Q
    ファイルシステム(NTFS、FAT32、FAT16)の違いについて
    
    
    A
    ハードディスクやMOディスク等をフォーマットを行う際に
    選択するファイルシステムには、FAT16、FAT32、NTFS等があります。
    
    FAT16、FAT32、NTFSには、それぞれ次のような長所と短所があります。
    
    また、各Windows(WindowsXP/2000/Me/98/NT等)によって、対応しているファイルシステムが異なります。
    
    
    注意! フォーマットを行うとハードディスク内のデータは消去されます。
    
    
    FAT16
    長所
    ・ Windows95(4.00.950/4.00.950a)、WindowsNT、Windows3.1、DOSでも使用できる。
    短所
    ・ 1つの領域として確保できる容量は最大2047MBまで。
    (但し、DOS/V機でWindowsNT4.0をインストールする領域は、最大4.3GBまでになります。)
    ・ 確保する容量が大きくなるとクラスタサイズも大きくなり、ディスクの使用が非効率的になる。
    FAT32
    長所
    ・ クラスタサイズがFAT16よりも小さく、ディスクを効率的に使用できる。
    ・ 1つの領域として確保できる容量は最大2テラバイトまで。
    ・ 1ファイルの容量は最大4GBまで。(Windows98/98Seの場合は2GBまで)
    短所
    ・ Windows95(4.00.950/4.00.950a)、WindowsNT、Windows3.1、DOSなどでは使用できない。
    ・ 確保する領域が512MB以下のときは、FAT16としてフォーマットされる。
    (FAT32としてはフォーマットできません)。

    ★ Windows2000、WindowsXPの場合での注意事項
       
    FAT32でフォーマットされた領域作成はOSの制限により32GBまでとなっています。    
    FAT32のファイルシステムの場合には32GB以下の容量で領域を作成してください。

    NTFS
    長所
    ・ 1ファイルが4GB以上でも保存できる。
    短所
    ・ WindowsMe/98SE/98/95(4.00.950/4.00.950a)、WindowsNT、Windows3.1、DOSなどでは使用できない。(NTFSの領域では容量制限はありません。)
    
    以上