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@PROFESSIONAL USERS クリエイターズインタビュー by LAVA

松本 径 133 アレンジャー

読込速度、大容量、デザインも満足

さらに素晴らしいのは静かさ、

最高のハードディスクです

第133回目の@Professional Usersはアレンジャーの松本 径(まつもと けい)さん。様々なアーティストのアレンジを手掛けるかたわら、音楽ユニット"background of the music"を結成し、生演奏でのBGMの提供や空間音楽へのアプローチも積極的に行い、多くの商業施設とのコラボレーションで生活の中に馴染んで行く音楽を作り続けています。そんな松本さんが最近バッファローの外付けハードディスク、HD-GD3.0U3D(3.0TBモデル)を導入。音楽の世界でどうバッファローの最新ハードディスクが役立っているのか、早速LAVAが東京・門前仲町にある松本さんの自宅兼スタジオを訪れお話を伺いしました。

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ピアノのお稽古、サッカー、ビジュアル系バンドと進化していった少年時代

——まずはミュージシャンやアレンジャーという音楽の方向に歩いていった経緯を教えてください。

幼少の頃に親にいきなり「ピアノをやりたい!」と言ったそうです。そしてYAMAHAのピアノ教室に幼稚園の時から通うようになります。松本家はスポーツ系一家だったんですが、僕だけが音楽の方に向いていきました。

——なるほど。英才教育的な始まりですね。そして松本少年は?

小学校に入るとピアノをやっているというのが少し恥ずかしくなってきました。女の子っぽいというかなんと言うか。

——そうかな?

そう感じてきたんですよね。なので3年生ぐらいからサッカーにのめり込んでいきます。

——ピアノは?

親が「せっかく通ってるんだから習い続けなさい!」と言うので渋々と。でも中学に進んでからもサッカー三昧。ピアノはちょこっと程度といった感じでしたね。

——バンドを組んだりはしなかったんだ?

中学3年生の頃にテレビの「ミュージックステーション」でなにかのバンドを見て「凄いな」って思ったんです。なんのバンドかは忘れましたが(笑)。それからサッカーをやめてバンド活動が始まるんです。

——ピアノのお稽古、サッカー、と進行した子供は何系のバンドを組んだのかな?

ビジュアル系です(笑)。GLAYやラルクのコピーバンドですね。そこで僕はシンセサイザーを担当していましたが正直ビジュアル系のキーボードってプレイが単純で面白くないんです。やはり花形はギターですよね。だからバンド活動と言っても結局は部活の延長みたいな感じ。それから大学に進み、兄の同級生が楽器屋でアルバイトをしていたんですが僕もそこでアルバイトを始めます。そこで一気に音楽の世界を知るんです。先輩たちから音楽を教えてもらい、月に2潤オ30枚はCDを買っていました。

——ジャンルは?

全部ですね。ジャズ、ブルース、ロック。でも最もはまったのはTOTOのようなAOR。大人っぽいけどロック。そこに魅了されました。

——確かにビジュアル系よりはキーボードもフィーチャーされてるしね。

はい、技巧的でしたね。先輩のバンドにも参加させてもらえましたが、その辺りからファンク系のバンドにも興味を持ちます。スライ&ザ・ファミリー・ストーンやEW&F。キーボードパートもユニークでオルガンなんかも使っていたり。それと同時に大学時代はシンセサイザーの内蔵シーケンサーを使ってプログラミング的なことも始めたので、今僕が手掛けるアレンジの原型はその頃生まれた気がします。

——大学時代に「自分はこれからプロとして音楽に携わっていきたい」という思いはあったんですか?

全くないです(笑)。僕は大学を卒業してからYAMAHAミュージック大阪というところでアルバイトをしていましたが、こう言うのもなんですが僕は半分遊んで音楽に携わっていましたね。でも周りの友人は大学を出ると音楽の専門学校に行ったり、再び音大を目指したり、みんな真剣にやってるんです。25歳ぐらいの時ですかね、自分はこんなのらりくらりではなく、もっとちゃんとやらないとと自身を奮い立たせました。

——そして?

