RAID 6

ドライブ2台までの故障から復旧できるRAID 6

復旧可能HDD2台まで、復旧時の故障にも対応

データから2重にパリティー(誤り訂正符号)を生成し、データとともに複数のドライブに分散して記録します。

4台のHDDのうち、2台までならどのHDDが故障しても復旧が可能なモードです。また、1台が故障して復旧している場合にもう1台が故障した場合にも、本モードなら復旧が可能です。HDD2台分の容量が使用できます。

保存の仕組み

1. パソコンからデータをドライブに転送します。

2. データを受け取ると、内部のRAIDコントローラー上で各データがブロックに分割されます。同時に、「パリティー」と呼ばれる各ブロックのデータを修復するための符号を2重に生成します。

3. ドライブ内の各HDDに、パリティーも含めてデータを分散して書き込み、保存されます。

復旧の仕組み

1. 内蔵HDD4台のうちどれか1台が故障したとします。

2. 故障したHDDと新しいHDDを交換します。

3. データを修復する符号であるパリティーを元に、新しいHDDにデータを復旧(リビルド)します。

4. 故障前の状態にデータが復旧されます。

Point