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入居者へのケアの時間をIT化で増やす、
介護現場の業務効率化を
無線LANのリプレースで実現

社会福祉法人 創世福祉事業団
介護老人保健施設「聖・オリーブの郷」様 導入事例

社会福祉法人 創世福祉事業団様が、福島県伊達郡桑折町で運営する介護老人保健施設「聖・オリーブの郷」。2013年8月、同施設において、無線LANのリプレースが行われ、PCだけでなく、スマホやタブレットなど、介護現場で柔軟なIT活用が可能な基盤が実現されました。今回は、介護福祉施設における無線LAN利用シーンの広がりを紹介します。

「聖・オリーブの郷」事務次長 鈴木義和 氏

「聖・オリーブの郷」事務次長 鈴木義和 氏

目標・課題
製品・サービス品質向上業務効率向上コスト削減環境整備
業種
医療・福祉関連
導入製品
無線LAN
  • 福島県伊達郡地域の介護老人保健施設として福祉・介護を担う
  • 入居者一人一人に応じた個別ケアを提供
  • ITを活用した業務効率化で入居者の方へのケア時間を増加
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地域の介護を担う桑折「聖・オリーブの郷」

桑折「聖・オリーブの郷」様。100名の入居者、20名の通所利用者を迎え入れ可能な施設であり、地域の福祉・介護を担っている保育園、老人ホーム、介護老人保健施設を展開する社会福祉法人 創世福祉事業団様。「愛と謙遜の限りを尽くして人々の幸福のために仕え続ける」という運営基本理念を基に、新しい形の福祉・介護を希求しながら、より充実した質の高い福祉・介護・医療サービス等の提供に努めています。そして、福島県内に8つの介護施設を展開しており、伊達郡地域の福祉・介護を担う施設として2004年に設立したのが、介護老人保健施設 桑折「聖・オリーブの郷」様です。

一人ひとりにあったケアと、家庭で過ごしているような安らぎを与える空間づくり

家庭でくつろいで過ごしているような施設をめざし、広く明るいスペースづくりが行われている 桑折「聖・オリーブの郷」様は、医師や看護師、介護職員、事務職員など多くのスタッフが協力し合いながら、入居者一人一人に応じた個別ケアを行っています。また、入居、来訪される方が、家庭でくつろいで過ごしているような施設づくりを目指しています。もしも寝たきり等になった場合でも血行不全を起こさないベッドの提供や、本人の体にあった車いすを用意するなど、入居者の方が日常動作を行いやすい環境を整備しています。

利用者へのケア時間を増やすため、IT化を推進し業務を効率化

そして、桑折「聖・オリーブの郷」様は、開所当初からPCやファイルサーバを導入してネットワークの整備を行い、IT化を進めてきました。介護では、入居者管理や経営管理、ケアプランの作成などさまざまな事務業務が発生しており、事務次長の鈴木義和氏は、「IT化を進めることで忙しいスタッフの事務業務を効率化し、入居者の方へのサービスに充てる時間を増やすように努めてきました」と話します。そうしたITによる業務効率化をさらに推進していくために今回導入されたのが、マインドビジネス様より提案されたバッファローの無線LAN製品でした。

 社会福祉法人 創世福祉事業団 介護老人保健施設「聖・オリーブの郷」様

社会福祉法人 創世福祉事業団 桑折「聖・オリーブの郷」

看護やリハビリテーション、介護、身の回りの世話が必要な要介護者の長期、短期入所療養介護、通所リハビリテーションを行う施設として2004年に開設。100名の入居者、20名の通所利用者を迎え入れ可能な地域の福祉介護を担う施設として、質の高い福祉・介護・医療サービスを提供しています。

所在地:〒969-1661 福島県伊達郡桑折町大字上郡字内記1-1
電話:024-581-2100
URL:http://www.koriseiolivenosato.jp/

