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@PROFESSIONAL USERS インタビューby LAVA

中井 深雪

74 音楽療法士

信頼性の高いバッファローだから大切なデータの管理も安心

第74回目の@PROFESSIONAL USERSは、音楽療法士の中井深雪さん。ミュージカルやテレビ番組のアシスタント等を経て、音楽療法との決定的な出会いが彼女の人生を大きく変えました。音楽大学で得た楽曲制作の能力や演奏力で、医療の世界に貢献する素晴らしい仕事を手掛けています。ヒーリングとはまた違う「即興演奏」で心、体の病を治していくという音楽療法の現場で、バッファローのネットワーク型ハードディスク、LS-XH2.0TLが使用されています。早速東京・世田谷にある中井さんの仕事場、MTN世田谷対話音楽工房を訪れ、お話を伺いしました。

DLNA/Webアクセス機能搭載 ネットワーク対応HDD LS-XHLシリーズ
 

ブリージングサイコセラピーで見えた音楽療法への道

――作曲家の僕から見ても素晴らしい仕事と思える音楽療法士の中井深雪さんです。そもそも音楽療法に出会ったキッカケを教えてください。

もの凄いキッカケですよ(笑)。最初の仕事はテレビのワイドショーのアシスタントやミュージカルの養成を受け、舞台で踊ったりもしていたんです。私は音楽大学を出ていたので、下手でしたが歌が好きでした。ピアノも弾けましたので、BARとかで即興で歌ったり弾いたりすることが大好きだったんです。その後広告代理店に勤務してワインの広告やスパークリングワインのCM等を手掛けました。そこには約4年間在籍しましたね。その時期に妊娠して子供を産むことになったので退職しました。その後の1995年に阪神大震災が起きます。ミュージックボランティアという集団が登場して話題にはなりましたが、そこにはまだ興味は持ちませんでした。無事に出産しましたが、どうしてもまた働きたかったので、子供がまだ1歳にしかなっていないのに、働きたいがために強引に保育園に子供を預けようとしてたり(笑)。

――預かってくれたんですか?

くれません(笑)。でも次は結婚したとか子供が出来たとかの理由で辞めなくてもいい仕事がいいと思っていたんです。それで決定的な瞬間がやってくるんです。

――おっ、楽しみです。

LAVAさん、かなり驚きますよ。

――(笑)お願いします。

母親の親友がブリージングサイコセラピーをやっていました。呼吸法を使った催眠療法です。私はその催眠療法を彼女にやってもらうことにしたんです。ヒーリング音楽がかかり、私は寝ていて軽く目を閉じています。先生が「はい、ゆっくり呼吸してー、大きく呼吸してー、リラックスしてー」と呼吸のコントロールをしてくれます。驚いたことにとても長い呼吸が出来るようになるんです。

――ちょっと質問しますが、なんでその時期に中井さんはブリージングサイコセラピーを受けることにしたんですか?

ここが大事です。自分の過去、現在、未来の全てが書いてある「アカシックレコード」という百科事典があります。それは宇宙の図書館にあるんです。

――えっ、宇宙ですか?

はい、宇宙です。アカシックレコードは本人しか見られません。私が何故ブリージングサイコセラピーを受けたかというと、その自分の全てが書かれた百科事典を宇宙に行って自分の目で見てくるためです。そして私はどういう仕事に就くべきかを当時本当に知りたかったんです。

――相当楽しみな話です。それで?

まずイカダで宇宙に行きました。なんでだかは分かりませんが(笑)。でも宇宙空間に図書館は全然見当たりません。先生が「そこ曲がって」とか色々言ってくれるんですけどね。そうしたら突然花畑が現れました。「キレイ!」と叫ぶぐらいの美しさ。すると先生が「そこにいてはいけない!」って言うんです。その瞬間まるで舞台転換みたいに再び宇宙空間に戻りました。その後すぐに近代的な真っ白な全面がガラス張りの立派な図書館が現れました。中はもちろん書物だらけ。中に入りアカシックレコードを見つけ、めくっていると全て真っ白。なんにも書いていないんです。あわててめくっていたら、たった2文字がはっきりと目に入ったんです。そこには「療法」と書いてありました。その瞬間「音楽療法だ!」と叫んだんです。先生が「見えたね」と一言。そこで終了です。でもなんで「音楽療法!」と叫んだかは自分でも分からなかったんです。だってその言葉すら知らなかったんですから。

――聞き入ってしまいました。アカシックレコード、かなり気になります。でもちょっと怖い気もしますよね。自分の全てが書かれているな本なんて。僕は見られないなあ。

でも先生が言っていましたが、そこまではっきり見えたのは中井さんぐらいだって。見えない人も大勢いるんですよね。

大切なのは「子供も私たちもお互いが音楽療法を楽しむ」こと

――なるほど。それで「音楽療法」はどうなっていきましたか?