当時から興味のあったロンドンに3ヶ月間行ってみたんです。イギリスのファッションや文化も好きでした。正直ロンドンに行ったら音楽以外のものを色々見てみようと思っていたんですが、気が付けば音楽のことばかりが気になっていたんです。そこですね、改めて自分はやはり音楽が大好きなんだなと思えたのは。

——ロンドンってそういう大事な気持ちに気付かせてくれるなにかがあるよね。

そうなんですよね。帰ってきてからは友人のシンガーのアルバムを作る手伝いをしながらも音楽で生活が出来るわけではないので、もともといたYAMAHAに戻り27歳で正社員になりました。そこからは会社がメインの生活が始まります。楽器販売です。でも心の中には音楽の世界に行きたいという思いはずっとあったんですが自分では無理だろうと思っていました。29歳の時に僕がアレンジの手伝いをしている人達がみんなメジャーデビューを決め、これがきっかけで「よし、僕も会社を辞めてアレンジを中心としたプロのミュージシャンになるぞ!」と決断しました。

「生活と共にある音楽」をテーマに“background of the music”を結成

——そして上京ですね。

はい、30歳で大阪から東京に来ました。それまでの僕は楽器業界にいたので音楽業界にはつながりが全くなく、アルバイトを続けながら徐々に東京でのネットワークを広げていきました。そして32歳の時に今のパートナーの田中幹人君とのユニット "background of the music"を結成しました。

——では現在松本さんが手掛けているbackground of the musicやその他の活動の話もお願いします。

background of the music(以下botm)を組んだことで今までは音楽が常に前に前に出ていた音楽中心の考え方から、一歩下がって音楽に携わってみようという考え方にシフトチェンジしました。botmのテーマは「生活と共にある音楽」。東京の原宿近くにある「レフェクトワール」というカフェでbotmは毎月フリーライブを行っていますが、僕らは生演奏でお客さまにBGMを届けています。これがきっかけでホテルでのBGMを依頼されたり、LAVAさんと初めてお会いした東急ハンズのハンズカフェでのBGMライブを行ったりと、活動の枠は広がっています。新潮社とコラボレートした未来屋書店限定販売の「読書のための音楽」も手掛けました。本と僕らのCDを一緒に販売する企画です。他には山や海の自然音を音楽とマッチアップさせて、商業施設のトイレ等で流しています。なので現在は企画から音楽の在り方を考え、提案し、空間作りのための音楽制作を中心に手掛けています。なのでbotmの活動は目立ったメッセージ性があるわけではなく、クライアントやお客さまが「普段使い」してくれる気軽な音楽ユニットであることがカフェやブランド、商業施設にはまってくれているんだと思います。

——なにかしながら聴ける音楽、邪魔にならない音楽って実はそんな簡単に作れるものではないよね。現代的な発想であり、これからもさらに需要は増えていくジャンルだと思います。それともうひとつ、俳優さんの音楽制作にも携わっていますよね?

はい。大森南朋が率いるロックバンド、「月に吠える。」でミュージシャン兼エンジニアで携わっています。音楽は直球の日本のロックンロールです。今年の7月29日にファーストフルアルバムをリリースしまして、8月からツアーに出ています。botmとは真逆にある仕事です。今まで自分がやってこなかった「ロック」ですからね。botmのように一歩下がるどころかこれでもかと前のめり(笑)。でも大森さんはもともと役者さんなので表現力が本当に豊かです。ライブバンドなので是非ライブを見て欲しいです。

——松本さんのアレンジワークのプロセスを教えてください。

持ち込まれた音楽が鼻歌だけの場合。まずは歌詞を書いてもらいます。僕はアレンジをする際もミックスをする際も歌詞を大事にします。歌詞が完成したらコードアレンジをピアノを使ってします。手掛けているシンガーが大阪にいて離れている場合はネット上で、東京にいる場合はここの自宅スタジオに呼んで僕が考えたピアノのコードの上で歌ってもらいます。そして次にリズムトラックを制作します。この基本アレンジを終えてから上ものやコーラスのアレンジを加えます。そして最後にシンガーに歌ってもらいます。

——そのアレンジワークの中で最も松本さんらしい部分はどこにありますか?

