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Windows Storage Server 2012搭載NASで医療データを安全に保存・共有できるコストパフォーマンスの高い止まらないシステムを構築

公益財団法人 会田病院様 導入事例

福島県南部に位置し、地域の医療・保健・福祉を担う会田病院様。同病院では、従来利用していた共有ファイルサーバーシステムの部品保守対応期間満了にともない、バッファローのWindows Storage Server 2012搭載NASを採用。3台で一つの構成として冗長化とデータの安全性を高め、可用性が高く「業務を止めない」システム構築を実現した。

●取材協力
日本事務器株式会社様

Windows Storage Server 2012  人物画像1

写真左より、会田病院医療情報室 松村 慎哉氏、日本事務器株式会社 郡山営業所サービス担当 勝嶋 宏文氏

目標・課題
コスト削減業務効率向上データ保全運用管理向上
業種
医療・福祉関連
導入製品
NAS
  • 福島県南部の基幹病院として地域医療を担う。
  • 在宅医療、介護・福祉の充実に注力。
  • 医療の幅の広がりに合わせて医療システム高度化にも注力。

地域の基幹病院として長い歴史をもつ会田病院

公益財団法人 会田病院様福島県西白河郡矢吹町において地域医療を担う公益財団法人会田病院様。東北地方では初の民間による「胸廓成形術」をベースとした肺結核外科療法専門病院として、終戦後間もない1946年に開設され、その後、1953年の公益財団法人への改組を経て現在に至っている。
 設立以来、約70年もの長きにわたり、矢吹町のみならず、近隣の市町村に医療を提供する基幹病院として地域社会に貢献し続けてきた。

在宅医療・介護と合わせシステムの高度化にも注力

会田病院は、内科、呼吸器内科、循環器内科をはじめ17の診療科目において医療を提供する総合病院で、病床数は一般102床、療養91床のあわせて193床にも達する。
 近年、医療現場では、「医療から介護へ、そして在宅へ」という在宅医療・介護が推進され、会田病院でも、高齢な患者が多いことから、急性期病棟に加え、療養病棟、回復期リハビリテーション病棟、さらには在宅医療・介護を支援する在宅介護事業部を設立。医療の「幅の広がり」とともに、ITを活用した医療システムの高度化にも取り組んできた。

“安全”で“止まらない”システムの運用を担う医療情報室

人物画像会田病院のネットワークや情報システムを担うのが医療情報室である。
 医療情報室の松村慎哉氏は、「医療情報室は現在3名体制で院内のネットワークをはじめ、サーバールームや各システムの構築や日々の運用を行っています。医療に関するシステムですので止まらないシステム、それに多くの個人情報・医療情報を扱うためセキュアであることが当然というのが当院のシステムの特徴です」と語る。

公益財団法人 会田病院様

公益財団法人 会田病院

昭和28年設立。福島県西白河郡矢吹町に位置し、17の診療科のほか、一般病棟、回復期病棟、障害者病棟、療養病棟を有する総合病院。関連施設として、訪問看護ステーションや介護相談センター、特別養護老人ホームなども運営している。

所在地:〒969-0213 福島県西白河郡矢吹町本町216番地
電話:0248-42-2121(代表)
URL:http://www.aida-hp.or.jp/

  • 職員の利用するファイルサーバーをリプレース。
  • 医療データの安全性と冗長性の確保が課題。
  • コストパフォーマンスの高さも重要。

ファイルサーバーの部品保守対応期間満了を契機にシステムを再検討

サーバールーム会田病院では従来、院内のサーバールームに共有ファイルサーバーを設置し、職員が利用する各種ドキュメント(書類データ)、看護研究のためのデータや画像などを保存・共有し、必要に応じて共同利用できる体制を整えていた。
 NAS(他社製)を2台設置し、1台をメイン機、もう1台をバックアップ機として稼働させていたが、バックアップしたデータをテープメディアで保管するなどしており、安全性や冗長性の確保という運用面では課題があった。
 事実、メンテナンスなどの際に「少しでも止めるというと必ず苦情が来ます」(松村氏)というほどに、よく利用され、かつ重要なシステムの1つである。
 導入から6年が経過し、部品保守対応期間満了にともない、NASをリプレースしシステム構成の再検討に踏み切った。

リプレースでよりコストパフォーマンスの高いシステムに

 リプレースについて検討すべき条件はいくつかあった。
 「まずはコストです。限られた予算の中でどこまでできるか。 それに、以前のNASではWindows Storage Server 2003が稼働していましたが、これを機に最新の2012にバージョンアップすることも課題となりました。 なぜWindows Storage Serverモデルかというと、以前使用していたバックアップソフトウェア CA Technologies『CA ARCserve Backup』が引き続き利用できることも大切な要件でした」と松村氏は振り返る。
 ラインナップにはLinux搭載モデルもありますが、大きな違いとしてWindowsソフトウェアとの対応やWindowsの諸機能との親和性の高さがあげられます。
 もちろん、Windows Storage Server搭載のファイルサーバーを利用するのは、WindowsOSならではの動作確認済みの市販ソフトウェアが使えること、だけではなく、ユーザーのアクセス制限や保存ファイルの拡張子制限などセキュリティ面を重視しているためである。