その1週間後にベビーカーをひいてデパートを歩いていた時に、「そう言えば音楽療法って何だろう?」って思い、本屋に入ったんです。そこにたった1冊「子どもの音楽療法ハンドブック」という本があったんです。買って読んでみて始めて音楽療法には即興を使えることを知ったんです。今までは即興って何の役にも立たなかったんでびっくりしました。本の中に「即興演奏が本命!」という項目がありました。そこで音楽療法は本当に天職かもしれないと思ったんです。

――そういうエピソードで天職が見つかるんですね。これは大変面白い話でした。

それからは行くべき学会がどれだかトントンと分かるようになり、作曲家のポール・ノードフ氏と心理学者のクライブ・ロビンズ氏からなるノードフ&ロビンズ音楽療法が始めたアプローチに出会い、この大きな研究会を見に行きました。即興の音楽療法のフィルムを見て、「やはりこれだ」と思いました。その4ヶ月後に精神病院で実習が始まり、あれよあれよという間に3年半で学会で論文を発表するようになりました。

――とても早い出世ですよね。どうしてですかね?

ノードフ&ロビンズの発表会に行った時点でやるべきことが見えていました。どんな音楽療法士になれるかが完全に見えたことで、仕事に対する強烈なモチベーションが生まれたんでしょうね。そこから15年、まっすぐ音楽療法士として進んできました。

――音楽療法で行っている内容を教えてください。

その人その人に合ったプログラムを作り、その実施、実演。主にピアノを弾いたり歌ったりです。そしてミーティングでの評価、その後アセスメント(自分の理論を確かめる作業)をします。それを延々と繰り返します。主に訪れる方で一番多いのは自閉症の子供、発達障害の子供。大人だと脳梗塞のリハビリの方や、更年期障害の方。その他都内の施設を回り、音楽療法のセッションをします。使用する楽器は基本は音が出ればなんでも使います。ピアノ、効果音の出るキーボード、シンセサイザー、音楽療法のために作られた楽器と言われているトーンチャイム(写真・参)、ドラム、民族系のパーカッションも使用します。昔はパソコンの音楽ソフトを使って作曲をして、セッションをするという方法をとっていましたが、時間のかかる作業なので、今はある楽器を使って即興の演奏をしながらのセッションが中心になっています。

――音楽療法を体験した子供達の反応はいかがですか?

しゃべれない子供がしゃべれるようになったり、発達障害と診断された子が見た目が健康児と同じになり、普通に学校に通えるようになったりしています。音のコードを全部覚える子もいて、楽器も弾けるようになります。大切なのは「子供も私たちもお互いが音楽療法という現場で楽しむ」ということです。

好きな音楽を人と分かち合いたいと思う気持ちを持ってください

――僕も中井さんの話は勉強になります。ではパソコンでの仕事について教えてください。

音楽療法を始めた頃はパフォーマー等の音楽ソフトを使ってMacで画面を見ながら作曲して譜面にしていくということをしていましたが、ライブセッションが増えるとその時間もなくなってきました。母親活動もあるし(笑)。98年には自身のホームページを立ち上げましたが、これまた忙しくて宣伝している暇もなくなります。ただ、データだけは増え続けます。セッションの記録データ、主に音声ファイルや映像です。後は記録評価のレポートデータベースです。これが莫大な数に増えていきます。最近ではスタッフも5人に増えて、ひとつのデータをスタッフと共有するようになりました。でも、仕事を持って帰って作業をしようとしたのにデータを音楽室に忘れてきてしまった、みたいなことが起こるんです。そういう時にわざわざ音楽室まで取りに帰ってこなければならないんです。音楽のデータファイルは結構重いのでメールでは送れません。なので、スタッフが限定的にネットワークでアクセス出来るハードディスクが必要でした。Google等もそういったサービスをしていますが、私たちの場合はプライバシーの強いデータファイルなので、完全に自分で管理出来るようにしておきたいのです。まさに「棺桶まで持って行く覚悟」です。それぐらい音楽療法でのデータの管理、保存には責任を持ってやっています。現在は信頼性が最も高いと言われているバッファローさんのネットワーク型ハードディスク、LS-XH2.0TLを使用しています。このハードディスクのおかげで重い音楽ファイルもスタッフがパスワードを入れてくれればわざわざ取りに帰らなくてもいいですし、大切なデータの管理も安心して行えます。8GBのメモリフラッシュを買う必要もなくなりますしね(笑)。デザインのことは良くは分かりませんが、昔と比べると軽いし、すっきりしたかっこいいデザインになりましたよね。女性にも支持されそうだと思います。

――ありがとうございます。では中井さんのような音楽療法士を目指す人達にメッセージをお願いします。

どんな音楽でも好きになること。出来れば自分でも音楽が作れるようになり、それを人と分かち合いたいと思う気持を持つこと。人の一生に対する敬意を持つこと。その人がどんな人であれ、その人生がちょっとでも良くなればという思いですね。それと、自分を解体、再生出来るかの勇気を持つことです。

