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HOME > @PROFESSIONAL USERS インタビューby LAVA > 55 中村 公紀 アーティスト

@PROFESSIONAL USERS インビューby LAVA

中村 公紀(なかむら こうき)

55 アーティスト

このハードディスクはアーティストの気持ちを理解してつくられていると思う

第55回目の@PROFESSIONAL USERSは、アーティストの中村公紀さん。WEB制作会社に勤務している傍ら、個性的な作品を日夜作り続け、個展、グループ展に発表している。そのクリエイティブの才能はインテリアの世界でも認められ、今ではホテルやビルの空間をも作品で演出している。しかしそのアナログ感覚満載な作品制作の裏では、実はパソコンが用いられており、バッファローの外付けHDD、HD-M1.0TIU2/F-WHが大活躍しているとのこと。早速LAVAが中村さんのアトリエでお話を伺いました。

プロクリエイターが選んだ製品 USB2.0&FireWire400対応 外付けHDD TurboUSB機能搭載 HD-MIU2/Fシリーズ
 

最初はドレスの工業デザインで学んだ理系的要素が役立ってます

――独特なこの作品を築いていくにあたっての経緯を教えてください。

子供の頃は粘土やブロックを使ってものを作ることばかりをしていました。特にブロックで組み立てていく作業は好きだったようです。ただ上手く作ってやろうとか、人に見せようというような意志もなく、自然とその遊びをしていました。その後はもの作りを目指そうといった方向で生きていたわけではないのですが、高校卒業前に進路を選ぶにあたって、絵を描くことは好きだったので、美術系の学校に進学しようと思いました。そして千葉大学工業意匠学科に入ります。車や家電等の工業デザインが主な学校でした。僕は工学部に入りますが、基本的なデザインの授業もあるんですが、理系の授業が多かったんです。ちょっとがっかりした気分を味わいました。僕がやりたいのは理系ではなかったので。ただその中である出会いがあり、画家の重田先生、彫刻家の滝先生、彼らに会えたのは大きかったです。4年生になってから、専門科目を選べるようになったので、その先生方のいる絵画と彫刻の分野に入っていきました。その分野では陶芸家さんとの出会いや、版画のアーティストもいて、僕には刺激的で、未来が広がっていったような、そんな気持ちになりました。

――やはり出会いや人間が人を変えていくんですよね。

まさにその通りですね。その後は就職先も就職する気もあまりなく、大学院に進みました。そこでみんなとグループ展をやろうという話になりました。生まれて初めて自分の作品を発表したんです。

――どんな作品を作ったんですか?

えっ、言わなきゃ駄目ですか(笑)。いやあ、恥ずかしいな。アクリルの絵の具、それも蛍光色を使いました。それがブラックライトで光ったりするんです(笑)。

−−なんか80年代のカフェバーに飾ってあるみたいなやつね(笑)。

そうなんですよね(笑)。でもとても楽しかったですね。自分の作品を真剣に人に見てもらえたのは興奮しました。大学院には2年間いたんですが、卒業する前にバイクで事故を起こしてしまい、3ヶ月間入院しました。それは就職活動の時期でしたから、ご想像の通り、何も動けず、就職先も見つけられず、しばらくはフリーターでした。さすがに「このままじゃいけない!」と思いましたね。これは今から10年ぐらい前の話ですが、この時期はWEBがもてはやされていた頃で、パソコンも学校ではお遊びですがいじってはいたので、何となく知識もありました。そしてWEB制作の募集がいくつかあったので、現在でも勤務する会社に入社しました。WEBはあんなに嫌いだった理系の要素があったので、学校で学んだことは約に立ったんだなとまず思いましたね(笑)。

ブロック好きだった幼少の頃に戻ったような作品の方向性

――その頃には自身の作品作りはしていなかったんですか?

いえ、逆に仕事を始めることをきっかけに、自分の作品のイメージが固まってきたんです。何を作りたいかが見えてきました。まるでブロックが好きだった幼少の頃に戻ったようです。

――僕は中村さんの作品にはとても興味があり、出来ればこのまま家に持って帰って飾りたいと思っているぐらいですが(笑)、自身の作品を自分なりに解説していただけますか?

いくつかのパターンがあり、それを組み合わせたり、バリエーションを考えていき、ひとつの絵として仕上げます。元の絵はまずパソコン上でイメージし作ります。制作ソフトはイラストレーターやフォトショップを使っています。画面上にデジカメ等で撮影した写真を取り込み、手を加えていきます(写真参照)。大体元の絵が出来たと思ったら、それをプリントアウトして、さらにそこに絵を加えます。その後元の絵をモチーフにしてパネルにテープを貼っていき、それを切っていきます。マスキングと言われる作業ですね。当初はこのマスキングしたものに色を塗って完成でしたが、最近ではさらにそこに絵を加えるようになりました。

――なるほど。この中村スタイルの作品を作り続けている理由ってありますか?中村さんの中で何かが動いて作品へと変わっていってるんでしょうか?

