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@PROFESSIONAL USERS インタビューby LAVA

小山 学

69 グラフィックデザイナー

モバイルジャケット装着して、USBを巻きつけて、これでパーフェクト

第69回目の@PROFESSIONAL USERSは、グラフィックデザイナーの小山 学(こやま まなぶ)さん。数えきれない程のCDやパッケージデザインを手掛ける人気デザイナーの小山さんは、LAVAのデビュー作品“Aile Alegria”から4枚のオリジナルアルバムの全てをデザインしてくれた、LAVAが最も信頼しているグラフィックデザイナーです。その小山さんは、バッファローのポータブルハードディスクのコレクターと言っても過言ではないぐらい、たくさんのハードディスクをお仕事で使用しています。今回はバッファローの新製品ポータブルハードディスク、つやスリム(HD-PE640U2)と、モバイルジャケットを導入したということで、早速LAVAが渋谷にある小山さんのオフィス“Swingarm”を訪れ、お話を伺いました。

USB2.0/eSATA/FireWire800/400用 外付けHDD for mac HD-MIBSU2シリーズ
 

絵を描いたり、海外に行くことが仕事になるような人間になりたいと思ってました

――ようやく小山さんが登場してくれました。実は小山さんにはこのインタビューが始まった当初から出てくれるようお願いしていたのですが、何故か断られたんですよ(笑)。その割にはバッファロー製品を山のように持っているんです。

実はその頃の記憶が飛んでいます(笑)。このバッファローのインタビューを読む度に、「なんでLAVAさんは僕には声をかけてくれないのか」とずっと思っていました(笑)。

――(笑)ま、小山さん、忙しかったということで。さて、まずは小山さんがグラフィックデザイナーになっていった経緯を教えてください。

僕は普通の大学に行って、普通に経営学部で勉強をしていました。たまたま広告の授業で、世の中にはアートディレクターとかグラフィックデザイナーといった仕事があるということを知りました。高校時代は登山とかしていましたからね(笑)。もし高校時代にアートディレクター等の仕事を知っていたら、絶対に美大に行っていましたね。それぐらいその広告の授業で影響を受けたんです。それまでは自分が何かになろうというイメージはありませんでした。営業マンとかで8時間仕事ををすることは絶対に出来ないだろうなと思っていましたが、グラフィックデザインの仕事だったら自分でも出来るかなって思いました。それで大学を出てデザインの専門学校に行きました。

――なんか意外でしたね。僕は勝手に、小山さんは相当小さい時からアートに目覚め、その道一直線の人かと思っていました。

いや、全然そうじゃなかったんです。道が出来たのはその専門学校からですね。学校ではグラフィックデザインを2年間勉強しました。その後25歳で広告の制作会社に就職しました。そこではかなり固い仕事をしました。アルミサッシのカタログや、日本経済新聞の仕事、銀行のポスター等。Macのパソコンを覚えたのもその頃でしたね。でもMacを覚えたら何故かCDジャケットを作りたくなったんです。固い仕事をしていたので、Macをいじった時にクリエイティブな感覚を覚えたんですね。

Macのノートをリュックに詰めて、いきなりオーストラリアへ旅立ってみました(笑)

――小山ワールドのきっかけはMacとの出会いだったんですね。その後レコード会社に行きますよね?

はい、徳間ジャパンというレコード会社に転職しました。コネもなく、新聞の募集を見て受けたんですよ。それでCDのデザインに携わりました。そこでソウルボッザトリオの仕事を手掛けるようになりました。これがエポックになっていますね。この仕事は好きにやれたんですよ。アーティストが割と匿名っぽいアーティストだったので、こちらとしては好きなようにやれる、とっても自由度が大きいものでした。

――僕は殆ど小山さんがデザインしたソウルボッサトリオのCDをやレコードを持っていますが、どれも大好きな作品です。音とジャケットが見事に融合していますよね。

このジャケットを見ながらこの音を聴いたら心地よくなるだろうなというのが、僕がデザインする上での大前提です。このソウルボッサの仕事で、海外で写真を撮影をして、それを使ってパッケージを作ると言うノウハウを構築しました。

