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法人のお客様

@PROFESSIONAL USERS インタビューby LAVA

伊藤 信道

66 レタッチャー

一秒でも速く作業を。に応えてくれる超高速SSD

第66回目の@PROFESSIONAL USERSは、レタッチャーの伊藤 信道(いとう のぶみち)さん。このインタビューではふたりめになるレタッチャーの伊藤さんは、早くからMacパソコンとの出会いがあり、コンピュータへの愛情は人一倍強い。その伊藤さんが満を持して導入したと言う、バッファローの外付けSSD、SHD-PE64G-RD。この新製品がレタッチャーというプロの現場でどう活躍しているかを、早速LAVAが伊藤さんの仕事場を訪れ、お話を伺いました。

外付けSSD(シリコンディスク) SHD-PEシリーズ
 

最初はミュージシャンを目指していて、就職したのは広告会社の営業でした

――このインタビューではふたりめの登場となるレタッチャーの伊藤さんです。僕自身、以前登場していただいた矢島さんにも伝えましたが、レタッチャーはとても興味深いお仕事だと思っています。レタッチャーになっていったいきさつを教えてください。

実は僕はLAVAさんと歳が同じなんですよ。だから分かってくれるとは思いますが、高校生の時にテレビで見た、プロモーションビデオがきっかけになっていると思います。僕が大好きだったアーティストは当時の最先端テクノミュージックを手掛けていたと言えるアート・オブ・ノイズです。ビデオにもCGをいち早く導入していました。

――アート・オブ・ノイズですね。僕も当時ピーター・バラカン氏がやっていた「ポッパーズMTV」で彼らのプロモーションビデオをエアチェックした思い出がありますよ。確かにかっこいいビデオでしたね。

彼らは当時、相当値段の高かったフェアライトというシンセサイザーも導入していて、サンプリング技術もすでに高かったですね。それで、「これはなんだか面白くなってきたぞ」と思い、シーケンサーを持っている友人と打ち込みのバンドを結成して、ベースを弾きだしました(笑)。

――やはり最初は音楽に行ったんですね(笑)。

そうなんですよね。当時の音楽には勇気をいただきましたね。「僕でもやれるんじゃないか」と(笑)。それに個性的なアーティストが続々と出て来た時代だったから、同時に新しさも感じていましたね。まあ、センスは他に比べたら一風変わっていた子供だったとは思いますが(笑)。

――なるほど。では伊藤さんは当時は音楽で成功することを望んでいたんですね。

そう言われればそうかもしれませんが、メンバーとはあることを決めていまして、「いいボーカリストが見つからなかったら大学を卒業したら解散」という(笑)。

——で、見つからなかった?

その通りです(笑)。それで大学卒業と共に音楽は断念しました。そして就職しなきゃなってことで、広告会社の営業として就職しましたが、タイミングとしてはバブル崩壊。いきなり仕事が減りました(笑)。

——そうか、そうですよね。僕と同じ歳だと分かりますね。当時23歳ぐらいの就職しなければならない年齢の時は、僕はイギリスに行ってしまったのでね。全く就職する気なんてなかったから今イチ分からなかったことですが、当時は僕と同じ歳の人は就職してから大変だったんですね(笑)。

デジタル時代を見据えてパソコンを勉強、レタッチャーの道へ

そうですよー(笑)。その後2年は頑張ったんですが、やはり駄目で、写真の現像所(プロラボ)に転職しました。そこで担当していたお客さんの中で、車のカタログに使うイメージカットをコンピューターを使って合成している人がいたんです。それを見て「これは面白いぞ」と思いムラムラしてきました(笑)。アート・オブ・ノイズが蘇ってきました。当時と言えばPower Macが出た時代です。僕もやってみたいなと思い、Power Mac7500を購入しました。その頃はインターネットも登場しましたね。でもつないでもつながらなかったり、兄が当時からMacユーザー だったので、聞いてみたんですがOSとの相性とかもあって結局インターネットは見られなかったり、なんだか当時はとってもパソコンのことでは苦労した記憶があります。

――実は僕も最初に導入したのがPower Mac7500でしたよ。Cubaseという音楽用ソフトを買ってきて使おうとしたら、どうしたって一拍目で固まるんです(笑)。何度やっても。パソコンでは一拍しか曲が作れないんだなって思いましたよ(笑)。

苦労しましたね(笑)。同じですよ、僕も。それでこれはもっとパソコンを勉強しなければならないなと思い、「デジタルハリウッド」という夜間学校に通いました。マルチメディア系のコースに1年間行って、まとめてパソコンのことは学びました。学校が終わる頃、CASIO QV10というデジタルカメラが登場したんです。それが結構売れまして、その状況を見て、「現像所の仕事は今から10年はもつかもしれないけど、20年はもたないかもしれない」と感じたんです。これは余談ですが、その僕が当時いた現像の会社は一昨年になくなりました。でも現在ではフィルムは全体の5%ですからね。アナログ盤がCDに変わったようなドメスティックな変化が撮影業界にもやって来たんですよね。それで「デジタルハリウッド」を修了すると同時に転職を決意しました。ある人の紹介で「ハイパーペイント」という専門の機会を使っている画像処理の会社に転職しました。僕は営業で入ったんですが、最初の1年で「作る方にまわしてください」とお願いしまくりまして(笑)、結果制作の方に行けることになったんです。

