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@PROFESSIONAL USERS クリエーターインタビューby LAVA  
21 静かなハードディスクはCDジャケットデザインの環境では必須品です。
本人写真
本人写真
デザイナー 鍋島久和

1974年 東京生まれ。2002年 東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。卒業後、デザイン事務所にて1年基礎を習得しデザイナーとしてフリーで活動。DTP、WEB、商品企画、カタログ、ロゴ、パッケージデザイン等を主に手がける。また、インタビューでも紹介している「fuwapica」という色の変わる椅子のプロジェクトに参加し活動の幅を広げている。

http://fuwapica.proto-type.jp/

2006年5月にリリースされるLAVA最新作「HUG MUSIC」アルバムジャケットのデザインをデザイン。2006年7月に横浜、赤レンガ倉庫にて開催するアート展「C-DEPOT」に「fuwapica project」のクリエイティブエンジニア松山真也とのコラボレーションで参加予定。

――まずはざっとデザイナーになるまでの過程を教えて下さい。

これが決定的ではないんですが、宮崎駿氏の“風の谷のナウシカ”を見て、動画や絵に夢を感じました。子供の頃から絵を描く事は好きだったんです。幼稚園に通っている時から、例えば博物館で恐竜展をやっていると、カタログをもらってきては、その上にトレーシングペーパーを乗せて、キレイになぞったりしていたんですよ。そもそも母親が芸大を出ていて、子供の時から家族の影響があったと思うし、実は学校って東大か芸大しかないと思っていたので、芸大に行きました(笑)。

――(笑)それはおかしいね。でもすぐに入れたの?

いえ、5浪(笑)。親には大迷惑をかけましたね。ただ学校に入る前に予備校には通っていたんですが、デザインを選んだのは作家に興味があったのではなく、自分が好きに生きていくには、デザインという職業がとてもリアルに感じたんです。だから芸大には絶対に入りたかったんですよ。

インタビュー画像1

これが座ると色が変わるfuwapica(フワピカ)。来年の100%デザインではロンドンで展示予定とか。世界でブレークして欲しい!


――入ってみてどうでした?

正直、商業的なデザインには興味がわきませんでした。一方的に訴えかけるような表現と言うか、自己満足的なものは好きになれなくて、僕はどちらかと言うと想像を高めるような事が好きで、頭の中では完成してるんだけど作品としてそれを提出する事が出来なくて、先生にはよく怒られました(笑)。

インタビュー画像2

LAVA新作“HUG MUSIC”のジャケットがこれ。 HUGの“G”にこだわった部分や、色合いを是非御覧下さい。

――――何となく分るけど、形にはしないとね(笑)。

その通りです(笑)。それで4年通って、卒業後は1社受けましたが見事に落ちまして、バイトなんかもしながら予備校で先生もやってました。その時期、あるデザイン事務所でも働いていましたが、そこで今やっている印刷等の最低限の知識を得ました。1年間そこで働き、技術的な事も現場で学び、そしてフリーになり今に至ります。

――分りました。今鍋島さんが手掛けている“fuwapica(フワピカ)プロジェクト”について教えて下さい。なんか興味深そうです。

僕と同じく5浪して芸大に入った友人がいまして、彼から誘われ東京デザイナーズウィーク100%デザイントーキョー(※)に昨年fuwapicaを発表したんです。この友人と作ったプロジェクトはエンジニアとデザイナーがコラボレーションして面白いものを創るというもので、fuwapicaは座るとその重みで色が変わる椅子です。これを製品化するのが今の目標です。

※100%デザインは1995年に設立された現代インテリアデザインの国際見本市。新鋭デザイナーの独創的な商品が発表される中で、出展者と来場者のコミュニケーションのチャンスを作っている。昨年の秋には東京で開催され7万人の来場者が訪れた。

 


