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校舎内全域をカバーする無線LANを青森県で初めて導入。
ICT教育の推進で学習レベルの向上を目指す避難所の通信インフラとしても活用

大間町教育委員会 様 導入事例

大間町教育委員会では、ICTを活用した教育の推進を目指し、町内にある2つの小学校に無線LANを導入することを決定。限られた場所だけでなく、学校内のどこでもタブレットなどのICT機器が利用できる環境の実現を考え、多くのデバイスが一斉にアクセスする環境でも安定した無線通信を実現するバッファローの無線LANアクセスポイント「WAPM-1750D」を採用しました。2016年9月に運用を開始した大間小学校は、青森県内の小学校で初めて校舎内全域をカバーする無線LAN(Wi-Fi)環境を実現した事例になります。

●取材協力: 株式会社青森電子計算センター

青森県大間町教育委員会 教育課 副参事 細川 大広氏(左)、青森県大間町教育委員会 教育課 総務係 係長 石戸 秀一氏(右)

青森県大間町教育委員会 教育課 副参事 細川 大広氏(左)、青森県大間町教育委員会 教育課 総務係 係長 石戸 秀一氏(右)

目的・課題
環境整備教育の質向上
業種
教育
導入製品
無線LAN
  • 全国的にもマグロ漁が有名で本州最北端に位置する大間町
  • モダンな新校舎に建て替えられた大間小学校
  • 積極的に最先端の教育ツールを取り入れる大間町教育委員会
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本州最北端のマグロ漁で有名な町

マグロ一本釣りの町として全国的にも有名な大間町 マグロ一本釣りの町として全国的にも有名な大間町

青森県の下北半島の大間町は、全国的にもマグロ漁が有名で、マグロが旬となる秋には、毎年『大間超マグロ祭り』を開催して、マグロの解体ショーなどで多くの観光客を喜ばせています。

大間町は、本州最北端の町としても知られ、北海道の函館市汐首岬とは津軽海峡を挟んで約17.5kmしか離れておらず、海岸や港から対岸の北海道が見られることも大きな特徴となっています。北海道函館市とは、津軽海峡フェリーでつながれており、本州と北海道を最短距離で結んでいます。

町内にある2校の小学校

2006年に建て替えられた大間小学校 2006年に建て替えられた大間小学校は、モダンな外観でオープンスペース型教室なども採用されています

大間町内には、大間小学校と奥戸小学校の2校の町立小学校があり、約300人の児童が学んでいます。その中で、より多くの児童が通う大間小学校は、平成18年度(2006年度)に新校舎が建設され、モダンな外装および内装の中、オープンスペース型教室などで伸び伸びと児童が学習できるような工夫が施されています。また、グラウンドだけでなく、中庭も整備され、体育館(アリーナ)以外に多目的に利用できるふれあいホールなども整備されています。

ICTで学習レベル向上を目指す

大間町教育委員会では、大間小学校建て替え時に当時の最新パソコンを完備したコンピューター教室を設けるなど、学校教育へのICT導入を積極的に実施してきました。「都市部の小学校と同じレベルの授業が行えるよう積極的にICT化を進めてきました。児童たちに最先端の教育を提供することで活発な人材が多く育つことを目指しています」と、大間町教育委員会 教育課 副参事の細川 大広氏は話します。

また、「教育にICTを積極的に活用し、他の地域と差のない学習レベルを目指すことが重要です」と青森県大間町教育委員会 教育課 総務係 係長の石戸 秀一氏も話を続け、学校教育のICT化で、町立小学校の学習レベルを向上したいと考えていたことを明かしてくれました。

 大間町教育委員会 様

大間町

青森県の大間町は、人口約5,000人で本州最北端にあり、マグロの一本釣りなどの漁業が盛んな町です。観光地として注目され、毎年行われる『大間ブルーマリンフェスティバル』や『大間超マグロ祭り』ではマグロの解体ショーなども行われ多くの観光客で賑わいます。本州最北端の岬である大間崎には、本州最北端の石碑やマグロ一本釣りモニュメントがあり、町営観光牧場の「シーサイドキャトルパーク大間」も観光スポットとなっています。