やはり歌詞を大事にしながらアレンジしているところでしょうね。僕自身がしっかりと歌詞を感じ取ることが出来れば大体のアレンジは見えてきます。日本のリスナーの方々は歌詞をよく読みますよね。そこでのサウンドの歌詞へ対する寄り添い方は大事だと思うんです。歌詞とサウンドは常に応対でないといけないと考えています。あと音楽的なところで言うと、個人的にエレピ(エレクトリックピアノ)の音が好きなので、ウーリッツァーやローズのサウンドが特徴にもなっていると思います。

音楽制作は何処で誰が聴くか、何処で流れるかをイメージすることが大事

——ではパソコンの話をしましょう。まずは使用しているパソコンとソフトを教えてください。

制作で使用しているメインのパソコンはデスクトップ型のMac Proです。音楽ソフトがPro ToolsのHD 2とStudio One 2。アレンジワークではStudio Oneを、ミックスはPro Toolsを使用します。

——導入したバッファローの外付けハードディスク、HD-GD3.0U3Dについてお聞かせください。

僕のようなアレンジャーにとってハードディスクの大切なポイントは大きく分けて3つあります。まず第一に容量。昔と違ってレコーディングはハードディスク を使用しますので、もちろん録音、そして修正、なんでも出来ます。それも何度でも。サンプリングレートも上がっていますからやればやる程容量は使います。音色のライブラリーもどんどんと新しくなり、大容量のものが増えています。なのでハードディスクはまずは大容量であればあるほどいいのです。次に耐久性。消耗品ですからしょうがない部分もありますが、ここも大切ですよね。大事なデータが入っているものが壊れたら大変です。ハードディスクまるまる僕たちの私財ですからね。そして3つめはスピードです。ライブラリーへの読み込みスピードは大事です。僕たちはアイデアをすぐに形にしたいので、効率の良さはマストと言えます。仕事のスピードが上がるのはなによりもいいことですからね。アイデアをしっかりと形にするためにも、仕事の効率を上げるためにも、我々アレンジャーには待つ時間は少ない方がいいんです。その3つをちゃんと満たしてくれているのがこのバッファローの外付けハードディスク、HD-GD3.0U3Dです。僕はもともと楽器屋にいたので、機材に関しては結構詳しい方だと思います。もちろんパソコンの周辺機器にも気を使います。バッファロー製品は信頼出来る機器が本当に多いですね。内容もどんどん良くなっていると思います。

——ハードディスクから過去の作品を取り出して参考にすることとかもありますか?

もちろんあります。それこそ音楽を仕事にするとかを全く考えていない頃に作った曲には面白いヒントが隠されていることもあります。そういった古い作品でもデータが色あせることなく残していけるのもハードディスクのメリットの部分ですね。そしてこのハードディスクのデザインも好きですよ。ハードディスクって手の届く、目に見える所に置くので、やはりシンプルでかっこいいものがいいですよね。静かさも素晴らしい。僕たちは音を作っている仕事なので、ハードディスクがずっとブーンって鳴っていると気になるんです。でもこの静かさ。作動していることすら忘れそうです。それこそ僕は昔からバッファローの機器にはお世話になっていますが、先ほども言いましたがさらに進化していっていますよね。我々の音楽もそうあるべきだと思うんです。ハードとソフトが常に上を目指し、共存し合いながら、さらに良質な音楽が生まれて行くって素晴らしいことだと思います。

——どうもありがとうございます。松本さんの進化していく音楽も楽しみにしています。では最後に松本さんのようなアレンジャーになりたい人たちにメッセージをお願いします。

音楽制作は何処で誰が聴くかをイメージすることが大事。何処で流れるかをイメージすることも大事。そういうこと全てを自分なりにイメージすることでポケットのような音楽の落としどころが見えてきます。これがアレンジワークの大事なスタートです。同時に音楽以外の様々な文化に触れることで全く新しいヒントを見つけることも出来ます。バランス感覚を養いながら、自分が美しいと思えるバランスを追求してください。

——今日はどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

松本 径(まつもと けい)

