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法人のお客様

@PROFESSIONAL USERS クリエイターズインタビュー by LAVA

木村 正巳 153 ペインター

スマホやiPadが

出先でポートフォリオになる

Wi-Fi接続ポータブルハードディスク

第153回目の@Professional Usersはペインターの木村 正巳(きむら まさみ)さん。明治大学の法学部を卒業後絵描きを目指し、抽象画という独特のスタイルを選び、今ではその色彩の美しさで多くのファンを魅了しています。セツ・モードセミナー卒業後現在に至るまで数多くの個展を開催しています。そんな木村さんがバッファローのミニステーション エア Wi-Fi接続ポータブルハードディスク HDW-PD2.0U3-Cをご使用とのこと。アナログなクリエイティブの現場でバッファローのハードディスクがどう役にたっているのか?早速LAVAが木村さんが個展開催中の東京・中目黒にあるレストラン“CAMARADA”を訪れお話を伺いました。

ミニステーション エア Wi-Fi接続ポータブルHDD HDW-PDU3シリーズインタビュー動画を再生

小学校の教科書で抽象画を見た時、将来自分がこういった絵を描くとは夢にも思わなかった

——ペインターの木村 正巳さんです。かなりユニークな経歴をお持ちのようですが、まずは木村さんがペインターになるまでのストーリーを教えてください。

父が絵を見るのも描くのも好きな人でした。父は国鉄に勤務する車掌でしたが勤務時間が不規則でしたので昼間に家にいることも多かったんです。そして家にいれば必ず絵を描いていました。それを幼少の頃からよく見ていたんですね。縁側で父が絵を立てかけて描いていて、幼い私が話しかけると「邪魔すんな!」と怒られました(笑)。今でも鮮明に覚えていますよ。

——厳しいというか、なんというか(笑)。その後の学校はアート系を目指して行ったんですか?

いえ、普通の学校です。絵は好きでよく描いてはいましたね、小学校の教科書にも抽象画の作品が載っていて、どうやったらこんなの描けるんだろうって思っていました。将来自分がこういった絵を描くなんて夢にも思わなかったですよ。

——そして明治の法学部に進んでいますね?

はい。通っていた高校が進学校で、そこから明治大学の法学部法律学科に行きました。やはり卒業後は友人たちは裁判官や弁護士、そして金融へと進んで行きましたが私は地方公務員として区役所に勤務しました。勤めてはみたんですが公務員は数年おきに必ず異動があるんです。自分としては「自分はなにをする人」というアイデンティティーが欲しかったので納得のいく仕事ではなかったですね。でもそんな日々が続きながらも30歳を過ぎたころに写真の学校に通い始めます。生活を変えたかったというのもあるし、写真自体も好きだったので。そこには2年間通い、現像やプリントも覚え写真のノウハウを学ぶことができました。実はいつか写真展をやりたいという目標もあるんですよ。

——なるほど。でもそこからどう絵の道に入っていったんですか?

働いている私には昼間写真を撮れないのがストレスでした。遠くに行って撮影もしたかったんですが時間的な余裕もありません。その点絵の方が自由度があり父の影響もあったので「よし、絵を描いてみよう」と決めたんです。でも人前で発表するのではなく、しばらくは自分のためだけに描こうと思い始めました。

——セツ・モードセミナーを選んだ理由は?

セツ・モードセミナーはファッション画で有名なイラストレーターであり画家でもあった長沢 節が作った学校です。長沢 節は風景画も描いていて私はそれも好きだったんです。でもセツはファッション系の学校だと思っていたのであまり興味はありませんでした。その後、今から10年くらい前に何人かで本を出版する仕事をしたんですが、その時にある装画作家の取材をしたんです。その時に彼女がセツの卒業生だと知り面白そうな学校だなと思ったんです。そしてセツには美術科もあることを知り2008年の秋から通うことにしました。

上下左右関係ない絵、重力から解放された絵、浮遊感のある絵、そんな抽象画が描きたかった

——セツ・モードセミナーはとてもユニークな学校ですよね。

そうですね。基本セツ・モードセミナーは教えることをしません。大抵学校では生徒が描き、先生がそれを直してくれたり教えてくれますよね。でもセツにはそれがないんです。先生が教えない分生徒同士が考え、話し、お互いの絵を見ながらクリエイトしていく感じです。でもそんなだから最初は70名いた生徒が3ヶ月後には半分に減っていましたね。でも私は「自由に描く」という学校のテーマが好きで、どんどんとセツスピリットを吸収していきました。とても貴重な時間でしたね。残念ながらセツ・モードセミナーは今年の4月をもって閉校してしまいましたが。

——いい学校で学びましたよね。

本当にそう思います。毎年セツ展というのが学校内であって、かなりの人数の生徒が応募します。学校側が選考して100点ぐらいが選ばれ校内に飾られます。私は幸い1年目から入選することができました。初めて人前に飾られた瞬間でしたね。嬉しかったです。

——現在の木村さんの抽象画のスタイルはセツ・モードセミナーで身につけていったのでしょうか?