――とっても聞きたかったので、ソウルボッサトリオの一連の仕事の内容を教えてください。

撮影は自分でも撮るし、プロのカメラマンと行く場合は同行してディレクションをします。"At Wildjumbo"というアルバムが最初に手掛けたソウルボッサトリオの作品です。富士山にロケに行きました。それからが海外シリーズになります。"In Native"はロスで撮影しました。アリゾナ近くの場所で、砂漠での撮影でしたね。次に"Native Vision"というアルバムを手掛けましたが、これはボルネオでジャングルの撮影をしました。ここで何を撮ろうか?と考えました。バンドのメンバーを撮影する時は、その被写体が明確なので、何も迷うことなく撮影出来ますが、なにせジャングルですからね。まずは明確な被写体を見つけることが重要です。そこで、木をメインに構図を作るということをジャングルで発見しました。木を主役にしたんです。

――なるほど、とても面白い話ですね。このジャケットは裏に大きく品番のTKCJ-71453という文字が書かれていますが、これは普通はもっと小さく載せるものですよね?

感覚的にこれをかっこいいと思わせる時代だったかもしれません。それと僕は飛行機の機体に書かれているJAL-132なんとかみたいなものが好きなんですよね。

――なんとなく分かるような気がします。次のアルバムは?

次は"Remixes Blue Sonic"というアルバムで、香港で撮影しました。ここではビルを撮りました。バンドのメンバー、ジャングルの木と同じで、ここではビルの重なり方に注目しました。ビルの立ち位置ですね。インナーの写真には空港の写真を用いました。全体のイメージとしては東洋っぽさを出さずに無国籍感を出してみました。ちなみにビルにあった物干や洗濯物は全て消しました(笑)。こういう写真を撮る場合は建ってからすぐに撮影をした方がいいんです。人が住むと生活感が出てしまいますからね。

――僕はこのジャケットが大好きです。実はこれのレコードの方のジャケットを見て、小山さんに僕の"Aile Alegria"のデザインを頼もうと決めたんです。色もいいし、最高傑作だと思います。

どうもありがとうございます。その次の"Remixes Supernova"はニューヨークでADC賞というのに入賞したんです。この頃は特殊パッケージが流行していて、それを使って、でこぼこしていて触感を楽しめる感じに仕上げてみました。

――どれもかっこいいですよね。僕のアルバムの話も少ししてください。

LAVAさんとの最初の仕事でもある“Aile Alegria "の時は、僕はLAVAさんとは一度も会ってないんですよね(笑)。

――それも変な話ですよね。最初は僕の知り合いのデザイナーに頼んでいたんですが、レコード会社からNGが出てしまい、小山さんが浮上したんですよね。僕の好きなデザイナーでしたし。ただ僕はその時に他の仕事をしていまして、打ち合わせとかそれどころじゃなくって(笑)。今では信じられない話ですよね。僕が立ち合わないでデザインが進むなんて。

確かに(笑)。

――このジャケットは空が曇っていますよね。ジャングルなのに(笑)。

それがかっこいいと思ったんですよ。青空ではないジャングル。でもどうしてこの写真なんだってレコード会社の人には詰め寄られましたね(笑)、普通は抜けるような青空を選びますからね。

――でもそれが大正解でしたね。ドイツにツアーとプロモーションに行った時は、おおぜいのドイツ人に絶賛されましたよ。ジャケットが素晴らしい!って。

嬉しいですね。それと通常横に入れるジャケットも縦に入れて、空を高く見せました。でもドイツ盤は横に入っていましたね(笑)。

――そして2ndの"Mundo Novo"をすぐにリリースしました。

これは一緒に打ち合わせしましたね(笑)。ジェフというオーストラリア人のカメラマンに音を聴いてもらって、彼に撮影は任せました。ジェフは何故か西表島に行きました(笑)。それでまた今回もヤシになったと(笑)。

――なんかLAVAと言えばヤシみたいな感じが定番化してきましたよね(笑)。でも僕は大好きなデザインです。

それで企画盤の"Rhythm&Brazil"を作って、それから"Conixion"ですね。これもヤシ(笑)。

――これは僕の好きなカメラマンの秋田大輔氏のハワイのヤシの写真です。これもとっても気に入っています。小山さんにとって僕との仕事はどんな感じがしましたか?

