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第101回目の@Professional Usersは、 今や大人気のアパレルブランド、"maxsix"のデザイナー、MIKIOさんが登場です。様々なクリエイティブワークを手掛けた後、兼ねてからの夢であったアートとファッションを融合させた自身のブランド"maxsix”を5年前に立ち上げます。その唯一無二のデザイン性を兼ね備えた洋服達は、僕から言わせれば「生活へのインパクト」を個性的に演出出来る、世界でも数少ないアーティスクティックなファッションブランドです。今では一般だけではなく、数多くの芸能人、アーティスト、ミュージシャン達からも絶大なる人気を誇るスーパーブランドとなりました。そのMIKIOさんが、バッファローのSDHCメモリーカード RSDC-32GC10を自らの作品のイメージ作りに使用しているとのこと。早速LAVAが東京・中目黒にあるMIKIOさんのアトリエを訪れお話を伺いました。

Class10 SDHC ブルーモデル RSDC-C10シリーズ

周囲のお洒落な環境がアーティスティックな部分を育んでくれた

――僕も大好きな服であり、今や大ブレイクしたアパレルブランド、"maxsix"のデザイナー、MIKIOさんです。聞きたいことは山のようにあるのですが、まず聞きたいのはMIKIOさんはどんな感性を持った子供だったんでしょうか?。

変わった子(笑)。でもわんぱくで、いたずらで悪いことばっかりしていましたよ。僕の実家は岐阜県で料亭をやっていました。母はお茶の先生でもあり、そういう会に出るのも好きだったし、京都に一緒に連れていってもらってお庭を見るのなんかも好きでした。父はもともとフォトグラファーになりたかったそうなんですが、実家の料亭を継いだんです。でも彼の周りにはファッションデザイナーやフォトグラファー、画家の人達がたくさんいました。その人達の絵や焼き物、陶芸を父はいつも買っては料亭や自宅に飾っていました。料亭なので芸者さんも多く、僕は彼女達に可愛がられて育ちましたね。芸者さんの控え室でいつも三味線やお琴の練習を聴いていました。変な環境ではあるんですが、そういったものに囲まれた生い立ちは現在こういった仕事をしている原点と言えます。フェミニンな感覚も芸者さんの中で育った部分が大きいですね。

――なるほど。MIKIOさんの人間としてのアーティスティックな部分、柔らかい部分はそういった所から来ているんですね。でもそういう話を聞くと幼少の頃の環境や経験って本当に大切ですね。学生になってからはどうなっていったんですか?

中学、高校生の時はファッション大好き人間。ちょうどBIGIやJUN、ニコルが流行していた時期です。基本的には父親がお洒落でした。彼がJUNでよく洋服を買っていたのでついて行きました。それを見て真似をしたんですね。ファッションへの憧れはそこが始まりです。でもこう考えると親の影響は大きかったんですね。

——大学は何処へ?

東京造形大学です。新しいことへの興味があったのでデザイン学部という所に進みました。そこで色々なことを知りました。デザインの奥深さです。その頃はなんとなくアーティストになろうと思っていたので、就職活動は一切しませんでした。一般的な社会に出る感覚はありませんでした。このまま生きていれば、作品さえ作っていれば生きていけると思っていたんです。でも周りの友人達は卒業後は広告会社や企業の宣伝部でのクリエイティブに行く人が多かったですね。そんな中、僕は父親の知り合いのつてで日本でも有名な油絵の先生の弟子になるんですが、掃除や絵の下塗りをさんざんやらされてつまらないので一週間で辞めました(笑)。そこからはアルバイトですね。デザイン事務所や雑誌のイラストを描いたり。定職にはつかず遊んでばっかりいました(笑)。その頃遊んでいた女の子が電通の顧問役員の方を紹介してくれて、その人に絵を見せる機会があったんです。彼はとても気に入ってくれて僕はその人の会社に入りました。そこは広告の会社で、そういった世界があるのを始めて知りました。彼は同時に電通の顧問もやっているので手掛けているプロジェクトはとても大きなものばかりでした。一から教えてもらって仕事をしましたが、頭のいい人がたくさんいたので、ロジカルなものを融合させないとこういう仕事って出来ないんだなと知りました。そこには1年半いたんですが、当時手掛けたイベントの仕事の時に知り合った人に面白い会社を独立して始めるか一緒にやらないかと誘われて、イベント広告会社に入ります。そこはいい加減で楽しかったです(笑)。お金が入るとすぐにみんなで使ってはまた一苦労みたいな繰り返し(笑)。ここで働いている時に東急エージェンシーのクリエイティブ局長さんに口説かれて、アートディレクターとして東急エージェンシーに入社しました。28歳の時ですね。

