用語集
DHCPサーバ
DHCPサーバはネットワークに関連した情報(IPアドレス、デフォルト・ルータのIPアドレス、ドメイン名など)を管理する。DHCPクライアントが起動すると、自動的にIPアドレスなどの情報を割り振る。DHCPサーバがネットワーク上に存在すると、ネットワーク上のパソコンやAirStationに、IPアドレスなどを手動で設定する必要がなくなる。
DNS
コンピュータ名やドメイン名 を、それぞれに対応したIPアドレスに変換するシステム。
ESSID(SSID)
無線LANパソコンとAirStationの通信時に混線しないためのID。無線LANパソコンがAirStationと通信するときは、同一のESSID(SSID)をつける。
IP Spoofing
IP Spoofing(なりすまし)攻撃は、IPパケットの送信元をインターネット上に存在し得ないアドレスに偽装してアクセスしようとする攻撃方法の一種です。
IPマスカレード
NAT を拡張させた機能。データの接続元/接続先アドレスに加えて、ポート番号を使ってアドレス変換をする。この機能により、複数のパソコンが異なるポートを用いて同時にインターネットを利用可能になる。
MACアドレス
ネットワークカードごとの固有の物理アドレス。先頭からの3bytesのベンダコード(メーカーのID)と、残り3bytesのユーザコードの6bytesで構成される。Ethernetではこのアドレスを元にフレームの送受信を行う。
NAT
LAN内で使用されるプライベートIPアドレスとインターネットで使用されるグローバルIPアドレスを、1対1で変換する機能。各パソコンに設定されているプライベートIPアドレスは自動的にグローバルIPアドレスに変換され、インターネットに接続できるようになる。
RIP1
ルータ間で経路情報を交換するプロトコル。このやりとりで得た情報をもとにルータはパケットを正しい相手へ送出する。
RIP2
RIP1に、認証パスワード、サブネットマスクの指定、マルチキャストアドレッシングなどの機能が拡張されている。
Wi-Fi(ワイファイ)
無線LANを推進する業界団体Wi-Fi Alliance(ワイファイ アライアンス)の提唱したブランド名。各種互換性試験にパスして、相互運用の認定を取得した機器には、「Wi-Fi」のロゴマークがつけられる。このマークの付いた無線LANの製品はメーカーが異なっても接続できることが保証される。
グローバルIPアドレス
インターネットに直接接続でき、インターネット上では重複しないIPアドレス。
ゲートウェイ
ネットワークとネットワークを結ぶ機器・パソコン・ソフトウェア。パケットがLANの外に出て行くときに通過する。
サブネットマスク
IPアドレスを、ネットワークアドレス番号とホストアドレス番号に分けるための値。ルータがパケットを送受信するために用いる。
情報ファイル
AirStationの設定情報が入ったファイル。AirStationに新たに無線LANパソコンを接続する時に使う。
静的IPマスカレード
IPマスカレード を拡張させた機能。ユーザが変換テーブルを指定することで、特定の外部からのデータが通過できる。セキュリティを保持しながら、ネットゲームや再生型アプリケーションなどが使用可能。
ドメイン名
インターネットに接続するコンピュータはIPアドレスと呼ばれる数字を使って識別 されているが、数字よりも簡単に覚えられるようにと考えられた文字で表現された名前。
パケット
ネットワーク上を流れるデータの単位。ヘッダ(宛先アドレスや送信元アドレス)と情報データ(実データ)から構成される。
パケットフィルタリング
通信セキュリティ機能の一つ。パケットの宛先アドレスや送信元アドレスを読み取り、ユーザが設定したルールに従ってパケットの通過・遮断を判断する。
プライベートIPアドレス
インターネットに直接接続せず、閉じたネットワーク内同士であれば、重複して自由に使用することができるIPアドレス。
次のような種類がある。
クラスA:10.xxx.xxx.xxx/255.0.0.0
クラスB:172.16.0.0~172.31.255.255/255.255.0.0
クラスC:192.168.xxx.xxx/255.255.255.0
メトリック
宛先ネットワークとの距離を表すパラメータ(計測単位)を示す一般用語。あるネットワークにたどり着くのに複数の経路がある場合、ルータはメトリックが小さい経路の方が近いと判断し、そちらの方にパケットを転送する。
ルーティングテーブル
ルータが保持するパケットの配送先に関する経路情報一覧。