そうですね。セツでは、自由な表現をすることの大切さを学んだと思います。学校を卒業したのが2010年の秋で、2011年の2月にセツ・モードセミナーの付属のギャラリーで展示をしました。これが私の第一回目の個展です。その時に展示したのも全て抽象画。もともと抽象画には興味がありましたが、私は上下左右関係ない絵を描きたかったんです。重力から解放された絵、浮遊感のある絵が描きたかったのです。色彩も好きです。中間色がメインで、ちらっと原色が見えるような絵が好きですね。

——木村さんの絵が完成するまでのプロセスを教えてください。

では今回ここCAMARADAで展示している作品が完成するまでのお話をしますね。まずは絵が展示されるお店のチェックをします。私は並べた絵同士の色の響きあい、絵と絵の響きあいを大切にします。それが店内でベストな状態で表現できるようにすることを大切にします。今回は大きめの絵が三つあり、それぞれが店内のソファの上に飾ってあります。ソファが黒と白とグレー。なのでそれぞれのソファにフィットする絵を描いてみようと思いました。その3点がまずは今回の基本の絵。それ以外に13点の絵を展示していますが、色が一辺倒になって同じキャラがいるとつまらないので、展示する絵全体のバランスを考えて描いていきました。サイズもお店の壁の広さによって変えています。お店での展示の場合は絵が主役ではないので主張しすぎないように描きますが、その空間の価値は高めたいです。もちろん自分の絵を近くでじっくり見てもらいたいですが、「ここっていい雰囲気だな」と思ったら絵があったと気づいてくれるのも嬉しいです。今回の展示のために描き始めたのは去年の暮れぐらいから。実は描いたものはここにある作品の1.5倍はあります。そこから自分で選んで展示しています。完成して改めて全体を眺めてみた結果、自分としては出来には満足しています。

——こんな場所で展示してみたいというのはありますか?

古民家や蔵といった日本の古い建築物に抽象画を飾ってみたいですね。赤と緑のような反対色は補色と言われますが、補色をそのまま並べると反発しあってしまいます。でも、それをコントロールしてうまく調和させると想定外の面白さが出ます。それと同じように、古民家と現代的な抽象画は一見異質とも思えるんですが、うまく調和させることによって、面白い空間が出来上がると思うんです。ギャラリーだと絵があるのが当たり前。レストランのような日常の場所に絵がポンとある方が面白い。そして古民家のような絶対絵なんて飾ってないだろうと思われる場所にあるのも本当に面白いと思います。そんな場所で展示をしてみたいです。

絵をやっていると行き詰まる時も。それでも自分のやりたいように進んでいくのが大事です

——古民家も絵も好きですから楽しみにしています。ではパソコンの話をしましょう。お使いのパソコンとソフトを教えてください。

パソコンはWindowsのデスクトップ型。ソフトはエレメント。自分が展示した作品の写真をパソコンに取り込み、記録用としても会場で配るリストとしてもまずは取り込んだ写真を加工します。その作業はエレメントで行います。あとはポストカードの制作もエレメントでやります。

——木村さんご使用のバッファローのミニステーション エア Wi-Fi接続ポータブルハードディスク HDW-PD2.0U3-Cについてお聞かせください。

私は今まで多くの展示をしてきてその記録がとても多くあります。会場の様子や動画もいっぱいあります。それがパソコンのハードディスクだったりSDカードだったりUSBだったりと、バラバラに入っています。そう、私はあまりパソコンとかそういった類のものが得意ではないんです。でもちゃんと整理はしないととずっと思っていたんです。それを遂にこのバッファローのポータブルハードディスクに整理して入れたんです。これは本当に優れもので、中のデータを持っているスマホで見ることができるので、出先でスマホやiPad等でポートフォリオとして使えるんです。多くの資料を持ち歩かなくて済むということは我々ペインターにとっては大助かりです。今まではファイルをいくつも持ち歩いていて、それこそ動画なんて見せられませんでした。でも今ではこのポータブルハードディスクがあることで簡単にスマホでプレゼンできます。1回使ったら手放せなくなりますね。それと売れてしまった作品や上塗りしてしまった作品のように手元にない作品もありますが、それはデータとして残してあるのでそれをちゃんと保管をしておけば人に見せることもできるし、単純に記録しておけます。やはりプロですから自分の作品は全て記録して保管しておきたいですよね。サイズも大きな容量があるのにコンパクト。外付けハードディスクだと大きなものが多く、私みたいなタイプのペインターには向いていません。それというのも自身の作業部屋が絵を描くというのもあり、ものが多く狭いんです。パソコン台は本棚(笑)。それ以外にもプリンターやスキャナーもあります。なので極力場所をとりたくないんです。そういった環境を考えるとこのコンパクトなバッファローのポータブルハードディスクはまさに私向き!最高です。持ち運びにも便利ですしね。デザインも色も形もシンプルで好きです。スマホのようにずっと手に持っていたくなる感じがありますよね。気に入っています。

