D端子

D端子とは

読み方

ディータンシ

デジタル家電の映像をテレビに送るための接続規格です。
解像度が異なるD1~D4の種類があり、DVD解像度からハイビジョン解像度に対応します。
パソコンでも対応グラフィックボードを用いることで利用できます。

主な特長

メディアプレーヤーの映像をデジタルテレビに映す

D端子搭載ビデオプレーヤーをテレビに接続できます。
フルハイビジョンの高精細な映像を余すことなく堪能できます。

コンポーネント端子に変換できる

変換ケーブルを使用しコンポーネント端子搭載の機器と接続できます。

パソコンの映像を液晶テレビに映す

D端子搭載グラフィックボードまたはパソコン用TV出力をパソコンに取り付けると、テレビにパソコンの映像を映せます。
パソコンの動画を大迫力で楽しみたい場合などに便利です。

プラズマテレビ、液晶テレビ、ブラウン管テレビは
“焼きつき”防止のため、パソコンの画面の表示は避けてください。

アナログでもキレイ

アナログ方式ながら比較的きれいに映像を映せます。
なお、“D”をデジタル方式と誤解しているケースがよく見られますが、
D端子の名前の由来はポート部の形状がアルファベットの“D”に似ているためで、伝送方式はアナログです。

接続図

D端子規格を比較しました。

タイプ(規格) 対応解像度 互換性
D1 480i
( 走査線480本・インターレース表示)
D1対応機器と接続できます
D2 480i/480p
(走査線480本・プログレッシブ表示)
D1/D2対応機器と接続できます
D3 480i/480p/1080i
(走査線1080本・インターレース表示)
D1/D2/D3対応機器と接続できます
D4 480/480p/1080i/720p
(走査線720本・プログレッシブ表示)
D1/D2/D3/D4 対応機器と接続できます

インタレースとは、低い周波数でも滑らかな高解像度の映像を表示できます。半分の数の走査線を2回に分けて表示します。

プログレッシブとは、高周波数で細かい字なども見やすい高解像度の映像を表示できます。約2倍の走査線で表示します。

コネクター形状と接続口

リンクシアターとの接続

奥までしっかり挿し込みます。

接続可能な主な周辺機器


映像出力用のその他の接続規格