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HOME > @PROFESSIONAL USERS インタビューby LAVA > 44 YUSUKE アート&音楽プロデューサー

@PROFESSIONAL USERS インビューby LAVA

小島 勉

45 プリンティング・ディレクター

アーティストの大事なデータを守る安心のハードディスク

第45回目の@PROFESSIONAL USERSはプリンティング・ディレクターの小島勉さん。勤務する凸版印刷内で、インクジェットプリンターを使用し、写真家やアーティストの作品をディレクションしている。現場ではたくさんのデータを管理するため、バッファローのハードディスク、“Tera Station Pro”TS-H2.0TGL/R5を最近購入したとの事。早速LAVAが東京・板橋にある凸版印刷の工場を訪れ、お話を伺いました。

プロクリエイターが選んだ製品 NAS“TeraStation PRO” RAID対応 TS-HTGL/R5シリーズ

花形の画像処理の仕事に就けて嬉しかった

――今のポジションに着くまでの経緯を教えて下さい。

恥ずかしい話ですが、子供の頃からなりたいものは特になかったんですよね(笑)。ほんと月並みな人間で、高校生になって友人達とバンド活動をするようになりましたね。最初はロックのコピーバンドからはじめましたが、その後は16ビートを中心にしたポップス系バンドなどをやりました。

この会社に入社したのは1987年です。バブル経済はじまりの頃ですね。最初はサラリーマンをしながらバンド活動もしていましたが、徐々にその活動は出来なくなりましたね。ここでは勤続21年になります。

――どうしてこの会社に入社したんですか?

高校時代にコンピュータの授業があって、プログラムを組むのが結構面白かったんです。いまのようなパソコンが出来る前ですね。それでプログラマーを目指そうと思い、その業界で就職先を探しました。ただ当時プログラマーは現役で活動出来るの期間が短いと言われていましたので、もっと長く「作ること」に携わりたいなとも悩んでいました。そんなとき一つ上の先輩が同じ会社で画像処理の仕事をしていると聞いて、面白そうだなと思い、入社したんです。いまで言う「レタッチャー」ですね。

最近はパソコンを使って個人レベルでも仕事できますが、当時は大型の専用システムでした。入社後、しばらくしてめでたく画像修正の仕事が出来るようになったわけですが、会社に入ってやりたいなと思っていた仕事に就けた事はとても嬉しかったですね。

――そのポジションにすぐに就けるようになれたのは凄いことですね。

すぐにではなかったんです。色をコントロールするという作業ですので、その理論がわかってないとなかなか難しいんです。僕は印刷業界のことは全く知りませんでしたし、単にコンピュータがやりたい程度だったんです。さらに付け加えると、美術は嫌いなほうでしたから、ほんとラッキーだったとしか言いようがありません(笑)。当時、画像修正の仕事は社内でも花形と言われるものでした。大抵は絵心があって美的センスのいい専門性のある人が手掛けていましたが、たまたま席が空いてタイミング良く入れたんです。チャンスをもらうことができたのは本当に運だけですね。

アーティストと一緒に作品をつくりあげる楽しい仕事です

――なるほど。では現在小島さんの手掛けるインクジェットを使った作品制作について教えていただけますか?

1998年から徐々に動きはじめたプロジェクトで2000年4月から本格的に始まりました。これは新しいチャレンジでしたが、当時、欧米でこのようなアートプリント制作(ファインアート)が徐々に広がりつつあった状況で、イラストから写真などいろいろなジャンルのアートプリントがインクジェットで 作られはじめた時期でした。しばらくオペレータをメインにやっていましたが、ここ数年は作品の方向性を一緒に考えるディレクター的な役割がメインになっています。アーティスト達と直接会って試行錯誤しながら作品を作っていく仕事なので、緊張感もありとても楽しい仕事です。

――このバッファローのインタビューにも登場してもらった写真家の馬場道浩さんが昨年の11月に東京・代々木上原のファイヤーキングカフェで行った個展"R"では、小島さんが全ての作品のプリンティング・ディレクション・オペレートを手掛けたと聞きます。作品が完成に至までの経緯を教えて下さい。

まず展示をする作品を馬場さんがセレクトします。そしてお店の壁面にどの作品をどれくらいの大きさで飾るのかをミーティングします。展示する作品が決まり、馬場さんからフィルムを受け取ります。ドイツ製のドラムスキャナーを使って、アナログのフィルムをデジタルの画像に変えていくところから始まります。

――そのドイツ製のマシーン、かなり興味深いです。光の強弱を電気信号に変えてデジタル化するんですね。いやあ、なかなか実験的でいいですよね(笑)。

そうですね(笑)。それでデータとして取り込まれたものをパソコン上で確認して、馬場さんの思った色になっていない場合は、これに対して補正をかけていきます。本人が手焼きで焼いたプリントがいわば「色見本」になるのですが、それを参考に色を作っていきます。当然馬場さんもフィルムからプリントを作る時に好きな色になるように作っているので、彼が好む色に近づけるよう、色、明るさなどを補正していきます。作品は全部で15点ありました。どの仕事もそうなのですが、本人に見せられるまでに何度となく調整を繰り返します。

アーティストの貴重なデータを預かるHDDは安全性が第一ですね

――なるほど。僕も馬場さんの個展は観に行きましたが素晴らしい作品達でしたよね。京都の紅葉がテーマでしたよね。色が本当に奇麗だった。インクジェットでのプリントとは正直思えませんでしたよ。では小島さんのパソコンでの仕事の話をして下さい。

