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法人のお客様

@PROFESSIONAL USERS インタビューby LAVA

内山 淳子

65 グラフィック/パッケージデザイナー

おしゃれで小さくてかわいい〈リンクステーション ミニ〉のWebアクセス機能が大活躍

第65回目の@PROFESSIONAL USERSは、グラフィック/パッケージデザイナーの内山 淳子(うちやま じゅんこ)さん。私たちが普段手にしているパッケージのデザインを数多く手掛け、女性と言う視点でのそのデザインアプローチは繊細で、アイデアにあふれた独創性があります。そんな内山さんも昔からのバッファローユーザー。今回はバッファローの新製品、ネットワーク対応HDD〈リンクステーション ミニ〉LS-WSX1.0TL/R1WHMを導入したとのことで、早速LAVAが内山さんの仕事場を訪れ、お話を伺いました。

RAID/ターボUSB機能搭載 USB2.0&eSATA用外付けHDD HD-QSSU2/R5シリーズ
 

お酒が飲めなくて、お酒のパッケージデザインには苦労しました(笑)

――デザイナーになっていった経緯を教えてください。

子供の頃から絵を描くことが好きで、美術に興味がありました。高校入学時に母親が「絵が好きだったらここがいいんじゃない」と、あるパンフレットを持って来てくれました。それが大阪市立工芸高等学校という所で、高校生から美術や建築、木材、写真等、色々なコースでクリエイティブが学べる学校でした。

――優しいお母さんですね。このインタビューではよく芸術方面に行こうとすると親が反対するという話が多いんですがね。

はい、それは母に感謝しています。この学校はグラフィックデザイン界では有名な人達が多く卒業していて、音楽のコースはなかったんですが、卒業してから音楽の道に進む人も多かったんです。私は入学してデザイン学科に進みましたが、大阪中から美術が好きな人達が来ていて、まわりの生徒はみんなすでにスキルが高かったんです。そこでやる気を失いました(笑)。そんなに頑張らなかったんです。ただ道を変えるつもりはなかったので、その後は大阪の芸大付属の専門学校に入学しました。そこではグラフィックデザインを専攻しましたが、卒業するちょっと前に個人のデザイン事務所にアルバイトで働きに行きました。私って勉強することはあまり楽しいと感じなかったのですが、そこで働くとデザインが楽しく感じるようになったんです。実務が好きだったんですね。それから卒業制作も賞をいただき、無事卒業もして、その個人デザインオフィスも良かったのですが、もっと他の世界も見てみたいと思い、印刷会社でパッケージのデザインがメインの会社に入社しました。そこの会社はメインのクライアントがサントリーでした。入ってから最初の頃はパッケージのデザインは苦手でしたね。

――どうやって会社ではデザインは学んでいったのですか?誰かが手取り足取り教えてくれたんでしょうか?

社内のデザイン部に入ったらコーチがいて、色々教えてはくれたんですが、彼は実践勝負の人だったので、すぐに仕事を始めなければならない環境でした。まさにやりながら覚えていく感じですね。クライアントがサントリーなので、お酒のパッケージがメインの仕事でした。ボトルや箱といったものですね。でも私はお酒が飲めないんです(笑)。入社する時に「お酒は飲めるか?」と聞かれていたんです。会社の人はみんなお酒が好きで、クライアントもサントリーですし、お酒は社内では重要なアイテムでした。そのお酒の世界観を知る為にものすごく苦労しました。特にビールです。飲まないので缶ビールなんて見たこともありませんでした。私にとっては男物のネクタイのようなものです(笑)。でもそうも言ってられないので、まず買って飲んでみる。そして常に気をつけて見るようにします。結果デザインはいくつか作りましたが、ビールの市場は本当に大きく、大変な世界です。今でもビールのパッケージは自分の中では永遠のテーマです。

――確かに飲めないとつらいよね。「あー、ビール飲みたい」という人の気持ちになれないとパッケージは作れませんもんね。

はい、でもこの会社は本当にいい会社で、外部の人やクライアントをとても大事にする会社でした。他社に喜んでもらうことで、自分達を磨いていくというような基本姿勢がありました。その姿勢はここで学んだことです。6年間この会社にはいて、その後東京のデザインセンターに転勤しました。2年間パッケージのデザインを手掛けました。大阪にいる時はサントリーの仕事が70%、他社が30%。東京に来たら99%がサントリーの仕事でした。そうなってくると他の仕事もしてみたいと思うようになります。29歳の時に会社を退職して、多分何処か他の会社に就職するんだろうなって思っていました。その頃、友人がスペースシャワーTVでPV(プロモーションビデオ)を手掛けていまして、彼が柴田純さんというアーティストのPVを作るので、グラフィックを手伝って欲しいと依頼されました。曲のデータが届き、音を聴きながらイメージを作るんですが、今までやっていたクリエイティブとは全く違うことに気づきました。今までは1年がかりでパッケージを作るという世界にいましたが、音楽のフィールドに来てみると、まず感覚が命と気づきました。