――なるほど、遂にレタッチャー開始ですね。

そうです、遂に来ました。制作の方に移った時には、ハイパーペイントは高い機材だったので、コスト的に合わないので、Macを使おうということになりました。ちょうどその頃G3が発売になって、以前のものよりは作業が早くなったので、導入しようということになりました。僕はパソコンを勉強していたので、制作する方で仕事が出来るようになったわけです。

——備えあればですね、まさに。

はい。ただ、趣味でグラフィックとかを作っていましたが、プロの現場で画像処理に携わると、当たり前なことですが要求されるレンジがまるで違うんです。それに愕然としました。「これは大変な道を選んでしまった」と。そして第2のバブル崩壊がやって来て、それをまともに受けた僕の会社は傾きました。それで結局は会社が吸収合併されることになったんです。僕は大手の会社には行きたくなかったので、2000年からフリーで活動することにしました。その後2002年に、もともとお客さんだった今の会社から誘われまして、現在のレマンプラスにレタッチャーとして勤務しております。

レタッチャーの仕事はありえない世界を表現すること

――結果的には2度のバブル崩壊が、伊藤さんには新たなる未来を提示したんですよね。歳が同じだからなのもあるんでしょうが、なかなか面白い経歴でした。レタッチャーというお仕事について簡単に説明してください。

僕の場合は、広告に使う写真を対象にしたビジュアルメイキングです。広告の場合は、クライアントからいただいたお題を受け、何案かのアイデアをデザインチームがまず提出して、その中で採用されたものを制作チームが手掛けます。そして撮影があり、ありえない世界が我々によって表現されていきます。例えば、家中のものが宙に浮いている広告があるとします。その場合は、まずは部屋の撮影。その部屋のライティングに合うように浮いているものを上手く撮影します。その物体だけをパソコンで切り抜き並べます。並べただけでは空間に合わなく、合成っぽくなってしまうので、空間に合わせたトーンを作っていきます。いわゆるエフェクトですね。LAVAさんがパソコン上で作った音を、まるで生で録音したかのようにプログラミングしていくのと同じです。我々の場合は、影を描いたりとか、動いているものだとブレを作ったりとか。分かりやすくいうなら、我々レタッチャーは写真で絵を描いているような感覚で作業をしている感じです。ただし細かい作業の連続ですし、時間もありません。正直に言えばハードワーク。でも好きで始めた仕事ですので、プロセスがいくらつらくても、それを見てみなさんがニコニコしてくれると嬉しくなりますし、やって良かったなと単純に思います。

――よく分かりました。写真で絵を描くって面白い表現ですね。でもまさにそんな感じなんでしょうね。ますます興味深くなります。さて、パソコンでの作業について教えてください。

現在使用しているパソコンは、Macの最終型のG5です。モニターはナナオの液晶モニターを使っています。それとペンタブレット。主なソフトがフォトショップで、僕はCS2という古いものを使っています。G5については、G4からG5になっていった時に、データの読み書きが一気に早くなったんです。15分かかっていたのが5分になりました。その後Macで、それほど劇的に早くはなっていないので、将来的にはSSDのハードディスクドライブが普及するまで様子を見ています。なので今のG5に合わせて、フォトショップもCS2を使用しています。パソコンで仕事をすることは自分には合っていると思います。本当は手先は不器用なんですよ。だからパソコンのおかげで助かっています。この仕事に就けているのも、パソコンがあったからだと思えますね。

——新たに伊藤さんが導入したバッファローの外付けSSD、SHD-PE64G-RDについて教えてください。

現在現場で使用しているカメラがデジタル。データの運搬ではハードディスクを使うのが当たり前になっていますよね。読み込んだり、コピーしたり、それに使う時間を1秒でも削りたいと常日頃思って仕事をしています。それにあたってSSDのポータブルストレージを使ってみようと思い、今回バッファローの外付けSSD、SHD-PE64G-RDを導入しました。まず使用してみて自分が「速い!」と思えないものは使いません。でもこれは本当に速いんです。びっくりしましたよ。それに大きさが以前よりもさらに小さくなったので、持ち運びが便利。と言うよりも、持って運んでいるという意識は殆どありません。携帯電話のようです。音も静かだし、まるで使っている感がないんですが、でもこのSSDを語る上ではやはり何と言ってもスピードですね。細かい作業を僕らは繰り返すので、要所要所で保存をしなければなりません。その時のスピードが全体の仕事時間に関わっていきます。それにあたってのSSDのスピードはとても速いです。いい感じに作業が進められます。それと僕はあまり撮影現場には行かなかったんですが、データの受け取りがてら撮影現場に行くことも増えたので、このSSDを持って、どんどん外に出ようと思っています。そんなアクティブな発想をクリエイターにも与えてくれるハードディスクなんですよ。

