サイト内検索&Quick!ナンバー

バッファローホーム ショッピング サイトマップ

HOME > @PROFESSIONAL USERS クリエイターズインタビューby LAVA > 03グラフィックデザイナー植田敬治

1956年静岡生まれ。
1980年多摩美術大学を卒業後、(株)CBSソニー/Epicソニー<現(株)ソニーミュージックエンタテインメント/エピックレコード>入社。1980-90年、アートディレクター&デザイナーとして10年勤務した後、1990年独立。同じ元Epicソニーのデザイナー梅澤弘子と共に、デザイン会社アフターアワーズスタジオ設立。
レコードジャケット(CD)等、音楽関係の仕事を中心に、エディトリアル、広告、グラフィックデザイン全般を手掛ける。
1992年2月法人登記し、現在の株式会社アフターアワーズスタジオに至る。

第3回目の@PROFESSIONAL USERSはグラフィックデザイナー、アートディレクターの植田敬治氏。
青山にある氏のオフィス”アフターアワーズスタジオ”に昔から親交のあるLAVA氏が出向きお話を伺いました。

――グラフィックデザイナーのお仕事の中で、特に機材面においての変化等があれば教えていただけますか?


機材面というよりもまずは写真や印刷自体がどんどんデジタル化してきていますね。それに素材となる写真もデジタル化しています。

――それは時代と共にという解釈でいいんですか?

まあそうなんですが、アナログの写真というのはそれを撮って、現像していじっていくうちに劣化していきます。単純にデジタルだとそれがありません。デザイナーにとっては昔に比べれば仕事がしやすいです。内容という部分ではなく、クオリティーという面においてはどんどん良くなってきています。あとはおっしゃったように時代と共に色んな事が便利になっている反面、それに用意されるべき予算等も厳しくなってきていて、フィルム等の原材費が節約されてきているというのもあります。

――なるほど。音楽の世界も同じような事が言えますね。パソコンの普及により、色々な事が簡単にはなりましたが、昔よりも手間がかからない分、相手側から出される予算はビックリする程下がってきましたね。ではグラフィックの世界でデジタルになって良くなった点をもう少し詳しく教えていただけますか?

まずは時間の節約、そして金銭面の節約。あとはクリエイティブに関してデザイナーが自分で簡単にいじれますよね。そうする事でデザイナーとしての仕事も広がるんです。ハードディスクの普及で一番言える事は最初に言った時間の節約ですかね。当然アナログで写真を撮りそれを取り込むと容量が重くなりCDRに焼くと3〜4枚になってしまいます。そしてCDRを1枚焼くのに20〜30分かかってしまう。待っている時間がもったいないんですね。そこで今のハードディスクを使い始めたんですがやはり早いです。僕は自身で撮影に出る事も多いのでバッファローの最近出たポータブルハードディスク40GBを持ち歩いているんですが、まず驚く程小さい!撮影の時はポケットに入れて移動しています。素材を撮って持ち帰り、取り込んで作業する僕の様なタイプのクリエイターには本当に便利です。他社のよりも軽いですしね。

――植田さんはグラフィックデザイナーなのにカメラマンもするんですか?

そんな時もあります。基本的にはCDジャケットのデザイン、ディレクションが多いのですが、自分で撮影して上がった写真に手を加えフィニッシュさせる。これが基本スタイルです。ただし最近では雑誌のレイアウトの仕事もしていて、思っていたよりも商品撮影がとても多いのですが、雑誌の仕事はCDジャケットの仕事に比べて時間も予算も少なく、また短期間で仕上げなければならないのでそれに使う写真もデジタルでの撮影が主になってきていますね。(ここで先程撮影してきたと言いながら植田さんがバッファローのポータブルハードディスク40GBに取り込んであったサングラスの写真を見せてくれました<写真参照>)。

――パソコンの活躍する状況も昔と比べて増えてきているという事ですね。

増えてますね。アナログの写真だとポジやネガで撮るのですが、ネガで撮る場合だとベタの状態でまず写真選びをします。昔はベタから8×10のプリントに仕上げるまでに1週間程かかっていました。ポジの場合でもポジの現像から選んで今度はスキャニングしなければいけない。そこでまた劣化してしまいます。それがデジタルだとその日に撮影してその場で写真を選べて、その場で受け取れる。その受け取る手段としてこのポータブルハードディスクを使っているんですが、それ以外でも作業していて作業の終わったものに関してはMOやCD-Rに保存してバックアップをとっていたんですが、完全に作業が終了していなく、作業途中のものでちょっとデータが重たいものに関してもこのポータブルハードディスクに入れています。そしてちょっといじりたい時、直したい時にすぐに仕事が出来るようにしておくのです。こう説明しただけでもクリエイティブの仕事場でパソコンが活躍するのは当たり前の事になってきていますよね。

