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通信不良によるストレスを感じさせないプログラミング体験環境を提供するため、
体験イベントに多台数同時接続を実現する文教向け無線LANアクセスポイントを活用

千葉テレビ放送株式会社 様 導入事例

千葉テレビ放送株式会社では、千葉県下のショッピングモールで定期開催している、小学生のプログラミング初心者を対象とした体験イベント「GPリーグ プログラミング・ラーニングスタジオ」に必要なWi-Fi環境を構築する主要機器として、バッファローの無線LANアクセスポイント「WAPM-1750D」を採用。「公平通信制御機能」によって、20〜30台のタブレットPCからネット上のプログラミング学習コンテンツへの同時アクセスを可能にする安定したWi-Fi環境を実現。大勢の児童のプログラミング体験を支えています。

千葉テレビ放送株式会社 営業業務局 企画事業部 須賀 裕彦 氏

千葉テレビ放送株式会社 営業業務局 企画事業部 須賀 裕彦 氏

目的・課題
環境整備
業種
情報/通信
導入製品
無線LAN
  • 2020年より小・中学校での必修化となるプログラミング教育
  • 柏市の協力で日本初の「プログラミングバトル番組」制作
  • 小学生がプログラミング教材に触れられる場を提供
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2020年必修化に先駆けて誕生したプログラミングバトル番組「GPリーグ」

GPリーグロゴ日本初のプログラミングバトル番組「GPリーグ」

政府は教育指導要領を大きく改訂し、2020年からプログラミング教育を小・中学校で必修化すると発表。全国の都市部ではプログラミングスクールが開校ラッシュを迎えるなど、必修化を前に、「プログラミング」は習い事として人気が高まっています。千葉テレビ放送株式会社(以下、チバテレ)では、プログラミングを題材とした日本初の”プログラミングバトル”番組「GPリーグ プログラミングコロシアム」(以下、「GPリーグ」)を2017年10月より放送しています。今後必修化となる「プログラミング教育」とは、従来より情報処理学習として実施されてきた「プログラミング言語の習得」を主目的とするものではなく、ブロック言語などを用いてプログラミングのアルゴリズムを学習し、論理的思考力を身に着けることを目的とするカリキュラムを指します。チバテレでは、児童がプログラミングをスポーツのような競技として取り組むことで、自由な興味・関心や能力に合った「未来の学び」の実現を目指し「GPリーグ」を開催しています。

GPリーグ公式サイト:https://programming.or.jp/

番組と合わせて、小学生向け「プログラミング体験イベント」も実施

イベント受付の様子イベント受付の様子

チバテレでは、2020年の必修化に先駆けてプログラミング教育を実施している柏市教育委員会や千葉県教育委員会、千葉工業大学など協力の元、小学生が無料で参加できるプログラミング体験イベント「GPリーグ プログラミング・ラーニングスタジオ」を千葉県内のショッピングモール各所にて月1回程度開催しています。遊びながらプログラミングの基礎が学べる本イベントは人気が高く、実施日午前の受付カウンターは長蛇の列。毎回1,500名以上が参加する人気イベントとなっています。

体験イベントでは、番組でも使用しているGPリーグ公式アプリ「GPリーグ トレーニングジム アプリ」のほか、ミニドローンの飛行をプログラミングする「DRONE STAR プログラミング」、パソコンを必要としないプログラミング学習システム「プログラぶっく」、そして人気のオンラインプログラミング学習コンテンツ「Hour of Code Minecraft: Hero's Journey」などを利用します。参加者は30人前後のグループに分かれて、1グループあたり30分程度の時間でプログラミングを体験。しかし、「Hour of Code Minecraft: Hero's Journey」の利用にあたって問題となったのは「ネット回線」および「Wi-Fi環境」でした。

千葉テレビ放送株式会社 様

千葉テレビ放送株式会社

「チバテレ」の愛称で親しまれている、千葉県全域をエリアとするテレビ局。2017年10月、県下の柏市が2020年の必修化に先駆けてプログラミング教育を実施を始めたことをきっかけに日本で初めてプログラミングを題材とした番組「GPリーグ」を制作するなど、県内のニーズを反映したオリジナル番組を数多く制作。その他、千葉県を拠点とするプロスポーツチームの試合中継や、広域県ならではの詳細な県内天気予報など、地域に密着した番組が充実している。

