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第116回目の@Professional Usersは音楽療法士の篠原 恵津子(しのはら えつこ)さん。ライブ演奏や歌等の療法(音楽療法)で、各地の障害者支援施設を積極的に廻っています。ストーリーを持った独自のセッションプログラムで心身の障害を回復させ、テンポやリズム、ハーモニー等の音楽的要素を生かしてリハビリの支援を日々行っています。そんな篠原さんが音楽療法の現場でバッファローの外付けハードディスク HD-LC3.0U3-WHを使用とのこと。早速LAVAが東京、世田谷にあるMTN世田谷対話音楽工房を訪れお話を伺いました。

ドライブステーション ターボPC EX2対応
USB3.0用 外付けHDD
HD-LCU3シリーズ

音楽教諭から結婚、子育てを経て音楽療法士へ

――音楽療法士というお仕事につくまでの経緯を教えてください。

実は私、子供の頃から人間関係に困るという経験が全くないんです。基本的には明るい子で友人にも恵まれていました。中学校から女子校に通いますが、いじめやねたみのような女子同士で起こるトラブルも一切ありませんでした。それは学生時代、一貫してなかったんですね。なので私は人や動物がとても好きになったんです。そういうこともあってなにか人に関わっていける仕事がしたいというイメージはありましたね。

――なるほど。篠原さんは常に幸せいっぱいで、人にもそれをシェアしていきたいという子だったんですね。いい話ですね。音楽は学生時代から始めていたんですか?

はい、中学校から私は音楽学校に行きました。中、高はピアノ科で、大学では学校の先生になるための音楽学科に通いました。大学卒業後は地元でもある千葉県の小学校の音楽の先生になりました。結婚して子育てを始めるまでの2年間、子供達に音楽を教えたんですが、子供たちって成長が目に見えるように変わっていくんです。歌やリズム感があっという間に上達して、音程も教えるとすぐに上手に歌えるようになるんです。2年間だけでしたがいい経験をしましたね。

——音楽の先生だったんですね。僕も中学校時代、音楽の先生に恋したんですよねえ。それでギターを練習し出したというエピソードもあったりします(笑)。そして結婚後はもう音楽から離れたんですか?

先生を辞めてから完全に子育てに入りました。ピアノも殆ど弾かない日々でした。あれだけ練習して弾いていたクラシックも全然弾かなくなってしまったんです。子供が小学校3年生になった頃、「自分のこれからの仕事になるものはなんだろう?」って考えていました。そんな時にテレビで「抱っこ療法」というのをやっているのを見たんです。相手を抱っこすることでスキンシップにより、気持ちが穏やかになっていくというもので、セラピストがやるという専門的なことではなく、家族で行うといったものでした。例えば自閉症の子が親とコミュニケーションが上手くとれない時に抱きしめることで、お互いがリラックスして心が穏やかになっていくというような、そんな番組でした。私にも子供はいるんですが、正直に言えば生活も大変ではなく、困ったこともありませんでした。なので自分の持っているエネルギーを誰か他の人に伝えたい!という気持ちになったんです。先生をやっていたというのもあってイメージの中での対象は子供でした。これは本当なんですがその瞬間「音楽療法」という言葉がわいて出てきたんです。今まで音楽療法という言葉を意識してきませんでしたし、そんな言葉があるのかないのかも知らなかったんです。

音楽の前では誰でも平等。音楽の世界では全てが認められる。それをみんなで共有したい

——まさに神のお告げですね。

そうなんです。それから「音楽療法」という言葉を調べ始めたんですが、大御所の先生がいたので現場の見学を申し出たんですが、上手くいかなかったんです。音楽療法という仕事自体が確立されていなかったし、知らない人間に音楽療法という作業を伝えることもあまりいい気がされてなかったんですね。その時に中井 深雪先生という音楽療法士をインターネットで知り、すぐにコンタクトをとって見学もさせてくれました。その帰りに私を実習生としてすぐに受け入れてくれました。今から15年前の話です。その後は中井先生と障害者支援施設を廻るようになり、個人のセッションもするようになりました。2003年には音楽療法士の資格を得とくして今現在も障害者支援施設を廻り、音楽療法士としてセッションに携わる日々を送っています。