——なるほど。外でのインスピレーションにもSSDは役立つわけですね。素晴らしいことです。では最後に伊藤さんのようなレタッチャーの仕事を目指す人達にメッセージをお願いします。

ソフトの使い方を知っているだけでは全く駄目な仕事です。日常生活の中で、光の方向、影の在り方、物が動いている瞬間がどう見えるか、そういうものを毎日客観的に見て、感じて、仕事にしていってください。

——今日はどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

伊藤 信道(いとう のぶみち)

1967年、新潟県新潟市生まれ。1991年、駒沢大学経済学部卒業後、広告会社に営業職で入社。1993年にプロラボ(プロ向 けの写真現像所)に転職。営業担当のフォトスタジオでやっていた自動車のコンピューターによる写真合成を見て画像処理に興味を持ち、Macを購入し夜間学校にも通いながら独学で学ぶ。1997年に画像処理会社に転職し制作へ転向。Macの他、ハイパーペイントという画像処理専用機も使いながら実戦で修練を積み、2000年にフリーに。2002年、クリエイティブ・コミュニケイションズ(株)レマンより内制化を図りたいとの要請をいただき入社。現在、デジタル系制作子会社の(株)レマンプラス所属。主に本田技研工業、東急グループ、リコー、セコム、京急グループ他の広告ビジュアル作りに携わっています。また、社外からのご依頼も承っております。

(株)レマンプラス
http://www.lemains-plus.co.jp/
Mail:ito@lemains-plus.co.jp

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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東京・渋谷にあるデザイン会社、レマンプラスのレタッチャールームです。この会社はたくさんのスタッフの方がいますが、伊藤さんともうお一人のレタッチャーさんはひとつの部屋を与えられています。さすがですね。

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伊藤さんの数限りなくある作品の一部です。伊藤さん曰く、「膨大な量があるのでほんの一部です。デザイン・プロダクションに席を置く事で、デザイン・チームとのより密接な連携が可能となりました。また、撮影からのご依頼も承っております。」

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車ですね。伊藤さん曰く、「カタログ、ポスター、POP等に使われた仕事です。車のスタイリングでは、実質最後のフィルム撮りになりました。ADの立てたコンセプトにあわせ撮影フィルムの銘柄指名からやっていて、良くあるカチンコチンさをフィルムレベルで押さえ込んでいます。これで7点くらいの合成。フィルムをスキャンして加工する行為は音楽のサンプリングに近い感覚です。」

画像04

こちらも伊藤さんのレタッチによるもの。「渋谷のギャルの殿堂の年始バーゲン告知ビジュアルです。ポスター、雑誌広告他いろいろな媒体に使われています。合成点数は…数えてみてください。基本、カラ舞台・人物・小物類は全部別撮り、建物はCGです。影や映り込みは描いて、色やトーンも全て撮ったままではありません。掲載媒体の矩形違いで4バリエーション作っています。」とのことです。

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レタッチャーの作品ということで、なかなか紹介出来ない作品も多いとのことで、今回この取材の為に作っていただいたものです。伊藤さん曰く、「趣味でDUCATIというバイクに乗っています。この2台が発表になった時にいつか乗りたいと思い2輪免許を取った遅咲きライダーです。仕事の事例は紹介が難しいものも多いので、自分のバイクをテーマに撮影から全部やりました。素人撮影ですので仕事より大変でした。」ありがとうございます!

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伊藤さんがお使いのバッファローの外付けSSD、SHD-PE64G-RD。この小ささ!伊藤さんもおっしゃっていましたが、まるで携帯電話のような感じです。これで容量が64GBあり、信じられない程のスピード。それでいてこれを持って外にどんどん出ていくようになったとも。大絶賛でしたね。

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「昨年から関わっている、地方のお仕事の一環で石川県能登の水産加工物を取り扱う会社の商品です。お土産物として都内でも販売できるような品質感があり、この商品カテゴリーでは使用されていなかった箱の形状をご提案して商品化しました。1個販売もセット販売も可能です。」とのことです。

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

伊藤 信道の好きな料理“この一品!”

伊藤さん曰く、「行きつけの、西東京市にあるバニービーチさんオリジナルの「バニビーバーガー」です。味も良くボリュームもあって食べごたえがあります。自宅から10km程度なので時々食べに行きます。写真の小瓶は"ノン・アルコール"ビールですので、バイクや車でも安心して食事を楽しめます。」

今回登場した製品

製品写真

外付けSSD(シリコンディスク) SHD-PEシリーズ

コンパクト・省エネ・静音にすぐれた斬新なデザインの外付けSSD(シリコンディスク)です。フラッシュメモリーを採用し、HDDでは成し得なかった小型化と軽量化を実現。わずか10cmにも満たない手のひらに収まるボディーと、スリムタイプの携帯電話よりもはるかに軽い62gは持ち運びを快適にします。プレミアム感溢れる光沢ボディーが魅せる「つやスリムmini」。

SHD-PEシリーズ製品ページ

 
 

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