  • 介護現場での入力、ケアプラン作成業務で無線LANを使用
  • 無線LANの安定動作と全館にわたるエリア拡張が課題に
  • 有線LANの敷設もコスト面から困難

介護現場での入力業務で、一部無線LANを利用

現在、PCを使った業務は1階事務室で行われるケースがほとんどであるものの、移動を伴う作業も増えているこれまで、桑折「聖・オリーブの郷」様では、有線LANを中心としたネットワークを構築していました。そうした中で、事務所内での業務だけでなく、介護の現場に赴き、その場で入居者の計った体温を記録、入力するといったケアプランの作成など、PCを用いる作業も増え始めていたといいます。そこで、有線LANが敷設できないスペースにおいては、既に無線LANを活用していました。

接続が途切れるなど、トラブルがたびたび発生

現在、施設内の業務用PCは移動しての作業を考慮し、ノートPCの利用が中心となっています しかし、業務で利用するPCの台数が増えたことに加え、利用していた無線LANが施設で使うには機能的に不十分であり、通信速度が保てなかったり、接続が途切れるなど、安定動作に問題を抱えていました。その影響として「業務で使っている介護アプリケーションはASPサービスを利用しているため、無線接続が途切れて入力中のデータが消失してしまい、最初から作業をやり直したこともありました。これではせっかくIT化したにも関わらず、業務効率を下げてしまうことにもなりかねません」と、鈴木氏は話します。

有線LANによる拡張はコスト面からも困難

また、有線LANにおいてもLANケーブルの劣化等が原因で、ネットワークに接続できなくなるトラブルが発生し、一時は全館に新しく有線LANを敷設することも検討しました。しかし、施設の構造上、有線LANの拡張が困難であったことに加え、施設全体へLANケーブル敷設を行う場合の工事費用も膨大になってしまうという課題が生じていました。こうしたことから、高速で安定したネットワークをコストを抑制しながら実現する方策が求められていたのです。

  • 法人様向け無線アクセスポイント「WAPM-APG600H」を採用
  • 多くの導入実績とノウハウ、高いコストパフォーマンスも評価
  • ブリッジ接続機能で広い施設内を容易にカバー

導入製品

製品画像

エアステーションプロ
11n/a & 11n/g/b同時使用
インテリジェントモデル
無線LANアクセスポイント

WAPM-APG600H・・・6台

ブリッジ機能と周波数帯の使い分けが決め手となり無線LANを導入

これらの課題を踏まえ鈴木様は、同施設のシステム構築を担っていた、マインドビジネス様に相談し、そこで提案されたのが、バッファローの(法人様向け)インテリジェントモデルの無線アクセスポイント「WAPM-APG600H」でした。マインドビジネス 代表取締役の田村努氏は「今回、ネットワークのリプレースにあたって、バッファローの無線LAN製品を導入する決め手は2つありました。一つは有線ネットワークを敷設することなく、無線LANアクセスポイントだけで通信エリアを拡張できる『ブリッジ機能』を有していたことです。これにより、広い施設内のエリアを無線LANのみでカバーすることが可能になりました。もう一つは、施設周辺との電波干渉を回避する仕組みとして2つの周波数帯域(5GHz帯/2.4GHz帯)を持ち、それを分けて利用するこが可能な点です。まさに私たちが求める要件に合致していました」と説明します。

無線ブリッジ通信機能と5GHz帯/2.4GHz帯の使い分けにより、広い施設内を6台のWAPM-APG600Hでカバー。導入後、「繋がりにくい」「速度が遅い」といった不満も生じていない

バッファローの協力のもと、設計、導入もスムーズに完了

これらの要件に加え、無線LANメーカーの構築や導入に関する豊富なノウハウ、そして他社製品に比べて大幅にコストを抑えられることを評価し、最終的にバッファロー製品の導入が決定しました。「導入にあたっても、事前にバッファローさんに施設の図面を渡し、製品選定からアクセスポイントの効果的な配置まで提案してもらいました。また、実際の導入の際にもアドバイスを受け、現場で電波状況を確認しながらアクセスポイントの設置を進めたことで、無事、無線LANの構築を終えることができました」と田村氏は説明します。