本社所在地:〒260-0001 千葉県千葉市中央区都町1-1-25
URL:http://www.chiba-tv.com

  • ネット回線が借りられない会場でのWi-Fi準備に苦慮
  • 文教向け無線LANアクセスポイントの活用を検討

会場にネット回線がなくてもイベント実施可能なWi-Fi機器を模索

以前はすべてのタブレットPCにラベルを貼り、Wi-Fi接続先の管理が必要だった。以前はすべてのタブレットPCにラベルを貼り、Wi-Fi接続先の管理が必要だった。

「ネット回線が借りられない会場では、モバイルルーターを使って『Hour of Code』の体験に使うタブレットPCをネット接続していました。」と話すのは「GPリーグプログラミング・ラーニングスタジオ」を企画・運営するチバテレ 営業業務局 企画事業部の須賀 裕彦 氏(以下、須賀氏)。タブレットPCのネット接続にはWi-Fi環境が必須。しかし、個人向け機器で安定したWi-Fi環境を構築するにはかなりの工夫が必要だったといいます。「事前の環境テストで1台のモバイルルーターに10台以上のタブレットPCをつないで運用を試みたのですが、テストに使ったモバイルルーターのWi-Fi機能では多台数のタブレットPCを同時接続すると接続が不安定になり、イベントでの利用は難しいと判断しました。そこで同じモバイルルーターを4台用意し約30台のタブレットPCのWi-Fi接続先を分散させることで、全てのタブレットPCが同時にネット接続できるように運用していました。」(須賀氏)

しかしその運用方法では、機器管理面での手間が増え困っていたと須賀氏は話します。「タブレット毎に違うSSIDを設定するわけですから準備が大変でした。また通信トラブル発生時には、どのタブレットPCがどのWi-Fiに繋がっているのか把握した上での対応が必要なため、すべてのモバイルルーター・タブレットPCにラベルプリンターで管理番号を貼り付けるなどして管理しなければなりません。」

解決策を求めて訪れた「EDIX」で見た文教向け機器に可能性を見出す

「EDIX 2018」バッファローブースの様子「EDIX 2018」バッファローブースの様子

それらの問題の解決策を模索していた須賀氏は『プログラミング学習が必修化となる小・中学校が目指す設備と同じWi-Fi環境を再現できれば、これらの問題は解決できるのでは』と考え、2018年5月に東京ビッグサイトで開催された国内最大の教育用ICT機器の展示会「教育ITソリューションEXPO」(EDIX)を視察。そこで訪れたバッファローのブースで目に止まった製品が、40台のタブレットPCが同時にネット動画を再生してもバラつきが発生しない「公平通信制御機能」を搭載し、文教向けに最適と謳う「WAPM-1750D」でした。

  • 文教向け無線LANアクセスポイントの導入を決断
  • オプション製品の追加で完成した「移動式“文教Wi-Fi”」

会場のネット回線有無に関わらず同じWi-Fi設定で運用できる「移動式“文教Wi-Fi”」

「これをイベントに活用できないか、その場でバッファローの担当者に尋ねました。『Hour of Code Minecraft: Hero's Journey』は、1台のタブレットPCにつき2Mbps以下の通信が必要ですが、イベントに使用していたモバイルルーターのネット回線自体は下り最大440Mbpsと高速なものだったため、『WAPM-1750D』を使ってWi-Fi部分を強化すれば1台のモバイルルーターでも十分に運用できるだろうとの見解を頂き、『WAPM-1750D』の導入を決断しました。」(須賀氏)

導入製品

製品画像

11ac/n/a & 11n/g/b同時使用
法人様向け
無線LANアクセスポイント

WAPM-1750D

製品画像

エアステーションプロ用
ACアダプター

WLE-OP-AC48

製品画像

エアステーションプロ用
縦置スタンド

WLE-OP-STN

早速、須賀氏は「WAPM-1750D」にACアダプター「WLE-OP-AC48」、縦置きスタンド「WLE-OP-STN」といったオプションを加えた「移動式“文教Wi-Fi”」を構築。翌月「モラージュ柏」開催のイベントで初めて運用されることとなりました。

「GPリーグ プログラミング・ラーニングスタジオ」の「移動式“文教Wi-Fi”」「GPリーグ プログラミング・ラーニングスタジオ」の「移動式“文教Wi-Fi”」
  • モラージュ柏でのイベントの様子を取材
  • 1つのモバイル回線にタブレットPC 25台の同時接続が可能に

モラージュ柏にて開催の体験イベントで運用開始

モバイルルーターと「WAPM-1750D」を組み合わせた「移動式“文教Wi-Fi”」モバイルルーターと「WAPM-1750D」を組み合わせた「移動式“文教Wi-Fi”」