アレンジャー/キーボーディスト/エンジニアなどマルチに活躍するミュージシャン。
楽器店での勤務を経て、フリーランスのミュージシャンに転向。音の最終形をデザインしたいと言う思いから、作曲、編曲、エンジニアリングを独学で習得。2012年にはギタリスト、田中幹人とともに「生活とともにある音楽」をコンセプトにしたインストゥルメンタル音楽ユニット"background of the music"を結成。ホテルのBGMや商業施設の音楽に加え、新潮社とコラボレートした「読書のための音楽」(未来屋書店限定販売)などを手がける。一方、日本を代表する俳優でもある大森南朋が率いるロックバンド、「月に吠える。」ではエンジニア、キーボーディストとしてもアルバムやライブツアーに参加。現在は株式会社ハウル所属。

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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松本さんの自宅スタジオ。すっきりまとまっている印象。さすがにアレンジャー、ギターもベースもピアノも全てひとりでこなします。でも最も得意なのはやはりピアノだそうです。

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「暮らしとともにある音楽」をコンセプトにやわらかなサウンドを追求する、松本径(Key)、田中幹人(Gt)による音楽ユニット "background of the music"。カフェやホテルのBGMライブの依頼がどんどんと増えているそうです。

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"background of the music"の1stフルアルバム。1日の時間の流れを感じられるアルバムです。

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2015年7月29日発売。大森南朋率いるロックバンド「月に吠える。」。アパッチオンラインストアにて購入可能です。是非聴いてみてください!
http://shop.apache2001.co.jp/online/

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松本さんご使用のバッファローの外付けハードディスク、HD-GD3.0U3D。プロのアレンジャーにとって最も大切なハードディスクの3要素「容量、耐久性、スピード」、全てを満たしてくれているのがこのハードディスクだとおっしゃってくれました。ちなみに奥に写っているディスプレイもバッファローですね。

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作業中の松本さん。彼の手掛けているいくつかのプロジェクトの音楽も聴かせてくれましたが、彼の人間性を表しているような爽やかでメロディアスなものばかりでしたね。新曲にも期待です。

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松本さんに会ったのは僕がサウンドプロデュースを手掛けている東急ハンズのハンズカフェにて彼等のユニット、background of the musicがライブをしている時でした。「生演奏でBGMをプレイしているんです」って僕に教えてくれた時、これからの大きな可能性をbotmには感じ、僕の他のプロデュース店舗でもすぐにライブの依頼をしました。時代はすでに「空間の時代」に突入しています。ユーザーにとって心地のよい空間を作れるクリエイターはこれからどんどんと忙しくなっていくはずです。松本さんもそんな「多忙になる」ひとりだと僕は思っています。

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

松本 径の好きな料理 “この一品!”
「門仲セット(麦とろ定+でんがく2本、鳥からあげ付き)」

松本さん曰く、「僕の住む門前仲町駅前にある麦とろとでんがくのお店「郷土料理 三河」。ここに来ると安心します。基本的には和食が大好き。母親がもともとダシから料理を作る人。夜にはでんがくをつまみにお酒も飲みにきます。」

今回登場した製品

製品写真

ドライブステーション ターボPC EX2対応
DRAMキャッシュ搭載 USB3.0用 外付けHDD
HD-GDU3シリーズ

ハードウェア上に搭載した「DRAMキャッシュ機能」及びファイル転送を高速化するソフトウェア「ターボPC EX2」(Windows用)によって高速転送を実現したUSB3.0対応外付けハードディスクです。大容量1GBのDRAM(メモリー)をキャッシュ(データの一時保存場所)として搭載しており、パソコンとハードディスク間のデータ転送がスムーズで高速。またMacでも従来製品より高速でコピーができます。さらに暗号化によるセキュリティーソフトウェア、バックアップソフトウェアなど豊富な添付ソフトウェア(Windows用)もご利用いただけます。

HD-GDU3Dシリーズ製品ページ

 
外付けハードディスク  製品ページ

USBケーブルなどでパソコンに簡単に取り付けでき、大容量のデータが保存可能なストレージです。

 

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