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HOME > @PROFESSIONAL USERS インタビューby LAVA > 72 トシ・オオタ+及川キーダ

@PROFESSIONAL USERS インタビューby LAVA

トシ・オオタ+及川キーダ

撮影監督・フォトグラファー + 画家・イラストレーター

ネットワーク対応だから、2台のPCから同時に使えてとても役立っています。

第72回目の@PROFESSIONAL USERSは、フォトグラファーのトシ・オオタさんとペインターの及川キーダさんです。おふたりは映像と平面でのコラボレーション“Mixed”を手掛け、今までにたくさんの作品を作りあげ、数々のエキシビジョンに参加しています。世界を股にかけ活躍するトシさんと、ELLEやVOGUE等のファッション誌等でもイラストの活動をするキーダさんとのコラボレーションは、現代のアート界において最も注目する存在と言えるでしょう。そして“Mixed”の活動は今年で10周年を迎えます。そのおふたりがクリエイティブの作業で、バッファローの外付けハードディスク、Link Station/LS-CH1.5TLをご使用とのこと。早速、東京・富ヶ谷にある彼等のオフィス“RAG”を訪れ、お話を伺いました。

DLNA/Webアクセス機能搭載 ネットワーク対応HDD LS-CHLシリーズ
 

東京のあるギャラリーでたまたま隣にいて、「何かやってみない?」って

――まずはおひとりずつお聞きしますね。フォトグラファーのトシ・オオタさんです。トシさんがフォトグラファーになっていった経緯を教えてください。

トシ(以下ト):僕はもともと映画のカメラマンから入りました。そこからドキュメンタリーやCMの仕事も手掛けます。当時は映画もCMも同じフィルムを使用していました。デジタルの前の世代です。その最後の世代に映画や広告の世界でフィルム撮影をメインに仕事をしていました。そこから広告やミュージシャンのプロモ、ステージ写真、ファッションの撮影に移行していきます。MTVが日本に登場する前に僕はMTVの仕事を手掛けていました。

――なんとその時に我らがローリングストーンズと仕事をしていますね。

ト:はい。彼等の90年の初来日の時にインタビューやライブの撮影をしました。おそらくフィルムを扱うムービーの経験からここにつながったんでしょうね。
(そしてトシさんとストーンズのメンバーとの写真を見せてもらう)

――あごがはずれそうです(笑。いや凄い。ざっと上げさせてもらうとトシさんは他にビヨーク、アート・ブレイキー、B.B.キング、バディ・ガイ、イブラヒム・フェレール(ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ)、それにロバート・デ・ニーロまで撮影しています。凄まじいです、本当に。

ト:レコード会社との仕事は結構やりましたね。そこからファッション系へとリンクしていきます。そしてファッションからアートの世界へと進んで行きました。なので今は音楽、ファッション、アートの仕事が多いです。僕は写真は素材の一部だと思っています。その次のステップに行こうと思った時にキーダと出会いました。絵とのコラボレーションが始まります。

――なるほど、その話はまた後で聞きますね。では次はペインターのキーダさんです。キーダさんと絵との出会いは?

キーダ(以下キ):2歳で絵描きになることを決意していました。

――えっ!それは早い!今までのインタビューの中でも一番早熟です(笑)。

キ:間違いなく2歳です(笑)。とにかく絵ばかりを描く子供でした。私はひとりっこで、絵を描いていればおとなしくしていたらしく、親が私にどんどんと色鉛筆やクレヨン等の画材を買ってくれるんです。そして絵を描くとまわりの人が喜ぶということに気づきました。外で描いていても人が寄ってきます。みんなが注目してくれるんです。なので「画家になる」と2歳で宣言していましたね(笑)。その後高校生になる時には「芸大に行こうかな」となんとなく思うようになっていました。結局は造形大学に1年通ってから芸大に入ります。油絵と版画を勉強しました。そこから「絵を職業にするには?」と考え、イラストレーターという仕事を知ります。私はファッションにも興味があり、たまに友人にモデルを頼まれるとやっていたので、その世界の人達と知り合うことでファッション雑誌にイラストを描くようになりました。モデルって自分の写真を持ち歩きますが、私の場合は自分の絵を持ち歩いていました。なのでショーの時などはディレクターや関係者に絵を見せていました。

――それは面白い話ですね。

キ:そこで知り合ったELLEやVOGUEの方々ともいまだに仕事をしています。長い付き合いの中で仕事を得ていますね。自分の絵のスタイルは「出会い」で変わります。人や風景との出会い、その時受けた印象で私は変わっていきます。ここに行けば面白い人々に出会えるんじゃないかと常に思っていることが私の絵のテーマでもあるんです。生きていることイコールが、絵を描くことにつながっていますね。

――素晴らしい生き方ですね。誰もが憧れる考え方だと思います。さあ、そしてふたりは出会うわけですね。

ト:東京のあるギャラリーで12〜3年前に会いました。アーティストが集まる所でした。その場にいた人に、原宿「レナウンビル」でグループ展があるので何か展示をしてくれないかとそお願いをされまして、たまたまキーダが僕の隣にいたんですよね。

キ:それで私からトシさんに「何かやってみない?」って。

ト:そう、それで「じゃやるか」と。

知り合った被写体の人達がまた成長して、その様変わりで僕らの作品も変わっていくんです

――えっ、初多面でいきなりコラボの約束ですか?

