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HOME > @PROFESSIONAL USERS インタビューby LAVA > 111 新家 哲哉、新家 倫子

第111回目の@Professional Usersは、Mutin Founder(ミュティン・ファウンダー)の新家 哲哉(しんけ てつや)さんと新家倫子(しんけ みちこ)さん。この"Mutin Founder"という職種、これは彼等ご夫婦が作り出した名前で、このMutinというのがおふたりが手掛ける洋服ブランドの名前で、彼等曰く「デザイナーもやるし、パタンナーもやる、接客もするし、スタイリストもする。私たちはその人が幸せになっていくことの全てに携わっていく。その意味も込めて"Founder"という言葉を使っています」とのこと。現在はトップブランドのパタンナーを手掛けていたふたりだからこそ実現出来るオーダーメイドのウエディングドレス、モーニング等を作成しています。まさに言葉通り、「人を幸せにするクリエイター」。そんな新家ご夫妻はバッファローのUSBメモリー(RUF3-C64GA-BK)をご使用とのこと。早速LAVAがおふたりが最新のウエディングドレスの展示をしている東京・池尻にある"NANJO HOUSE"を訪れ、お話を伺いました。

バッファローツールズ対応 USB3.0用USBメモリー スタンダードモデル

RUF3-Cシリーズ

ファッションの世界に入っていった経緯とは

——今回はオーダーメイドのウエディングドレス等をご夫婦で手掛ける新家哲哉さんと倫子さん、おふたりにお話を伺います。まずは新家 哲哉さん、ファッションの世界に入っていった経緯を教えてください。

哲哉(以下哲):通っていた高校が制服がなく私服だったんです。それまではファッションにはまるで興味がなかったのですが、まわりにお洒落な学生達も多く、ちょうど海外からのブランドも増えて来た頃で自分でも洋服を買うようになりました。当時は焼き肉屋さんでアルバイトをしては洋服を買いに行くんですが、買った洋服に対して満足しないんです。自分だったらこうするなといった感じで、好きなブランドを買ってはアレンジをして作り直していました。当時はサッカー部にも所属していましたがそこも辞めて美術部に入りました。これからは絵も描けるようになった方がいいと直感で思えたんです。それと夜間は服飾と英語の勉強も始めました。何でもやれる方がいいと思ったんです。

——洋服がきっかけで、なにやらエンジン全開といった感じだったんだね。

哲:そうなんですよね。でも直感だけでしたが(笑)。

——直感が大事。育ったのは三重県ですね。そこから東京にはいつ出てきましたか?

哲:18歳の時です。東京のファッションの専門学校に入りました。デザインとパターンを3年間勉強しました。僕は高校時代はデザイナーというジャンルしか知りませんでしたが、専門学校では洋服のパターンを作るパタンナーの勉強も多くしました。僕はその後ラッキーにも大好きだったコムデギャルソンに入社出来たんですが、当時コムデギャルソンはパタンナーしか募集していなかったので勉強しておいて良かったと思いましたね。

——憧れのブランドに入れてどうでした?

哲:僕は合計で9年間、コムデギャルソンでパタンナーとして働きましたが、最初はJunya Watanabeというデザイナーのもとでパタンナーとして働きます。色々なレベルが高い中、僕は何も出来ません。高校卒業したてのサッカー選手が日本代表に入るようなものです。それでも何も出来ない僕に何かやれと言ってきます。ある意味贅沢なことなのですが、当時の僕にとってはもの凄い試練でしたね。1年間はそこで働き、その後トリコ・コムデギャルソンに行きました。その後デザイナーがタオ・コムデギャルソンという名前でパリで活動することになり、そこで僕も7年間タオ・コムデギャルソンのパタンナーとして活動しました。デザインをすることとは、目的をしっかり持って、それを形にすることです。それをコムデギャルソンでは時間をかけ、ゆっくりと実現出来たことが今の僕の自信にもつながっていると思います。

——なるほど。では倫子さん、ファッションの世界に入っていった経緯を教えてください。

倫子(以下倫):茨城県の実家が洋服屋さんなんです。いわゆるブティック。元々はおじいちゃんが紳士服と帽子屋さんをやっていましたが、母が嫁に来てレディースのブティックになりました。なので小さい時から服に囲まれていることは自然なことでしたし、仕事をしている母の横でぬいぐるみを作ったりと、お裁縫にも自然に慣れていったと思います。夫と同じ「直感」なんですが(笑)、ファッションの世界で生きていけるかもと思っていましたね。

——その後専門学校には行ったんですよね?

