SDRAM-DIMM

SDRAM-DIMM[PC133 / PC100]とは

読み方

エスディーラム ディム

デスクトップパソコン用メモリーの規格です。
スロットと呼ばれる接続コネクターに固定して使用します。
空きスロットへの追加増設や小さな容量のメモリーを大きな容量に交換し、搭載量を増やせます。容量が増えると処理能力が向上しパソコンの動作が軽快になります。
「DDR」が使用しているメモリーチップの種類、「DIMM」が基板の形状、「PC133」「PC100」が速度をそれぞれ表しています。数字の大きい方がより高い速度で作動します。

主な特長

互換性と動作速度

SDRAM-DIMMは、速度が異なっても取り付けが可能です。
高速と低速のメモリーが混在した場合は低速なメモリーに合わせて動作します。
また、パソコン本体が対応している規格の範囲内で動作します。

接続例

パソコンに適合したメモリーの確認は、「対応検索」をご利用ください。

写真はDDR3 SDRAM-DIMM規格のメモリーの取り付け例です。

機能比較

SDRAM-DIMM規格メモリーを比較しました。

タイプ(規格) データ転送速度 動作周波数※1
PC133 最大1GB/s※2 133MHz
PC100 最大800MB/s※3 100MHz

※1. 動作周波数とは、各回路間で同期をとるために使われる数値でこの数値が高いほど性能(データ転送速度)も上がります。
※2. ギガバイトパーエスと読み、転送速度を表す単位です。1秒間に転送できるギガバイト数を表します。
※3. メガバイトパーエスと読み、転送速度を表す単位です。1秒間に転送できるメガバイト数を表します。

スロット形状とモジュール形状

パソコンとの接続

(1)左右のツメを寝かせた状態で切り欠きが合う向きにして、
(2)ツメが立ち上がって固定されるまで押し込む。

取り付け時に指が黒いチップ部分に触れないようにご注意ください。

接続可能な主な周辺機器


メモリーの増設・交換用(デスクトップパソコン)のその他の接続規格