キ:そうなんですよ(笑)。そこで生まれたのが“Mixed”です。ちまたによくある、絵と写真を並べて「二人展」みたいなことはしたくなかったので、どう写真と絵を融合させるかが最大のテーマでした。要はコラージュです。考えた結果、2台のプロジェクターを使って写真と絵のスライドショーをしてみることにしました。2枚の作品が重なる瞬間の美を目指したんです。

ト:写真はモノクロ撮影して、キーダの絵もスライド化させようと決めました。それで肝心の被写体をどうしようかと考えていたんですが、たまたま友達4人で飲んでいた時に私とキーダ以外のふたりはハーフの友人だったんです。「Mixと言えば俺たちのことだよな」ってハーフの男の子が言い出しました。これはナイスアイデア!と。写真と絵が混ざり、被写体も血が混ざリあっている、そこにオリジナルの雰囲気を出して表現しようとふたりで決めました。そこにはまず当然僕とキーダの個性が混ざり合っていなければいけないんですよね。それが“Mixed”の始まりです。

――今年でその活動も10周年なんですよね。

ト:はい。新しい表現のジャンルを作ろうと思ってやっています。知り合った被写体の人達がまた成長して、子供だった人が大人になり、大人だった人が子供を産み、その様変わりで僕らの作品も変わっていくんです。自分達の作品でもあり、被写体のヒストリーでもあります。

キ:トシさんは撮影監督としてドキュメンタリー映画も手掛けていたので、そのタッチも“Mixed”には入っていますね。ドキュメンタリーってその場にいないと出来ないものです。絵は想像の世界で描くことも出来ますが、私はトシさんの影響もあって、ちゃんと足を運んで描くことは大切なんだなと思うようになりました。

ト:“Mixed”は仕事と言うよりも、お互いの力を使って絵と写真の新たなるジャンルを作ろうという意識の方が大きいですね。

――“Mixed”以外のテーマの展示もありますね。

キ:“Le Pittoresque Au Japon”(絵のように美しい日本)という展示では和と洋のコラボレーションを目指しました。わびさびもあり、ポップ。でもとっても渋い世界です。テーマが深かったので大変でしたね。ますはイメージにあったモデルを探しに行きました。例えばブロンドの女の子が真っ黒に髪を染めているとか、逆に日本人がブロンドに染めていたりとか。そういったイメージをどんどんお互いに出して、その人を探しに行くんです。トシさんは代々木公園でタトウーのたくさん入った外国人をナンパしていました(笑)。楽しい作業でもあるんですけどね。

ト:今年は10周年なので、秋ぐらいには展示という形で何か出来ればいいなと思っています。

誰もが買える情報を毎日眺めるよりも、自分でしか過ごせない時間を過ごしてください。

――本当に僕はファンなので楽しみにしてます。パソコンを使用して作品は作っていますよね。その話をお願いします。

キ:私が担当です(笑)。このコラボレーションはパソコンがないと出来ません。私はiMac、Mac Book Proを使用しています。行程を説明すると、まずはトシさんの魂こもった(笑)フィルム撮影があります。その後フィルムのままか1回紙焼きしたものをスキャニングしてパソコンに取り込みデータ化します。TIFFが多いです。そして私は紙に手描きで絵を描いていきます。トシさんの写真を見てイメージをわかすのではなく、撮影の時から何を描くか、ある程度ふたりで決めているので、そんなに描くのに時間はかかりません。その後描いた絵をスキャニングしてフォトショップを使い写真と重ねていきます。実は30〜40ものレイヤーを重ねています。

――この作品の深みや立体感はそういったレイヤーが表現していたものなんですね。

キ:それもあると思います。それと私は横浜と東京の2カ所の作業場で仕事をしますので、最近導入したバッファローの外付けハードディスク、Link Station/LS-CH1.5TLが役立っています。このハードディスクは2台のパソコンで同時に使えますね。ネットワークの機能がついているのも役立ちます。実はバッファローは昔からデータのバックアップで使用していますが、この作業が私たちには特に大事です。データさえきっちり持っていれば、また新たにプリントし直そうとかいう時にすぐに取り出せますよね。このハードディスクが新たなるアイデアのストックにもなっています。

