[QA番号: BUF9877] 
(更新日:2007/10/05)

 AirStationのルータ機能を使用しないで無線Hubとして使用する方法

【詳細】
ルータ機能を搭載したモデムや別途ルータを使用しているときは、
AirStationのルータ機能を無効化し、無線Hubとして使用します。
本Q&Aでは、その手順を説明します。
【対象製品】
AirStation


 
エアステーション(AirStation・親機)のルータ機能を無効化し、
無線Hub(ブリッジ接続)として使用する方法は2通りあります。
いずれかの方法にて設定します。

【方法1】エアステーション本体のスイッチを切り替えます
【方法2】パソコンからエアステーションの設定画面を操作し、切り替えます
※ブリッジ設定に変更する環境  ・ご利用の環境に、ルータ内蔵ADSLモデム・ルータ内蔵IP電話対応モデム・   CTU(加入者終端装置)・別途使用するルータなど、ルータ機器がある場合、   エアステーションをブリッジ接続でご使用ください。   ご利用のモデム・機器がルータ機能を搭載しているかどうかは、プロバイダに   お問い合わせください。   ※アッカネットワークス・イーアクセス・CTnet・T-comのモデム、    及び、2006/5/31現在のNTT西日本フレッツ光プレミアムの    加入者終端装置には、ルータ機能が搭載されています。  ・パソコンのIPアドレスがルータより取得できている状態で、インター   ネットに接続できない場合、モデムのマニュアルを参照し、モデム側の   設定が完了しているか確認ください。   ブリッジ接続時の変更点を確認したい時は、こちら
【方法1】エアステーション本体のスイッチを切り替えます
無線Hub・ブリッジ接続として使用するには、切替スイッチを 「BRI.」もしくは「OFF」側に切り替えます。 切り替えスイッチの場所や名称は、製品ごとに異なります。 WHR-AM54G54・WHR-AMG54・WHR-AMPG・WHR-G54S・WHR-HP-AMPGこちら WHR-HP-G54・WZR-G144N・WZR-G144NHはこちら WHR-G、WHR-HP-Gはこちら WZR-AMPG144NH・WZR-AMPG300NHはこちら WZR2-G300N・WZR2-G300NMはこちら
WHR-AM54G54・WHR-AMG54・WHR-AMPG・WHR-G54S・WHR-HP-AMPG・
WHR-HP-G54・WZR-G144N・WZR-G144NH
1.エアステーションの底面のスイッチを「BRI.」に切り替えます。   製品底面切替スイッチ 2.エアステーション前面の「BRIDGE」ランプが緑色で点灯します。   製品前面「BRIDGE」ランプ 3.パソコンを再起動したら、設定完了です。  TOPへ戻る
WHR-G・WHR-HP-G
1.エアステーションの底面のROUTERスイッチを「OFF」に切り替えます。   製品底面切替スイッチ 2.エアステーション側面の「ROUTER」ランプが消灯します。 3.パソコンを再起動したら、設定完了です。  TOPへ戻る
WZR-AMPG144NH・WZR-AMPG300NH・WZR2-G300N・WZR2-G300NM
1.エアステーションの背面のルータ機能切替スイッチを「OFF」に切り替えます。   製品背面切替スイッチ 2.エアステーション前面の「ROUTER」ランプがランプが消灯します。 3.パソコンを再起動したら、設定完了です。  TOPへ戻る
【方法2】パソコンからエアステーションの設定画面を操作し、切り替えます
エアステーションの設定画面から、設定を行う手順は以下の通りです。 1.エアステーションの設定画面を表示します。   表示方法はこちら 2.画面右上の「動作モード情報」枠の「動作モード切り替え」ボタンを   クリックします    3.エアステーションのLAN側IPアドレスを、モデムと同一のネットワーク※に   なるよう設定変更します。   ※説明   モデムやルータのLAN側IPアドレス・・・192.168.1.1   DHCPサーバのIPアドレス割当範囲・・・192.168.1.2~64   サブネットマスク・・・255.255.255.0   上記の場合、エアステーションは以下の通り設定します。   LAN側IPアドレス・・・192.168.1.100※など   サブネットマスク・・・255.255.255.0(モデムやルータと同様のアドレス)    ※部分の値を、他の機器と異なる値でかつDHCPサーバの    割当範囲以外のアドレスを設定します。      ※モデムやルータのIPアドレスがわからず、エアステーションの    アドレスが設定できない時は、「DHCPサーバからIPアドレスを自動取得」に    チェックを行い、設定します。      LANポート設定
 ADSLモデム/終端装置のメーカ名・機種名  IPアドレス設定例
 フレッツ光プレミアムの加入者終端装置(CTU)  192.168.24.200
 NEC製ADSLモデム、富士通社製ADSLモデム  192.168.0.100
 住友電気工業製ADSLモデム「MegaBitGear TE4111C」  192.168.1.100
 住友電気工業製ADSLモデム「MegaBitGear TE4121C」  192.168.1.100
 住友電気工業製ADSLモデム「MegaBitGear TE4/E」  172.25.0.100
 ASUS-Tech製ADSLモデム  192.168.100.100
4.確認のメッセージが表示されたら、[設定]ボタンをクリックします。    5.「ブリッジモードの設定が完了しました」のメッセージが表示されたら、画面を閉じます。    6.製品本体前面の「BRIDGE」ランプが緑色に点灯すれば、モードの切り替え   設定完了です。   ※製品によっては、「ROUTER」ランプが消灯します。   ブリッジランプ 以上で設定は完了です。
※ブリッジ接続時の変更点  エアステーションをブリッジ接続にすると、ルータ機能がOFFになります。  これに伴い、以下の点が変更されます。  1.LAN側IPアドレスが 192.168.11.100 に変更になります。   ※AUTO・ルータモード初期設定値は 192.168.11.1 です。  2.DHCPサーバ(IPアドレス自動割当)機能  3.静的IPマスカレード(アドレス変換)機能  4.パケットフィルタ機能  5.PPPoEマルチセッション機能  6.IP Unnumbered機能 以上