倫:はい、高校で服飾科がある所を探していたら千葉県にあったんです。でも茨城からではちょっと遠いんです。母には地元の学校も受けて千葉県のも受けてどっちも受かったら千葉の学校に行ってもいいと言われました。結果どちらも受かったので千葉県の学校に進みました。学校の近くにアパートを借りて3年間服飾について学びました。卒業後に東京、渋谷の専門学校に行ったんですが、授業内容が高校時代と変わらずにすぐ辞めました。アルバイトをしながらフラフラしていたんですが、広告でエスモードのパリ校への留学科というのをあるのを知りました。これだ!とその後思いパリで勉強することも出来、帰ってきてから東京校の同じクラスに夫の哲哉がいたんです。

出会い、そして自分達の結婚式を自分達でプロデュースするまで

——おっ、そこが始めての出会いですね。

倫:そうなんです。最初はお互いを嫌な奴だと思っていました(笑)。

哲:僕は田舎から出て来て頑張ってやっている中、ポーンとクラスに入ってきた女の子が彼女。課題さえ出せばOKみたいな感じであっさりこなしいている印象。こっちは一生懸命やってるのに!(笑)。

倫:私は作ること自体が好きなので学校は嫌いです(笑)。朝まで作ってたりするので学校も遅刻します。自分としてやるべきことはやっていたのでいいんです。

——まあまあ(笑)。その後は?

倫:学校の先生がTOGAという私の好きなブランドのデザイナーと飲んだ時に私の話をしてくれたんです。TOGAに入りたいという学生がいるって。そしてアルバイトの延長のような感じでTOGAに入れました。

——ほら、学校もなかなかいいでしょ(笑)。

倫:そうなんですよね(笑)。そこでは2年間アシスタントとして働き、そこからつながりがあったアンダーカバーに入社しました。結果7年間アンダーカバーでパタンナーとして活動しましたが、この7年間で様々なことが学べましたね。それこそペーペーから入り、後輩が出来て先輩がいなくなり、下からの押し上げと上からの圧力でやるべきことが明確になっていきます。当然責任感も生まれ、仕事に対する思いも芽生え、真剣に仕事に向かい合うことも楽しくなっていき、遅刻もしないし(笑)、私がやるべきことは何かを教えてくれました。アンダーカバーでなかったらここまで自分は変わらなかったと思いますね。

——なるほど。おふたりの経緯はよく分かりました。では1年前ですね、おふたりが独立して立ち上げたmutin(ミュティン)についてお聞かせください。

哲:まず、僕たちが付き合い出したのは学校を卒業してからです。お互い就職して4年ぐらいたってから結婚しました。お互いにトップブランドにいたので生活していても会わないこともあったぐらいでした。その頃はふたりで何か独立してやりたいという話はすでにありましたね。

——ウェディングドレスの話はその頃からあったの?

倫:はい、自分達の結婚式を自分達でプロデュースした時にそれがとても楽しかったんです。ウェディングドレスもひとり一着ずつ作りました。そのタイミングで私の姉の結婚式もあり、またドレスを作ったんです。その3ヶ月後に友人が3人が立て続けに結婚!(笑)。3人分のウェディングドレスを作りました。その頃はまだ会社にいたので、会社が終わったあと寝ないで作りました。でも楽しかったんです。お互い会社は大きく色んな服を作り忙しくしていましたが、着地をする所を見ていないんです。パタンナーですし。でも単純に自分達の作ったものに「わーっ!」と喜んでくれるさまを直接見て、本当に嬉しかったんです。今まで何枚もの洋服を作ってきましたが、人の喜ぶ姿を見ていなかったんです。その時に思いました。「誰かが着てくれるところまで見届けたい」と。

服を着る人と自分たちと。幸せ空間をお互いに共有していることは楽しい

——なるほどね。とてもよく分かる話ですね。確かにたくさんのメジャーの洋服は作ったでしょうが、それは量産式であり、顔が見える個人と個人というものではないですからね。

