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法人のお客様

@PROFESSIONAL USERS クリエーターズインタビュー by LAVA

三代秀石/江戸切子作家:堀口 徹

伝統工芸の技と

モダンデザインを支える

最新のWi-Fiルーター

第121回目の@Professional Usersは三代秀石/江戸切子作家の堀口 徹(ほりぐち とおる)さん。親族である「堀口硝子」で基礎から徹底的に学び、2008年に自身のブランド「堀口切子」を立ち上げます。180年続く伝統硝子工芸 「江戸切子」の中に、現代の要素をミックスさせたり省いたりしながら、確実に我々の一般生活の中でもアピール出来る硝子食器をクリエイトする期待の星です。そんな堀口さんが工場内で欠かせないのがバッファローの無線LAN親機(Wi-Fiルーター) WZR-1750DHP2だと言います。バッファローインタビュー初登場の江戸切子作家のクリエイティブと、伝統ある硝子工芸の作業場でどうバッファローの無線LANが活躍しているのか!?早速LAVAが東京・西大島にある堀口切子の工場を訪れてお話を伺いました。

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子供の頃から手先が器用で将来は職人や伝統工芸に携わりたいと考えてました

——バッファローの@Professional Usersでは初登場となるクリエイティブ、三代秀石/江戸切子作家の堀口 徹さんです。まずはこの伝統ある硝子工芸の作家を目指していった経緯を教えてください。

僕のおじいちゃんは江戸切子の職人で、一代で「堀口硝子」を立ち上げ、初代の秀石でもあります。幼い頃から自分が後を継ぐとか伝統工芸がかっこいい!みたいな憧れは漠然と持ってはいました。そんな中、自分の将来を意識したのが中学校3年生の時。ホームルームの授業で担任の先生が進路指導をしてくれました。でもそれまで自分が将来なにになりたいのかなんてはっきりと考えたことはありませんでした。でも単純に手先を動かしたり、美術も図工も好きではありました。同時にサラリーマンにはなりたくないなとも思っていて、やはり心の声を聞くと、「職人や伝統工芸に携わることがしたいな」と聞こえてきました。それで大学を卒業してから「堀口硝子」に就職をして、おじいちゃんはすでに亡くなっていたので二代目秀石に様々なことを教わって過ごしました。

——二代目の秀石さんはどういう人でした?やはりこの世界だから凄く厳しいんでしょ?

それが優しくて本当に温厚な人でした。二代目はおじいちゃんと12歳しか離れていないので、僕らは師匠と弟子というよりは、おじいちゃんと孫といった感じでしたね。二代目は僕がやることに対して誰よりも理解者であり、優しく丁寧に育ててくれました。

——通常江戸切子になる人はその専門大学のような所に通うんですか?

いえ、高校を卒業してすぐに切子になる人が多いですね。でも僕の場合は大学に通った後から始めたので、普通よりも4年ほどの遅れがありました。ましてや「堀口硝子」の息子でもあるので、通常業務以外の商品管理やメールのチェック等、ありとあらゆる業務が自分にまわってきます。切子がやりたくて、職人がやりたくてこの世界に飛び込んだのに、こなさなければならない業務がたくさんあるんです。もっと早く技術を習得しないととずっと思っている時期でしたね。そういうこともあって2008年、32歳の時に独立して、「堀口切子」を立ち上げました。自分の1回の人生で、あの瞬間に感じとれる感覚や技術をしっかりと身につけたかったので、32歳のタイミングで独立したことは良かったと思っています。

——「堀口硝子」と「堀口切子」の持ち味の違いは?

