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診療に不可欠な医療の基本情報を
セキュアにバックアップするために
NASとクラウドを活用して医療の質を向上

医療法人社団ライフスタイル ともながクリニック様 導入事例

医療法人社団ライフスタイル ともながクリニックでは、病歴や薬歴などの医療の基本情報をバックアップするためにベーステクノロジーのQuiXストレージを採用。TeraStation WSSとMicrosoft Azureを活用し、NASとクラウドのハイブリッドシステムを安価に構築しています。これによって、セキュアに医療データを扱い、データ消失のリスクをなくすとともに、データの活用範囲を広げることで医療の質の向上も目指しています。

ともながクリニック糖尿病・生活習慣病センター 院長 医師/医学博士 朝長 修 氏、株式会社ワールドステイグループ 執行役員 ITスペシャリスト 水田 昌利 氏、ベーステクノロジー株式会社 取締役 寺西 賢二郎 氏

写真右より、ともながクリニック糖尿病・生活習慣病センター 院長 医師/医学博士 朝長 修 氏、株式会社ワールドステイグループ 執行役員 ITスペシャリスト 水田 昌利 氏、ベーステクノロジー株式会社 取締役 寺西 賢二郎 氏

目標・課題
コスト削減業務効率向上データ保全製品・サービス品質向上
業種
医療・福祉関連
導入製品
NAS
  • 糖尿病・生活習慣病専門の先進的なクリニック
  • 新宿で開業し、多くの患者が男性サラリーマン
  • 医療のIT化や情報化に積極的に取り組む
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糖尿病・生活習慣病の専門クリニック

新宿という好立地から、多くの多忙なサラリーマンが来院する新宿という好立地から、多くの多忙なサラリーマンが来院する

ともながクリニックは、糖尿病、高血圧症、脂質異常症、肥満症などの生活習慣病を専門に診療するクリニックです。内科だけでなく、生活習慣病に密接な関係がある眼科と循環器科を併診することで、一度の受診で診療できることが大きな特徴となっています。頸動脈超音波検査、動脈硬化血圧脈波検査、腹部超音波検査、心臓超音波検査、レントゲン、心電図などの検査も受けることができます。

生活習慣病改善のために、管理栄養士による栄養指導や日々の栄養管理方法などの相談、糖尿病療養指導士や専門看護師による生活指導、療養相談を受けられるのもともながクリニックの特長の1つです。血糖コントロールと平行して血圧、脂質の管理、適正体重の維持などを指導し、内服薬やインスリン療法はあくまでも補助的な方法と捉えて最低限の薬量に抑え、食事療法や運動療法で改善していくことが治療方針となっています。

忙しい50代の男性サラリーマンの味方となるクリニック

新宿で診療を行っているともながクリニックでは、一般的な糖尿病専門病院とは異なり、50代の男性サラリーマンが全体の患者の9割を占め、インターネットなどでWebサイトを調べて来院する人が多いとともながクリニック糖尿病・生活習慣病センター 院長 医師/医学博士の朝長 修氏は話します。「忙しいサラリーマンの方が多いので、生活や仕事を優先させて、病気を後回しに考えてしまう患者様もおられます。このような方を説得して、病気に立ち向かわせることが重要だと考えています」。

電子カルテなどの医療のIT化を積極的に進める

医療のIT化や情報化は医療の質の向上に不可欠と語る朝長氏医療のIT化や情報化は医療の質の向上に不可欠と語る朝長氏

ともながクリニックでは、9年前の開業時から電子カルテを導入するなど、医療のIT化や情報化を進め、先進的な医療を行ってきました。糖尿病などの生活習慣病は慢性疾患で継続した治療が必要不可欠で、病歴や薬歴などのデータが非常に重要になるため、早い段階から電子カルテを活用することは朝長氏にとっては当然のことだったといいます。

また、初診時の問診票も他の診療科とは異なり、スタッフが対面方式で聞き取りを行いながら非常に詳しく記録するようにしています。問診票をベースに患者のプロファイルをしっかりとつかむことで適切な診察が行うようにしているともながクリニックでは、IT活用や無線LAN整備などを積極的に行い、医療サービスの質の向上に日々努めています。

 医療法人社団ライフスタイル ともながクリニック様

医療法人社団ライフスタイル ともながクリニック

糖尿病をはじめとする生活習慣病専門のクリニックとして、2006年に新宿駅西口で開業。糖尿病と密接な眼科、循環器内科も併診できる。2014年8月には新宿駅南口に移転し、糖尿病療養指導士の資格を持つ看護師、検査技師、栄養士とともに、クリニック全体でひとつにまとまったチーム医療を目指している。

所在地:〒160-0022 東京都新宿区 新宿4丁目2-23 新四curumuビル
電話:03-3351-0032
URL:http://www.tomonaga-clinic.com/

  • 新宿駅南口に移転する際に新たな電子カルテシステムに入れ替え
  • 健康診断管理ソフト「メディカルサポート for 健康診断」を導入
  • 診療情報などのバックアップに課題を感じる