ト:“Mixed”だけではなく、また色んな作品を作っていくうえで、すぐにデータが取り出せるのは便利ですよね。それに作品の整理整頓も大事ですからね。

キ:作った作品は全て頭に入っているので、あまりアイデアを思い出すことだけの為に見直したりはしないのですが、取材や、過去の作品を取り出して発表しなくてはならない時はハードディスクのストックが本当に大事になります。前回、過去の作品をあるレストランで展示しましたが、その時はそのお店の壁を考え、プリントを新たにし直しました。そういう時にも過去のものをストックしておくことは本当に大事なんですよね。私たちは撮るのも描くのもアナログです。Mixさせるプロセスがデジタル。最終的に紙にするのもアナログ。不思議な行程です。

ト:僕たちの作品って基本的にサイズが大きいんです。一番大きいものでは竹林の作品で、6mもあります。そうなるとデータも自然に大きくなり、その大きくなったデータの行き来も激しいのです。なので大きな容量のハードディスクは常に必要なアイテムです。これからも大きさとクオリティーにはこだわっていきたいです。もともと僕は映画の世界の出なので、どこまで作品を大きく出来るかの?ということも考えます。これはテクノロジーと一生並走していく部分ですね。アナログだけにこだわっているのなら、写真を撮って、絵を描いていればいい。でもせっかくプロセスでデジタルを使用しているので、ここは自分達なりにチャレンジしてきたい部分です。なのでバッファローさん、頼りにしてますよ!

――なるほど。良く分かりました。では最後にまずトシさんからフォトグラファーになりたい人達にメッセージをお願いします。

ト:僕は35年前にカナダに行って初めて写真を撮りました。実は最近35年振りにまたカナダに行ってみました。色あせないものがそこにはまだあるのかを見に行きました。まずは人やものや場所をよく知ること。国や音楽にインスパイアされること。写真はテクノロジー的に色んなことが出来るようになった今だからこそ、自分でしか出来ない何かを欲するべきです。

――僕もそう思います。ではキーダさん。

キ:絵をやりたい人はこもりがちの人が多いのですが、色んな場所に行ってフレッシュな感覚を見に付けることは大事ですね。面白い人生じゃないと、面白い絵は描けないかなと思います。人生は一度きりなので、楽しんで、いいものを感じたりもらったり、あげたりすることが大切です。私の場合はたまたまコミュニケーションツールで絵がありました。毎日新しく何かを感じ取ること、誰もが買える情報を毎日眺めるよりも、自分でしか過ごせない時間を過ごしてください。私はたまたまペインターなんです(笑)。

――今日はどうもありがとうございました。

Creator's Profile

本人写真

トシ・オオタ

トシ・オオタは、TVCF、プロモーション・フィルム、ドキュメンタリー映画などで撮影監督を務め、ファッションや音楽の分野でスチール写真も手がける。'90年 ローリング・ストーンズ ジャパンツアーリポート (MTV)から始まり、B・B キング&バディ・ガイ、ブエナ・ビスタ・ソヒアル・クラブ、ソニック・ユース、ビョーク等・・・洋楽系ミュージシャンのオフィシャルカメラマンとして活動。'97年からフランス『ル・モンド』紙のジャーナリスト、ブリス・ペドロレッティと『日本をテーマに探る』ドキュメンタリー映画を制作。各国の国際映画祭に出品。'00年から画家の及川キーダとコラボレーションシリーズをスタートさせ、[絵画+写真 / 映像]の新しい表現に取り組む。
TVCFでは、'93年〜 企業系(SEIBU・セゾングループ・PARCO)電気機器メーカー(ビクター、ナショナル)食品メーカー(ロッテ、グリコ、ハウス)'02年 NHK公共放送・・・等 他多数。

Toshi.OTA
http://toshi-ota.com

本人写真

及川キーダ(オイカワキーダ)

及川キーダは、東京芸術大学を卒業し、平面作品を制作・発表する傍ら、ファッションや音楽などのテーマを中心にイラストレーションを雑誌、広告、各種媒体に掲載。トシ・オオタとのコラボレーション作品を含め、国内外での作品展示、スライド・プロジェクションや、ライヴ・ペインティング、ファッション・ブランドや企業とのコラボレーションなど、多様に活動。トシ・オオタとともに「oekaki project」カンボジアの学校建設のチャリティ展示などを続ける。
主な掲載誌は、VOGUE NIPPON、VOGUE homme、ELLE JAPON、ELLE KOREA、Harper's Bazaar、marie claire Taiwan、GQ、VOCEなど。主なクライアントは、Cartier、CHANEL、Dior、Volvic、SUBARU、TOYOTA、青葉台東急スクエア、CHIVAS REAGALなど。CDジャケット「ディズニー・ミーツ・ジャズ」Gil Goldstein & Friends(Walt Disney トリビュートアルバム/ avex)