――(写真と動画を見せてもらい)これ面白いね。絶対海外でも受けそうな気がする。

実は次回のロンドンで開催される100%デザインにも参加出来そうなんです。

――やったね。

fuwapica、honeycome(ハニカム)、Ice(アイス)と3種類の椅子が現段階でありまして、これはデザイン的にもコストも結構かかってしまうんですが、アクリルとポリウレタンで出来ているんですよ。その椅子に座る事で、その場の空気が光るように見せる、空気が輝いているように見える。座る事で(重さで)アクションが起こる。それがコンセプトです。部屋に置いておくと、自分の椅子の色が変わる事には気付かずに、部屋の壁の色が変わっていく。いつの間にか座る事で、空間の演出が出来る。このプロジェクトは今の自分にとってとても面白いものです。

――僕はfuwapicaの商品化もそう遠くはないと思いますよ。さて、鍋島さんが手掛けてくれた僕の新作“HUG MUSIC”のCDジャケットデザインについて聞いていきますね。まずは鍋島さんがイメージしてそれを具体的な作品として完成させたまでの過程を教えて下さい。

この仕事はバッファローのインタビューにも登場しているアーティストの古門さんから誘われました。

インタビュー画像3

これだけの数のサンプルを今回だけでも作っています。1枚のCDジャケットが出来上がるまでの大変さが分りますよね。


――そうなんだよね。まず彼に“HUG MUSIC”のシンボルマークのデザインを依頼したんだよね。

そう、それで古門さんから「LAVAさんがアルバムジャケットのトータルデザイナーを探しているんだけど、やらない?」って言われて。古門さんは予備校で働いていた時の知り合いで、芸大の先輩でもあるんですよね。それで「絶対やりたい!」って言って(笑)。CDのジャケットデザインって僕の中ではとてもやりがいのあるクリエイティブなんです。CDのデザインって世の中に発表するには1番人の手に届きやすく、誰にでも触れてもらえるものだと思うんです。デザイナーにとってはこれは幸せな事です。それでどう始めようかなって、打ち合わせ時に相手の人を観察する事から始めようと思い、LAVAさんを観察しました(笑)。そこで音楽は既に知っていましたから、お互いの趣味性を一致させなければいけないと思い、LAVAさんの一言一言に慎重に耳を傾けていたんです。

インタビュー画像4

たくさんの製作したタイポグラフィーを見せてくれました。200以上のものを作って採用はたったひとつですからね。

――へぇ、そうなんだ。それで作業は何から始めたんだっけ?

まずは“HUG MUSIC”と言うタイトルと“LAVA”と言うアーティスト名が入る表1(ジャケット)のロゴのデザインから始めました。LAVAさんから「今回の音はジャズの要素が強い」と聞いていたので、その分野に僕は強いわけではないので、LAVAさんにもらった資料や新曲のラフミックス、それとインターネットで見つけたブルーノートの莫大な数のジャケットを載せているもの等を毎晩見たりしていました。僕は元々ジャズのレコード等にデザインされている文字には何かルールがあるんじゃないかと思っていたんですが、それを見ているうちに、これは自由に文字を扱っていて、決して型にはまってはいないと気付いたんです。当時のジャズの音もそうでしたもんね。とても自由でしたよね。ブルーノートのジャケットのあの独特な色合いとかもかなり独創的でしたし。それで今回のLAVAさんのロゴも自由なデザインを目指そうと決めたんです。そして“HUG”というキーワードと新曲のラフミックスを聴きながら、中身の音楽が手にする人に伝わるイメージを持ったジャケットをと思い、ロゴが完成して、色合い等も徐々にイメージ出来てきました。

 


――表1に使用しているこの何とも言えないオレンジ色はどうやって出て来たの?

印刷2色で出せるというのがまずあって、基本的にはモノトーンでと思っていました。派手な色の合わせ方もあるかなとも思っていたんですが、音を聴いて、もっと包まれるような色がいいなと感じ、その中で自分のフィルターを通って出てきたのがこの色でした。キレイにデザインしようと思えば、もっと色んなタイプな色があったんでしょうが、やはり今回は音を聴いて出て来たこの色を信用しました。ただ印刷にまわした時に、この微妙な色合いがちゃんと出るかだけが心配でしたね。

――そうそう、一緒に色校正の時にドキドキしながら出来上がりを見たよね。で、写真も全て自分で撮影したんだよね?