ブリッジ機能の有効活用で、最適な無線ネットワークを構築

今回、施設内には6台のWAPM-APG600Hが設置され、広いエリアをブリッジ機能によってカバーすることが可能となりました 最終的に2フロアで床面積約4,754平方メートルにおよぶ広い施設内を6台の無線LANアクセスポイント「WAPM-APG600H」でカバーする無線LANネットワークが実現されています。アクセスポイント間をつなぐブリッジ通信は電波干渉に強い5GHz帯の電波を利用、一方、端末からのアクセスには障害物に強い2.4GHz帯を利用することで、電波干渉に強い無線LAN環境を構築しています。また、端末と無線アクセスポイント間の通信速度は最大300Mbp(規格値)に対応しており、複数のPCが接続しても、十分快適に利用可能な速度を確保できています。

  • 高速かつ安定した無線ネットワークを実現
  • 今後、スマホやタブレットの活用も視野に
  • 将来にわたって柔軟な機能拡張が可能なインフラを構築

高速かつ安定した無線LAN環境で安心して業務を遂行

「ネットワークのリプレースから2か月が経過しましたが、無線LANが『繋がりづらい』『遅い』といった声は現場からは上がっておらず、安心して業務に携われる環境ができました」と鈴木氏は評価して頂きました。また、無線通信が安定したことや移動中でも途切れないローミング機能が提供されていることも奏功し、これまでのように入力途中でデータが消えるといった問題もまったく生じていません。また通信速度も速く、快適なネットワーク環境が構築されました。

スマホやタブレットの業務利用も視野に

現在、他施設とのビデオ会議やインターネットアクセスなど一部の業務について、私有のタブレットを用いて行われているが、今後はスマホ、タブレットの本格的な業務活用も視野に入れています 今後の拡張計画として検討しているのが、スマホやタブレットなどの業務活用です。現在は入居者の日々の状況について、カルテに主に手書き等で記録していますが、そうした作業において、持ち運びが容易なタブレットなどで入力業務が行えるようになれば、業務効率はさらに向上します。また、タブレットとビデオ通話アプリケーション等を利用して、他の施設とのビデオ会議や、入居者とご家族の方の面会なども検討しており、今後、ますます無線LANの活用シーンは広がりを見せていきそうです。

将来的なIT活用の広がりに対応できるインフラを実現

鈴木氏は今回の無線LANリプレースを振り返り、「バッファローさんの無線LANを導入することで、将来的に予想しうるさまざまなシステム拡張に際して、柔軟に対応するインフラが構築できました。今後はスマホやタブレットなどの活用を視野に入れ、業務効率をさらに高める取組を進める一方で、来訪者の方に対するより手厚いケアが行えるようにしていきたいと考えています」と話します。入居者への手厚いケアを行えるよう、付随する業務をIT化により、効率化した桑折「聖・オリーブの郷」様。中でも今回導入した無線LANによってもたらされる、さらなる業務効率化に期待が寄せられています。このように介護施設においても、今後、無線LANが重要なインフラとなることは言うまでもないでしょう。

取材後記

介護の現場では、介護士の方などがケアを行う合間に必要な情報をPCに入力するなど、事務業務も行っています。入居者の方の傍にいながらも入力作業を行ったり、常にフロア移動を行ったりするような業務には、小型軽量なスマホやタブレットの活用が今後より進んでいくと考えられます。今後、介護現場においては、Wi-Fi接続によるスマホ、タブレットの活用が不可欠になっていくでしょう。そして取材では、無線LANが、広いエリアでの通信と多様なデバイスのアクセスをカバーしつつ、導入コストを抑制可能なネットワークソリューションであることを改めて実感することができました。

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