さすがに面白い質問ですね。まず、自分の中で知りたいことがたくさんあるんです。それは世の中であり、世界のことであり。僕はそんな想いの中、よく散歩をします。遊歩道をデジカメ片手に、植物を撮ったりしながら歩きます。冬の時期には木が堅くて、まるで死んでいるようです。そして暖かくなってくるとその木から芽がニュルッと出てきます。無機質で死んでいるようだった木から生命が出てくる様が僕にはとても面白い。そういった、自分が興味が持てるような世界を自分の作品で表現出来ないかと思っているんです。同時に建物や街にも興味があります。街を眺めると街の景色も変わっていきますよね。それを変えているのは人間なんですが、それを見ていても不思議な気持ちになっていきます。植物にも、街や建物にも、その様変わりしていく生命のようなものがあり、それにとても興味があるんです。散歩していると一週間前に見た花がもうなかったりすると、それが寂しいとかではなく、「あ、変わるんだ」という気持ちになる。そういった自分が感じたこと全てが作品には乗り移っています。感じているだけでは面白くないので、その気持ちを作品として作りたかったんです。

――面白い考えですね。それを聞いてますます中村さんの作品には生命や熱気のようなものを感じます。作品の発表は主にどういった所でしていますか?

最初は銀座のギャラリー等で個展として発表しているだけでしたが、その後インテリア系で働く友人の紹介で、インテリアコーディネイターと知り合う機会に恵まれまして、モデルルームやオフィスにも飾ってもらえるようになりました。東京、半蔵門のホテルや、福岡のビル等にも飾ってあります。

――自分の作品はどういった所に飾られるのが嬉しいですか?

家ではなく、レストランや店舗等の、ある種非日常的であり、人の目に触れる所にあるのは嬉しいです。自分の作品が置かれることで、そこの椅子であったり、テーブル、照明がますます良いものに見えてきたら嬉しい。僕の作品がその場の空間の演出に貢献出来たらという思いが強いです。それと、人が自分の作品を絶対こう見て欲しいというのはなく、総合的なものの集まりの中で、相乗効果になっていればいいです。美術館に置かれているよりも、あくまでも現場で利用してもらいたいという意識が強いです。

HDDは作品作りの素材やアイデアをためておくバンクです

――今後は何か新しいスタイルを見据えているとかってありますか?

今やること、今やりたいことをやっているので、先に何をやるといった発想は一切ありません。今はこの線をモチーフにした作品を作っていますが、それも今後はどうなるかは分かりません。ただこのスタイルはとても気に入っています。やっているうちに自分の作品に違和感を感じるようになったら、また変わっていくんでしょうが。

――先ほども少し触れていましたが、パソコンは自分の作品作りの中で、どう使われていますか?

まず下絵を作るのはパソコンです。それと作品用にデジカメで撮影した写真を加工するのにも使います。写真を重ねたり、変化させたり、色を加えたりしてイメージを作り上げ、その後手作業に入っていきます。なのでパソコンは自身の作品を始めるにあたってのきっかけになるものです。クリエイティブをスタートさせるためのマシンです。その最初のイメージのデータはどんどんたまっていきますので、僕はバッファローの外付けHDD、HD-M1.0TIU2/F-WHを使っています。

――使ってみてどうですか?

まず動作が本当に早いですね。早いということは、保存をする時のストレスが全くないということです。何回も保存したり、何度も戻したりという作業を繰り返していますので、作品を作っている時のさまたげになりません。こういった作業が遅かった時代を考えると、今は作品への影響も含め、とても便利になったと言えますね。あとは今までの外付けHDDはうるさいというイメージを持っていましたが、このバッファローのHDDはとても静かで、殆ど気になりませんね。それに場所をとらないんです。これは縦置きも横置きも出来ます。こういった部分もアーティストやクリエイターの気持ちをバッファローは理解してくれているんじゃないかと勝手に思っています(笑)。僕の机は狭いですし、作業量も多いので、出来れば場所はとられたくないんですよね。あとこの配色も好きです。僕の持っているMacのパソコンとも合っているので選んだというのもあるんです。作品のアイデアのバンクになっているので、今では欠かせないアイテムになっています。ここに貯められた作品の卵達を大事に育てながら、今後の作品に活かしていこうと思っています。