伝統的な柄を緻密にかつ、全面に配すのが「堀口硝子」です。伝統的な江戸切子を思わせます。僕もこのテイストは大好きです。「堀口切子」はシンプルでモダンなデザインが売りです。時として江戸切子はやり過ぎ感を僕は感じます。高級料亭ではいいのかもしれませんが、家で使える器も僕は提案したいんです。仕事を始めてから8〜9年ぐらい経った時に自分は硝子屋、切子屋という印象はあったが「器屋」という認識がなかったんです。自宅には自分の作った切子がひとつもなかったんです。「これってどうなんだ?」と自問自答がありました。その時にまずは自分が使いたい器や食器を作ろうと考えました。例えばサラダボール。堀口硝子のものは全面フルセットの小さなものです。料理屋さんではいいのでしょうが自宅ではもっと深さや大きさ、器のトップ部分の広がり等が必要です。そういった作品を作るようになってからは人に勧める時も素直に言えるようになりました。だんだんと自分がやりたいことを独立してから出来るようになっていきましたね。

伝統あるものの新たなる見え方、可能性を僕なりに広げたいんです

——江戸切子のような伝統ある作品も、堀口さんやこれから出て来る若いデザイナーや職人さんでクリエイティブは変化していくんでしょうね。

そうなんです。江戸切子は180年の歴史がありますが、生きながら変化している硝子工芸と言えますね。伝統工芸の中では自由度は高いと思います。僕は江戸切子協同組合の理事もしていますが、ある時江戸切子の歴史を徹底的に調べてみたんです。みなさんがよく知っている江戸切子は昭和中期のものです。でも大正、昭和初期の作品は実はよりシンプルでモダンなんです。そこで分かったのが、その時の時流を敏感につかみながら、人々が求めているものに応えてきたのが江戸切子だったんです。昭和中期のデザインがコテコテになっているのも、その頃がそういう時代だったからなんです。今、新しいデザイン、モダンなデザインを僕が提案した時に江戸切子は受け入れてくれる体制であるということを知れたのは大きいです。伝統や技術も学びながら、全く新しい江戸切子を求められたら、それも作れるようになっておきたいです。柔軟に、様々なシチュエーションに応えられる作品を作っていきたいですね。ただ伝統ある江戸切子があったからこそ、自分が手掛けていることを注目してもらえていることも忘れてはいけませんね。そこは恩返しでもあるので、後継者を育てていくことも大事な作業のうちのひとつだと思っています。

——なるほど。リレーション、何処の世界でも大切なんですね。では、堀口切子作品が出来上がるまでのクリエイティブのプロセスを教えてください。

では「束(たばね)」というグラス作りのプロセスを話しますね(Interview Photos上から2枚目写真)。まずはイメージ作りから。人を束ねられるような方は様々な場面で瞬時に「白黒」をはっきりさせていきます。それもバランス良く。なので「束」というテーマで白と黒のカラーでグラスを創ろうと思いました。削る以前の硝子は黒いので、白くする方に縦の線を入れようかと考えました。まずはグラスに直接マジックでラインを書き込みます。そこに入れる線を41本と決めたら、1回マジックを落とし、再度、基準線を書き直してから削っていきます。その後、口の部分を削り、底をシャープにしたかったのでさらに削っていきます。そして口摺りという作業で高さ、寸法、底面に対しての平行をとっていきます。そして口もとの中面、外面、底面の外面を削ります。そしてカットするための割り出しをして、底面の上げ底の粗摺り。そして三番掛けという面を滑らかにする作業をして研削していきます。そして研磨して、最後は研磨剤を使ってフェルトで磨きをかけるバフ掛けをしてどんどんと光らせていきます。これで完成です。話しているだけではなかなか分かりづらくて申し訳ありませんが、削ってひたすら磨いていく作業です。

——ズバリ堀口切子作品とは?

