リピータ(WDS)の設定方法
リピータ機能を搭載したAirStation同士で1対1の通信するときは、次の手順を参照して、通信する相手のAirStationの無線側MACアドレスを登録してください。
- AirStationのAOSS機能と、WDS/リピータ機能は同時に使用できません。WDS/リピータ機能の設定をする場合は、AOSS機能を無効にする必要があります。
AOSSを無効にすると、AirStationの無線の設定が初期化されますのでご注意ください。 - AirStation同士で通信する場合は、リピータ機能搭載AirStation(WZR/WHR/WLA2シリーズ等)が2台必要です。
※WZR-G144NHのリピータ機能はWZR-G144NH同士のみ対応しています。
※WZR-G144Nはリピータ機能に対応していないため、ご利用になれません - AirStation同士で通信するときは、両方のAirStationの無線方式(802.11a/802.11g)と無線チャンネルとWEPの暗号キーを同じ値にする必要があります。
- [アドバンスト]-[LAN設定]-[WDS]設定画面の[WDS専用モード]が、[無効](初期値)に設定されている場合、AirStationに流れる通信量が増大したときに、AirStation間の通信が切断されやすくなることがあります。この場合は、[WDS専用モード]を[有効]に設定してください。AirStation間の通信が安定して行われるようになります。
(AirStationをWDS専用モードにした場合、無線パソコンから接続できなくなりますのでご注意ください)
(WDS専用モードにした場合、無線パソコンから接続できなくなりますのでご注意ください) - WZR-RSシリーズのフレームバーストEX機能は、WDS/リピータ機能と併用できません。
- ここでは例として、無線アクセスポイントWZR-RS-G54HPとWHR-G54Sで通信する場合の設定方法を説明します。
他のAirStationと通信する場合は、その製品に添付されているマニュアルを参照してください。
(AirStationの設定画面によっては、リピータ機能の設定項目が「WDS」や「アクセスポイント間通信」になっていることがあります。)
1台目のAirStation(WZR-RS-G54HP)の設定例
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AirStationのAOSS機能を無効にします。
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AirStationの設定画面を表示します。
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アドバンスト設定画面を表示します。
[アドバンスト]をクリックします。
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無線チャンネルの設定を確認します。
無線チャンネルの[自動選択]のチェックマークを外し、無線チャンネルを固定します。(※)
※ 固定するチャンネルは、メモなどに控えておいてください。
2台目のAirStationの設定をする際に必要です。
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フレームバーストの設定を変更します。
WZR-RSシリーズの場合は、フレームバーストの設定を[フレームバースト]に変更し、[設定]をクリックします。
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無線セキュリティ設定画面を表示します。
画面左の[無線LANセキュリティ]をクリックします。
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暗号キー(WEP)設定を確認し、WDS設定画面を表示します。
暗号キー(WEP)の設定を確認します。
(2台目のAirStationの設定をする際に必要です)
※ 「TKIP」や「AES」が設定されている場合は、「WEP」に設定を変更してください。「TKIP」や「AES」が設定されているAirStation同士は通信できません。
※ 暗号キー(WEP)は「*****」で表示されるため、設定内容は設定者に確認してください。
設定を確認したら、画面左の[WDS]をクリックします。
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通信するAirStationを登録します。
「通信するアクセスポイントの無線側MACアドレス」欄に2台目のAirStation(WHR-G54S)の無線側のMACアドレスを入力し、[追加]をクリックします。
- アクセスポイントには、無線側MACアドレスと有線側MACアドレスがあります。
ここでは、無線側MACアドレスを登録してください。 - AirStationの無線側MACアドレスは、本体に貼り付けられているシールで確認できます。
本体にシールが貼り付けられていない場合は、AirStationのマニュアルを参照して確認してください。 - 無線側MACアドレスを入力するときは、2桁ずつコロン(:)で区切って入力してください。
- 登録可能台数は、6台までです。
- アクセスポイントには、無線側MACアドレスと有線側MACアドレスがあります。
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アクセスポイント間通信を有効にします。
「アクセスポイント間通信(WDS)」欄で「有効」を選択して、[登録・保存]をクリックします。
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「設定を保存しています...完了」と表示されたら、[Back]をクリックします。
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画面左の[LANポート]をクリックします。
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1台目のAirStationのLAN側IPアドレスとDHCPサーバの設定をします。
ここでは例として、以下のように設定します。
・ IPアドレス・・・・・・・・・・・・・・「192.168.11.1」
・ サブネットマスク・・・・・・・・・・・「255.255.255.0」
・ DHCPサーバ機能・・・・・・・・・・・・「使用する」
・ 割り当てIPアドレス・・・・・・・・・・「192.168.11.2」から「16台」
すべて設定したら、[設定]をクリックします。
以上で1台目のAirStationの設定は完了です。
2台目のAirStation(WHR-G54S)の設定例
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AirStationをブリッジモードに切り替えます。
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AirStationのAOSS機能を無効にします。
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AirStationの設定画面を表示します。
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詳細設定画面を表示します。
[詳細設定]をクリックします。
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無線設定画面を表示します。
画面左の[無線設定]をクリックします。
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無線基本設定画面を表示します。
[無線基本]をクリックします。
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無線チャンネルの設定を確認します。
無線チャンネルは、「1台目のAirStationの設定例」の手順4で確認した設定と同じ設定にします。
設定を変更したら、[設定]をクリックします。
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無線セキュリティ設定画面を表示します。
[無線セキュリティ]をクリックします。
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暗号キー(WEP)設定を確認し、WDS設定画面を表示します。
暗号キー(WEP)は、「1台目のAirStationの設定例」の手順7で確認した設定と同じ設定にします。
暗号キー(WEP)を入力したら、[設定]をクリックします。
次の画面で「設定を行う場合は「設定」ボタンを押してください」と表示されたら、[設定]をクリックします。
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画面左の[リピータ機能]をクリックします。
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[通信可能なアクセスポイントの編集]をクリックします。
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通信するAirStationを登録します。
「アクセスポイントの無線側MACアドレス」欄に1台目のAirStationの無線側のMACアドレスを入力し、[新規追加]をクリックします。- アクセスポイントには、無線側MACアドレスと有線側MACアドレスがあります。
ここでは、無線側MACアドレスを登録してください。 - AirStationの無線側MACアドレスは、AirStationの設定画面で確認できます。
- 無線側MACアドレスを入力するときは、2桁ずつコロン(:)で区切って入力してください。
- 登録可能台数は、6台までです。
- アクセスポイントには、無線側MACアドレスと有線側MACアドレスがあります。
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[編集を終了して前の画面へ戻る]をクリックします。
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リピータ機能を有効にします。
「リピータ機能(WDS)」欄で「使用する」を選択して、[設定]をクリックします。
以上で2台目のAirStationの設定は完了です。
- 複数の無線LANパソコンとAirStation同士の通信を同時に行うと、スループットダウンの要因となります。無線LANパソコンから通信するときは、別のAirStation(WZR/WHR/WLA2シリーズなど)を用い、無線チャンネルを変えて使用されることを推奨します。
- 「無線LAN設定」へ戻る