Keeda Oikawa
http://www.keeda.com

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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東京・富ヶ谷にある彼等のオフィス“RAG”です。この日はとても気温が高く、たどりついたら汗びしょびしょ。でも彼等が笑顔でウエルカムな感じで迎えてくれました。

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ここからはToshi.OTA+Keeda Oikawaの作品です。モデルはMen’s CLUBなど、数々の雑誌や広告で、モデルとして活躍なされていたJoeyさん。
Mixed 2000」Toshi.OTA + Keeda Oikawa
model: 近藤 Joey 雅弘 ---U.S.A (Italian American) × Japan---

画像03

ブラジル人と日本人のmix、カーリン。だんだんと彼等の世界観が伝わってきますよね。
Mixed 2000」Toshi.OTA + Keeda Oikawa
model: Karin Sayuri Grotts ---Brazil × Japan---

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モデルはコンゴ人と日本人のmix、モセカ。僕も好きな一点です。
「Mixed 2006-Ouistiti-」Toshi.OTA + Keeda Oikawa
model: Moseka Kajunju ---Congo × Japan---

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フランス人と日本人のmixの兄弟、弓ちゃんと、響くん。ふたりとも、和太鼓を奏でます。
「Mixed 2006-Ouistiti-」Toshi.OTA + Keeda Oikawa
model: Kyou & Yumi Kitayama --- France × Japan---

画像06

ドイツ人と日本人のMix、ジュン。彼はインテリアデザイナーだそうです。
「Mixed 2006 - Ouistiti-」Toshi.OTA + Keeda Oikawa
model: Jun - Florian Peine ---Germany × Japan---

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イギリスと日本のmix、趣音くん。東京に住んでいたときは、CMなどにも出演していた人気モデルでした。可愛いです。
「Mixed 2006 - Ouistiti-」Toshi.OTA + Keeda Oikawa
model: Shuon Olowu ---U.K. × Japan---

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ギニアと、日本のmix。アコウくん。Babyの時、中学生の時の写真と絵を時空をこえてMixした作品。これぞ“Mixed”と言える部分ですね。
「Mixed 2006 - Ouistiti-」Toshi.OTA + Keeda Oikawa
model: Akou Takasaki ---Guinea × Japan---

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キーダさんが大事に使っていると言う、かなり昔のバッファローのハードディスク。新しいものの横にさりげなく置かれていたので撮っておきました。

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最近彼等が導入したバッファローの外付けハードディスク、Link Station/LS-CH1.5TL。
作品のストックはとても丁寧にストックしているおふたり。今年で10週年を向かえるそうなので、また新たな作品がこのハードディスクに収まれるんでしょうね。

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“RAG”でお仕事中のふたり。アナログ+デジタルってまさにこのふたりにあるような言葉だなと感じました。絶妙なコンビですよ。

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実は前回のキーダさんの展示会で僕は一点絵を買いました。彼等の作品に出会ったのは結構前で、以前から話がしたいなと思っていたんです。実現出来たのは最近なんですが、会って増々ファンになりました。プロのアーティストとしての思いは熱く、そして志は高いです。とても勉強になったインタビューでもありました。10周年、本当におめでとうございます!

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

トシ・オオタ + 及川 キーダの好きな料理“この一品!”
「ギネス&ビーフ」

2000年「Mixed」のコラボレーションの際にモデルをしていただいた、イタリア系米国人のハーフの、近藤JoeyさんのBar「六本木GRINGO」の「ギネス&ビーフ」! 牛のすね肉をギネス・ビールで煮込んだアイリッシュ郷土料理。手間ひまを惜しまず心がこもった味に、ワインがすすみます。実は、裏メニューなので、注文はこっそり。笑

Bar Amore Di Vino GRINGO
港区六本木7-18-14 B1 TEL 03-3746-0995

今回登場した製品

製品写真

快適つやスリム ポータブルハードディスク HD-PEU2-PKシリーズ

家の中でのデータ共有はもちろん、外からもインターネット経由でアクセスできる、Webアクセス機能を搭載したネットワーク対応ハードディスクです。東芝製液晶テレ ビ〈レグザ〉のハイビジョン録画機能対応で、地デジや BSデジタルのハイビジョン放送録画にも対応。さらにDLNAサーバー対応、BitTorrent対応など、各種の便利な機能も充実しています。

LS-CHLシリーズ製品ページ

 
 

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