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伝票ミスなどの作業ミスを
精細な録画映像で確認・修正を行い
業務改善に役立てる

株式会社マルケイ青果市場 様
導入事例

福島県郡山市総合地方卸売市場で青果市場を運営している株式会社マルケイ青果市場(以下、マルケイ)は、物品の紛失・盗難などを防ぐために監視カメラシステムを必要とし、コストや導入のしやすさからバッファローの小規模店舗・オフィス向け 監視カメラシステム「Surcam(サーカム)」を導入しました。導入後、現場から監視カメラシステムを防犯目的だけで使うだけでなく、ヒューマンエラーをなくし、業務改善できるツールとして活用するアイデアが出され、コスト削減や業務効率向上に大きく役立てています。

●取材協力:日本事務器株式会社様

株式会社マルケイ青果市場 代表取締役社長 草野哲郎氏(右)、総務部次長 薄井貞男氏(左)

株式会社マルケイ青果市場 代表取締役社長 草野哲郎氏(右)、総務部次長 薄井貞男氏(左)

目標・課題
製品・サービス品質向上業務効率向上セキュリティー強化
業種
娯楽/スポーツ
導入製品
監視カメラシステム
  • 多種多量の生鮮食品が集まる郡山の市場
  • エンドユーザーの要望に応えるマルケイ
  • 共有の既存監視カメラシステムでは対応しづらい
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市内に分散していた卸売市場を集中させる

福島県の郡山市総合地方卸売市場は、東北自動車道郡山南ICから東へ約5分に位置し、敷地面積196,442平方メートルの中に、水産物、青果、花などの市場を備えており、2002年に郡山市が開設者・管理者として、現在の場所に開場しています。

郡山市総合地方卸売市場の前身である郡山市地方卸売市場は、郡山市富久山町久保田にありましたが、市道東部幹線沿いであるため、交通渋滞が発生していました。また、市内にはほかに民営2市場、須賀川市内には民営2市場がありましたが、多種多量の生鮮食料品を1ケ所に集め、集中的で効率的な集荷・分荷を行えるようにするために、分散していた卸売会社と仲卸業者等を集中統合させて、現在の場所に郡山市総合卸売市場として、新たに市場施設が作られています。

要望に合わせて低価格と高品質を提供する青果市場

郡山市総合地方卸売市場の青果棟にあるマルケイ郡山市総合地方卸売市場の青果棟にあるマルケイ

1945年郡山青果物協同組合として創業し、1966年に法人化されたマルケイは、大手量販店ではなく、一般店舗や大口の加工業者、納品業者を中心に青果卸業を行っている会社で、2016年で創立70周年を迎えています。郡山市総合地方卸売市場には、マルケイを含めて3社の青果卸売り業者が入っており、厳しい競争の中、マルケイは、よりよいサービスを提供し、生産者・消費者に支持される健全な青果市場を目指して努力を続けてきました。

「競争の激しい中、個別のお客様の要望に合わせてご満足いただけるように、価格と品質を維持し、欠品のないようにしています。我々のお客様だけでなく、その先のホテルや旅館、飲食店、一般のお客様の要望を満たすことを常に考えています。また、量販店は週間の値決めが一般的ですが、大口の加工業者や納品業者のお客様の場合は、シーズン値決めや年間値決めが一般的になっており、値決め期間が長いことも大きな特徴となっており、価格面でご満足していただけるように努力しています」と株式会社マルケイ青果市場 代表取締役社長の草野哲郎氏は話します。

マルケイでは、以前から市場に置かれている古くなったパレットの整理ができていないことに悩んでおり、青果物の盗難防止のためにも、監視カメラを導入することを検討していました。市場には、市場施設管理者が設置した監視カメラが有り、必要が有ったときは見せてもらっていました。5年前に新しい物に入れ替えられていますが、画質がどうしても粗く、人物を特定しづらいという課題がありました。また、市場施設全体を見るように設置されているため、入居者であるマルケイにとって見られる場所に限りがあり、見られたとしても大きく拡大しなければならず、画質が荒くなってしまうという問題もありました。

さらに、施設が管理している機器であるため、業務などで手軽に録画した映像をチェックすることは難しかったといいます。他の仲卸で盗難事件が発生したときに、市場施設管理者の監視カメラだけでは対応しづらいということになり、青果棟に入っている卸売会社と仲卸のそれぞれが監視カメラシステムを導入することを検討し始めました。