会社でパソコンを使うようになったのは1995、6年ぐらいからでしたね。今から13年程前になります。それまではワークステーションという専用のコンピュータシステムで作業をしていました。その後、徐々にMacが導入されて、Photoshop4.0あたりから本格的に使用するようになりました。元々、Macは音楽(打ち込み)から入っていましたので、パソコンには割とすんなり入っていけましたね。以来、僕はMacのヘビーユーザーです。仕事用のメインマシンはPower Mac G5。手持ち用がMacBook Proです。僕はノート型のMacが好きで、古いものを合わせて現在でも数台持っています。パソコンは僕の仕事上、欠かせないものになってしまいました(笑)。仕事の上で作られるデジタルデータが大切な資産になるわけですが、より良い保管という意味で、安全性を第一にしたものを使わなくてはならないと考えています。

最近、バッファローのハードディスク、“Tera Station Pro”TS-H2.0TGL/R5を購入しました。RAIDタイプのNASで、RAID5で運用しています。中を開けるとディスクが4つ入っています。上の3つのディスクにデータを分散して書き込まれ、一番下のディスクにはデータの制御情報が記録されます。どれかひとつディスクがとんでしまった時に、新しいディスクを入れれば中身が再構築されますので、データを失う危険がありません。トラブルを未然に防げるというわけです。最近は外付けハードディスクも大容量になっていますが、バックアップをしっかりやらないと思わぬトラブルに見舞われてしまいますね。この“Tera Station Pro”TS-H2.0TGL/R5には500GBのディスクが4枚で総容量は2TB。安全性とスピード性を兼ね備えたRAID5に設定されていますので、実質は1.5TBになります。さらにこれのバックアップとして2台目を接続すれば、より安全性が高まります。自分の手掛ける仕事上では、とても重宝しています。

――確かにここではアーティストのたくさんの貴重なデータがありますから、まずは安全性を重視しますよね。よく分かりました。では小島さんのようなクリエイターを目指す人達にメッセージをお願いします。

僕は組織に属する会社員ですが、表現者という側面もあると感じています。サラリーマンではあるけれど、いかに表現者と同じ気持ちを持ち続けられるかということが大切なんですね。メッセージとは言えないかもしれませんが、僕は日常、見過ごしてしまいがちな何げない風景や、様々なものと触れあって感じる気持ちを大切にしたいと思っています。

――今日はどうもありがとうございました。

 

Creator's Profile

本人写真

小島勉(こじまつとむ)

1968年 埼玉県生まれ。株式会社トッパングラフィックコミュニケーションズ第二制作本部GA部所属。インクジェットによるアートプリント制作(プリマグラフィ)のチーフディレクター。1987年、旧・株式会社トッパンプロセスGA製版部入社。サイテックス社の画像処理システムを使った商業印刷物をメインとしたレタッチに従事。1998年よりインクジェットによるアート製作(プリマグラフィ)を担当している。イラスト、写真、CGなど、様々なジャンルのアート表現に携わるほか、現在では雑誌執筆、セミナーなど、プリントを楽しむことについても積極的に活動している。

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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東京・板橋にある凸版印刷工場の外観です。たくさんの印刷物の制作、管理がここで行われています。

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お仕事中の小島さん。まさにここは小島ルーム。日本一大きなプリンターや、インタビュー内でも話のあったドラムスキャナーというドイツ製の機材や、何よりもたくさんのパソコンと機器。無類のパソコン好きの小島さんらしい仕事場でした。

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この大きなプリンターでアーティストの作品がプリントアウトされます。こんな大きなプリンター、初めて見ました。

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写真家、馬場道浩さんが自身のエキしビジョン"R"の為に撮影した京都の紅葉のアナログ写真を、小島さんがデジタル化して、色を補正した2枚の写真です。補正前は若干暗く、赤い色が目立ちます。補正後は馬場さんが好む黄色を強調し、見た目にも明るく鮮やかに仕上げています。

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最近小島さんが購入したバッファローのハードディスク、“Tera Station Pro”TS-H2.0TGL/R5。まさにハードディスクの王様です。

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これが開けた状態。4つのディスクがあり、4つ目が制御情報。小島さんはこれを使ってから安心して仕事が出来ると大満足でした。

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僕と仕事場で記念撮影。年も同じぐらいなので、何となく親近感がありました。機材に関しての知識や、何よりも好きな事を徹底して研究していく姿勢は共感できるものがありました。

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

レタスしゃぶしゃぶ

小島さん曰く「最近よく食べている「レタスしゃぶしゃぶ」です。いま、世界的に和食がブームですが、このしゃぶしゃぶはなんと言っても出汁がいい味で気に入っています。レタスはもともと生で食べられますが、ほんの数秒サッとしゃぶしゃぶするだけでとてもおいしくなります。いつもレタスは追加してしまいますね。他に豚肉、豆腐、ネギなども一緒に。そしてシメはご飯ではなくちゃんぽん麺です。仲間うちでワイワイやる鍋はサイコーですね。おすすめです。」

今回登場した製品

製品写真

NAS“TeraStation PRO” RAID対応「TS-HTGL/R5シリーズ」

テラバイト級の大容量NAS TeraStationの機能を大幅に強化。従来モデルの約3倍の転送速度を実現し、よりスムーズにデータ共有が行えるようになりました。また、ビジネスに欠かせないユーザ管理機能も充実。高機能でコストパフォーマンスの良いファイルサーバとしてお使いいただけます。

TS-HTGL/R5シリーズ製品ページ

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