とにかくブラジルに行きたくなりました(笑)。それでブラジルに行きました。この時に撮影した写真はLAVAさんのミックスCD"Afro Temple Percussive"で使いましたね。LAVAをやっていなかったらブラジルには行かなかったでしょうね。自分の中ではこれはとても大きなことです。いつかブラジルに行かなきゃなという喉につかえているものがとれました。とても爽やかな気持ちになりました(笑)。

私の中でデザインは、整理整頓することとよく似ていると思っています。

――なんて言っていいかよく分かりませんが、それは良かったです(笑)。現在手掛けているお仕事を教えてください。

今は本のエディトリアルデザインが多いです。”ヴァンプス”というL'Arc-en-CielのHYDEさんとK.A.Z.さんのユニットがあって、彼等が主体の”マンスリーヴァンプス”という雑誌や、flumpoolという新人ロックバンドの本等、音楽系の本を多く手掛けています。

――実はたくさん持っているバッファロー製品についてお聞かせください。

CDの仕事をするとデータはCD-RやDVDに焼くことで済むんですが、本の仕事を手掛けるようになると、使用した全てのデータはDVDには入りません。ページの数も違いますし、デジカメのデータはたくさんあるし。それで僕はバッファローのポータブルハードディスクを2〜3年前から愛用しています。先ほど手掛けてると言った”ヴァンプス”だけでふたつ、後はエイベックス用、ソニーミュージック用、ソニーマガジン用、約10個のポータブルハードディスクがあります。まずこれは電源がいりません。USBでまかなえてとても便利です。僕はコードをなくしがち(笑)。それにコードは重くて大きいでしょ。320GBのものはコストパフォーマンスも高かったですね。でもこのタイプのポータブルハードディスクはもう販売が終了してしまったので、結構真剣に探していたら、バッファローのポータブルハードディスク、つやスリム(HD-PE640U2)を発見!でもこのタイプはUSBが巻き付けられないタイプだったので、バッファローのモバイルジャケットというものを装着するとUSBが巻き付けられることがバッファローのサイトを見ていたら分かったので、これでパーフェクトです!ま、ケーブルをなくさなければいいだけの話なんですけどね(笑)。バッファローは僕にとって老舗の周辺機器メーカー。今までこれだけ使用していますが、壊れたことがありません。正直、他社メーカーを仕事で使って壊れて困ったことがありました。だからバッファローはとても信用しています。リクエストとしては、ポータブルハードディスクの1TBが出ればいいなと思います。こんなにハードディスクを積み重ねる必要がなくなりますからね(笑)。

――どうもありがとうございます。確かに本当にたくさんありますね(笑)。では最後に、小山さんのようなグラフィックデザイナーを目指す人達にメッセージをお願いします。

パッケージにしろ、エディトリアルにしろ、どんどん電子化されています。印刷物は衰退し、どんどんとネットに変わってきています。その両方に順応していかなければならないと思います。これは常に自分に言い聞かせていることでもあるんですけどね。

――今日は本当にどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

小山 学(こやま まなぶ)

1965年 埼玉県生まれ。青山学院大学・桑沢デザイン研究所卒。広告制作会社、レコード会社のデザインセクションを経て、2000年独立し、スイングアーム設立。CD・DVD等のジャケット、書籍・写真集・雑誌等エディトリアル等、グラフィック全般のアートディレクション、デザインを手掛けている。