――では次にCDジャケットが出来上がるまでの過程を教えて下さい。

まずはそれに関連するスタッフ、アーティストと打ち合わせをします。そしてその決まったアイデアを実現させるカメラマン、イラストレーター等のスタッフを決定させます。撮影でいくのか、イラストでいくのかを決め、もし撮影でいくのならば写真を撮って、それをトリミングしてその後に文字等を決めるデザイン、レイアウトに入ります。そこでラフスケッチを上げて、関連スタッフにプレゼンします。そこでOKならば印刷所に入校し色校正を上げ、校正(赤)をみんなでチェックして再校正して終了です。そこでもこの持ち運べるハードディスクは色々と重宝するんですよ。

――ここで植田さんのパーソナルな話しをお聞きしたいんですが、何故このお仕事を選んだのですか?

小さい頃から絵を描く事が好きでした。中学生の頃に姉がジャズのレコードを買ってきて“こういうのを聞きなさい”と言われました(笑)。

――いきなりですか?

ええ(笑)。

――それは何のレコードだったんですか?

ハービーマンの“ヴィレッジゲート”というLPです。ハービーマンはチック・コリアやキース・ジャレットを発掘した凄い人物ですが、彼はライヴで毎回“ホールドオン”という曲を演奏します。いわゆるその曲が彼のオハコなんですが、一緒にやるミュージシャン達がハービーマンがあまりにその“ホールドオン”ばかりやるんで呆れていなくなったんですね(笑)。その辞めていったミュージシャン達がマイルス・デイビスのバンドに入っていくんです。それをきっかけに僕もマイルス・デイビスを聞き始めました。

――変な理由でそこにいきますねえ(笑)。

はい(笑)。そこからジャズ漬けの少年になっていき、ブルーノートのレコードと出会い、絵が好きだった僕はそのジャケットの数々に魅了されていきました。そして僕が当時15歳だった頃に横尾忠則氏が手掛けた”リズム&ブルース”というポールモーリアのLPジャケットと出会い、“こういう仕事が世の中にあるんだ”と知り、目指すようになりました。なのでキッカケは音楽からなんですね。

――あれは衝撃的なジャケットでしたもんね。ジャケットの中に色々な細工が仕掛けられているんですよね。後にも先にもあんな斬新なジャケットは僕も見た事がありませんよ。

そうなんですよね。15歳の僕には衝撃的でした。

――よく分かりました。植田さんがこのお仕事を始めた時は今のように全てをデジタルで行うような事はなかったと思うのですが、当時の事で何か印象に残っているような事はありますか?

通称トレスコと呼ばれていたトレーシングスコープという機械がありまして、写真を引き延ばす際にそれを使っていたんですが、主にこれは建築等の設計氏が使っていたものです。これを暗室に置いて朝から晩まで写真や文字を自分の好きな大きに拡大していました。これがまた骨の折れる作業でしたので、今やパソコンで何でも出来てしまうんですから楽になりましたよ(笑)。

――そんな植田さんにとってのバッファロー製品の魅力はどこでしょう?

やはり僕が今使っているポータブルハードディスク40GBに関して言えば、圧倒的な軽さ、小ささ、そしてそれを持ち運ぶのに大変便利だという所です。あとはパソコンに関して僕はあまり強くないんですが、これは簡単にパソコンに接続出来ますからね。わずらわしさがないのがいい!

――“トレスコ”の人ですからね(笑)。では最後にパソコンに興味を持って植田さんのような仕事を目指している人達に何かメッセージをお願いします。

DTP、つまりデスクトップ・パブリシングと言って、今は全て机の上で何もかもが出来てしまいますよね。便利にはなりましたがその反面自分の殻に閉じこもりがちです。是非周りを見て、美術館や本屋さんや自然の移り変わりに目をやって下さい。そこで感じる自分なりのクリエイティブを発掘し、その発想を重視して下さい。

――今日はどうもありがとうございました。

インタビューの様子もご覧下さい。
Quick Time Player
Windows Media Player(50k)
Windows Media Player(250k)
Windows Media Player(700k)

スリム&コンパクトサイズのポータブルハードディスク。Yシャツのポケットにもラクラク収まります。大容量のデータを持ち運ぶ機会の多い方には欠かせないアイテム。またUSBバスパワー駆動だから電源を気にすることなく、パソコンにUSBケーブルをつなぐだけですぐにデータが扱える手軽なハードディスクです。
製品のページへ
TOP



※記載されている価格は希望小売価格であり、消費税は含まれません。※日本語OSのみサポートしております。We provide technical and customer support only to Japanese OS.
ホームページに関するお問い合わせ プライバシーポリシー copyright
メルコグループパソコン周辺機器 バッファロー