――今日はどうもありがとうごいざいました。

Creator's Profile

本人写真

中井 深雪(なかい みゆき)

日本音楽療法学会 1998年度 認定音楽療法士 2003年度、2008年度更新

国立音楽大学卒業後、ミュージカル(コーラスグループ「いずみたくファミリー」元メンバー)、マスコミ(NTV「スクランブル3」出演等)、広告(広告代理店営業勤務)等の分野で表現教育から商業表現までコミュニケーションとしての芸術表現に携わる。その後音楽療法と出会い、1995年より犬山病院(精神科単科)、非常勤、カルチャースクール講師、専門学校非常勤、世田谷区立三宿つくしんぼホーム非常勤、同砧工房非常勤、荒川区生活実習所分場あらかわ希望の家非常勤等、乳幼児・児童への音楽によるさまざまな支援をはじめ総合失調症患者、他精神科・心療内科受診者、知的障害児・者、重度重複障害児・者、思春期危機等のための音楽療法の実践、研究、治療のための楽曲制作に携わる。現在、講演、演奏活動等も行っている。
ホーム・ヘルパー2級課程修了。

発表論文:治療構造としての音楽療法プラットフォーム(共著)音楽療法研究、
3:107-115、1998他
著書:「母と子の対話音楽集〜Play for you〜心のおしゃべり音楽室」全2巻
全音楽譜出版社刊、2003
共著書:「音楽療法のすすめ」第5章「自閉症児のための音楽療法」ミネルヴァ書房、2006

http://home.u02.itscom.net/mtnsmds/

Interview Photo

※画像をクリックすると大きな画像をご覧頂けます。

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中井さんの人生を決定づけた音楽療法の本、「子供の音楽療法ハンドブック」(若尾裕・田中由美子・三船一子・山河真由美 著/音楽之友社)。即興の音楽を奏で医療の現場に挑んでいった中井さんの最初のバイブルです。

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東京・世田谷にある中井さんの仕事場、MTN世田谷対話音楽工房です。「音の出るものはなんでも使う」という中井さんの言う通り、ありとあらゆる楽器がそろっていました。あまりに楽しいので僕も時間を忘れてスタジオにいましたよ。

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インタビュー中にもあった音楽療法のために作られた楽器と言われているトーンチャイムです。全てのメジャーコードに分かれていて、鳴らすとなんとも言えない柔らかいチャイム音が響きます。心が落ち着く音です。

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セッション中の中井さん。彼女が言っていたことで印象的だったのが、
「子供も私たちもお互いが音楽療法という現場で楽しむ」。中井さんは常に笑顔の女性です。子供たちへの音楽は彼女のハートが鳴らしていると僕は思っています。

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公演中の中井さんです。取材日も神戸の学会から帰ってきたばかりの日に行いました。日本中に音楽療法を広げています。

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音楽医療の現場では欠かせない大切なデータの管理。この全てをバッファローのネットワーク型ハードディスク、LS-XH2.0TLに託しています。スタッフとのデータ共有にも大変役立っていると言ってくれました。「個人のデータは棺桶まで持って行く覚悟」。印象的なお言葉でした。

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中井さんと知り合ってまだ2ヶ月ほどですが、彼女の最大の魅力は”人力”です。とてもパワフルで愛に満ちあふれた女性です。僕の深夜のパーティーにも毎回笑顔でやってきてくれるんですよ。この世界で本当に素晴らしいと胸をはれる仕事をなさっていると僕は思っています。これからも真剣に勉強させていただきます。

Creater's Favorite Foods

クリエイターのお気に入り料理

中井 深雪の好きな料理“この一品!”
「チーズの盛り合わせ ドライフルーツ添え」

中井さん曰く、「好きなお料理はたくさんありすぎてしぼりきれなかったので、料理とは言えないものかもしれませんが、赤ワイン好きの私がワインを注文するときに必ずオーダーするのがこれ。特に、ゴルゴンゾーラが大好きです。ドライフルーツも、できれば少し多めに添えてもらいます。これだけで、気分は非日常へとパッと変わるので、簡単です。こないだも、LAVAさんのパーティーで、LAVAさんファンの女性たちと楽しくシェアしました〜」

今回登場した製品

製品写真

DLNA/Webアクセス機能搭載 ネットワーク対応HDD LS-XHLシリーズ

デジタル家電でデータ再生できる「DLNAサーバー」機能や、外からも接続できる「Webアクセス」機能に対応。また、「DTCP-IP」に対応し、スカパー!HD録画や〈レグザ〉で録画した番組を本製品にダビング(ムーブ)して家中で再生できます。

LS-XHLシリーズ製品ページ

 
 

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