入りにくそうなお店に入ってみたら仕事の世界が広がりました

――それに1年も待ってくれないしね(笑)。

そうなんですよ!スケジュールもいっぱいいっぱいでした。それで時間のない中、曲の物悲しさから連想されたグラフィックを作りました(写真参照)。でも面白くなってきたんです。これはフリーになってみようと決心しました。ただそんなつもりで会社は辞めてなかったので(笑)、ここからは苦労しましたが。それで作品を持ち歩いて知り合いのオフィスをまわる日々でしたが、ひとつ思い出深い話がありまして、ある事務所にプレゼンに行く途中に入りにくそうなお店だかなんだか分からないお店があって、勇気を出して入ってみたら家具屋さんでした。店主のおじさんがいて、話をしてみたら、そこはCMとかのセットに使う商品の販売やコーディネーションをしている会社でした。作品も持っていたのでおじさんに見せてみたら、おじさんが多方面にアプローチしてあげようという話になって、デザイン事務所を紹介してくれたんです。そこは主に海外の化粧品をデザインしている会社で、そこの仕事も私は出来るようになったんです。不思議な縁ですよね。

――おじさんナイスだね(笑)。でも開けづらい扉の向こうには必ず何かがあるんですね。面白い話です。僕もよく買うエリエールのティッシュのパッケージデザインもしていますよね。

フリーで仕事をするようになって最初に手掛けたデザインです。コンペがあったのでチャレンジしてみました。5〜6の案を提出しました。なかなか返事が来なかったので駄目かなって思っていたら私の案で決定されました。デザインの軸にしたのは、お部屋にあってもすんなり目に入ってくるものにしようと思いました。違和感のあるものにはしたくなかったんです。パッケージの仕事の難しい所は、売り場では目立っていなくてはならない、クライアントさんも目立たせたい、でも消費者は自分の生活の中で美しくあって欲しいと思っています。私も物を買う時はそう思うので、あくまでも消費者の立場になってデザインをしようと思っています。ティッシュは5箱のセットで、赤が一番上。実際に売り場に行って赤をここまで使っているものがなかったので目立つと思いました。これが決めてにはなったのでしょう。ただ赤っていうだけでなはく、花びらをモチーフにしたことで、派手ではあるけれど、ティッシュの質感や柔らかさを想像させることには成功したと思います。後は自分のコンセプトでは、ティッシュカバーをさせないでもお部屋に置いておけるものというのがありました。

――なるほど。だから僕も買ったんですね(笑)。さて、お仕事でのパソコンの用途を教えてください。

使用しているパソコンはiMacとMac Book Proです。ソフトはイラストレーターとフォトショップ。基本的にパソコンで仕事をすることは好きです。元々アップルが提示するデザインが、分かりづらいかもしれませんが、意識していない中で私は好きです。これはデザインする道具ではあるんですが、嫌な要素が何もないんです。デザインの過程は、まずラフのデザインを手描きで紙に描きます。その後イラストレーター、フォトショップを使いデザインをしていきます。私はあまり悩まないタイプ。仕事が来たら結構すぐにアイデアが浮かびます。方向性はすぐに見えてきます。

人に対しての優しさを持った上でデザインをすることが大切だと思います

――バッファローの機器を結構お使いですね。

はい、今は外付けのハードディスク(350GB)と、無線LANですね。バッファロー製品って売り場で目立っているんです。必ず手にとってしまいます。それってよく考えると凄いことですよね。それでいつの間にか買っています。私もパッケージを作っているひとりなので、あの目立ち方、アピールの仕方は勉強になるんですよ。最近はバッファローのネットワーク対応HDD〈リンクステーション ミニ〉LS-WSX1.0TL/R1WHMを買いました。基本はデータの保存ですが、私は2台のパソコンを仕事で使用しているので、データの共有、Webにつないで外部とのサーバーアクセス機能としても使っています。私の場合、iMacの方とMac Book Proでは使用しているイラストレーターのバージョンが違います。クライアントによって分けているんですが、そういったデータの行き来をサーバーを使用することによってスムーズに行えています。Webアクセス機能によって、お得意先、外注さんの方々へのデータのダウンロードやアップロードがスムーズに出来るようになりました。以前はメールや宅ファイル便等で送っていたので、その煩わしさを考えると本当に便利になりましたね。場合によってはデータがとても重いものもあるので、これがすぐに〈リンクステーション ミニ〉を使って送れるのは時間的に考えても助かります。デザインは可愛らしくて大好きです。そして何とも言えずに小さいんです。そしてこの白!これがいいんですよね。私にとってはアップルがそうなんですが、仕事机の上には視界に入って嫌なものは置きたくないんです。そう考えるとバッファロー製品はデザインも含めて私好みです。