とにかく見てくれた方、触れてくれた方に、「えっ!これが江戸切子なの?」と思わせられる作品に仕上げていきたいです。伝統あるものの新たなる見え方、可能性を僕なりに広げたいんです。それをみなさんが「あっ、これが堀口切子なんだね」と言ってくれるよう創っていきます。それと同時に先ほども言いましたが、生活の中で活躍してくれる作品もしっかり創っていきたいですね。20代や30代の若い人達にもしっかりと提案していけるような作品ですね。

江戸切子は自分の想いを自由に表現出来るクリエイティブ。心の底から楽しんでいます

——期待しています。ではパソコンと現在使用しているバッファローの無線LAN親機(Wi-Fiルーター) WZR-1750DHP2について教えてください。

僕がパソコンを使用するのは事務作業、メールや自身のホームページ関係が主です。現在自身のブランドでの仕事はひとりで作業をして、営業もして管理もしています。そして1日を大体自分の枠(作業場)で過ごします。ここはクリエイティブには最も大切な場所なので、自分が気持ちよく向き合える環境にしています。椅子も特注です。気に入ったものを置いて自分なりに整った環境を作ることで仕事に向き合っています。まずは置いてあるのがスピーカー。作業中に音楽は欠かせません。ただし本当に集中する場合は削っている音やモーターの音も聞かないといけないので音楽は止めますが、この作業は目からの情報が大切な作業なので、耳から入る音楽をスピーカーから鳴らすのは、作業の効率を良くすると僕は思っています。職人の先輩達からはよく「鼻歌まじりでやれ」と言われました。緊張が続く大変な仕事でもあるので、少しは肩の力を抜いてやりないさいという教えでした。なので僕は常にこのスピーカーから音楽やラジオを聞いています。それともうひとつがこのバッファローのWi-Fiルーター WZR-1750DHP2です。まずここの工場内は電波状況がよくありません。Wi-Fi(無線LAN)を導入する前は作業中に席を立って、わざわざ事務所に行ってパソコンの前に座ってメール等をしていました。でも席を立ちたくないし、作業を途中で止めたくないんです。だったら携帯とWi-Fiをリンクさせて作業場でメール等が出来た方がいいですよね。我々のクリエイティブだけでなく大抵のクリエイターは集中している時間が全てと言っても過言ではないです。それを止めて違う所に行かなければならないのは面倒だし作品にも影響してしまいます。でも、今回導入したバッファローのWi-Fiルーターは今までのものと比べても特に素晴らしいです。最新モデルの最上級!スピードは激速!あんなに劣悪だった工場内の電波状況がウソのようです。何度も言いますが僕は作業中には2、3メートル席を離れるのも嫌です。そんな人間だからこそ目の前に置いてあるWi-Fiルーターはスピードはもちろん、常にハイスペックであって欲しいのです。その僕の希望を全て満たしてくれるのがこのバッファローのWi-Fiルーター WZR-1750DHP2です。LAVAさんも分かるとは思いますが男の子だとハイスペックに憧れます。安定感があり、絶大なる信頼感があります。そこは常に大切な所だと言えます。あとは休み時間に若い職人達がスマートフォンでfacebookを見たりゲームをしたり、このWi-Fi環境を利用してリラックスしています。電波が悪いとこんなリラックスタイムも過ごせなくなって、若い人達はストレスも溜まっていきますよね。ま、自分もそうなんですが(笑)。なにはともあれこのWi-Fiルーターを導入してから工場内の雰囲気も環境も作業効率も全て上がりました。最高です!

——それは良かったです。これからも最高の環境の中での最高の作品作りを期待しています。では最後に堀口さんのような江戸切子作家を目指す人達にメッセージをお願いします。

江戸切子自体は自由度が高い伝統工芸です。色、形、用途も自由。おのおのが「こういう江戸切子がいい」という想いがあれば表現出来るクリエイティブです。工房に勤める、就職する、そこで技術を学び成功する。全てをクリアするのは大変だとは思いますが、江戸切子に対する気持ちを持ち続けること、好きでいることが大切です。そういう強い気持ちを胸にこの世界に飛び込んで来て欲しいですね。僕もこの仕事を楽しんでいますし大好きです。そういうことを言える人は少ないと思いますが、僕はこのクリエイティブを心の底から楽しんでいます。

