簡単バックアップの機能や特徴(LinkStation、TeraStation)

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更新日:

ID: 124141847

Q

「簡単バックアップ」には、どういう機能や特徴があり、どんなバックアップ管理ができますか。
インストールできるパソコンの環境や台数に制限はありますか。

A

簡単バックアップの機能や仕様は以下の通りです。


対応バックアップ元

「簡単バックアップ」がインストールされているパソコンの、内蔵ハードディスク内にあるファイルやフォルダをバックアップできます。

注意
・ OSやシステム系のフォルダやファイルはバックアップできません
簡単バックアップでバックアップしたデータを、別のパソコンで展開できません
パソコンのリカバリ後、簡単バックアップでバックアップしたデータは展開できません


対応バックアップ先

・ バッファロー製USB接続/IEEE1394接続ハードディスク
・ バッファロー製ATAインターフェースボードに接続したハードディスク
・ バッファロー製LAN接続ハードディスク(※1)
・ バッファロー製LAN接続ハードディスクにUSB接続した対応USBハードディスク(※1)
(但し、LinkStation、TeraStation独自フォーマット形式である必要があります)
※1. リモートアクセス(VPN接続環境)を含め、異なるネットワーク(セグメント)に存在するハードディスクはバックアップ先として指定できません。

・ バッファロー製USB接続MOドライブ

バックアップ先として、ドライブもしくは共有フォルダのみ設定できます。サブフォルダは指定できません。


設定できるスケジュール

・ 毎日基準時刻
・ 毎週指定の曜日の基準時刻
・ 毎月指定の日にちの一定時刻


バックアップ時のオプション機能

・ バックアップ後、パソコンをシャットダウンする。
<操作方法> タスクバーの簡単バックアップのアイコンを「右クリック」し、「バックアップの実行とパソコンのシャットダウン」を選択します。
・ 各バックアップタスクに対して、圧縮の有無の選択 (ZIPによる圧縮か非圧縮か)
 ※音楽ファイル、動画ファイルは圧縮効果がないため、無圧縮バックアップをおすすめします。
・「完全バックアップ」か「増分バックアップ」の選択


制限事項

・ バックアップ対象とするファイル・フォルダ数に制限はありません。
  ただし、大量のファイルやフォルダを対象にすると、バックアップ速度が遅くなります。
・ バックアップフォルダは上書きされません。 バックアップごとに新しくフォルダが作成されます。
・ バックアップ時に作成されるフォルダ名、ファイル名の変更はできません。
・ OS等のシステムはバックアップできません。
・ バックアップのデータ容量が合計2GB以上の場合、圧縮バックアップはできません。
・ アクセス制限などによりアクセス権限がない共有フォルダに対して、バックアップができません。
・ 「簡単バックアップ」はバックアップ元となるパソコン全てにインストールが必要です。

※インストールするクライアント台数に制限はありません。

参考「増分バックアップ」の機能と特徴

「増分バックアップ」とは、前回バックアップした状態から更新されたファイルや新しく作成したファイルのみをバックアップする方法です。


特徴

・ 増分バックアップの判断は、バックアップ先とバックアップ元のファイルの更新日時を参照します。
・ 更新されたデータや新しく作成されたファイルのみをバックアップするため、
 完全バックアップを行った時よりも、少ないデータが転送されます。
※ 初回増分バックアップ時は、全てのファイルをバックアップします。完全バックアップを行った時と同じサイズのデータが転送されます。

・ 展開を行う時は、全てのファイルを展開するか、更新されたファイル
(増分バックアップでバックアップしたデータ)のみ展開するかを選択できます。
・ 増分バックアップの設定を変更した場合(圧縮設定を変更した場合やベリファイをしないからするに設定した場合)、
 指定されたフォルダにある全てのファイルをバックアップします。

増分バックアップ時の注意

増分バックアップで圧縮を行っている場合、バックアップ元フォルダが2GB以上にならないようにします。
バックアップ元フォルダが2GB以上になった場合は圧縮設定が変更されるため、
全てのファイルをバックアップします。(2GB以上のフォルダは圧縮できません)
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