RAID 5
ドライブ1台の故障から復旧できるRAID 5
復旧可能HDD1台まで、4台分散書込で高速
データからパリティー(誤り訂正符号)を生成し、データとともに複数のドライブに分散して記録します。
4つのドライブのうち、どれか1つドライブが破損しても、ドライブ交換することでパリティー内の情報から復旧が可能なモードです(HDD4台で構成時)。HDD3台分の容量が使用できます。
ハードディスクエラー発生後、ハードディスクを交換し、ディスクアレイの再構築が完了するまでを、早送り/カット無しでご紹介しております。
動画ではRAID5での交換手順ですが、RAID6、RAID10、2ベイのRAID1設定時でも同様の手順で交換可能です。
ラックマウントモデルではボタン配置等は違いますが、同様の手順で交換可能です。(ボタン配置等は各商品ページやマニュアル等を参照ください。)
保存の仕組み
1. パソコンからデータをドライブに転送します。
2. データを受け取ると、内部のRAIDコントローラー上で各データがブロックに分割されます。同時に、「パリティー」と呼ばれる各ブロックのデータを修復するための符号を生成します。
3. ドライブ内の各HDDに、パリティーも含めてデータを分散して書き込み、保存されます。
復旧の仕組み
1. 内蔵HDD4台のうちどれか1台が故障したとします。
2. 故障したHDDと新しいHDDを交換します。
3. データを修復する符号であるパリティーを元に、新しいHDDにデータを復旧(リビルド)します。
4. 故障前の状態にデータが復旧されます。