<大間町教育委員会>
所在地:青森県下北郡大間町大間大間91
電話:0175-37-2103

  • コンピューター教室以外でもタブレットなどを使うことを検討
  • タブレットを活用するためには校舎内全域でつながる無線LANが必要と判断
  • 多台数同時利用に定評のある無線LANアクセスポイントを採用

パソコンからタブレットへの入れ替えを検討

大間町立大間小学校 教頭 小松 章彦氏大間町立大間小学校 教頭 小松 章彦氏

コンピューター教室でパソコンを使った教育を行ってきた大間小学校ですが、校舎建て替えから10年が経つ中で、より効果的にICTが活用できないかと考え始めました。「たとえば、インターネットでの情報収集の実習『調べ学習』を行う際、まず教室からコンピューター教室に移動しパソコンで調べものをして、その後教室に戻ってノートにまとめるという流れで、教室間の移動に時間がかかっていました」と大間町立大間小学校 教頭の小松 章彦氏は話します。

これまで有線LANでインターネットを活用していた大間町の小学校に、無線LANを導入しようと考えたのは数年前からだったと細川氏も話します。「数年前から、タブレットを使って教育を行うことを考えていました。今は自宅でスマートフォンやタブレットに触れた経験がある児童が多く、受け入れられやすいと考えました」。

校舎内全域で利用できる無線LAN設備を検討

タブレットの活用を検討し始めた大間町教育委員会は、他の学校の導入事例の調査や、セミナーへの参加などで活用例などの情報を集めました。「たとえば体育の授業では、児童の動きを動画で撮影しその後お手本となる動画の動きと見比べるなどの活用例があり、科目に関係なく、さまざまな用途で活用できることを知りました。もちろん、持ち運びしやすいタブレットを活用するためには、校舎内全域でインターネット利用ができるよう無線LAN環境を整備したいと考えていました」と細川氏は話します。

安定して実績のあるバッファロー製品を検討

大間町教育委員会から相談を受けた販売店 株式会社青森電子計算センター(以下、青森電子計算センター)では、『多台数のタブレットを安定して同時使用できるものを』という要件を元に機器の選定を始めます。その中で有力な候補となったのが、文教向けに設計されたバッファローの無線LANアクセスポイント「WAPM-1750D」でした。青森電子計算センター 営業事業本部の福士 貴彦氏も「『WAPM-1750D』は、導入予定の学習活動支援ソフトの推奨機器だったこともあり、導入を提案しました」と話しています。

  • バッファローの電波環境調査によって校舎内全域で安定した通信を確保
  • 文教向けに設計された無線LANアクセスポイント「WAPM-1750D」を採用
  • 無線プリントサーバーで既存のレーザープリンターを活用

導入製品

製品画像

法人様向け11ac/n/a、11n/g/b 同時使用 インテリジェントモデル無線LANアクセスポイント

WAPM-1750D・・・38台
(大間小27台、奥戸小11台)

製品画像

レイヤー2 Giga POE スマートスイッチ

BS-GS2016P・・・7台
(大間小5台、奥戸小2台)

製品画像

IEEE802.11n/g/b対応
無線プリントサーバ

LPV4-U2-300S・・・2台
(大間小1台、奥戸小1台)

電波環境調査でどこでも安定した環境を構築

青森電子計算センターのお二人各システム構築を担当した青森電子計算センター 営業事業本部の福士 貴彦氏(左)と、システムグループ リーダーの八木澤 智之氏(右)

大間町教育委員会と青森電子計算センターは、大間小学校と奥戸小学校の2校の校内全域でタブレットが活用できるように整備を始め、「WAPM-1750D」を大間小学校に27台、奥戸小学校に11台導入しました。合わせて、Windowsタブレットを40台導入し、サーバに構築した教育ソフトやインターネット上の教材を活用できるようにしています。

トラブルなく、安定した電波を利用できるようにするためには、無線LANアクセスポイントをどこに設置するかを慎重に計画する必要がありますが、バッファローのサポートによって、スムーズな導入ができたと青森電子計算センター システム事業本部の八木澤 智之氏は話します。「バッファローの電波環境調査によって『WAPM-1750D』の配置をどうすればよいか助言を得られ、短期間で導入できました」。

文教向けに設計された無線LANアクセスポイント「WAPM-1750D」

天井に取り付けられた「WAPM-1750D」天井に取り付けられた「WAPM-1750D」 体育館などの広い空間もカバー体育館などの広い空間もカバーし、災害時には「緊急時モード」で被災者に情報を提供できる