運用上の工夫で容量増加を抑制し、安全性を高めてきた

他にも、ウイルス対策ソフトが入っていること、サーバールームに置くためにラックマウントタイプであることも要件だった。
 会田病院では従来から、Windows Storage Serverを利用できることで、保管できるデータの拡張子を制限している。exeファイルやzipファイル、ショートカットなどを保存禁止にして、運用上の工夫で容量増加を抑制しながら、同時にデータの安全性も高めてきたのだ。今回のリプレースにあたっては、コストと信頼性やスペック、容量のバランスのとれた、コストパフォーマンスの高さが求められた。

  • Windows Storage Server 2012を搭載したNASを導入
  • 信頼性の高さで止まらないシステムを構築。
  • パートナーとのコラボレーションで最適なシステムを短期間で実現。

導入製品

Windows Storage Server 2012搭載NAS

テラステーションWSS
Windows Storage Server 2012搭載NAS「WS5400R0804」

バッファローのWindows Storage Server 2012搭載NASを採用

新たなファイルサーバーとして会田病院が採用したのが、バッファローのWindows Storage Server 2012搭載NAS「WS5400R0804」である。
 会田病院のシステム構築、保守などを担う日本事務器株式会社の勝嶋宏文氏は、「松村様からご相談を受け、いくつかのNASベンダーに相談をしました。
 その中で対応が一番速くて、魅力的な提案だったのが、バッファローさんとその販売パートナーであるダイワボウ情報システムさんでした」と採用の経緯を話す。SIer(System Integrater)である日本事務器、販社(販売会社)のダイワボウ情報システム、そしてバッファローの連携により、「WS5400R0804」を用いたファイルサーバーシステムが素早く提案されたのだ。

採用の決め手はバッファロー製品の信頼性

各社の提案を受け会田病院では検討を開始。すぐに採用は決定した。「要件をすべてクリアしていたことはもちろんですが、当院では他のシステムでもすでに多くの『テラステーション』が導入されていました。そして、今までそれらが不具合や故障を生じたことがなかったという信頼性の高さが大きなポイントになりました」と松村氏は採用の理由を語る。
 すでに会田病院の止まらないシステムの中で、テラステーションはバックアップシステムとしての役割をいくつも担っており、そこで培われたバッファロー製品への信頼が採用の大きなポイントになったのだ。
 さらに、コストパフォーマンスの高さも採用のポイントになった。従来利用していた2台とほぼ同じ予算で、「WS5400R0804」を3台導入することができ、しかも1台あたりの容量が2TBから8TBに4倍となったのだ。

パートナー各社の連携により最適な提案を実施

「パートナーのコラボレーションも採用の大きな決定要因かと思います」と勝嶋氏が語るように、各パートナー企業の最適で顧客目線の提案も決定の大きな要因となった。
 SIerの日本事務器、販社のダイワボウ情報システム、そしてバッファローの素早く親身な対応だけにとどまらず、バックアップソリューションを担当するCA Technologiesも同様に親身に相談に乗ってもらい、運用まで見据えたファイルサーバーシステムの構築が実現した。

  • 3台構成としたことで安全で止まらないシステムに。
  • スムーズな導入と設定で順調に稼働。
  • バッファローへの高い評価、今後の展開。

3台構成で冗長化。止まらないシステムを構築

NAS3台構成による「止まらないシステム」今回導入された「WS5400R0804」は3台。従来はメイン機とバックアップ機の2台構成であったが、今回のリプレースにあたり、レプリケーション機を新たに追加した3台構成となった。
 松村氏は「従来、バックアップしたデータをテープメディアで保管していましたが、リプレースを機に冗長性の向上の視点から、HDDでの保管という提案を頂き、構成を変更しました」と語る。
 レプリケーション機が常にメイン機のデータを複製し、メイン機に障害が発生した時には素早くレプリケーション機に切り替えることにより「止まらない」システムを構築できた。
 さらにバックアップ機が毎日の増分バックアップを行うという冗長性と、データの安全性を確保した仕組みも実現できたのだ。なお、レプリケーションには、CA Technologies「CA ARCserve Replication」を利用している。

スムーズな導入により、順調に稼働

今回のファイルサーバーのリプレースは、システムのテストも含め、約1カ月間という短期間で完了した。勝嶋氏は、「製品の取扱説明書もわかりやすく、また本製品の設定や変更ができる付属のユーティリティー『NASナビゲーター 2』も操作方法が簡単でとても使いやすかったです」と「WS5400R0804」の導入が容易だったことを語る。
 「実機でのテストも順調に進み、スムーズにリプレースを完了することができました。利用している人たちは、システムが変わったことも気付いていないほどだと思います」と松村氏は順調なリプレースに高い評価を与える。もちろん、その後もトラブルなく、順調に稼働し続けている。

コストパフォーマンス、性能、サポートに満足

松村氏は、「コストパフォーマンス、性能、運用に入ってからのサポートについても大変満足しています」という。「限られた予算の中で、満足できるシステムを構築できたのは、バッファローさんの製品と、その導入から運用までのサポートがあったからです。今後もシステムの新規構築やリプレースがありますが、バックアップに関してはバッファロー製品中心で考えていきたいです」と高く評価しているようだ。
会田病院では今年、NASの入れ替えの他にも、オーダリングシステム(処方や検査依頼などの情報伝達システム)の導入などもすでに実施しており、ITを活用した医療システムの高度化は、ますます進展していく。

取材後記

近年、医療の現場では急速にIT化が進んでいます。特に病院では、患者様の個人情報や診療情報など、厳重に扱うべきデータが非常に多く、その保管には最新の注意を払わなければなりません。
 また、システムのトラブルは診療の妨げとなりますので、停止は許されません。扱うデータの安全性を高めた、止まらないシステムの構築が、医療現場では求められています。

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