バッファロー初、トライバンドとDFS障害回避に対応。 「一人一台」のICT教育環境を実現する 法人様向け無線LANアクセスポイントを発売
新商品
2つの5GHz帯同時通信に対応。
メルコホールディングス(東・名6676)グループの中核企業株式会社バッファロー(本社:名古屋市、代表取締役社長:斉木邦明、以下バッファロー)は、2016年に文部科学省が策定した「教育の情報化加速化プラン」に基づく「児童生徒一人一台の教育用コンピュータ環境」の構築に最適な法人様向け無線LANアクセスポイント「WAPM-2133TR」を発売します。2017年3月上旬より、全国のパソコンを取り扱う商社、代理店および当社直販サイト「バッファローダイレクト 」などで販売されます。
本商品は、高速Wi-Fi(無線LAN)規格「IEEE 802.11ac」に対応した2つの5GHz帯と、1つの2.4GHz帯の計3つのバンドの同時通信に対応したトライバンドの法人様向け無線LANアクセスポイントです。W52/W53専用およびW56専用の2つの5GHz帯用アンテナを搭載。それぞれのアンテナが同時に通信することで、多台数同時接続における安定かつ高速な同時通信を実現します。また、機器の接続を分散するよう自動的に振り分ける「バンドステアリング機能」を搭載。従来商品と比べて約2倍※1の転送速度を実現します。
さらに、気象・航空レーダー波を検知した際には瞬時にチャンネルを切り替える「DFS(Dynamic Frequency Selection)障害回避機能」を搭載。気象・航空レーダー監視専用アンテナを搭載しており、レーダーを検知した際は他のチャンネルへ瞬時に自動切り替えを行います。これにより、通信が切断されることなく安定したタブレット授業が行えます。
その他、多台数端末への通信のバラつきを制御する「公平通信制御機能」によって、タブレットが同時に教材動画閲覧した際にコマ落ちやバラつきを抑制して安定した動画再生を可能にします。周りの電波や干渉波を検知して自動で最適なチャネルを選択する「干渉波自動回避機能」は、無線監視カメラや工業機器の電波などWi-Fiに干渉する電波ノイズのある環境でも安定した通信を実現します。加えて、「電波環境見える化機能」では、無線LANシステム集中管理ソフトウェア「WLS-ADT」(別売、Ver.2.6.0以上)での導入前の電波状態の確認や、導入後にトラブルが発生した場合の原因解析に役立ちます。
バッファローは、次期学習指導要領改訂に向けて文部科学省が2016年に公表した「教育の情報化加速化プラン」に基づく「児童生徒一人一台の教育用コンピュータ環境」を実現する無線LANアクセスポイントとして、学校など文教施設向けに本商品を推奨します。
「WAPM-2133TR」その他の特徴
過酷な環境にも導入できる動作環境温度-25~50℃対応※2
災害発生時に無線LAN通信環境を提供できる「緊急時モード」搭載
PoE給電機器からLANケーブルによる給電が可能なPoE受電(802.3at)に対応
ACアダプターによる給電も可能(対応ACアダプター「WLE-OP-AC12C」は別売)
壁掛けや天井設置など付属の取り付け金具で自由な設置が可能な新デザイン筐体
RADIUSサーバーとの連携で強固なセキュリティーを実現
安心のセキュリティー。WPA2-PSK(AES)やWPA2-EAP(AES)に対応
安心の最長5年保証(通常3年、購入後の登録で2年延長)
WAPM-2133TR
「トライバンド」と「バンドステアリング」で端末一台あたりの速度が約2倍に(※1)
「DFS障害回避機能」でチャンネルを瞬時に自動切り換え
※1.
測定環境
タブレット:NEC VersaPro VK15D/SQ-R 20台、Toshiba dynabook R82/A 20台
ファイルサーバー:TS5410DN0804
無線AP:WAPM-2133TR(本商品)、WAPM-1750D(従来品)
ファイルサイズ:10Mbytes
無線規格
WAPM-2133TR…11ac 5GHz帯 36ch/40MHz + 100ch/40MHz
WAPM-1750D…11ac 5GHz帯 36ch/40MHz
各タブレットが、ファイルサーバーから同時にファイルをダウンロード
従来品では、26秒で全台ファイルダウンロード完了
本商品では、12秒で全台ファイルダウンロード完了
※2. PoE使用時は-25℃~50℃、ACアダプター使用時は-15℃~50℃
11ac/n/a & 11n/g/b 866+866+400Mbps 無線LANアクセスポイント
型番 | 価格 | 出荷予定 |
---|---|---|
WAPM-2133TR | \99,800(税抜) | 2017年3月上旬 |
DFSとは
「Dynamic Frequency Selection(動的周波数選択)」の略。5GHz周波数帯のW53, W56で気象・航空レーダーなどの干渉があった場合、アクセスポイント側が干渉のないチャンネルに退避する仕組み。法律で義務付けられ、アクセスポイントに必ず搭載されている。干渉した場合、移動予定のチャンネルがレーダー波と干渉しないかを無線LANを止めて60秒間監視する必要がある。
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To Overseas Press People
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