普通教室をカバーする「WAPM-1750D」は、天井裏に設置したビジネススイッチ「BS-GS2016P」を経由して、天井に取り付けられました。「WAPM-1750D」は、「PoE(Power over Ethernet)」に対応しており、「BS-GS2016P」からLANケーブル経由で給電されるため、電源の工事は不要でした。また、特別教室や体育館などでも無線LANが使えるように、校舎内各所に「WAPM-1750D」が取り付けられています。  「体育館のような広いところでは、四隅に4台の無線LANアクセスポイントを取り付ける必要があると思っていましたが、実際には『WAPM-1750D』2台でカバーできましたね」と福士氏は話しています。

「WAPM-1750D」を体育館に設置したことで、万一の災害の際に役立つのではないかと細川氏は話します。「『WAPM-1750D』には、緊急時にパスワード不要でインターネットに接続できるようにする『緊急時モード』機能が搭載されています。災害時には、小学校の体育館が地域住民の避難所になります。その際、避難者に無線LANを提供できれば、通信インフラとして大いに役立つでしょう」。

無線プリントサーバーで既存のレーザープリンターを有効活用

「LPV4-U2-300S」コンピューター教室のレーザープリンターに接続された「LPV4-U2-300S」

大間小学校と奥戸小学校に1台ずつ導入されている無線プリントサーバー「LPV4-U2-300S」は、USB接続のプリンターを無線LANに接続できるようにするもので、両小学校では、コンピューター教室にある既存のレーザープリンターを無線LAN対応にするために使われています。これにより、タブレットから既存のレーザープリンターを利用できるようになり、授業内容の印刷などに活用できるようになりました。

大間小学校での無線LAN構成大間小学校での無線LAN構成
  • 国語や算数、総合学習に活用
  • あらゆる教科でのICT活用に期待
  • ICTで学習レベルの向上を実感

国語や算数、総合学習に活用

タブレットの画面を大型テレビに映すことで、授業の進行がスムーズに無線LAN環境を整備することで、プロジェクターやノートPC、タブレットを授業で活用できる

夏休みを利用して無線LANの構築を終え、二学期の初めから活用を始めた大間町の2つの小学校では、使いながら活用方法を模索しているといいます。「使い始めて1ヶ月ほどで、国語や算数、総合学習などの授業で使っていますが、先生同士がどのような使い方ができるかを話し合っている段階ですね。無線LAN通信に関しては切れることなく安定して利用できています。」と小松氏は話します。

大間小学校では、教師がタブレットを使って、タブレットに表示したデジタル教科書などのコンテンツのテレビやプロジェクターへの投影や、タブレットのカメラで撮影した児童のノートをプロジェクターに投影などに役立てています。「児童が紙のノートに書いたものを、すぐに皆に知らせることができるのは便利です。将来的には、ひとり1台タブレットを使う「タブレット授業」が教育の現場では当たり前になってくると思いますが、そうなれば情報を共有や教材を配布などが簡単にできるようになり、より授業が効率的になると思います」と小松氏は話してくれました。

あらゆる教科でのICT活用に期待

授業へのタブレット活用を開始したばかりの大間小学校ですが、「校舎内全域で無線LANが利用できることで、理科や体育など特別教室や体育館で実施する教科でもタブレットの活用が期待できます。また、インターネット上にある教材や資料を活用することができるようになったことは大きなメリットです」と小松氏は話しています。

ICTで学ぶ意欲の向上を実感

今回の機器導入を振り返って石戸氏は、「授業へのICT活用で、児童たちの学ぶ意欲の向上を実感しています。また、大間町はマグロ漁で有名な町。幼い頃からマグロ漁師を志している児童も多いのですが、インターネットを通してさまざまな職種を知って興味を持つことで将来の選択肢を広げていけたらと考えています」と話します。

取材後記

訪問した大間小学校は10年前に新設された明るい校舎が印象的で、子供たちが大きな声で挨拶してくれるなど、非常によい環境で教育が行われていることを感じさせられる場所でした。タブレットや電子黒板など学校教育のICT化が進む中で、それらをインターネットにつなぐための無線LAN設備は必要不可欠なものとなっています。

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