——ありがとうございます。さらに多くの木村さんの作品がこれからもバッファローのハードディスクに記録されることを楽しみにしています。では最後に木村さんのようなペインターになりたい人たちにメッセージをお願いします。

やっていると必ず行き詰まる時があります。思うように人に評価されなかったり、それで絵をやめてしまう人も多い。でも結局は自分が描きたいのでやっています。人の評価をそこまで気にすることなく、やりたいように進んでください。

——今日はどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

木村 正巳(きむら まさみ)

1961.2 栃木県宇都宮市生まれ。さいたま市北区在住
1983.3 明治大学法学部法律学科卒
1993.3 日本写真学園基礎科修了
2010.10 セツ・モードセミナー卒

《個展》
2011.2 セツ・モードセミナーギャラリー(新宿区舟町)
2011.5 東向島珈琲店(墨田区東向島)
2011.11 東向島珈琲店(墨田区東向島)
2012.9 ギャラリー檜プラス(中央区京橋)
2013.3 バー「風花」(渋谷区恵比寿)
2013.7 レストラン「ビゴーレ」(目黒区青葉台)
2013.12 ギャラリー檜C(中央区京橋)
2014.7 ダイアナ原宿店「カフェ・ド・ディアナギャラリー」(渋谷区神宮前)
2015.8 食酒房「ふさ助」(渋谷区恵比寿)
2015.8 レストラン「ビゴーレ」(目黒区青葉台)
2016.2 ホテルH&R Roppongi(港区西麻布)
2016.12 レストラン「FANTASISTA223」(目黒区上目黒)
2017.6 レストラン「CAMARADA」(目黒区東山)

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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ここからは木村さんの作品を木村さん自らに説明していただきます。「下に描いたタッチが少し残るように色を重ねていきます。結果的に全体が調和すれば良いと思っています。」

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「一旦描いた絵を明るいグレーで塗り潰していったら、塗り残しがビルや高速に見えてきたので、タイトルを「街」としました。」

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「レストランでの展示のとき、化粧室の手前のスペースには少し笑えるものをという要望があり制作した作品。」

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「春先の展示だったので、新緑と桜をイメージしました。」

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レストラン“CAMARADA”にてインタビュー中にもあったソファと木村さんの「作品の響きあい」。確かに黒いソファとブルーを基調とした木村さんらしい抽象画が混じり合って絶妙なコントラストを生み出していますね。素敵な空間です。

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木村さんご使用のバッファローのミニステーション エア Wi-Fi接続ポータブルハードディスク HDW-PD2.0U3-Cです。実はパソコンがあまり得意ではない木村さんもこれだったら使いやすく、ペインターとしての記録用、整理にも最適と絶賛。「持ち運びにも便利ですしね。デザインも色も形もシンプルで好きです。スマホのようにずっと手に持っていたくなる感じがありますよね。気に入っています。」

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仕事場で作業中の木村さん。インタビューにもありましたが確かに絵を描く環境でのパソコン等の機器はあまり場所をとらないほうがいいですよね。そんな時にこのバッファローのポータブルハードディスクは最適です。iPhoneの一番大きいののちょっとでかめぐらいですから。みなさんも一度手にすると必ず欲しくなりますよ。しかしこのアナログとデジタルが融合した木村さんのアトリエ、イケてます。

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木村さんは僕がサウンドプロデュースを手掛けるホテルでも展示をしていただき、空間を選ばないその作風が多くの人たちから好まれています。真摯に絵に向き合う方で、その真面目さと優しのコントラストが木村作品にもよく表れています。アート好きの僕としてはぜひ古民家での展示の実現をお願いします!

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

木村 正巳の好きな料理“この一品!”
「麻婆豆腐」

木村さん曰く、「アート好きが集う恵比寿のギャラリーバー「風花」の発酵×薬膳 麻婆豆腐。代謝を高める薬膳入りで、香りと味と食感を楽しめます。」

今回登場した製品

製品写真

ミニステーション エア Wi-Fi接続ポータブルHDD HDW-PDU3-Cシリーズ

Wi-Fi(無線LAN)とUSB3.0で接続できるポータブルHDD。PCではWi-FiもしくはUSB3.0接続の外付けHDD、スマートフォン・タブレットではWi-Fi接続のHDDとしてお使いいただけます。 長編の動画データや音楽ライブラリーなど、スマートフォンの内蔵メモリーやSDカードには収まらない大容量のデータを持ち出して、どこでも楽しめます。本製品の操作や設定には、スマートフォン・タブレット専用アプリ「MiniStationAir2」をご利用いただけます。

HDW-PDU3-Cシリーズ製品ページ

 
 

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