——もの凄い出世ですよね。

30歳ですでにクリエイティブディレクターとして自分のチームを持っていたので、多分それは会社では最小年記録だったと思いますよ。恵まれていたんでしょうね。

クリエイターが自ら発信して自ら物を売っていくというヴィジョンに感銘

——様々なCMの仕事を手掛けていたのもその頃ですね。

そうです。色んな企業のキャンペーン、ブランド開拓もしました。16年間この仕事を続けたんです。でもこのままサラリーマンとしてやっていくのはどうだろう?、偉くなってそれが本来のクリエイターとして幸せなことなんだろうか?と疑問を持ち始めました。

——間違いなく出世街道まっしぐらでしたよね。普通の人ならそのままいますが。

そうでしょうね。でも僕には疑問でした。その頃知り合った方が面白い考えを持つ人で、クリエイターが自ら発信して、下請けではなく自ら物を売っていくというヴィジョンを提示してくれたんです。僕はその考え方にとても感銘を受けてその会社の役員になりました。そこで僕は元々好きだったのもあって自身が考案するファッションブランドを立ち上げました。smo(スモ)というメンズブランドです。

——MIKIOさんの記念すべき最初のブランドですね。

そうですね。アパレルの世界なんて何も知らないから何もかもが新鮮で楽しかったです。でも正直上手くはいかなかったんです。5年ぐらいやりましたが赤字が続いて、世間はリーマンショックのダメージを受けて会社としても継続出来ないということになりました。でも僕としてはsmoをキッカケにこのアパレルの世界に大きな魅力を感じていたんです。世の中的にはファストファッションが台頭していた頃でしたが、僕は1枚2万円するTシャツを作ろうと決めていたんです。周りには猛烈に反対されましたが(笑)、僕の決意が固く"maxsix"を立ち上げました。

——いやあ、さすがですね。当時に2万円のTシャツですもんね。まずは売れないってみなさん言いますよね。

ですよね。でもB'2ndという有名なセレクトショップに置いてもらえることになって、当時のメインのデザインであった唇に蜂がとまっているいるデザインのTシャツが900枚も売れたんです。当時では記録的な売れ方で、楽天のTシャツランキングでいきなり2位に。初年度だけで計5000枚売れました。

——僕は2,500円のCD1000枚売るのも大変なのに(笑)。でも本当に凄いデビューでしたよね。インパクトありますし、デザインもユニークで欲しくなりますもんね、あれは。

ありがとうございます。それをキッカケにシャツ、ジャケット、パンツを始めました。

——maxsixとはどういった気持ちでネーミングしたんですか?

自分のやっているアートを軸に服を作っていこうというテーマがあります。シックスセンスをマックスにする。第6感をフルに使うんです。理屈だけでものを考えず、自身の第6感を最大限にする。みなさん感覚は使うでしょうが、それをマックスに使う。僕はアーティストなので、そこの部分を信じてこの名前にしました。

昨日とは違う今日を作り出すファッションを作り出したい

——maxsixの洋服に対するMIKIOさんのフォーカスとはどういったものでしょうか?