Mail:koyama@swingarm.co.jp

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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東京・渋谷にある小山さんのデザインオフィス"Swingarm"です。僕はここに何度もミーティングに来ては、小山さんの色々なアイデアに毎回驚かされるんです。まさにクリエイティブルームですね。

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ここからはインタビュー中にあった小山さんが手掛けたソウルボッサトリオのジャケットです。まずはロスの砂漠を撮影した"In Native"です。小山さん曰く、「後のLAVAさんにも繋がる、「無人・風景シリーズ」の記念すべき1枚目。」

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ボルネオ島のジャングルでの撮り下ろし作品の"Nature Vision"です。木をメインに構図を作りだしたといわれる革新的な作品です。緑が本当に美しいです。

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僕はこの"Remixes Blue Sonic"を見て、絶対に小山さんに自分のジャケットデザインを頼もうと思わせた傑作デザインのアルバムです。インタビュー中にあった「ビルの立ち位置を考えた」という言葉は、僕の中ではとてもインパクトのあるデザイナーのお言葉でした。

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僕と小山さんの最初のコラボレーション"Aile Alegria" です。僕はこれを見ると当時のこと(約10年前)を思い出します。素晴らしいジャケットだと思います。世界リリースもされました。この縦に入れることで広がる空。そしてその空は完全に曇っています。これぞ小山ワールド!

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僕の2枚目のアルバム"Mundo Novo"です。オーストラリア人カメラマンのジェフ・ジョンソン氏の撮影です。この見事に毛深いヤシ。まさに僕のこの当時の音楽を写真とデザインで現してくれた素晴らしい作品だと思います。夏の時期によく売れました。

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「LAVAさんと仕事をしてようやくブラジルに行けた」と言ってくれた小山さん。その彼がブラジルで撮影してきた写真を使用した僕のミックスCD"Afro Temple Percussive"です。ブラジル、でもまた曇っているんですよね(笑)。

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小山さんが愛用するバッファローのポータブルハードディスクの山です。まだまだあるそうです。仕事内容で分けて保存しているとのことです。

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そして遂に導入したバッファローの新製品、つやスリム(HD-PE640U2)です。ようやく発見と喜んでおりました。

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USBが巻き付けられていないのが残念だったのが、バッファローのモバイルジャケットを付けることでパーフェクトになったと大喜びです。PCまわりも充実させて、また傑作デザインを作り出してくださいね。

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作業中の小山さんです。取材中も電話が鳴り続け、かなりお忙しい様子。やはり人気ものです。

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僕の中では、小山さんは最高峰のグラフィックデザイナーです。話を聞いていてさらに確信しました。今年は6年振りのLAVAの新作をリリースするので、小山さんがどんなデザインで挑んでくるのかが本当に楽しみです。

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

小山 学の好きな料理“この一品!”
「スタミナラーメン」

小山さん曰く、「さいたま市・上尾市周辺の地元食です。普通の醤油ラーメン的なものに、ひき肉とニラを豆板醤で味付けしたあんかけが掛かっていて激ウマです。同地域に系列店が何軒かあって、店ごとに微妙に味が違いますが、写真は高校時代を過ごした上尾にある「娘娘」のスタミナラーメン大盛りです。価格も都内の一般的なラーメンに比べて安めです。興味のある方はWikipediaのスタミナラーメン(埼玉)の項目に詳しく出てますよ。」

今回登場した製品

製品写真

USB2.0/eSATA/FireWire800/400用 外付けHDD for mac HD-MIBSU2シリーズ

流れるようなボディーラインと光沢感の“つやスリム”。別売りのシリコン製ジャケットを装着するとケーブルを巻き付けて、スマートに持ち運ぶことができます。Windows Vista、XPなどUSBポート搭載のWindowsパソコンと Mac OS X 10.4以降のIntel製CPUを搭載したApple Macシリーズに対応し、USBバスパワー駆動でご利用いただけます

HD-PEU2シリーズ製品ページ

 
 

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