哲:そうなんです。ファッションショーでランウェイを歩くこと、喜んでもらえること、これは違うものです。もちろんデザイナーとして、パタンナーとして自身が手掛けた作品がランウェイに登場したらそれは感動します。でもそれを重ねてきたからこそ分かる「はてな」のもの。一着一着の重み、ひとりひとりを大切に出来る服、そしてパタンナーとして自分達がつちかった技術力を活かせるブランド。その様々な思いが"mutin"を産み、ウェディングドレスにたどりつきました。でも、もしかしたら5年後にはお花やさんになっているかもしれません。今は僕らの服を着て幸せになって欲しいという気持ちが強いですね。その幸せ空間をお互いに共有していることは楽しいです。

——幸せ空間、大切ですね。mutinのドレスが出来上がっていく行程を教えてください。

倫:好きなものをまず結婚されるふたりに聞きます。こんなのが着てみたいとかですね。あとはふたりのバランスや式場の感じも聞きます。そこからデザインをふたりで作り上げていきます。ゼロから作ります。ここが最も売りの部分ですね。大抵こういったオーダーは既存のものを選ぶというのが当たり前ですから。そして、1回仮縫いをしてそこから型を直して修理をして、打ち合わせをして決定した本番用の生地で完成させます。ここまでの行程の日程としては3ヶ月ぐらいです。

——mutinのセールスポイントは?

哲:本人が本人らしくウェディングに臨めます。オーダーで作ると当然その人に最も似合うものが生まれます。本人がいい意味で緊張しなくなるので自分らしくいられます。それと、同じデザインのものはないので、世界でひとつのウェディングドレスを着ることが出来ます。自由に好きなように、人生で最も大切なウェディングに臨んで欲しいという私たちからの想いが込められています。

——素晴らしいですね。結婚する時にふたりに知り合っていたかったです(笑)。さて、仕事でパソコンを使っていると思いますが、そのパソコン周りの話と、最近お使いのバッファローのUSBメモリー(RUF3-C64GA-BK)についてお聞かせください。

哲:仕事で使用しているのはデスクトップ型のウィンドウズPCです。ソフトは型紙を作るソフト、CAD(キャド)を使っています。当然手で作業をすることもありますが、今は殆どCADで作業しますね。デザインの要でもある型紙をパソコンで作成するにあたり、CADのレイヤーの1ページが10m×10mぐらいの大きさがあります。そこの線を引いていき作っていきます。なのでこのCADのデータは結構大きなデータので、それを持ち運んだり保存するものをずっと探していたんです。そこで出会えたこのバッファローのUSBメモリー(RUF3-C64GA-BK)。完成した大事なデータのバックアップや、データの持ち運びとしてがメインの使用用途です。私たちは仕事で大量の写真を撮影します。ドレスの完成した写真はもちろん、その行程やイメージに至まで、ありとあらゆるものを撮影してお客様にお見せします。3ヶ月間の制作期間の中で、このお客様とのやりとりが私たちの進行ではかなり重要なものになります。細かなチェックやアイデアがさらに良いものを生み出しますからね。それが大きなハードディスクだと持ち運びも大変ですすし、どうしようと思っていたんです。それに私たちはあまり機器にも詳しくないですし。なのでこのUSBメモリー、本当に重宝しています。容量が64GBと信じられない大容量で、データの保存としても使用出来ます。写真だけでなく動画もたくさん撮影しますが、この容量なので全く問題ありません。かなり入ります。カメラマンとのミーティングや、お客様にお見せするデータをこんなに便利に簡単に持ち運びが出来るので助かります。一生重宝する、大切なUSBメモリーです。デザインも気に入っています。スケルトンのブラックがカッコいいです。転送も早く仕事もスムース。64GBもあるのに殆ど持っていないような軽さも信じられません。技術の進歩って凄いんですね、改めて思います。でもこのUSBメモリー、僕たちの「財産」が全てこの中に入っていると言えますね。

——財産!素晴らしい!!もっと財産が増えていくよう、どんどんUSBメモリーも増やしていってください。では最後に新家ご夫妻のように、ファッションの世界で独自のスタイルでやっていきたいと思う人達にメッセージをお願いします。

哲:自分が好きだと思ってやってきたことが結果として他の人を幸せにしていることが何よりも嬉しいんです。自分が作ったもので人が喜んでいることを幸せに感じながら頑張って進んでください。

倫:自分達が作り出したもので誰かが喜んでくれているのが見られるこの仕事に私も喜びを感じます。それが楽しみで続けられる仕事なので、みなさんも楽しみながら手掛けてください。