――どうもありがとうございます。机ともバッチリ合っていますね。では最後に内山さんのようなデザイナーになりたい人達へメッセージをお願いします。

デザインというのはアートと違って、目的がはっきりしていなくてはなりません。自分の為にやるのではなく、消費者やクライアントといった誰かの為にやることなので、人に対しての優しさを持った上でデザインをすることが大切だと思います。

――今日はどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

内山 淳子(うちやま じゅんこ)

1976年12月2日生まれ。印刷会社デザイン室にて大阪で6年、同社転勤により東京で2年勤務後、2005年10月よりrice designとして活動開始。都内にて様々な企業のパッケージやグラフィック案件に携わりつつ、2007年中国福建省、廈門(Xiamen)で開催されたXiamen Gift & HomeDecoration showに外国人デザイナーとしての招待され展示講演。昨年から地方各地の特産品のデザイン開発やアドバイス、講演に関わるなどフレキシブルに活動中。

ride design
http://www.rice-design.net/

 

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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内山さん代表のrice designのオフィスです。とても奇麗に整頓されていて、さすがに女性デザイナーの仕事場だなといった感じです。

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オフィスには手掛けた商品が並んでいました。「あ、これ見たことある」というものが結構ありましたね。

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ここからは内山さんがデザインしたものです。まずはインタビュー中にもあった柴田淳さんのプロモーションビデオの為に制作したグラフィックです。「音楽を聞き短時間でそれをイメージ化してグラフィックを作りました。現物は手元にはないのですが、実際撮影用には1600×1000のサイズのものを質感の違う紙の貼り合わせで作成し、風合いも出てよかったです。」

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僕も買ってるエリエールです。内山さん曰く、「フリーランスでの最初のお仕事でコンペでした。声をかけてくださったディレクターの有澤さんが大変センスの良い方で初めにさせて頂いたのがこのお仕事で本当に嬉しかったです。」並びの色合いもさすがに女性らしい感覚の美しさでまとまっていますね。

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これはスパークリングワインです。「スパークリングワインの華やかな気分を高級感のある形で表現しました。」とのことです。

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内山さん曰く、「フレグランスウォーターで、ロフト、ハンズなどで販売されています。コンビニエンスストアやスーパ−で販売されているものと訴求の仕方が違って、おもしろいです。」

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「昨年から関わっている、地方のお仕事の一環で石川県能登の水産加工物を取り扱う会社の商品です。お土産物として都内でも販売できるような品質感があり、この商品カテゴリーでは使用されていなかった箱の形状をご提案して商品化しました。1個販売もセット販売も可能です。」とのことです。

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その「烏賊くらべ」のデザインの過程をPC上で見せていただきました。なんかこれだけでひとつのビジュアルとしてかっこいいなと感じてしまいました。

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お仕事中の内山さんです。奥にはバッファローの外付けハードディスクもありますね。白でまとめられた気分の良い仕事場です。

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バッファロー製品を昔から使用していただいている内山さんですが、これが最近導入したバッファローの新製品、ネットワーク対応HDD〈リンクステーション ミニ〉LS-WSX1.0TL/R1WHM。机の上で可愛く、そして大事なデータを守り、共有し、ネットワークでも大活躍と、その機能をフルに使っていると大絶賛でした。

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内山さんとはある僕が主催しているパーティーで知り合いました。いきなり「エリエール」を手掛けていると聞いてびっくり。おまけにバッファローもたくさん今まで使用していたとのこと。最近では中国の方にも進出しているということなので、海を超えた日本人女性デザイナー代表として突き進んでいって欲しいです。

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

内山 淳子の好きな料理“この一品!”

内山さん曰く、「美味しいお店はたくさんあるのですが、ほっとするのはおうちの何気ないごはんだったりします。実家に帰った時に母が作っていて美味しかったので自分でも作りました。安い鯛も身が締まって味わいが増します。祖父がお寿司仕出しの和食屋さんをしていたせいか料理は好きで気分転換もかねてよくしています。」

今回登場した製品

製品写真

省エネ・静音・超小型ネットワークHDD〈リンクステーション ミニ〉LS-WSXL/R1シリーズ

手のひらサイズのコンパクトな筐体に最大1テラバイトの大容量なデータ保存を可能としたネットワーク対応ハードディスクです。ファンレスで静音性に優れ、デジタルAV機器とともにオーディオラックの隙間に置いていただくことも可能です。高速CPUを搭載し、旧モデル「LS-WSGL/R1シリーズ」比2.5倍の高速転送を実現、USBプリントサーバー機能や、DTCP-IP対応DLNAサーバー、BitTorrent対応でファイルダウンロードをPC無しでできるなど、性能・機能を充実させました。

LS-WSXL/R1シリーズ製品ページ

 
 

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