「イメージをまとう」。いつもとは違うイメージをまとうことで、普通の一日がビビットに感じられる。無難はつまらない。昨日とは違う今日を作り出すファッションを作り出す。マニアックでもその人にとっては特別なアイテムになります。自分の新しいイメージを作り出す。そういった僕の感覚を気に入ってもらい、LAVAさんを始め、ミュージシャンやアーティスト、多くの方々に好んで着てもらっています。最近ではお笑い芸人や若い声優さんにも着ていただいているそうです。

——僕も知る限り、かなりのビッグネームの人達が着ていますよね。僕もファンですからその気持ちはよく分かりますけどね。

でもヒットするものは批判も多いんです。CMの世界でもそうでした。maxsixにも「こんなの着れない」という意見も多かった。でもそれでいいと思うんです。すごく嫌いな人がいるということは、すごく好きな人がいる。それはとても「強い」ものだからなんです。基本は自分が着たいものを作っているので僕はそれでいいと思うんです。世の中に1万人もいなくていい、1,000人買ってくれれば十分。アートとはそういうものです。

——フィールドは違いますが、同じクリエイティブを発進する人間としてはとても勉強になりますし共感も出来ます。僕が最も聞きたかったmaxsixの服が出来上がっていくプロセスを教えてください。

毎シーズン、まずはテーマを考えます。大抵のデザイナーは生地を決め、それを型にはめ、最後に柄に入ります。ぼくの場合はアートありき。先に柄を決めます。その後が生地と型。今回のテーマはタイポグラフィーです。昔の雑誌や新聞のタイポグラフィーをコラージュして作っています。これを"Surreal Typography(シューレアルタイポグラフィー)"と名付けています。シューレアルは元々フランスの美術運動からきている言葉で、それがアメリカに渡り、シュールリアリズムとなりました。「リアルな日常にシュールなイメージをまとう服」というのがブランドコンセプトでもあるので、今回はタイポグラフィーをシューレアルのテーマを軸にクリエイトしていきました。アートの部分が自分の中で見えていれば作業としては早いんです。なのでアイデアが降ってきた時にメモをとったり出来る余裕は常に持っていたいです。フラフラしていることも大切。すきもあった方がいい。ロジカルにものを考えない。ロジカルは無意識の中の意識であればいい。常に自由な感じでいるのがいいんです。

——ファンだったんですが増々ファンになりました!(笑)。これからのmaxsixがさらに楽しみにですね。さて、MIKIOさんはデジカメを使って様々なイメージ作りをしているそうですが、お使いのバッファローのメモリーカード、SDHCメモリーカード32GBについてお聞かせください。

まず僕が写真を日々撮り続けている理由ですが、作品を作る際に僕はコラージュという手法を用います。音楽でいうところのサンプリングですね。色々なパーツを様々なところから引っ張り出してきます。それを組み合わせていくのがコラージュです。写真は感覚を記録する道具です。「可愛いものを見たら撮っておこう」という感覚。例えば街で見た看板、道路の落書き、本の表紙。その色合いや見え方が「かっこいい!」と思えたものを撮影して作品作りのイメージにします。自分の中でそれを分解して混ぜ合わせます。毎日見ていてキレイだと思うもの、いいなと思うものを必ず撮っておきます。そこから気に入ったものをパソコンに入れて、それがコラージュのアイデアにもなるし、そのまま素材として使用してmaxsixアートにもなっていきます。人は殆どのことを忘れますし、ものごとは忘れていいものでもあります。その中から必要なものだけをとっておくツール、それはデジカメでなければ出来ません。そしてこのバッファローのSDHCメモリーカード32GBみたいに、その記憶を保管していく容量の大きさやリアルに映し出していける画素数が大切になります。僕はたさくん撮影しますし、そこからアイデアが広がる作品にもなるわけですからね。このメモリーカードは僕のアイデア、クリエイティブな部分を大切に保管してくれる素晴らしいカードです。昔はスケッチブックを持ち歩いて、気になるものがあるとすぐにスケッチをしていたので、今ではこのデジカメとバッファローのメモリーカードが記憶を整理してくれるツールであり、僕の大事なスケッチブックになってくれています。

——MIKIOさんの大事なアートのきっかけをバッファローのメモリーカードが作っているのは素晴らしいことですね。ありがとうございます。では最後にMIKIOさんのようなファッションデザイナーになりたい人達にメッセージをお願いします。

自分の好きで得意なものをひとつ作ること。僕はファッションの学校にも会社にも入っていません。でも人一倍洋服を触ってきたし、着てきました。ある意味好きなものに投資をしてきたんです。そこは大切ですね。なにがキャリアになるかなんて分かりませんが、人生においては無駄なものなどなにもないと思います。