移転を機に新たな電子カルテシステムに入れ替え

2014年8月に新宿駅西口から新宿駅南口に移転したともながクリニックは、移転を機に電子カルテシステムを入れ替えます。以前利用していた電子カルテシステムがデータの蓄積によって動作が遅くなり、最新機種にアップグレードしようとしたところ、互換性がないことがわかり、別のメーカーのシステムに変えたと朝長氏は説明します。

健康診断に特化したシステムも導入

電子カルテシステムを導入後、新たな課題となったのが健康診断の運用です。 導入した電子カルテでは、受付から健康診断結果の出力まで、作業も多く煩雑な流れになっていました。高額な費用をかけ、電子カルテのカスタマイズという選択肢もありましたが、ともながクリニックでは、ワールドステイグループに声をかけ、同社の健康診断管理ソフト「メディカルサポート for 健康診断」(以下、メディカルサポート)を導入することを決めます。

メディカルサポートは、健康診断に特化したソフトウェアです。パソコン1台あれば 簡単に導入でき、軽快に操作できることが大きな特長となっています。
さらに特色として健診結果を自動判定し、患者様がわかりやすく見やすい結果票が手間いらずで作成できます。

もちろん、電子カルテシステムと連携でき、豊富な入出力フォーマットも用意されています。特に結果票などの出力帳票はExcelで調整できるので、病院のロゴを入れたり、専用の帳票へのカスタマイズも簡単です。
 また、付加機能として簡易なドキュメント管理機能も付属していて、院内のPOPや案内状などの雛形(テンプレート)が豊富に用意されていて、誰でも簡単に扱えて文書の作成・印刷が容易になりました。

医療の基本情報をバックアップできるシステムを求める

電子カルテシステムを入れ替えた際に、もう1つ課題となっていたのがデータ保全の問題でした。以前の電子カルテシステムでは、HDDがミラー化されておらず、毎日診療後にDATにバックアップしていましたが、スキャンした他の病院からの紹介状や心電図はDATのバックアップ対象として紐付けされておらず、HDDがクラッシュしてしまった場合は、多くの情報を失ってしまうことになりかねない状態であったと朝長氏は説明します。

また、HDDのミラー化やバックアップ態勢を万全に整えたとしても、火事や災害などで病院施設に被害が出た場合には、データを消失してしまうことになります。遠隔地のデータセンターなどの利用も含めて、現在の電子カルテシステムでのバックアップシステムの構築も模索した朝長氏でしたが、構築コストが膨大となるため、手を付けられなかったといいます。

  • 健康診断システムとともにバックアップシステムを検討
  • TeraStation WSSを活用したQuiXストレージを採用
  • NASとクラウドの組み合わせでバックアップを含めた信頼性の高いシステムを構築する

NAS製品を使ってクラウドにもバックアップを行う

健康診断管理ソフト「メディカルサポート」納入した、ワールドステイグループ 水田 昌利氏健康診断管理ソフト「メディカルサポート」納入した、ワールドステイグループ 水田 昌利氏

「朝長先生から健康診断に特化したシステムがないかと相談を受け、メディカルサポート をご紹介いたしました。その際、バックアップの悩みと、将来のクラウド利用について相談を受けました、院内の様々なデータのバックアップ一元管理と遠隔バックアップを実現し、将来的なクラウド利用への発展という朝長先生のご要望に応えるシステムとしてQuiXストレージを提案したいと考えました。」と話す株式会社ワールドステイグループ 執行役員 ITスペシャリストの水田 昌利氏は、QuiXストレージの提案をベーステクノロジー株式会社 取締役の寺西 賢二郎氏に相談したといいます。

「水田さんからともながクリニック様の話を聞いて、データのバックアップを重視し、院内だけでなく、クラウドを活用することも考えられていることを知り、我々が提供しているQuiXストレージの考え方に合致していると感じました」と話す寺西氏は、2014年11月に相談を受け、11月末には導入を完了させることができたと説明します。

TeraStation WSSとMicrosoft Azureを活用するQuiXストレージ

QuiXストレージは、バッファローのNAS製品「TeraStation WSS」とマイクロソフトのクラウド基盤「Microsoft Azure」を組み合わせて、オンプレミスとクラウドのハイブリットでバックアップおよびリモートアクセスを行えるサービスです。
TeraStation WSSとMicrosoft AzureにQuiXストレージを組み合わせることで、シンプルで手間がかからず信頼性の高いサービスを利用できることが大きなメリットとなります。
TeraStation WSSのセットアップ/設置からMicrosoft Azureの利用までをワンストップで行え、QuiXクラウド証明書(端末認証)などの高度なセキュリティ機能も搭載しています。Microsoft Azureの国内東西のデータセンターを利用していることもQuiXストレージの大きな特長となります。クラウドへバックアップされたファイルは、自動的に東西のデータセンターにバックアップされるため、万が一の災害時にも安心して利用することができます。