2018年6月23日に柏市内のショッピングモール「モラージュ柏」特設イベントスペースで開催されたプログラミング体験イベントで早速このモバイルルーターと「WAPM-1750D」を組み合わせた「移動式“文教Wi-Fi”」が使用されました。

今回も約1,500名が参加。人気ゲーム「マインクラフト」の世界を舞台としたプログラミング学習コンテンツ「Hour of Code Minecraft: Hero's Journey」を使用する「Hour of Code」体験は特に人気が高く、約180名もの児童がエントリー。体験教室には24台の児童用タブレットPCを用意し、8回に分けて実施されることに。

前回までの会場準備では4台のモバイルルーターを使っていたため、タブレットPCのWi-Fi接続が分散できているか確認する必要がありましたが、「WAPM-1750D」導入後の環境ではネット回線として用意した有線LANポート付きのモバイルルーターを「WAPM-1750D」にLAN接続し、機器の電源を入れればWi-Fiの準備は完了。あとは児童用24台、指導用1台の計25台のタブレットPCをWi-Fi接続し、ブラウザーで「Hour of Code Minecraft: Hero's Journey」のページを開けば準備完了です。会場準備の段階で、須賀氏はある事象に気付きました。「モバイルルーターのみで運用した際に全く再生されなかった『Hour of Code Minecraft: Hero's Journey』のオープニング動画が、24台のタブレットPCで一斉に再生できていますね。」(須賀氏)「WAPM-1750D」の「公平通信制御機能」の効果が出ているようです。

講師としてコンテンツを解説する須賀氏講師としてコンテンツを解説する須賀氏
「Hour of Code」体験は最大24名で実施「Hour of Code」体験は最大24名で実施

午前11時、最初のグループが「Hour of Code」を体験します。「Hour of Code Minecraft: Hero's Journey」は、壊れてしまった「マインクラフト」の世界を修復するために、外の世界からマインクラフトの世界にあるロボットをプログラミングで操作し、ミッションをクリアしていくことで楽しみながらプログラミングのアルゴリズムを身に付けられるコンテンツです。「どう命令するとロボットをどう動かせるか?」、講師として須賀氏がプログラミング方法をレクチャーします。

児童はロボットをどう動かすべきかを考え、タブレットPCでブロック言語を組み立てていきます。初めは操作に戸惑う児童も次第にコツを掴み、どんどんステージをクリアしていきます。終盤にはどれだけステージをクリアできるかを各々が競っていました。

参加したした児童には「GPリーグ」シールが贈られた参加したした児童には「GPリーグ」シールが贈られた
どうプログラミングするか懸命に考える児童どうプログラミングするか懸命に考える児童

「移動式“文教Wi-Fi”」でのイベント実施は成功。今後の活用にも期待

最終の8組目の終了は夕方16時頃。それまでの5時間ほどで通信不良は一切発生せず、「移動式“文教Wi-Fi”」を使用した初めてのイベント開催は無事に終了を迎えることができました。

「準備が簡単になり、さらにこれまで以上に安定したWi-Fi環境が構築できたことに満足しています。」と話す須賀氏。「ここモラージュ柏での公開収録からスタートした『GPリーグ』も、2017年12月には千葉工業大学の協力の元、千葉県大会を実施し大きな盛り上がりをみせました。そしてこの夏、1都3県大会を開催するまでに成長しました。体験イベントについても今後は全国での開催を検討していますが、このWi-Fi設備なら会場のネット回線有無を気にすることなくどこでも開催できそうですね。全国の子どもたちにプログラミングに触れてもらい、楽しさを知ってもらいたいですね。」と、今後の展望を語ってくれました。

低学年向けのパソコンを使わないプログラミング体験も低学年向けのパソコンを使わないプログラミング体験も
会場ではドローンのプログラミング体験も実施会場ではドローンのプログラミング体験も実施

取材後記

体験イベントで使用していた「Hour of Code Minecraft: Hero's Journey」は無料コンテンツで、ネット接続さえあれば楽しめます。どんなコンテンツで小学生がプログラミングを学ぶのかを知りたい方は一度試してみてはいかがでしょうか?
Hour of Code Minecraft: Hero's Journey
モバイルルーターに文教向け無線LANアクセスポイントを組み合わせるこの構成例については、Wi-Fiの通信品質向上、準備工数の削減にとどまらず、「公平通信制御機能」の効果による負荷分散によってモバイルルーターの数を1/4に抑えられたことによる通信費削減の面など多くのメリット兼ね備えており、イベントでの運用のみならずあらゆる場面で応用できる機器構成としておすすめします。

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