——音楽療法のセッションの内容を教えてください。

現場が障害者支援施設だと30分〜50分のセッションタイムで行います。プログラムには常にストーリー性を持たせます。その日のテーマにそって選曲をして、その中でみんなで遊べるような内容にします。あるひとつの施設を例にあげると、対象者が5人で用意する全部の曲が約10曲。それをセッションで使用します。最初は「あいさつの歌」から入り、その後5人と個々にかかわっていく音楽をセレクトしていきます。1曲の中でたっぷりとひとりの子と向かい合っていきます。

——選曲と言いましたが音楽は生演奏ですよね。

はい、この施設では電子ピアノを使っています。基本的に3人で廻ることが多いのですが、まずは歌を歌うメインのセラピスト、そして副セラピストが2名。計3人のセラピストでセッションを行います。副セラピストのうちのひとりがリーダーとなって進行しながらセッションを進めていきます。そして対象者の各5人が1曲ずつ私たちと遊んでいきます。ラストは「お別れの歌」です。歌えない子もいるので、リーダーが楽器を持って廻り、楽器を叩く子もいます。そうして5人の子たちに最後まで触れ合っていきます。対象者の子たちは好きなもの、得意なもの、気に行った活動は大体決まっているので、どうやったらこのセッションの時間が彼等にとって楽しいものになるかを常に考え、選曲していき、活動内容等の関わり方を決めていきます。

——僕も一度中井先生のセッションを見学させてもらったことがあるんですが、力強さと優しさのバランスが演奏の中で考えられていて、表現されるメロディーやリズムが確実に対象者の子たちに届いているなと実感しました。音楽の力を改めて感じることの出来た瞬間でもありました。これからの篠原さんが音楽療法士としてやってみたいこと、トライしてみたいことはありますか?

昔から私がやりたいのは家庭に恵まれていない子供たちの話し相手や、一緒に何かを見つけていくことをサポートしていきたいと思っています。そういった現場に音楽をツールにしていくというのは大前提です。男女、年配、若者、そういったもの全てを超えられるアイテムが音楽だと私は思うんです。音楽は好き嫌いが許されます。音楽の前では誰でも平等なんです。そして音楽の世界では全てが認められます。それをみんなで共有したり、話し合えたらいいですね。こういった中から私も色々な友達を作っていけたらいいなとも思っています。

音楽療法士は感性を発揮し人と共有することで何かを生み出す喜びを感じられる職業

——とても素晴らしい考え方ですね。「音楽の前では誰でも平等」、その通りだと僕も思います。篠原さんの勢力的な活動が増々広がっていくことを願っています。さて、仕事でパソコンは使っていると思いますが、使用しているパソコンと最近導入したというバッファローの外付けハードディスク、 HD-LC3.0U3-WHについてお聞かせください。

メインのパソコンはWindowsのノートパソコンです。iPadも持っています。セッションの時にパソコンは必ず持って行きますね。セッションの記録、その日のセッションの評価、次回につなげるアイデア、これをアセスメントと言いますが、これらを記録する媒体としてパソコンを使用しています。バッファローの外付けハードディスク、 HD-LC3.0U3-WHに関しては、まずは私たちにとってハードディスクはもっとも必要なものと言えます。音楽療法士としての活動を記録するための重要なアイテムですね。セッションの画像や音声、録画、録音したものを入れておきます。PDF化させたセッションで使用する譜面も入れてあります。これらは次回のセッションのために活かす記録でもありますし、音楽療法士としての研究のための素材としてもストックしています。そしてプログラムファイルとレポートファイル。これは今までのセッションのプログラムが書かれたもので、レポートファイルは過去の10年以上に渡るセッションのファイルがデータ化されてこのハードディスクの中にたっぷり入っています。つまり私の過去の全てのセッションデータが収められているんです。重要ですね。そして私たちは毎年度末に施設の職員に向けての講習会を開催します。撮り貯めたセッションの画像の中から抽出して、編集もして、講習会用の映像等を作ります。その際にも数多くの素材をストックしているこのハードディスクはマストなアイテムとなります。デザインもコンパクトで好きですね。場所もとりませんしね。もうひとつ持っている1TBのハードディスクはとっても大きくて、使う時だけ机の奥の方から取り出してくるんですが、このバッファローのハードディスクは常に机の上に置いておけますし、置いておきたいデザインにもなっていますね。女性としてはこのホワイトカラーも大好きです。

——これらも多くの愛のあるセッションを重ね、どんどんとその記録をバッファローのハードディスクに記録していってくださいね。では最後に、これから音楽療法士になりたいという人達にメッセージをお願いします。