株式会社マルケイ青果市場

株式会社マルケイ青果市場

戦後間もない1945年に法人格を持たない協同組合として創立されたマルケイは、1966年に株式会社化され、1970年郡山市地方卸売市場に入場し、2002年4月に郡山市総合地方卸売市場に移転しています。変化の著しい青果物流界にあって、生産者・消費者に支持される健全な青果市場を目指し、要望に合わせた価格と品質を提供し続けています。

所在地:〒963-0201 福島県郡山市大槻町字向原114番地
電話:024-966-0710
URL:https://www.ko-cci.or.jp/k_bank/02.php?id=7324

  • 一般的な監視カメラシステムは高コスト
  • コストパフォーマンスに優れたSurcam(サーカム)を先行導入
  • 1台1時間以内で設置可能

一般的な防犯カメラは高価で導入が出来ない

監視カメラシステムの導入に向けて、郡山市内の監視カメラ業者に相談して見積もりを出してもらったマルケイでは、価格面で当社にとっては現実的ではないと感じたと、株式会社マルケイ青果市場 総務部次長の薄井貞男氏は話します。「非常に高機能な監視カメラシステムで、我々の要望を十分に満足させられると思いましたが、費用対効果を考慮するとあまりにも高額で導入できないと思いました」。

警備会社が提供している監視カメラシステムを導入することも検討されましたが、調べても録画映像がどこに保管されているかがわからず、何かあったときにすぐに確認できるのか、リアルタイムに映像を見られるのかがわからなかったといいます。また、継続的に毎月コストがかかることも、導入の障害となりました。

導入製品

製品画像

小規模店舗・オフィス向け
監視カメラシステム

Surcam(サーカム)
CR1000-02-B14
・・・1セット

安価でシンプルに利用できるSurcam(サーカム)を先行導入

そのような状況のとき、試用モニターを兼ねた監視カメラシステム製品の先行導入の話が舞い込みます。それがバッファローの小規模店舗・オフィス向け 監視カメラシステム「Surcam(サーカム)」だったと薄井氏は説明します。「もちろん、高額で高機能な監視カメラシステムと比較すれば、機能面では劣る部分もありますが、シンプルでありながら我々の目的を果たせるのに十分な機能を持っていると思い、導入することにしました」。

Surcam(サーカム)は、これまで市場施設管理事務所が設置している監視カメラシステムよりも画質がよく、24時間録画し、いつでもすぐに映像を確認できます。「感覚的に操作できて、非常に使いやすいですね」(薄井氏)。

1台1時間以内で設置できて非常に簡単

カメラ3台で市場全体を映し、残り1台は外のパレット置き場を映しているカメラ3台で市場全体を映し、残り1台は外のパレット置き場を映している

Surcam(サーカム)CR1000-02-B14は、4台のカメラと録画装置がセットになっています。マルケイでは、事務所のある二階部分から市場全体を見下ろせるように3台のカメラを設置。残りの一台は、市場外のパレットが置かれている場所を見る位置に設置されています。  「設置は非常に簡単で、事前にしっかりと計画することで、1台1時間以内で設置できました。ケーブルを保護するモールやパイプを使えば、一般家庭でも簡単に導入できると感じましたね」と薄井氏は話しています。

マルケイ 導入構成マルケイ 導入構成
  • 伝票のミス「付け落ち」を未然に防ぐ
  • 設置場所の見直しも気軽にできる
  • 業務改善に役立てていく

後から業務の確認を行うために監視カメラシステムを活用

高画質で夜間でもハッキリと確認Surcam(サーカム)の録画映像は高画質で夜間でもハッキリと確認でき、背格好や服装で人物を特定できます

「盗難防止や不法投棄対策で監視カメラシステムを導入しましたが、実は以前から業務の確認を行うために監視カメラシステムを導入したいと考えていたので、導入するという話が出てきたときには非常にうれしかったですね」と薄井氏は話します。  青果市場では、競売(セリ)を行う際に、360度人に囲まれて取引を行うことになります。複数の人に同時に話をされると、思い込みで間違った人の伝票に記入してしまったり、伝票への記入漏れが発生することもあると薄井氏は説明します。「このような伝票のミスを付け落ちと呼んでいますが、付け落ちが発生するとお客様のところに片っ端から電話をかけて確認することになり、ご迷惑をかけることもありました。結局、誰に売ったかがわからずに自社の損失となることもありました」。