——今日はどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

MIKIO(みきお)

ペインティングアーティスト、グラフィックデザイナー、フィルムディレクター、クリエイティブディレクター、ファッションデザイナー。2005年にメンズブランド "smo"のデザイナーに。2009年、MIXSENSE株式会社を設立。現在は"MIXSENSE"、"maxsix"のデザイナー。

"Brand Concept"
maxsixはシュールリアリズムを標榜するブランドです。リアルである服にシュールなイメージを纏う。日常に非日常な精神を纏う。服という枠に縛られず、一つ一つの作品を作り上げるような服作りを目指します。特にビジュアル表現では現代美術と古典美術をグラフィックテクニックでMIXし、特殊なプリント技法でシュールな世界を創出します。

http://www.maxsix.jp/

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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東京・中目黒にあるmaxsixのアトリエ。僕もよく訪れる場所ですが、ここに来ると何故か気分が良く、新しいものをイメージするエネルギーに包まれる感じがあります。MIKIOさんのクリエイティブマインドへの想いが充満しているんでしょうね。

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2005年にMIKIOさんが初めて設立したメンズブランド"smo"のカタログから。ここからスタートしたとは思えないほどクオリティーの高い服が並びます。"maxsix"の原点です。

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東京・渋谷にある人気のセレクトショップ、"B'2nd"の店頭ディスプレイです。maxsix一色で展開されていますね。僕もここでよく洋服を買うんですよ。

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maxsixの洋服の数々です。これを見れば分かる通り、このブランドでしかありえない「個性」がここにはあります。プラス、アートの重要性がmaxsixの中心であることも分かりすね。僕も何着か持っていますが、見た目とは裏腹に着てみると意外とすんなり体にはまっていくのも特徴です。全部欲しいです(笑)。

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インタビュー中にもあったL'Arc-en-Cielのhydeもお気に入りという「唇Tシャツ」。値段も決して安くはないのですが900枚が完売というもの凄い売れ行きでした。カッコいいです。

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maxsixアートの中心手法であるコラージュです。このアートがMIKIOさんの服の中心を飾ります。インタビュー中にもあったように、個性ある有名アーティスト達が欲しがるのもうなずけます。クールであり、非日常でもある。インパクトありますよね、やはり。

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MIKIOさんがコラージュをクリエイトする際、欠かせない「スケッチブック」となっているバッファローのSDHCメモリーカード RSDC-32GC10。解像度の高い写真を何枚も記憶させることで、自身の作品へのアイデアをたくさん貯められることが手放せない大きな理由。日々、デジカメとメモリーカードを持って、東京を歩き回っているそうです。新しい作品がまた楽しみになりますね。

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僕とMIKIOさんは知り合ってからまだ1年も経ちませんが、会った瞬間から「この人は特別なハートを持ったアーティストだな」と思わせてくれました。僕のイベントにもよく足を運んでくれるMIKIOさんですが、当たり前なんですが本当にお洒落で、いつも何かをイメージしているような雰囲気をかもしだしています。たくさんのアイデアを見落とすことなく見つめるそのまなざしに、アートへの果てしないチャレンジ精神をかいまみることが出来ます。真のアーティストに出会えたことを僕は心から感謝しています。

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

MIKIOの好きな料理“この一品!”
「Da Oggiのピザ」

MIKIOさん曰く、「下北沢にある本格的なピザを食べさせてくれる"Da Oggi"のピザです。お店の雰囲気も良く、店員さん達もいい方ばかり。ワインのセレクトも多く、好きなピザをハーフ&ハーフで出してくれるのもナイスです。イタリア直輸入の石釜で食べるここのピザは本当に最高ですよ!」

今回登場した製品

製品写真

Class10 SDHC ブルーモデル
RSDC-C10シリーズ

CLASS10対応で転送速度10MB/s以上を保証。SDHC規格対応のデジタルビデオカメラでの長時間撮影や、一眼レフデジカメでの撮影枚数を増やせます。メモ欄がついて、保管や整理に便利なSDHC。

RSDC-C10シリーズ製品ページ

 
 

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