アドバンストモードの機能一覧(LAN設定)


設定画面の詳細は、設定画面のヘルプを参照してください。

項目
説明
出荷時設定
無線
無線機能

無線機能を使用するかどうかを設定します。
「無効」に設定すると、無線による通信ができなくなります。

有効
無線モード

※この項目は、WBR-G54のみ表示されます。

無線モードを設定します。

11g(54M)/11b(11M)-Auto
ESS-ID
ESS-IDを設定します。
(半角英数字記号で1~32文字まで入力できます)
AirStationのMACアドレスを設定
無線チャンネル
無線チャンネル(1~13)を設定します。
11チャンネル
プライバシーセパレータ
無線パソコン間の通信を許可するかどうかを設定します。

「使用する」に設定すると、同一のAirStationに接続している無線パソコン同士の通信ができなくなります。
※有線側からは、複数の無線パソコンと通信できます。
使用しない
BSS Basic Rate Set
AirStationと無線LANパソコンが制御通信するときの通信速度を設定します。
Default
フレームバースト

※この項目は、WBR-G54のみ表示されます。
無線LANパケットを連続して送信することにより、ネットワーク利用の効率を高め、無線LANの実効速度を高速化(※)します。

※ フレームバースト機能を十分に活用するには、別途フレームバースト機能に対応した無線アダプタが必要です。

※ 「使用する」の状態でも、フレームバースト機能に対応していない弊社製無線アダプタと通信できます。ただし、他社製無線アダプタを使用している場合などで通信に問題がある場合は無効にしてください。
使用する
802.11g プロテクション

※この項目は、WBR-G54のみ表示されます。
「ON」にすると、IEEE802.11b・IEEE802.11g混合の環境でのIEEE802.11gの通信速度低下を軽減します。
上記の環境で、IEEE802.11gの通信速度が遅い場合に使用してください。
ON
DTIM Period
無線LANパソコンに通知するビーコン応答間隔(1~255)の設定をします。無線LANパソコンのパワーマネージメント設定を有効にした場合のみ、この設定が有効になります。
1
無線送信出力
無線電波の出力を設定します。
無線送信出力と電波の到達距離は、ほぼ比例するため、無線送信出力を低くした場合、到達距離も短くなります。
100%
無線LANセキュリティ
ANY接続 無線LANパソコンからのANY接続を許可するかどうかを設定します。注1
「許可しない」に設定すると、クライアントマネージャから[検索]ボタンでAirStationを検索することができなくなります。
許可する
データの暗号化
無線通信のデータ暗号化の種類を以下から選択します。
「TKIP」、「AES」を選択した時は、「キー更新間隔」に入力された時間ごとに、暗号化キーが動的に変更されます。「0」に指定した場合、キーは更新されません。

■WEP
WEP暗号化を使用します。無線LANの一般的な暗号化方式です。
暗号化キー(注2)を使用してAirStationと通信します。

■TKIP
暗号化の方式にTKIP(WEPをさらに強固にした方式)を使用します。
事前共有キー(WPA-PSK)(注3)、または認証を使用してAirStationと通信します。(通信速度は若干低下します。)

※ 無線アダプタもTKIPに対応している必要があります。

■AES
暗号化の方式にAES(TKIPよりも強固な次世代暗号化方式)を使用します。
事前共有キー(WPA-PSK)(注3)、または認証を使用してAirStationと通信します。

※ 無線アダプタもAESに対応している必要があります。
※ AESは、WBR-G54のみ対応しています。
暗号化なし
IEEE802.1x/EAP認証(WPA)
認証およびWPA(Wi-Fi Protected Access)の設定を行うことができます。

IEEE802.1x/EAP認証を使用することで、AirStationへの接続をユーザ毎に認証することができ、ユーザ毎のアクセス制限/ログ管理などのきめ細かいシステム運用が行えます。
また、ユーザ認証毎に異なる暗号化キーを自動でクライアントに配布するため、強固なセキュリティが構築できます。

