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設定の手順例 設定の初期化

TeraStationの初期化スイッチ

TeraStationの設定を出荷時に戻したいときは、TeraStation動作時(電源ランプ点灯)に付属の鍵で前面カバーをあけ、背面の初期化スイッチをピッと音がするまで(約5秒間)押し続けてください。本製品の設定内容が出荷時設定に変更されます。



< TeraStation背面 >


初期化スイッチでは、IPアドレス、イーサネットフレームサイズ設定、管理者(admin)パスワードが初期化されます。TeraStation設定画面で管理者パスワードを初期化しない設定を行うと、IPアドレスとイーサネットフレームサイズ設定のみ初期化されます。他項目の初期化はTeraStation設定画面で初期化します。

TeraStationの初期化スイッチを押しても管理者(admin)パスワードを初期化させたくないときは、下記[メンテナンス]-[初期化]画面で、初期化スイッチ設定(管理者パスワード)を[初期化しない]? を選択し、[設定]をクリックしてください。

初期化スイッチで管理者(admin)パスワード初期化しないよう設定した場合、パスワードを忘れるとTeraStationの設定ができなくなります。必ず書き留めて忘れないようにしてください。

初期化スイッチを押して再セット アップ(TeraNavigatorを実行)をするときは、セットアップモードの選択画面で、必ず[再セットアップ]を選択してください。[初回セットアップ]を選択するとデータが全て消去されます。



設定画面で行う初期化

TeraStationの設定画面では、初期化スイッチで行なう初期化項目に加え、次の項目も初期化することができます。

初期化される内容:
TeraStation名、説明、NTP設定、ワークグループ設定、共有サービス設定、共有フォルダのアクセス制限、ユーザ設定、ユーザグループ、メール通知機能設定、バックアップ設定、管理者パスワード


1.

TeraStationの設定画面で、[メンテナンス]-[初期化]をクリックします。
TeraStationの設定画面表示方法


2.


メンテナンスの表示項目説明


[初期化を実行]をクリックします。


3.

[通信の確認]画面が表示されます。
60秒以内に確認番号欄に表示されている数字を正確に入力し、[設定]をクリックします。


4.

以降は画面の指示にしたがって操作します。

[全ディスクの完全フォーマットを実行]をクリックすると、TeraStation内全 ハードディスクのデータを完全に削除します(完全フォーマット終了後、自動的にTeraStationはシャットダウンします)。データが完全に削除されていないために起こるデータの漏洩が心配なときにお使いください。また、完全フォーマットを行うとTeraStationは次の状態になります。
TeraStation内ハードディスク4台:未フォーマット
RAIDアレイ:なし
TeraStationの全設定:出荷時状態
ログ:全消去