に進んでください。


無線接続パソコンの設定

    AirStationの設定で設定したSSID（上記の設定例では「1234567890ab」）でAirStationに接続します。
    AirStationへの接続は、下記を参照してください。