ただし、IEEE802.1x/EAP認証を行う場合は別途IEEE802.1x/EAP認証サーバ(AirStationRadius等)を構築し、「認証サーバ」、「認証ポート」、「Shared secret」を入力する必要があります。

※「802.1x」と「WPA」は認証方式は同じですが、使用できる「データの暗号化」方式に違いがあります。
  802.1x ・・・ WEPのみ
  WPA ・・・ TKIP、AES
認証しない
LANポート
LAN側IPアドレス LAN側IPアドレスとサブネットマスクを設定します。 192.168.11.1
(255.255.255.0)
DHCPサーバ機能 DHCPサーバ(IPアドレス自動割り当て)機能を使用するかどうかを設定します。 使用する
割り当てIPアドレス DHCPサーバ機能で割り当てるIPアドレスの範囲を設定します。
(256台まで設定できます)
192.168.11.2から16台
DHCPサーバ
DHCPサーバ機能 DHCPサーバ(IPアドレス自動割り当て)機能を使用するかどうかを設定します。 使用する
割り当てIPアドレス DHCPサーバ機能で割り当てるIPアドレスの範囲を設定します。
(256台まで設定できます)
192.168.11.2から16台
リース期間 DHCPサーバ機能で割り当てたIPアドレスの有効期間を設定します。
(999時間まで設定できます)
48時間
デフォルトゲートウェイ DHCPサーバ機能で通知するデフォルトゲートウェイのIPアドレスを設定します。 AirStationのIPアドレス
DNSサーバの通知 DHCPサーバ機能で通知するDNSサーバのIPアドレスを設定します。 AirStationのIPアドレス
WINSサーバの通知 DHCPサーバ機能で通知するWINSサーバのIPアドレスを設定します。 通知しない
ドメイン名通知 DHCPサーバ機能で通知するドメイン名を設定します。
(半角英数字と「-」、「.」で64文字まで設定できます)
通知しない
リース情報 現在のIPアドレスの割り当て状況を確認できます。手動で割り当てる場合は、[手動割り当てルール入力]ボタンをクリックして、IPアドレスを入力します。 -
無線パソコン制限
無線パソコンの接続 無線パソコンからの接続を許可するか設定します。制限する場合、無線カードのMACアドレスの登録があるものだけ接続可能になります。注4 制限しない
WDS
アクセスポイント間通信(WDS) WDSを有効にするか無効にするかを設定します。 無効
WDS専用モード 無線LANパソコンの接続を許可するかどうかを設定します。「有効」にチェックマークをつけると、「WDS専用モード」となり、無線LANパソコンからAirStationに接続することができなくなります。
WDS(無線アクセスポイント間通信)機能を利用することは可能です。
無効
アクセスポイント(MACアドレス)の追加 相互に通信を行うAirStationの無線側MACアドレスを登録します。

登録可能台数は 6 です。
通信可能なアクセスポイント(表示/削除) 現在、通信可能なAirStationの無線側MACアドレスを表示します。
注1 ANY接続とは、無線LANパソコンのESS-IDを「ANY」に設定したときに、無線シグナルレベルが一番良い状態のアクセスポイントを自動検出し、そのアクセスポイントに接続することです。
注2 文字列入力の場合、半角英数字(大文字/小文字の区別あり)および記号を5文字または13文字を入力します。16進数入力の場合は、0~9およびa~f(大文字/小文字の区別なし)の10桁または26桁を入力します。
注3 文字列入力の場合、半角英数字記号(大文字/小文字の区別あり)を8文字から63文字まで入力できます。16進数入力の場合は、0~9およびa~f(大文字/小文字の区別なし)の64桁を入力できます。
注4 無線LANパソコンからの接続を制限する方法については、以下を参照してください。
アクセスできる無線LANパソコンを指定する