——今日はどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

新家 哲哉(しんけ てつや)

1981年 三重県生まれ エスモードジャポン卒業後、COMME des GARÇONS(2003〜2012)にてパタンナーを務める。

新家 倫子(しんけ みちこ)

1980年 茨城県生まれ エスモードジャポン卒業後、TOGA、UNDERCOVER(2003〜2011)にてパタンナーを務める。

Web Site:
http://www.mutin.jp/

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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今回のインタビューは東京・池尻の住宅街の中にある"NANJO HOUSE"というmutinのおふたりの友人宅の1階で行いました。そこで彼等の最新作のウェディンドレスの展示を見ながら、雰囲気のとても良い中でのインタビューになりました。

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展示してあったmutinのウェディングドレスの一部です。中央はなんと「ライダース」のウェディングドレス。その奇抜さと、ベテランパタンナーらしいおふたりのしっかりと計算されたドレスメイキングに正直驚きました。これを着たい女性、多いと思います。素敵です。

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ウェディング用のジュエリーもありました。mutinはコンセプトがしっかりとしているので、展示されている全ての作品に統一感がありました。彼等の言う「幸せ空間」を演出するものばかりです。

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ここからはmutinの作品です。新家ご夫妻曰く、「mutinのブランド名の意味でもある「存在しない物」を意識して、ニットでウエディングドレスを作りました。物(ドレス)も、それを着ていただく方へも、新しい価値を創っていければと考えています。」

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「ドレスと同様の考え方で、メンズのモーニングも作りました。」カッコいい!

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「2013 EXHIBITION の展示風景です。"contrast case"と題し、カマラダでは服作りの過程を見ていただける展示を行いました。作る過程を見ていただく事で、mutinの作る物への愛を感じていただければと思い、この展示を行いました。」

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mutinのイメージの写真です。 去年の展示での写真で、こちらは“alternative dress”と題してレンタルのドレスの新しい価値を表現しました。(具体的に言うと、1着だけのドレスを色々な人が着回すのでは無く、mutinでは沢山のアイテムの中から、ひとりひとりに合わせて、その人だけのコーディネイトを一緒に考えていきます。)

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新家ご夫妻が大のお気に入りのバッファローのUSBメモリー(RUF3-C64GA-BK)です。お客様との念入りの落ち合わせにはマストのUSBメモリーで、「僕たちの『財産』が全てこの中に入っている」とおっしゃってくれました。嬉しいですね。

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とても爽やかで、仲の良いおふたり。mutinの生み出すものは、自身が幸せだからこそ出来る作品なのだとも思います。でも制作となるとそのまなざしはぐっと変わっていくんでしょうね。とてもバランスの良いカップルです。

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何よりも感動したのは彼等の作り出すそのセンスの良いドレス!本当にもっと前に知り合っていたらと思いました。トップブランドで活動していたからこそ、今の彼等のしっかりとした立ち位置があるんですよね。「僕らの服を着て幸せになって欲しい」。そう言える彼等はドレスと同じぐらい美しい心を持ったデザイナーです。これからのmutinの「幸せクリエイティブ」を本当に楽しみにしています。

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

新家 哲哉、新家 倫子の好きな料理 “この一品!”
「野菜つけ麺」

ご夫妻曰く、「池尻にある“camino(カミノ)”さんの野菜つけ麺。仕事が夜遅くなると、元気をいただきにcaminoさんへ行きます。季節の野菜が沢山食べられ、ラーメンもとても美味しい!味も雰囲気も温かい、素敵なお店です。」

今回登場した製品

製品写真

バッファローツールズ対応 USB3.0用USBメモリー スタンダードモデル
RUF3-Cシリーズ

持ち運び時にも便利なスティックタイプのUSBメモリー。軽快なスケルトンボディーを採用し、充実のカラーバリエーションをラインナップ。使用シーンに合わせて複数のUSBメモリーを使い分けされる場合にも、ボディーカラーで区別して便利にご利用いただけます。また高速規格「USB3.0」対応に加え、データ転送を2つの経路で同時アクセスを行う2チャネル転送方式の採用で高速転送を実現しています。

RUF3-Cシリーズ製品ページ

 
USBメモリ製品ページ

高速タイプやデザインモデル、セキュリティーモデルなど幅広いラインアップが充実。

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