――どうもありがとうございます。では最後に中村さんのようなアーティストを目指す人達にメッセージをお願いします。

自分自身を見つめることは大事だと思います。果たして自分は何をやりたいのか?ということを発見することは大切です。それを見つけたら、あとは自分を信じて、ひたすら突き進んで欲しいですね。

――今日はどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

中村 公紀(なかむらこうき)

1973年埼玉県生まれ。千葉大学工業意匠学科でインダストリアルデザインを学び、同大学院修了後WEB制作会社に勤務の傍ら、独自の創作活動を開始。都内を中心に作品を発表し現在に至る。ビルのエントランスやホテルなどのパブリックスペースから個人宅まで、インテリアとしての作品を主に制作している。最近の作品は幾何学的な抽象画に具体的なイメージが加わり、複合的で独特な空間を感じさせる。

<個展>
2002.10 国立 ガレリアラセン、2003.11 銀座 ギャラリー福山、2004.9 京橋 NC Art Gallery、2005.5 京橋 NC Art Gallery、2005.11 京橋 NC Art Gallery、2006.10 京橋 NC Art Gallery、2007.11 銀座 小野純一美術画廊、2008.11 銀座 小野純一美術画廊 など

<グループ展、他>
2001.3 「Five Dialogue」(銀座 Key Gallery)、2001.8 「3rd contemporary young painters exhibition from JAPAN」(Bangladesh Zainul Gallery)、2003.1 「GALERIA RASEN 2003」(国立 ガレリアラセン)、2003.3 「トーキョーワンダーサイト 0号展」(文京区本郷 トーキョーワンダーサイト)、2006.3 「大黒屋現代アート公募展」(栃木県那須塩原市 板室温泉大黒屋)、2008.8 「現代アート新世代展」(新宿 伊勢丹)

URL: http://www2.ocn.ne.jp/~narchy
nkmrtknr@green.ocn.ne.jp

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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久しぶりに「絵描き」のアトリエに入った気がします。中村さんのエネルギーがうんと詰まったクリエイティブルームです。

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インタビューにもあった、クリエイティブの初期段階。パソコンで作られたイメージをプリントアウトしたものです。ここから手作業が始まり、作品には中村さんの魂が注入されます。

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パソコンの画面上にあるアイデアの段階。僕にはこれだけでも、すでに作品になっている感じがしてしまうほど、既に美しさを放っています。

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中村さんの作品です。彼からのコメントです。「百合の花がモチーフ。これはつぼみ、咲く花、しぼんだ花を配置して「Life」としました。自分の作品の中では一番具体的なイメージですが、一番新しい作品でこれからこのような作品が増えてくると思います。」

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これも美しい作品ですね。「ツタ系の植物を複雑に構成した作品です。色の感じや形はすべてMacでイメージ作りをした後、アクリル絵の具で水彩のような感じを意識して制作しました。」とのことです。

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僕にはこれがまさに中村作品!といった印象です。彼曰く「この頃は基本パターンの組み合わせや変形を考えて作品をつくっていました。基本単位を組み合わせて何かをつくったり考えたりするのは、昔から好きでした。」

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中村さんのアイデアの卵達がたくさん詰まっているバッファローの外付けHDD、HD-M1.0TIU2/F-WH。机上でも場所をとらずに、使用しているMacとのバランスも良いとのことで、大絶賛でした。

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作業中の中村さん。このアナログなアトリエで、パソコンがあること自体が不思議でしたが、実は彼はデジタルにもとても強い人。アナログとデジタルを上手く使っています。

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このインタビューでも久しぶりのペインターとの出会いでしたが、正直、彼の作品、考え方には良い意味で驚きを感じました。才能あるアーティストだと思います。これからの作品が本当に楽しみです。

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

中村公紀の好きな料理“この一品!”

中村さん曰く:「東京、有楽町の高架下にあるタイ料理屋さん。安くてうまいのでよく行きます。」

今回登場した製品

製品写真

USB2.0&FireWire400対応 外付けHDD TurboUSB機能搭載 HD-MIU2/Fシリーズ

USBの実効転送速度を向上させる「TurboUSB(ターボUSB)」機能がMacにも対応。写真や音楽、動画など大容量ファイルを扱うMacユーザの方におすすめです。「ヒートシンクボディ」の優れた放熱性能に冷却ファンを装備し、安定動作を実現しています。

HD-MIU2/Fシリーズ製品ページ

 
外付けハードディスク  製品ページ

USBケーブルなどでパソコンに簡単に取り付けでき、大容量のデータが保存可能なストレージです。

 

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