信頼性の高さが導入の決め手

「NASとクラウドのハイブリッドが高信頼性の決め手」と語るベーステクノロジー寺西 賢二郎氏「NASとクラウドのハイブリッドが高信頼性の決め手」と語るベーステクノロジー寺西 賢二郎氏

QuiXストレージでTeraStation WSSを利用することについて、寺西氏は次のように話します。「バッファローのTeraStationは、豊富な機能と高信頼性を兼ね備えたNASです。このNASをクラウドのハブとすることでシンプルな構成となり、ここにQuiXストレージのミドルウェアを置くことで、院内の様々なデータを一元管理し、遠隔バックアップとMicrosoft Azureへのリモートアクセスを簡単かつセキュアに実現しています。」

また、朝長氏もバッファロー製品であれば安心できるという印象を受けたことを明かしてくれました。「これまでも、さまざまな周辺機器や外付けHDD、無線LANアクセスポイントなどでバッファロー製品を使ってきたので、非常によい印象がありますね。なじみのあるメーカーの製品ということだけでも、安心感があります」

  • データをセキュアに保全でき、診療に役立てられる
  • TeraStation WSSで一元管理して省スペースと利便性を向上させる
  • 外部からのデータ活用や医療機関との情報共有も視野に

データを保全できる安心感が最大のメリット

コスト面では、当初考えていた電子カルテシステムのバックアップ構築よりも安価に導入でき、スモールスタートで始めて、必要に応じてTeraStation WSSの追加やMicrosoft Azureの容量の追加を行えることは、コスト的にも非常に助かっていると朝長氏は話します。それにも増してともながクリニックとしては、データを保全できているという安心感が大きなメリットとなり、他の病院からの紹介状や紙のカルテをスキャンしてTeraStation WSSに蓄積しておくことで、過去の病歴などもすぐに把握することができ、診察に役立てることができているといいます。

TeraStation WSSとMicrosoft Azureのデータ転送は圧縮して暗号化され、SSLを利用しているため、セキュアにバックアップすることができます。また、クラウド証明書などのセキュリティ機能を活用することで、高いセキュリティも保たれます。以前のDATへのバックアップのようなわずらわしさもなく、自動で意識することなくバックアップが行われるため、バックアップを忘れることもなくなったと話す朝長氏。保守やメンテナンスをワールドステイグループやベーステクノロジーに任せられることも大きなメリットとなっています。

システム構成システム構成

あらゆるデータをTeraStation WSSで一元管理する

現在は、カルテやメディカルサポートの健診データをバックアップしているともながクリニックですが、今後はあらゆるデータをTeraStation WSSに蓄積して一元管理し、Microsoft Azureにバックアップする予定です。これらのデータも自動的にバックアップできれば、データ保全に関して、さらなる安心感を高めることができると朝長氏は考えています。

さまざまな機器に分かれたデータをTeraStation WSSで一元管理できれば、すぐに必要なデータを取り出すことができ、これまで機器が占めていたスペースを有効活用することができるようになります。また、複合機などとも連携させ、スキャンしたデータなどもTeraStation WSSに蓄積することなどもともながクリニックでは考えています。

自宅などからの活用も視野に

さらに、クラウドにあるデータを自宅や出張先からアクセスして活用することも朝長氏は考えているといいます。診察時間外にかかってきた電話は、留守番電話に記録されて携帯電話に通知が行われ、朝長氏が携帯電話から留守番電話を確認して患者の相談に乗ることもありますが、その際に服用している薬やインスリンなどをクラウド上のデータから確認できれば、より適切なアドバイスを提供することができるようになります。

また、講演なども多数行っている朝長氏にとっては、外部からデータにアクセスできれば、外出中や移動中に必要なデータを活用できるというメリットも生まれます。また、将来的には、信頼できる医療機関や患者が以前診察を受けていた医療機関と情報を共有できるようにクラウドを活用したいと朝長氏は話します。「病歴や薬歴、画像診断の結果などを医療機関同士で共有することができれば、これまで以上に医療サービスの質を向上させることができると考えています。しっかりとセキュリティが守られた環境でデータを共有し、医療機関のネットワーク化が進むとよいですね。しっかりと情報を活用しながら、全国の糖尿病専門クリニックのリーダー的な存在となれるように、今後も質の高い医療を目指していきたいと思います」。

取材後記

医療現場において、医療データは非常に重要となり、これらを活用したり、複数の医療機関で共有することで診察や診療の質を高めることができます。しかし、一方で個人情報となる医療データの扱いは細心の注意を払う必要があり、消失のリスクを避けるために信頼性の高いストレージやシステムを利用する必要があります。医療機関でもクラウドの活用が進む中で、いかに手間をかけずにセキュリティを高め、ドクターが診療に集中できる環境で利便性高くデータを扱える仕組みが今後ますます求められていきます。

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