はい、表1と中面に使用している赤ちゃんは兄の子供です。まだ1歳にも満たないんですが、暴れて、言う事聞かなくて、頑固で。大変でした(笑)。あと手をつないでいる男女も僕の友人です。

――その他に苦労した点は?

“HUG”のタイポグラフィーで“G”の文字だけがなんかしっくり来なくて、最初の参考で作っている時から、もうありもののフォントは使用しなくて自分で作りました。この“G”が本当に時間がかかりました。音の方が古さと新しさが同居しているようなものだったので、この“G”が絶対キーになると確信していたんです。結果、出来上がりの“G”はとても満足いくものになりました。

インタビュー画像5

鍋島さんが信頼をよせるバッファローの外付けハードディスクHD-HC400U2。今回は取り外し出来るファンを外して作業出来た事で、効率良く作業が出来たようです。


――作業中に使用していたバッファローの外付けハードディスクHD-HC400U2についても教えて下さい。

まずタイポグラフィーを作るのにイラストレーター(デザイン用のソフト)のデータで200パターンのバリエーションを作りました。それもひとつひとつのロゴを別名で保存していきます。 前のものと比較出来る状態にしておかなければいけませんからね。ファイル数もおのずと増えていきます。そしてアルバム全体のバリエーションや写真の色のバリエーション、とにかく全てを検証する為に100パターンぐらいまた作ります。当然このバリエーションは全てバックアップをとりますし、またそこに手を加えて上書き保存もします。かなりハードディスクには負担がかかる作業を毎日やっているんです。そしてこのデータにもしもの事があったら...(笑)。バッファローの製品は、昔から信頼しています。バックアップ用でもかなり使っていますし、今回の外付けハードディスクHD-HCU2シリーズは音が静かですよね。それに今回みたいに音を聴きながらビジュアルをイメージする作業では、あのハードディスクから出るノイズも気になります。そこで今回は、HD-HCU2シリーズとセットで使っている冷却効果を高めるオプションファン(OP-FAN)を外して作業しました。用途にあわせられるので気がきいてますよね。でも大事な事だと思うんですよ。絶対に静かな環境で作業をしたいというクリエイターも多いと思いますから。

インタビュー画像6

完成した“HUG MUSIC”のジャケットを持ってLAVA氏と記念撮影。

今回は特にそのノイズが出ないというのは僕にとってとても理想的な環境を生み出してくれました。例の“fuwapica”で言えば、プロモーション時に写真だけでは表現出来ないので、動画も資料に用いていますから、どうしてもハードディスクは容量も大きなものが必要なんです。最近容量の大きなものはたくさん出てはきていますが、バッファローはこの容量を考えるとリーズナブルです。それにこれって1台1台が連結出来るようになっているので、今後もどんどん増えていきそうですね。連結していってもカッコ良くなるデザインだと思いますしね。

――では最後に鍋島さんのようなデザイナーになりたい人達にメッセージをお願いします。

あきらめないで自分のやりたい事を続ける努力をする事ですかね。自分もまだ過程の段階ですが、デザインは人を幸せにする仕事ですよ。

――今日はどうもありがとうございました。

 


料理写真

 

クリエイターの好きな料理“この一品!”
カップ焼きそば
鍋島氏曰く「フードコーディネーターさんのインタビューの後で恐縮ですが、カップ焼きそばです。焼いてもいないのに焼きそばというのが不思議に思いますが、何故か香ばしい香りが!何故でしょう?定番の味って不思議と魅力を感じます。流行り廃りでは無いデザインをしたいですね」

インタビューの様子もご覧下さい。
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Windows Media Player(700k)

コンパクトフラッシュ 高速(100倍速)タイプ RCF-Rシリーズ 製品写真
新設計「ヒートシンクボディ」で優れた放熱性能。オプション冷却ファン(OP-FAN)を装着すればハードディスクが長寿命化。添付のセキュリティソフト「Secure Lock +Guard(セキュアロックプラスガード)」で悪質なウイルスや情報流出から情報を守ります。また、バックアップソフトやデータ消去ソフトなど添付ソフトも充実しています。

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