無線LANと併用してさらにインターネットが快適通信!
PLC(Power Line Communication、高速電力線通信)とは、電気配線とコンセントをLANケーブルの代わりに使用する通信方式です。
鉄筋一戸建て住宅の上下階、地下室など電波を遮断する場所が非常に多く、電波が届きにくい場合に無線LANと併用することでインターネットをさらに快適に使用することができるようになります。
※本製品はPL-HDP-L1シリーズとは別方式のPLC規格であり、相互に互換性はありません。
無線LANとPLC各方式の比較
| |
無線LAN AirStation |
UPA方式PLC (本製品) |
HD-PLC方式PLC |
| 設定の簡単さ |
◎ |
◎ |
◎ |
| 障害物に対する強さ |
○ |
◎ |
◎ |
| 速度(TCP) |
|
最大60Mbps※1 |
最大55Mbps※1 |
| セキュリティ |
◎ |
◎ |
◎ |
| 移動時の利便性 |
◎ |
△ |
△ |
| PC標準搭載 |
○ |
× |
× |
| 標準規格化 |
◎ |
×※2 |
×※2 |
※1:PC1、PC2それぞれにPL-UPA-L1を有線LANで接続。PL-UPA-L1を同一コンセントに接続し、Chariotで測定。PC1,2:東芝SatelliteJ40
CeleronM1.4GHz 512MB XP SP2(2007年7月、当社にて測定)
※2:PLC規格には、HD-PLC/UPA/HomePlugの3種類が存在し、標準規格化される予定はありません。

・インターネットの接続には別途プロバイダーとの契約、ルータ機器が必要です。
・屋外および屋外にPLCの信号が流れてしまう場所では使用できません。
コンセントに挿せば電気配線がLANケーブルに!セキュリティ設定済みで安心
PL-UPA-L1/Sは、ドライバやユーティリティのインストールが不要。本体をコンセントにつなげて、モデムやパソコンとLANケーブルで接続するだけです。セキュリティも設定済みで安心してご利用いただけます。


・リセットスイッチを押すとセキュリティ設定が解除されますので、必ず再度セットアップ作業を実施してください。
遠く離れた場所でも必要十分なスループットを発揮!
PL-UPA-L1は、遠く離れた場所でインターネットするのに十分なスループットを発揮。コンセントに直接接続する、ほかの電化製品はノイズフィルタ付電源タップに接続する等、接続環境に細心の注意を払うことで、無線LANに準ずる速度での通信が可能です。

【測定環境】
PC1:ThinkPad T42 PC2:ThinkPad T42p
【測定方法】
PC1、PC2にPL-UPA-L1を有線で接続。
Iperf ver1.70 を使用しPC1→PC2間の通信速度をTCPにより30秒間転送。
WindowsSize 128K 3回測定し平均を算出。
(2007年7月、当社にて測定)

・家庭内の電気配線、コンセントに接続されている機器の状態によっては、速度が低下したり、接続できない場合があります。
・PLCアダプタは可能な限り、コンセントに直接接続してください。
・ACアダプタ等を使用する電気機器が、PLCが接続されているコンセントの近隣にある場合は、できる限りフィルタ付電源タップをお使いください。
親機の電源が入っていなくても、子機間で通信可能!!
PL-UPA-L1シリーズは親機の自動設定機能に対応。
HD-PLC方式では親機の電源が入っていないと全体の通信が止まってしまいますが、PL-UPA-L1シリーズは、電源が入っているアダプタだけで通信することが可能です。

増設用PLCアダプタで接続台数増設可能!
増設用のPL-UPA-L1(単体モデル)を購入することで、ネットワークにパソコン等を増やすことができます。設定はPLC親機と増設したPLCの上面にあるセットアップボタンを押すだけ。暗号化設定も自動的に行います。

・増設の設定は、必ず同一のコンセントに直接挿して行ってください。
・子機を増設し、複数の子機が同時に通信する場合、増設前と比較して速度は遅くなります。
・初期化すると、親機の機能も消えてしまいます。マニュアルの手順に従って、親機の設定を行った後、子機の接続設定を実施してください。
使用上の注意と設置環境について
1.屋外では使用禁止
電波法により屋外での使用は禁止されています。本製品は、屋内でご使用ください。
2.医療機器の近くでは使用禁止
本製品からの高周波信号が、医療機器に影響を及ぼすことがあり、誤動作による事故の原因になります。
3.無線通信への影響が発生した場合について
本製品は、短波放送、アマチュア無線、電波を利用した天文観測、船舶・航空無線などと同じ周波数を使用した機器であるため、それらの無線設備の近くで本製品を使用した場合、それらの業務の妨害となる可能性があります。
もし、継続的かつ重大な妨害の原因が本製品にあると確認された場合は、電波法により妨害を除去するために必要な措置(すべてのPLCアダプタを電源コンセントから抜くなど)をとることを総務大臣から命じられることがあります。
本製品の停止措置が必要になった場合は、電源プラグをコンセントから抜き、付属マニュアルに記載の弊社サポートセンターまたはお買い上げの販売店までご連絡ください。
4.本製品が影響を与える機器について
本製品は、以下の機器の電気ノイズ源となる場合があります。
- アマチュア無線
- 短波ラジオ
- 無線を利用した遠隔操縦機器
- 調光機能付き照明器具やタッチランプなど
- 本製品と異なる規格のPLC機器
- ワイヤレスマウス
5.本製品が他の機器から受ける影響について
本製品は、既存の電力線を利用してデータ通信を行うため、電気ノイズや電力線の長さ、ブレーカー仕様などの影響を受けることがあります。
また、近くに強い電波を発する無線設備がある場合は、通信速度が低下したり、正常に通信できない場合があります。
6.他のPLCアダプタとの通信について
本製品は、本製品と同じ規格のPLCアダプタとのみ通信できます。
PLCアダプタの規格については、本製品に添付のマニュアルでご確認ください。
本製品を設置する際は、以下の点にご注意ください。
本製品の電源プラグは、可能な限り壁のコンセントに直接差し込んでください。
OAタップ(電源タップ)を経由させると、通信速度が低下することがあります。設置場所の都合上、OAタップを使用する場合は、以下の点にご注意ください。
- 可能な限り電源ケーブルの短いOAタップをお使いください
- OAタップは壁の電源コンセントに直接接続してください
- ノイズフィルタ/雷サージに対応しているOAタップには本製品を接続しないでください
本製品の電源プラグを無停電電源装置(UPS)に接続しないでください。
無停電電源装置(UPS)に接続すると、正常に通信できないことがあります。
以下の機器とは、可能な限り併用しないでください。
電気ノイズにより正常に通信できなかったり、通信速度が低下することがあります。
- 充電器(携帯電話の充電器を含む)
- ヘアドライヤー
- 掃除機
- 電気ドリル
- 調光機能付き照明器具やタッチランプ
- 本製品と異なる規格のPLC機器など
上記の機器と併用する必要がある場合は、それらの機器にノイズフィルタをつけるか、ノイズフィルタ付きのOAタップ(電源タップ)にそれらの機器を接続してご使用ください。
親機と子機を非常に離れたところに設置しないでください。
親機-子機間の距離が非常に離れている場合、正常に通信できないことがあります。