——今日はどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

堀口 徹(ほりぐち とおる)

1999年、二代目秀石(須田富雄 江東区無形文化財)に江戸切子を師事した後、2008年、三代秀石を継承、堀口切子を創業する。2012年、日本の伝統工芸士(江戸切子)認定。「切子三様」「江戸切子若手16人展」等の日本における展覧会はもとより、ニューヨークやパリにおいても作品を発表し、高い評価を受けている新進気鋭の江戸切子作家。オルビスグループCSR賞 社長賞、江戸切子新作展2年連続で最優秀賞等受賞歴多数。

http://www.kiriko.biz/

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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堀口さんが作業する「堀口切子」の工場です。ここで日々、堀口さんを始め職人さん達が作品のゴールを目指し働きます。見たこともない機械が並び、僕はとーっても興奮しました(笑)。

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ここからは堀口切子の作品をご紹介します。まずはインタビューにもあったグラスの「束(たばね)」堀口さん自ら語ってもらいます。「人を束ねるような人は、いろいろな事柄を絶妙なバランスで瞬時に白黒つけていく。」

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「水面に一粒の水滴が落ち、その後、ぽたぽたと。やがて波紋は重なり合う。」

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「羽化することを静かに待ち続けている状態。」

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「子供を父親と母親が抱きしめているさま。」

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「そこには、なにがあるのか。」

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「割り出しもせず、感覚のみで切り上げていく。」

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劣悪な工場の電波状態を見事に変えてくれたバッファローの無線LAN親機(Wi-Fiルーター) WZR-1750DHP2。自身の効率だけでなく、職人さん達のモチベーションまで上げてくれているという素晴らしさ!堀口さんの「江戸切子」を仕上げていく大切な枠にはスピーカーとバッファローのWi-Fiルーター。なんか粋ですね。

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これぞ!作業中の堀口さんと奥に見えるバッファローの無線LAN親機(Wi-Fiルーター)とのツーショット!アナログとデジタルの融合とはまさにこういうことを言うのですね。バッファローの活躍っぷりがここでも活かされています。最高!

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僕にとって始めての「江戸切子」工場体験。久しぶりに胸躍りましたね。まず匂いがいい。硝子を削る匂いと、職人さん達の歴史の香り。そこで淡々と作業をしつつ、大きな歴史を重んじながらも新しいトライを続けていく堀口さんの「姿勢」を僕はかいま見ました。技術的にもセンスも抜群。そして人間としてもナイスガイ。そんな堀口さんの未来へと向かうクリエイティブを僕も見ていようと思います。

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

堀口 徹の好きな料理 “この一品!”
「養生料理 高の冷やし胡麻そば・トマトとクジラのお寿司付」

堀口さん曰く、「ダシが大豆。ひたすらいい意味で裏切られる。お寿司頼んでもトマトで出てきたり、お蕎麦のタレもビックリするようなものが出てくる。亀戸っぽさもありつつ、食べたこともないような美味しいお蕎麦がここでは食べらます。これは胡麻とトロロに対して自家製のラー油がアクセント。本当に美味しい。大将も同じ歳で応援してます。是非お越しください!」

今回登場した製品

製品写真

AOSS2 エアステーション ハイパワーGiga 11ac/n/a/g/b 1300+450Mbps 無線LAN親機 WZR-1750DHP2シリーズ

大容量の転送に優れ、映像の転送に最適な規格、11acに正式対応した無線LAN親機のハイスペックモデル。スマートフォンのWi-Fiスピードを高速化する「ビームフォーミング」技術に対応し、これまで電波が届きにくかった場所でもスマートフォンを使って快適にWi-Fiインターネットが利用可能。またスマートフォンだけでWi-Fiとインターネット回線の初期設定ができる“AOSS2”を搭載。簡単にインターネットを始めることができます。

WZR-1750DHP2シリーズ製品ページ

 
 

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