自分の持っている感性を十分に発揮して、それを人と共有することで互いに何かを生み出す喜びを感じることが出来るのが音楽療法士の職業です。やる気のある方は是非トライしてください。

——今日はどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

篠原 恵津子(しのはら えつこ)

MTN心のおしゃべり音楽工房  チーフ
音楽療法士
上野学園大学音楽学部音楽学科卒

大学卒業後、千葉県公立小学校音楽専科で2年間教鞭をとる。1999年よりMTN世田谷対話音楽工房(現MTN心のおしゃべり音楽工房)所属で音楽療法の実習を行い、並行して、療育音楽、東海大学の生涯学習や、東京学芸大学科目等履修制度で音楽療法、発達障害学などを学ぶ。2003年日本音楽療法学会認定音楽療法士になる。

≪講師経験≫
・東京都教育委員会・視覚障害者教養講座音楽教室(1999年〜)
・音楽療法 音のコミュニケーション
(上野学園大学恵声会千葉支部研修会2005年6月26日)

≪研究発表≫
・ミュージックセラピー研究会 第44回 東京セミナー 2003年8月19日
発達障害者のマイ・ソングを用いたグルーピングの一例
〜コミュニケーションの技能の拡大を目指して〜
・日本音楽療法学会関東支部 第2回地方会 2003年10月25日
表出性言語障害を持つY児のことばを育てる個人音楽療法の一例

音楽療法のMTN 心のおしゃべり音楽工房
http://home.u02.itscom.net/mtnsmds/

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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篠原さんが個人セッションで使用しているMTN世田谷対話音楽工房です。所狭しとたくさんの楽器がありましたね。ここで「音楽のある元気なセッション」が日々行われています。

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セッションでピアノを弾いて歌っている篠原さんです。音楽とスマイルをコミュニケーションにして、日本中の障害者支援施設で活動しています。

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篠原さんが音楽療法士としては欠かせない重要なアイテムとおっしゃってくれたバッファローの外付けハードディスク、HD-LC3.0U3-WHです。過去の全てのセッションがデータ化されて保存されていて、なおかつ講習会のための映像制作でも威力を発揮しているそうです。このホワイトカラーも篠原さんの大のお気に入りだそうです。

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パソコンで作業中の篠原さん。音楽療法士としての研究のために多くの素材がストックされているバッファローのハードディスクと共に、日夜セッションについてのクリエイティブを追求しています。

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インタビュー中にも話しましたが、僕は一度音楽療法士のセッションを見学させていただいたことがあります。篠原さんの話していた通り、「音楽の前では誰でも平等」なんだと僕も思いました。多くの問題を抱えている人々が共存するこの世の中で、音楽が聴こえた瞬間、僕たちは同じ人間であると気付くのです。そういったとても大切な生命の輝きの話を彼女から聞けたことが嬉しかったです。また篠原さんのセッションにも触れてみたいと思いました。

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

篠原 恵津子の好きな料理 “この一品!”
「韓国料理 ケジャン」

篠原さん曰く、「友だちとワイワイおしゃべりをしながら食べる食事はどんなものでも美味しいけれど、 好きなアーティストのDVDを流しながら、大皿料理や鍋をシェアして食べる、韓国料理が好きです。ケジャンは食べると時々アレルギーが出てしまうけれども、それでもやっぱり食べてしまう一品。しかし私にとって一番大事なのは、何を食べるかではなく、誰と食べるか。気の置けない仲間と一緒に時間を過ごすのが何よりのストレス解消になります。」

今回登場した製品

製品写真

ドライブステーション ターボPC EX2対応
USB3.0用 外付けHDD
HD-LCU3シリーズ

パソコンやデジタル家電で利用できる静音設計と省電力のUSB3.0対応ハードディスクです。新設計の筐体は防振用シリコンゴムを筐体と内蔵ハードディスクの間に設置し振動により発生する音を低減。ファンレス設計によりファンの駆動音を無くし可動部分を減らすことで信頼性も向上しています。パソコンのデータ保存用としてつかえるのはもちろん、テレビ・レコーダー・ゲーム機などのデジタル家電でも利用が可能です。

HD-LCU3シリーズ製品ページ

 
外付けハードディスク  製品ページ

USBケーブルなどでパソコンに簡単に取り付けでき、大容量のデータが保存可能なストレージです。

 

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