以前は、市場施設管理事務所の監視カメラシステムを週に1回か2回程度まとめて見させてもらって、付け落ちの確認を行うこともしていましたが、必ず見られるという保障もなく、その間は伝票の決済ができなくなるという課題もありました。また、1週間以上経って誰に売ったかがわかっても、今さら請求できないということもあったといいます。

現在は、Surcam(サーカム)の映像を確認することで、セリの最中に誰に話しかけられて取引が成立したかを確認することができます。付け落ちに気づいたときにすぐに確認できるので、伝票ミスの確認や取引先の確認など、その日のうちに解決できます。取引先からの連絡で付け落ちが見つかった場合でも迅速に対応が可能です。マルケイでは、体感で約4割程度の付け落ちを未然に防ぎ、7〜8割程度が早期に解決できるようになっているといい、業務に非常に大きな効果を与えているといいます。

氷点下でもしっかりと機能して信頼できる

外に向けて設置されているカメラ外に向けて設置されているカメラ

もちろん、当初の目的であった防犯目的でもSurcam(サーカム)は活用されており、マルケイでは外のパレット置き場に設置したカメラの位置を変えることも考えているといいます。「監視カメラシステムは、設置を業者に頼む必要があり、設置場所も固定されるのが一般的だと思います。Surcam(サーカム)は、やりたいことや見たい場所に合わせて、カメラの位置を簡単に変えられるところがいいですね」と薄井氏は話します。

また、薄井氏は、耐久性の高さも評価しています。郡山市総合地方卸売市場は、山からの下ろし風が強く、冬場は氷点下になることも珍しくなく、−7〜8℃になることも珍しくないといいます。「過酷な環境下でカメラの耐久性が大丈夫かと心配していましたが、ひと冬越してもしっかりと機能していました。機械的にも、非常に信頼できる製品だと感じました」。

自分の仕事を振り返られることが監視カメラシステムのメリット

「監視カメラシステムを設置するにあたって、自分たちが監視されているというように従業員が感じてしまうことを危惧していましたが、経営的に切実な盗難防止や不当投機防止、付け落ちの解消などに効果があることがわかって受け入れてもらえたのはよかったと思います。防犯や監視といった目的だけでなく、自分の仕事を振り返ってみることができることが大きなメリットだと思います。Surcam(サーカム)のような導入しやすい監視カメラシステムが出てくることによって、さまざまなビジネスでさまざまな使い方の可能性が出てくると思いますね」と薄井氏は話してくれました。将来的にマルケイでは、録画映像を確認することで、物の配置や人の動きなどを変えて業務効率を向上させるために監視カメラシステムを活用したいと考えています。また、死角となっているところを無くし、冷蔵庫などにもカメラを設置するために、台数を増やすことも検討しています。

「防犯以外の目的で使っていることをバッファローの担当者に話したら、非常に喜んでくれて、他の導入先にもいろいろなアイデアを出していました。非常に柔軟で、積極性があると感じましたね。今後も、要望を聞いてもらって、柔軟な発想で商品開発などに役立ててほしいと思います」と話す薄井氏。また、草野氏は、マルケイの将来を次のように話してくれました。

「少子高齢化や食料自給率の低下などで、青果市場の業界も厳しくなってきています。量販店などは、市場を通さない直引きで商品を仕入れることが多くなり、市場経由率は50%を切る状況です。今後は、特色を持った市場でないと、生き残れなくなってくるでしょう。特産品の開発など、我々にしかない物を置き、我々にしかできないことをやれるように業務を改善していく必要があります。若い社員たちの発想で経営企画を考えてもらって、荷主、産地、販売先などの特色を出していきたいと考えています」。

取材後記

監視カメラシステムは、防犯のために導入されることが多く、店舗やオフィスなどで必須の機器となりつつあります。一方で、一般的な監視カメラシステムは高額で、設置を外部に依頼しなければならないため、導入の障壁となっていました。マルケイ青果市場を取材して、防犯だけでなく、現場レベルで業務に活用したいという要望があり、大きな効果が出ていることがわかりました。手軽に導入でき、簡単に設置場所を変えられることで、ビジネスでの監視カメラシステム活用の可能性は大きく広がっていきます。

※カメラ配置等は、専門家の助言のもと設置しております。

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